みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 ニセ霊媒師の前に本物の悪魔が登場。という一見するとコメディになりそうな内容なんですが、 全体的に勢いがありエクソシストものとして普通に完成度の高い代物になってました。 悪魔さんも、人間界におけるSNS社会のことをよくご存知で、登場人物たちは懺悔の嵐状態になってましたね。 いいね集めれればなんでもいい、収益化できればなんでもいいインフルエンサーに対する揶揄のような展開で、 ラストの展開なんかは、そんなもんばっかり見てうつつ抜かしてるお前らも同罪だぞみたいな、 悪魔さんによる戒めのようにも思えます。 【あろえりーな】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-02 09:19:27)(良:1票) 1.《ネタバレ》 悪魔払いの真似事をして金儲けしていたら、最愛の人に本物の悪魔が取り憑いちゃって散々な目に遭わされてもう大変!というお話。それだけだと、コックリさんネタだとかウィジャボードネタだとか何だか使い古された感のあるストーリーだなぁ…とか思ってしまいそうなところ。コメディにもありがちですね。ニセ医者に患者が押し寄せて大騒ぎになるとか。ところが本作、なかなかどうしてスピーディで緊迫感のある展開で見応え十分でした。 主役の親友コンビは、行動といい言動といいイマイチ感情移入出来かねるキャラ。ただ、バズるためには何でもありみたいな一部のユーチューバーを揶揄してるように見えなくもなく、そう考えれば適切なキャラ設定なのかも。また、最後の最後に明かされるサタンの真の目的なんてのは現実の世界に置き換えると結構恐い展開だったりして、これも社会情勢や国際情勢への皮肉と受け取れないこともなかったりして。終盤挿し込まれる横領ネタや三角関係ネタなんかよりも、社会派ホラー的に纏め上げた方が良かったような気がします。 監督さんは同名のショートフィルムを撮っていて本作はその長編版だとのこと。確かに短編の方が一気に突っ走れて子気味良い展開になるかも。でも、監督さんは描き足りなくて長編化したんだろうな。機会があれば、是非短編も観て比べてみたいところです。 ちなみに、考案者さんには申し訳ないのだけれど、邦題はありがち過ぎて作品を目立たなくしているかも。シンプルですが、原題の「浄化の時間」という方が良いような気が。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-01 16:00:12)
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