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ルビー・スパークス

Ruby Sparks
2012年【米】 上映時間:104分
ドラマラブストーリーファンタジーロマンス
[ルビースパークス]
新規登録(2013-04-28)【8bit】さん
タイトル情報更新(2023-04-09)【イニシャルK】さん
公開開始日(2012-12-15)


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監督ジョナサン・デイトン
ヴァレリー・ファリス
キャストポール・ダノ(男優)カルヴィン・ウェア=フィールズ
ゾーイ・カザン(女優)ルビー・スパークス
クリス・メッシーナ(男優)カルヴィンの兄 ハリー
アントニオ・バンデラス(男優)モート
アネット・ベニング(女優)カルヴィンの母 ガートルード
アーシフ・マンドヴィ(男優)カルヴィンのマネジメント担当 サイラス・モディ
スティーヴ・クーガン(男優)作家 ラングドン・サープ
エリオット・グールド(男優)精神科医 ローゼンタール博士
川田紳司カルヴィン・ウェア=フィールズ(日本語吹き替え版)
木下紗華ルビー・スパークス(日本語吹き替え版)
高島雅羅ガートルード(日本語吹き替え版)
木下浩之ラングドン・サープ(日本語吹き替え版)
勝部演之ローゼンタール博士(日本語吹き替え版)
斎藤志郎モート(日本語吹き替え版)
脚本ゾーイ・カザン
撮影マシュー・リバティーク
製作総指揮ゾーイ・カザン
ポール・ダノ
配給20世紀フォックス
衣装ナンシー・スタイナー
編集パメラ・マーティン〔編集〕
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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13.《ネタバレ》 どだい、世の中に100%自分の思いどおりになるものなんて存在しません。人間関係なら尚更です。もし、限り無くソレに近いモノがあるとすれば、個人作業で完結する純粋な芸術の分野くらいではないでしょーか。

その意味では本作の主人公は文学者で、かつ自分の書いたとおりにひとりの人間という実在の存在を操れる、というその行為自体は、結局のトコロ「芸術家が自分の芸術を思いのままに為す」ということを表している様にも思われます。そして、それは本作では最終的に破綻して終わります。その意味するトコロは何か?

あくまで個人的な解釈ですが、それは結局「芸術家も神ではない」とゆーことかとも思いました。芸術家もひとりの不完全な人間であるからこそ、そもそも100%の完全を求めてはならない、と同時に、だからこそ自分の内なる世界に在るものだけで自分の芸術を完成させようなどとしてはならない、という戒めとでも言いますか。それはもしかしたら芸術家に限らず、万人の万の事に言えるコトかも知れませんが。

個人的には、このラストはあまり好きではありません。ちょっと脈絡が繋がっていない(取って付けな)様にも思えるのですよね。後半のスリル溢れる部分の盛り上がりが秀逸だっただけに、率直にそこはやや残念に感じました。 Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 6点(2020-12-16 01:32:26)

12.《ネタバレ》  理想の恋人を現実世界に召喚してみせるも、結局は彼女も思い通りになってくれない……というお話なのかと思いきや「主人公が本気で彼女を操ろうとすれば、簡単に操れてしまう」と証明されるシーンが衝撃的。
 ホラー映画テイストな演出も相まって、大いに恐怖を抱かせてくれましたね。
 劇中で二人が観賞し、楽しそうに笑い合っていたゾンビ映画「ブレインデッド」よりも怖かった気がします。

 「ありのままの自分を愛してくれる人」を作り出したはずの主人公が求めていたのは、結局「貴方は天才!」と絶賛してくれるだけの操り人形に過ぎなかったというオチも、何とも哀れ。
 最後には「誰にも操られない、自由になった彼女」と再会する事となる訳ですが、これはココから本当の恋が始まるというハッピーエンドなのか、あるいは主人公が彼女の存在に囚われたまま離れられないバッドエンドなのか、解釈が分かれそうなところです。
 自分としては、前者であると信じたいのですが、どうも後者であるようにも思えてしまい、今一つスッキリしない感じが残りました。

 以下、映画の内容とは直接関係無い事なのですが、この脚本を書いたのはヒロイン役のゾーイ・カザンであり、プライベートでも恋人であるポール・ダノに主人公を演じてもらったというのが、とても興味深かったですね。
 一見すると、本作は「女性に幻想を抱く男性」を揶揄した代物であるかのように思えます。
 けれど実際は「理想の彼氏」を求める女性によって作りだされたものであり、ルビーではなく「悩める天才小説家の青年」であるカルヴィンこそが「(脚本家にとっての)都合の良い妄想の産物」ではないか、とも思えました。
 キャスティングからしても、それを隠そうとする意図は無く、確信犯的に二重構造を楽しみながら、この映画を作ったのではないかな……と感じられて、何だか微笑ましかったです。 ゆきさん [DVD(吹替)] 5点(2019-11-24 15:38:51)(良:1票)

11.《ネタバレ》 ゾーイ・カザンが観たくてレンタル。
この映画では脚本も担当しているようだけど、前半のファンタジーな感じは観ていてニヤけるほど。
でも、ルビーを自在に操れることを発見してからはだんだん雲行きが怪しく。
かつての恋人と再会して、あなたは自分にしか興味がないと突きつけられても、認めようとはしなかったけど、ルビーに君は自分の創作物だと告白する場面からは、破滅に向かうのが刻々と感じられて、観ているのが正直辛かった。
恋人の人格も行動も自分の思い通りになるわけないし、それがわかった上で互いのことを尊重し合って、理解しようと思うことが大事なんだろうな。
いつ失うかわからないからこそ、相手のことを大切にできる。
カルヴィンの決断に共感しつつ、ラストは希望が見えてホッと一息。 roadster316さん [DVD(字幕)] 8点(2018-12-25 00:29:57)

10.《ネタバレ》 ちょっと捻ったラブストーリー。

彼女が自分の創作物ならどうなるか?という面白いアイデア。

冒頭では話の展開がユニーク過ぎて、面食らって主人公ってアブナイ人?って思ってたけど、
このマンガっチックなストーリーに慣れてくると、ラストが気になってくる。
どういうオチをつけるかって思ってたら、夢オチではなく、こう来たか~というラスト。

細かい点は気にせず、ユニークなラブストーリーを楽しめばいいのだ。

※他の人のレビュー読んで、驚愕した。ルビー役が、男の夢見る女性像を脚本で書いてるという、つまり
女性の男性論ってところがユニーク過ぎ(苦笑) トントさん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-20 03:29:12)(良:1票)

9.《ネタバレ》 とんでも映画 ⇒ ラブコメ ⇒ ホラー

自分が創造した女性とのラブコメの後、うまくいかなくなった関係(完全に自分のせい)を彼女を書き換える事でなんとかしようとする映画
書き換えてもうまくいかず、最後はホラー映画に。。
オチは私が割と好きな解釈はお任せ的などうとでも取れる終わり方 メメント66さん [DVD(字幕)] 6点(2016-12-06 00:42:16)

8.設定だけ聞くともっとSFっぽいファンタジーな物語なのかと予想できたが、実際はかなり現実的でどろどろした展開だったので、そこは評価できると思った。冴えない小説家を演じた主人公がまた良い。彼女を縛りつけ言うことを聞かなくなるとすぐかっとなる典型的タイプで、情けなさが全体から感じられ彼は適役だと思った。物語的にはごくありふれたラブストーリーだと思う。しかし、女性にはあまりお勧めできないかもしれない。物語は常に男目線で、女性に対してはこうあるべきというような押し付けがましいほどの理想を描いているから。あくまでこれは男が夢描くファンタジーである。 ヴレアさん [DVD(字幕)] 7点(2014-05-13 20:01:17)

7.《ネタバレ》 ただのラブコメかと思って見たら、見え隠れする人間の本性、、、。ラストのオチはだいたい予想できたが、良い映画だった。 lalalaさん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-26 19:59:42)(良:1票)

6.《ネタバレ》 架空の人物が現実の世界に飛び出してきて、恋に落ちるというファンタジー。例えばウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」のような映画を思い出す作品です。あるいは最近見た映画では、「(500)日のサマー」にもどこか雰囲気が似て、男の独りよがりを軸にしたラブストーリーでもあります。恐らくは切ない結末が待っているのかな・・・。と思いながらの鑑賞で、実際にそんな感じでストーリーは進行していきますが、ラストがよかった。さて、このラストはどう解釈すべきかと思いますが、見る者それぞれに色んなハッピーエンドのその先を楽しく想像することができる、なかなか洒落たラストシーンだったと思います。 とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-10 21:08:50)(良:1票)

5.主役とヒロインはいいと思いますが、展開が全然ファンタジーっぽくなかったり、ファンタジー全開になったりダークな感じになったりと極端すぎて入り込みずらかったです。タイトルは忘れましたが、昔日曜洋画劇場で見た同じように本の中のヒロインが飛び出して冒険する奴の方が面白かったかな。 映画大好きっ子さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2014-01-31 15:24:52)

4.ポール・ダノ演じるカルヴィンが慌てふためく反応などがおもしろくて、切実で、笑えます。ラストああなりますかね、もう一歩踏み込んで欲しかったような気がします。ところでゾーイ・カザンが短足の部類に入るなんて、、Orzですわー(笑) HRM36さん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-12 20:29:09)(笑:2票)

3.《ネタバレ》 理想の恋人が現れる理想的な映画なんだけど、そうすべてが上手く行くわけじゃない・・・というのもある意味理想なのかもしれないですね。見てる途中で、「あれ?これって南キャン山里亮太の妄想なんじゃないか?」と脳裏に浮かんでからは、ロマンチックな場面でも笑いを堪えるのが必死でした。ラストで再会するという場面も、まだ妄想が続いてる感じがして、ちょっとメタ構造的にもなってるような気がしました。主人公の男も、山里亮太を限りなく美化すればこうなるんじゃないかと思うとゾクゾクします。 ゆうろうさん [映画館(字幕)] 8点(2013-06-10 10:40:44)(笑:1票)

2.米映画なのに、ヨーロッパ映画っぽくみえたのは ルビー役のゾーイ・カザンがフランソワーズっぽいお顔立ちであった為だろか。。
フレンチっぽくもあり、イタリアンっぽくもあり、でも、アメリカ生まれなんですよね このお方。なんか意外。
しかし、とにもかくにも、かわゆらしいお方だった。素敵です。
美人は3日で飽きるとはよく言ったもんだが、そんなコト言ってちゃバチが当たろう 
自分で自分をかわいらしく撮ってもらう よろしいじゃないすか すごく女子的で☆ 


ところで、このお兄さん役って リトル・ミス・サンシャインのドウェーンをやってたあのお兄さんだったのですね(あとで知る) 
尚、脚本:ルビー役のゾーイ・カザン(これもあとで知る) 
そして監督:リトル・ミス・サンシャインのお方だったんですね(なんと あとで知る) 
尚且つ、製作総指揮:彼女役のゾーイ・カザンと彼氏役のポール・ダノ (うわぁ、なんてコテコテなんだよ これもあとで汁。) すべてがすべてあとで知る。(^^;) 3737さん [DVD(字幕)] 8点(2013-05-27 22:51:53)(良:1票) (笑:1票)

1.《ネタバレ》 最後まで謎は解けないので、ちょっとモヤモヤ。でもそれでいいのか。悪くはないがぼちぼちですかね。 kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-04-28 06:19:13)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.85点
000.00% line
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200.00% line
300.00% line
400.00% line
5215.38% line
6215.38% line
7538.46% line
8430.77% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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