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家からの手紙

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1976年【ベルギー・仏・西独】 上映時間:85分
ドキュメンタリー
[イエカラノテガミ]
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監督シャンタル・アケルマン
シャンタル・アケルマン
脚本シャンタル・アケルマン
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 初シャンタル・アケルマン。
これは唯一無二のドキュメンタリー映画だ。

やたらと寂しがり屋の母親が娘に宛てた手紙が朗読される。
背景には寒々としたニューヨークの街並みと殺伐とした地下鉄の映像が垂れ流される。
沢山の手紙が朗読されるが、どの手紙も内容は似たりよったり。
おまけに背景の映像も心が荒むようなニューヨークの風景なので非常にキワモノ的な内容に仕上がっている。

手紙が朗読されている間は街や地下鉄の騒音は消されるのだが、終盤に入ると手紙を朗読している間も騒音が消されなくなった。
つまり終盤での手紙の朗読はほとんど聞こえず、こちらとしては手紙の内容が分からない。

これは母親からの手紙がやがて娘の意識に入らなくなったことを意味しているのだろう。
確かに同じような内容の手紙を頻繁に送られても、途中から読む気も失せそうだ。 にじばぶさん [インターネット(字幕)] 4点(2024-08-29 13:15:51)

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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 4.00点
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