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プロフィール
コメント数 2292
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  アイ・アム・ナンバー4 《ネタバレ》  好きです。こーゆーの。  『自分には隠れた力がある。本当の力を隠し、学園生活を送っている。自分と同じくらい強い仲間もいる。』  遠い昔、小学生や中学生の頃はこーゆー妄想してたなー。こんなあからさまな厨二病的発想を堂々と映像化してくれるだけでも嬉しい。  前半は学園ドラマとして楽しめます。あちらのお国の学園ドラマはいつも同じノリ。必ずいじめっこといじめられっこがいて、主人公はいじめられっ子の側に立つ正義の味方。そこで必ずひと悶着。安定のエンターテイメント。私はこーゆー『毎度おなじみ』なノリが好きです。  そして遂に敵に発見されてしまう主人公。ナンバー6とも合流して二人で大暴れ。さんざん出し惜しみしていたスーパーパワーもここぞとばかりに使いまくっちゃうもんねー。そして地球人の彼女や友人に良いとこ見せちゃる。そうそう、オーディエンスがいたほうが絶対盛り上がります。わかってますねー。  こちらでの平均点が低かったので、バトルも映画そのものもあまり期待していなかったのですが、バトルもめちゃめちゃ良いじゃないですか。スピード感、テンポ、ビジュアルのかっこよさ、個人的に大満足。ちゃんと超能力バトルしてくれている。これ大事。やたらめったら凝った説明とかいらんのです。これで良いんです。  犬もただの犬ではないと思っていましたが、まさか味方だったとは。嬉しいサプライズ。  でも愛犬の安否を確認せずに立ち去ろうとしましたね。それは薄情すぎじゃありませんか。愛犬、結局救出されないまま自力で帰ってきてるし。そんな薄情な主人公食べちゃえよ。  それからついでに苦言をもうひとつ。  個人的に今の時代続編ありきで映画製作すること自体は文句ありません。映画内で、いったん完結しないのはダメだと思いますけどね。この映画はちゃんとこのエピソードを完結させているので問題なしです。  問題は別のところにあります。さも『続編がありますよー。ナンバー5や7,8、9というあと4人仲間がいますよー。』って期待させといて、続編がないのは『おいっ!』って感じです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-04-27 02:57:19)《改行有》

22.  アイス・エイジ 《ネタバレ》  最近『マダガスカル』を見ました。これも同じタイプの映画だと思っていました。  ですが中身は似て非なるものでした。  まずストーリーがしっかりしています。キャラ付けも良い。目的も単純明快ではっきりしています。  肉食。草食。そして人間。本来相容れない者同士の交流っていうのは鉄板。こーゆーシチュエーション好きです。  狩るものと狩られるもの。当然最初はお互いに警戒しあいます。命がかかっているから当たり前。でも一緒に旅をするうちに少しずつ種族の垣根を超えた友情みたいなものが生まれてくる。何百回何千回と語られてきたであろう使い古されたプロットですが色褪せない。こーゆーのが好きです。すごく良い。  正直観る前まではもっとおちゃらけた映画を予想していました。いや、確かにそーゆーシーンもたくさんあります。鳥たちとスイカを奪い合うシーンなんてその最たるもの。ですが映画そのものはコメディ調である一方、シビアな状況も描いています。  だから見ていて飽きません。子供が楽しめるようなアニメーションですが、ストーリーやキャラクターは大人の鑑賞にも堪えうるものです。  終わり方も良かったです。サーベルタイガーのディエゴが遠くから子供をあやすシーン、マニーがあれだけ嫌っていたシドを背中に乗せてあげるシーン。心温まる終わり方で凄く後味が良いです。  [ブルーレイ(吹替)] 7点(2022-04-23 07:37:16)《改行有》

23.  アンストッパブル(2010) 《ネタバレ》  『おいおい、何やっってんだよ~』みたいな緩いノリから始まり、それが大惨事へと発展していく。こーゆーノリのパニックかなり好きです。場所や状況は違えど、『海猿2』を思い出しました。  開始15分であれよあれよという間に列車は暴走を始めてしまう。凄いスピード感。  事故の報告が操車場長→部長→社長へと、どんどん上に上がっていく。最初電話に出もしなかった部長から、逆に電話がかかってくる。事態が凄いスピードで大きく悪い方向へと動き出していることを示唆する演出が本当にベタで、でも本当に巧い。小さい亀裂からダムが決壊していく様子をまざまざと見せつけらているかのよう。  関係者各位があらゆる手を使って暴走車を止めようとするが、ことごとく失敗。そんな中、誰も見向きもしていなかった2人の男が動き出す。1人は72日前に90日後の強制退社を命じられたベテラン機関士。もう一人はコネ入社のいまどきふてくされ新米車掌。この二人がまさかのミラクルを起こしていくという、パニック映画ならではのカタルシスを感じさせてくれます。  テレビが結構良い仕事をしています。テレビは私たちに情報を伝える係。そして娘や妻に情報を伝える係。みんなの『目』として『レンズ』としてその役割を全うします。必死に大勢の命を救うため命をかける父と旦那の姿を見て心を動かされない人はいません。ここでもある種のカタルシスを感じられるのです。  その一方で、こんなヒーローまがいのことをしてくれない妻と娘ってどーよ?それってほんまもんの愛ですか?ただのつり橋効果ちゃいますの?なんてことを思わないわけでもないですが、そんな細かいことは言いっこなしでしょうかね。大曲がりを持ちこたえるシーンに素直に感動しちゃう、それで十分。最近見た映画のなかではピカイチ。文句なしに面白い映画です。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2022-03-30 17:11:06)(良:1票) 《改行有》

24.  あなたの旅立ち、綴ります 《ネタバレ》  『ジュリエットからの手紙』ですっかり好きになってしまったアマンダ・セイフライド目的で見ました。  どんな映画かまったく知らなかったのですが、お堅すぎず、笑いありドラマありの面白い作品です。  個人的にあまり真面目過ぎる映画は苦手。でも今作はハリエットとアンの会話が面白く終始飽きずに見られました。  テンポも軽快。『良い一日ではなく意味のある一日を』のようにぐっとくる台詞が時折出てくるのも良い。  ストーリーも目的がはっきりしていてわかりやすい。所謂エンディングノート作成みたいな物語。性格の悪い元社長が、人生の終わりを目前にして自分の死後を考え出し、凄く良い訃報を書くライターに自分の事を良く書いてもらおうと依頼する。ところが元社長の知人、友人、家族まで、話を聞いても出てくるのは悪口ばかり。  ただこの元社長のハリエット、確かに性格はきつめだし、傲慢なところはありますが、そんなに嫌な人物でもないんですよね。特にブレンダも加わり3人で行動を共にするようになってからはとても魅力的な人物に描かれています。とゆーか、少なくとも私の目にはそう映りました。DJやってるときなんか最高にかっこいいです。  私自身は自分が死んだ後のことなんかどーでも良いので、正直このテーマに心惹かれるものはありません。  そんな私が見ても素直に面白いと思える。見る人を選ばない、万人受けする作品じゃないでしょーか。[DVD(字幕)] 7点(2022-03-13 16:17:24)《改行有》

25.  アデライン、100年目の恋 《ネタバレ》  序盤が結構かったるいんですが、中盤、ハリソンフォードが出てきたあたりから俄然面白くなります。  アデラインを知っている人は当然いるわけです。自分の正体を知る人物に思いもかけない形で再会するというちょっとハラハラな展開。ハリソンフォードの『アデライン』の一言は衝撃的な名シーンです。  アデラインの誤魔化しかたもたくみで、咄嗟に『母です。』と言ったあとは娘を演じ切る。さすが100年も真実を隠し通してきただけあって機転が利きます。とはいえ、どうせどっかでばれちゃうのはこーゆー映画の性質上明白なわけです。必ず爆発する爆弾。いつ爆発するのかは誰にもわからない。そんな緊張感。  また、ラブストーリーとしてもなかなかよくできています。切ない気持ちと幸せな気持ちを同時に感じられる作品です。  ベンチに座る若き日のウィリアムが手に持っているのは婚約指輪。それに気づいたアデライン。そのままタクシーで通り過ぎ、涙を流すアデライン。このシーンは今作屈指の名シーン。ここではあえてウィリアムの姿を映さなかったので、大変印象に残るシーンとなっています。ここのインパクトが強いので、ウィリアムに真実を告げるときのシーンが感動的になるのだと思います。  それにしても私自身はやはり年相応に自分の年齢に近い人に心惹かれるので、体が歳を取らなければ思考や価値観も歳を取らなくなるものかとちょっと不思議。  唯一の難点を挙げるなら、序盤がちょっと冗長すぎるところでしょうか。  白髪を見つけることがこんなにも感動できるものなのかと、なんだか大切なことを教えてくれる映画です。[DVD(字幕)] 8点(2021-08-29 19:16:56)《改行有》

26.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ3 《ネタバレ》  1作目の続編。1作目を見ていないと主人公に感情移入しづらいであろう内容。  サスペンス映画としての出来は悪くないと思います。  ですが、アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴのシリーズとしては不満が残ります。  今までとは違い、他の被害者のためにレイプ犯たちを血祭りに上げていくジェニファー。それはまるで自粛警察気取り。他の被害者達の被害映像が少しでも流れればまだ良かったかもしれない。せめて仲良くしていた友人の変わり果てた姿。無罪になって喜ぶ加害者の様子ぐらいは映しても良かったんじゃないでしょうか。  動機がいつもに比べるとちょっと弱い気がしたのですが、それでもジェニファーに正義を感じる中盤くらいまではまだ許せました。問題は終盤。もう頭がイッちゃって、狩りにもイっちゃうジェニファー。しかもその相手は無実の人間。  もちろん、シリーズものでなければ、過去のトラウマから精神が崩壊した悲劇として受け入れられたかもしれないです。実際妄想シーンで描き出されるジェニファーの暴力性。  ですが、この映画に求めるのはそれじゃない。  あくまで『やられたらやり返す。倍返しだ!』を地で行くストーリーにカタルシスを得たいのです。  う~ん。残念。  [DVD(字幕)] 6点(2021-04-10 12:38:32)(良:1票) 《改行有》

27.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ2 《ネタバレ》  前作よりグロと過激さが増した復讐サスペンス第2弾。  主演の女優が前作よりかはかわいい。これ大事。  被害者から加害者へ。その変貌を遂げるプロセスが見所のひとつ。前作に比べると丁寧にその過程が描かれています。ただしそのぶん尺が長くなってしまい、途中でだれる部分がないわけでもないですが、許容範囲。  助かったと思いきや、だまされて再び監禁場所へ。そのときの絶望が凄い。  そして大男出現。ヒロインを更に拷問。それだけでは終わらず、イヴァンから殴打の嵐。  挙句、箱につめられ、埋められ、こんなん引田天功でもない限り絶対脱出不可能じゃん、と思っていたらまさかの生還。  そして地下サバイバル。復活。逆襲。完璧な流れです。  序盤で、ヒロインに密かな恋心を抱いていそうな男性が助けに来たのに、その直後に刺殺されちゃう。  主人公を疑う刑事から救い出してくれた親切な女性が、まさかのレイプファミリーの一員。  この上げて落とすっていうのが単純ながらも効果てきめんで、緩急のついたストーリー展開が巧みです。  前作同様、復讐の際のヒロインの台詞がスカッとします。  大変陰惨な映画であることは間違いありません。ですが『ファ○ーゲーム』や『○イオレンス・○イク』みたいな終始救いようの無い映画よりかは余程健全だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2021-04-09 02:13:45)《改行有》

28.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ 《ネタバレ》  ホラーというよりサスペンス。  そして甘美なカタルシスを得られる復讐もの。  まあつっこみどころはいろいろあります。  山奥、すっぱだかで川に転落。1ヶ月もどーやって生き延びたのか。衣類はどーやって調達したのか。細かい説明は一切無し。ある意味気持ちが良いほど開き直っています。そもそもこんな山奥女一人で宿泊先に鍵もかけないってどーゆー防犯意識なんでしょう。  で、見所はやはり後半。  過激な映像ばかりに目がいきがちですが、台詞の応酬が結構面白い。  主人公が男達から言われた暴言の数々をそっくりそのまま引用するのが爽快。  『もうやめてくれ』と懇願されたら『私もそう言ったわ』と冷たく言い放つ。  『娘に罪はないだろう』と言われたら『私もよ』と言い返す。  主人公の言い分はすべて正論。男達に言い逃れる術はなし。そして振り下ろされる正義の鉄槌。  ちょっともったいなかったのは、男達が互いの末路を見届けられなかったこと。  拷問を受け、苦しみながら死んでいく仲間を見て、次は自分の番かと恐れおののく。自分がやってしまったことを心の底から後悔する男たちが涙を流しながら命乞いをするシーンでもあれば、より良かったかもしれないです。  結構厳しめの評価がつけられているようですが、これはリメイクものの運命。  私はオリジナル版が未見なので、純粋にこの映画単体で楽しむことができました。[DVD(字幕)] 7点(2021-04-02 12:14:34)《改行有》

29.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》  その臨場感、緊迫感。映画としては最高の出来なのでしょう。ただ好きか嫌いかと問われれば、間違いないく嫌いなジャンル。やはり戦争映画とは相性が悪いと再認識しました。  特に、少年の足や頭をドリルで貫くシーンは一瞬ではありましたが吐き気がしました。『目を背けてはいけない。』というクリント・イーストウッドのメッセージなのかもしれませんが、不特定多数の人間が見るコンテンツにおいてここまで過激な描写が本当に必要だったのでしょうか。  戦友たちは次々とその命を散らし、最後まで救いの無い結末で物語りは幕を閉じます。実話みたいなので仕方がないのかもしれませんが・・・。どうにも気が滅入りましたね。  ただこの映画を見て、一人でも多くのアメリカ人やテロリストが、『戦争はいかん』『人の命を奪ってはいかん』と思えば、反戦映画としての価値はおおいにあるかと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-12-29 12:51:24)《改行有》

30.  アバター(2009) 《ネタバレ》  前半9点。後半7点。間を取って8点。  映像が本当に凄い。前半はその映像と世界観に圧倒されっぱなし。身体の不自由な主人公が初めてアバターを扱う瞬間。見ているこっちの世界まで開ける感覚。ゾクゾクします。ジェイクの両足が不自由であるという設定が良かったと思います。それがなければただのいけ好かない奴で終わっていた可能性もあります。  ネイティリが凄く好き。見ているうちに、だんだん魅力的に見えてきます。ネイティリに惹かれていくジェイクの気持ちに共感できます。個人的にはラブストーリーとしても十分に楽しめる内容。  ドラクエ世代でありFF世代である自分にとって、想像しか出来なかった世界をここまで見事に映像化してくれたことに大満足。ジェイクがグレイス達の護衛として初めてパンドラの自然に足を踏み入れるシーンは本当にワクワクします。  初めて見る花や植物に興味津々のジェイク。ユニークな植物と触れ合っていたら、次々と現地の生物に襲われちゃって、この辺りが最高に好きです。  あえて単純化された善と悪の二極化ストーリーもこの作品には合っていたように思えます。単純明快なプロットにしたからこそ、終始映像世界を堪能できたとも言えます。また、これだけの映画が作られてくると、ストーリーが似通ってくるのはもはや自明の理なのかもしれません。面白いストーリーやプロットは、何度焼き直しされても全然構わないと思います。  最後にストーリーについて。  征服する側に征服される側の気持ちはわかりません。あえて征服される側の視点に立つ。そのうえで、大衆向けの娯楽作品でアメリカのメタファーであろう地球人類を徹底的に悪者に描くっていうのは凄い。エンターテイメントという体を成しながら、こういう客観的な視点を持たせてくれる作品は貴重だと思います。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-11-04 11:50:22)(良:1票) 《改行有》

31.  アラサー女子の恋愛事情 《ネタバレ》  キーラ・ナイトレイもクロエ・グレース・モレッツも好きなので、二人がメインでストーリーが進んでいくだけである程度の満足感はあります。  映画としてはどーかな。まず主人公のメーガンが好きじゃないな。彼氏が良い人なだけに、ラストのあまりに身勝手な結論には怒りさえ覚えます。  おそらくテーマは少女から大人へと成長していくなかでの変化なのでしょう。  周りが大人になり、社会の一員となっていくなか、大人になれない自分との価値観のズレ。これはまさに今私が経験していること。ただ私の場合は逆で、友人が大学の頃からまったく精神的に成長していないのです。そーゆー人間は『自分』ではなく『周り』に問題があるとほざくわけです。まさにこの作品のメーガンと同じ。まあ、メーガンはまだましなほうで、私の友人は最悪なのですが・・・。  ラブストーリーとしてもいまいち。だってメーガン、ただの浮気じゃん。今の彼氏と結婚したら、昔のしがらみと永遠に離れられないから違う男に走っただけじゃんか。メーガンがフリーの身であれば、まだ素直に応援も共感もできただろうと思います。  ストーリーは起伏が少なく、笑いどころもなく、恋愛ドラマ特有のドキドキ感や多幸感もありません。かと言って深みがある音なのドラマってわけでもない。もう役者の魅力のみで成り立っています。  最語に、邦題からバリバリのコメディ連想しちゃって、このタイトルは最悪だと思いました。[DVD(字幕)] 6点(2020-09-04 01:47:26)(良:1票) 《改行有》

32.  アベンジャーズ/エンドゲーム 《ネタバレ》  前作の『インフィニティ・ウォー』で最悪の終わり方をしたので、一刻も早く続きが見たかった本作。ですがこれを見る前に、『アントマン&ワスプ』と『キャプテン・マーベル』は見ていたほうが良いみたいなので、『ああ、もう!』って思いながら2作とも見ましたよ。ほんとにもう。ここに来るまでが長いったらありゃしないよ。  やはり映画は1話完結を守ってほしいものです。たとえシリーズものであっても、それは最低限守られるべきだと思うのですが。『続きが見たい』とか言っている時点でもはや連続ドラマでしょう。  で、本作。アントマンからの知恵によって、過去からインフィニティ・ストーンを取ってくる作戦。みんなで手分けして手に入れるその展開はテンポよく、軽いアクションあり、ドラマあり、なかなか楽しませてくれました。ドラ○ンボールみたい。  全部手に入れて指パッチン。みんな復活。手ぐるぐるの、勢ぞろい。もちろん敵もフルメンバー。そして最終決戦。そりゃあ盛り上がります。映画でこんなテンション上がったのは久しぶりかもしれないです。  ただねえ。最終決戦にブラック・ウィドウがいない。それはだめじゃないですか。女性ヒーローが勢ぞろいする瞬間があって超かっこいいんですけど、ここにブラック・ウィドウがいないのはどー考えてもおかしいでしょ。  せめて最終決戦、戦いで散ってほしかった。  基本的にこーゆー『お祭りヒーローもの』でヒーローが死ぬのは好きじゃないんです。そのプロセスにおいてはいくらピンチがあっても構いません。それを乗り越えるカタルシス。それが見たいのです。死んじゃだめ。  どーしても死んでもらう必要があるのであれば、それ相応の納得できる理由、相応しい散り方ってもんを演出してくれないと。今までずっと見てきたなかでも、ブラックウィドウは大好きなキャラ。なのにこんな最期、ひどいじゃないですか。  しかも前作でガモーラが同じ運命辿っているわけで、それを今作もう一度今度はブラック・ウィドウでやるってのはいくらなんでもあんまりじゃないですか?  映画は面白かったけどさ!![ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-07-05 05:06:35)(良:5票) 《改行有》

33.  アメリカン・ハッスル 《ネタバレ》  実話だから仕方がないけれど、カーマインのような志のある善良な人間を陥れるような物語ってのは、見ていて気分が良いものではありません。しかも、『まだ犯罪を犯していない政治家たちに、賄賂を受け取る場をセッティングして無理矢理犯罪者にしちゃう』ってのが胸糞悪いです。  いや、そもそもこの映画、ちょっとわかりにくいです。話についていくのがやっとで、映画を楽しむ余裕が持てません。難しめの映画を否定する気はありません。ですが『説明不足』と『難解』をはきちがえている作品がときどきあるように思えます。この作品なんかまさにそれじゃないでしょうか。  で、ただでさえわかりづらいのに、ちょっとオツムの足りない妻と強かな愛人の確執的なものが頻繁にさしこまれて、気が散ります。  『アーヴィンの妻はなぜ離婚を申し出たの?』『カーマインをはじめとして、大物政治家たちは結局逮捕された。だったらディマーソはなぜこの件からはずされたの?』『テレジオはなぜ最後アーヴィンに感謝していたの?』  その辺りの疑問に対する答えが、想像はできても確信できない私。『じゃああなたの理解力が足りないだけだから、この作品を評価する資格はないね。』と誰かに言われれば、確かにそうかもしれません。  ですがあえて言いましょう。一生懸命見たのによく理解できない、いや、させてもらえない映画なんてクソだと。  そしてこの映画の登場人物はクソばかりだと。まさにクソまみれの作品だと言いたいです。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2020-06-17 02:50:05)《改行有》

34.  アントマン&ワスプ 《ネタバレ》  おお、ステイ・ホーム。序盤は、最近ニュースで見た『おうちでディズニー』を思い出します。  さてさて、序盤から期待させてくれるアントマン。『アイアンマン』『スパイダーマン』そしてこの『アントマン』は、他のヒーローたちに比べるとユーモア指数が高いので妻もお気に入り。スコット・ラングのキャラもさることながら、ルイスのキャラが今作でも光っています。  ルイスのアテレコはもはやシリーズのお約束。今回のは特に面白かったです。プラス自白剤。これから拷問を受けるかもしれないってのに、自白剤に目をキラキラさせるルイス。裏社会の人間も、ルイスにかかるとただのコメディ要員になっちゃいます。  ヒーローものとしては、『強大な敵の不在』『アントマンのスーツの不具合』などの理由により、いまひとつな印象を受けます。ゴースト=エイヴァは倒すべき相手ではなく、救うべき相手ですしね。  それでも前作同様、大きくなったり小さくなったりのスピード感あるバトルは健在なので、概ね満足。ホープの母親も救い出し、エイヴァも助かる。スコットはホープとヨリを戻し、みんな仲良くハッピーエンド。めでたしめでたし。この後味の良さこそアントマン。かと思いきや、エンドロール中にとんでもないことが。ああ、だからアントマンはあの戦いに参加していなかったのね。身内のことで忙しかったから。なるほどー。って、あんなところに取り残されて、アントマンどーなんのー。早くエンドゲームを見なければ!え?その前にキャプテン・マーベルを見ないといけないって?まじかー。こーゆー段取りがこのシリーズの長所であり短所だよなー。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-06-08 04:07:51)《改行有》

35.  アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 《ネタバレ》  前半、中盤の面白さは全シリーズの中でも最高クラス。  アントマンがいないのが少し残念。キャプテン・アメリカがいつものコスチュームでないのが残念。盾もあの丸い盾で闘ってほしいところです。ヴィジョンはかなり強いはずなのに、全然活躍の機会がなく残念。ハルクに変身しないのはすごく残念。本当に序盤にちょっと出るくらい。ハルクが暴れまわってくれないと、アベンジャーズ見た気になりません。  ただそれ以外のアクションシーンは素晴らしいの一言。  今作は敵が魅力的な強キャラ揃い。特に序盤、『ストレンジ、ウォン、アイアンマン、スパイダーマン』の4人とたった2人で互角以上の戦いを繰り広げ、ストレンジを拉致する圧巻の戦いぶり。ブラボーです。  そもそもアベンジャーズ最強の『ソー兄弟+ハルク』がフルボッコされるオープニングで、他のメンバーは太刀打ちできないんじゃないかと心配になるくらいです。  毛並みも違えばフィールドも違うガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがどう絡むのか、これも楽しみにしていた1つです。結構自然に絡んできましたね。ウィンター・ソルジャーとロケットの共闘が見られたり、楽しいことこの上ないです。  で、そういった点もすべてひっくるめての評価です。  これはダメでしょう。  まずこの作品で完結させていないのがダメ。  続くにしても、このバッド・エンドは本当にダメ。  アベンジャーズはお祭りエンターテイメント。楽しませてくれなきゃ。  見終わった後の喪失感、がっかり感。カタルシスとは程遠い。アベンジャーズ見終わって、まさかこんなもやもやした気分が残るなんて、思いもしませんでしたよ。  ロキ、ガモーラ、ヴィジョン、悲しいことがたくさんあっても、最後がハッピーエンドなら報われる。  アベンジャーズに絶望感なんていらんのです。  ヒーローなら最後にちゃんと希望を残しなさい。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2020-05-17 17:28:16)(良:1票) 《改行有》

36.  アントマン 《ネタバレ》  小さくなるだけかと思ったら、まさかの『アリ使い』。操作系の能力者ですね。それに、小さいままでなく、大きくなったり小さくなったりを繰り返して相手を翻弄する戦い方が楽しい。  主人公のスコット・ラング自身もちょっと背が低め。キャラに合っています。冴えない泥棒かと思いきや、理系の大学出身で、プロのスパイのような能力を持っている。ハンク・ピムの金庫を開けるまでの知的な強奪シーンは結構好き。オーシャンズ11やミッションインポッシブルを連想させてかっこいいです。  お茶目なんだけどクール。犯罪者だけど善人。インテリ系だけど身のこなしが軽い。愛すべきキャラクターです。スタークとキャプテン・アメリカを足して2で割ったような人物。  このシリーズに期待するのはなんといってもアクションなんですが、大変良かったです。大事なのは敵キャラですが、アントマンと闘うのはファルコンとイエロー・ジャケット。どちらもグッドです。  ファルコン好きなんで、彼が出てくれるだけでも嬉しい。愛すべき脇キャラです。2人のスピーディな技ありバトルは必見。  そしてイエロー・ジャケット。肩レーザーがガン・キャノンを連想させてかっこいい。対するアントマンの特殊技能は『アリ』。普通逆じゃないですか?  娘へのプレゼント。ペーニャのアテレコ。機関車トーマス。笑いのポイントも盛り沢山。大変愉快な作品でした。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-04-12 18:04:39)(良:2票) 《改行有》

37.  アイズ(2008) 《ネタバレ》  オリジナル見ています。オリジナルは、かなりはまりました。満点つけたと思います。ホラー映画の傑作です。  こちらのリメイク版も好きです。よく出来ています。オリジナルの雰囲気も出せていたのではないでしょうか。  ドラマパートよりホラーに力を入れているイメージがあります。その分、私はこのリメイク版のほうが怖かったわけですが、ドラマパートはオリジナルに軍配が上がりそうです。  特にアリシアとのエピソード。オリジナルでは子供との別れで泣いた記憶があるくらい感動しましたが、こちらではあっさり。  『アリシアとの別れを悲しむ』⇒『写真を見ながら、アリシアとの思い出を懐かしむ』⇒『写真を見ながら、笑顔でコレは誰?』  この演出がリメイク版ではいまいちなんです。特に、写真を見るときに最初から怪訝そうな表情をしていてはだめなんです。わかってないなー。この辺りのドラマパートの演出が随分大味でありきたりなものになってしまったのがもったいない。  ですので、これはもう普通のホラー映画。とにかく怖がらせてきます。カフェでのおばさん霊も怖かったのですが、一番怖かったのはエレベーター。密室で一人のところにあの霊はやばいっしょ。好きなエピソードは火事になった中華料理屋。かなり好きです。  ちょっと怖すぎるシーンもありましたが、ホラー映画として十分満足できる内容でした。[DVD(字幕)] 7点(2020-04-11 14:16:07)《改行有》

38.  アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 《ネタバレ》  もうはっきり言ってストーリーは意味不明なところがありますが、私はついていけるので全然OK。妻は寝ちゃいました。  今回はトニー・スタークが元凶。彼が『無敵のアイアン軍団』なんか作ろうとするからこんなことに・・・。もちろんそのおかげで『ヴィジョン』って新しい仲間が加わるわけですが、クイックシルバーが死んじゃうのが何とも悲しい。彼にはぜひこれからのアベンジャーズで活躍してほしかったものです。  ヴィジョンもねえ。まあこれからどうゆう活躍をしていくかにもよりますが、できれば『ジャーヴィス』って名乗ってくれたほうが親近感が湧いたかなぁ。  さて、今作では今までのヒーローたちがメインからサブまでみんな活躍してくれる。ウォーマシーンのような『ザ・脇役』もしっかり闘ってくれる。それだけで嬉しくなる。終盤の空中戦ではファルコンも登場してくれるのかと思っていたので、ちょっと残念でしたね。パーティと最後の集まりには居たのに。  また、パーティバトルならではの協力プレイが盛り沢山。キャプテン・アメリカの盾は使い勝手が良いみたいで、みんなで仲良く使っていますね。私は『ハルク』と『キャプテン・アメリカ』が特に好きなので、二人のバトルシーンはテンションが上がりっぱなしです。  『オープニングのヒドラ襲撃』『お約束のカーチェイスバトル』『ハルクVS巨大アイアンマン』『ラストの全面対決』と見所がいっぱい。列車を止めるシーンは遂に双子と協力し始めるとてもアツいシーン。前作よりもあらゆる面でのパワーアップを感じられる本作。最初から最後まで理屈抜きに楽しませてもらいました。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-03-30 03:13:16)(良:1票) 《改行有》

39.  悪魔の毒々パーティー 《ネタバレ》  タイトルからしてB級感満載。きっとオバカゾンビ映画だろうとタカをくくって見たのですが・・・。いや、オバカ映画には違いないんですが、なにやら真面目にバカやってみました、みたいな丁寧な作り。ちょっと感心しちゃいました。  まずこの作品、ゾンビ映画にはぜひほしい『サバイバル感』が感じられます。登場人物たちは生き残るために最善を尽くします。ちゃんと逃げるしちゃんと闘う。これって結構大事。  その一方で、『車を運転するゾンビ』『ロックにうっとりしちゃうゾンビ』など、バカゾンビ映画ならではのユニークな演出もちゃんとある。  このバランス感覚、いい塩梅です。気楽に見られるゾンビ映画としてなかなかの掘り出し物ではないでしょうか。  グウェンとスティーヴンの結末は意外でした。まさかこんな結果になろうとは・・・。ゾンビになってはじめて好きな人と結ばれるなんてなかなかの悲恋じゃないですかー。2人でキスしあってんのと見せかけて、食べあっている。作り手のセンスの良さを感じます。  グウェンたちや不良君みたいに、メインっぽい人が死んでいくなか、明らかにモブキャラのみなさんが結構生き残っちゃうのもなんか新鮮。直球と変化球をたくみに使い分けるなかなかのゾンビムービー。エンターテイメント性が高く、これはちょっとB級、イロモノとバカに出来ない出来栄えですねぇ。作り手のゾンビ愛を感じる作品。ごちそうさまでした。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-22 14:29:46)《改行有》

40.  アメイジング・スパイダーマン2 《ネタバレ》  前作に引き続き、こちらでの評価があまり高くなかったので過剰な期待はせずに鑑賞。  プロローグの両親の最期。緊迫したサスペンス。およそスパイダーマンらしくない雰囲気。ちょっと期待が膨らみ始めます。そしてオープニングの『ニトロ強盗アレクセイVSスパイダーマン』でこれは前作より面白いと確信。爽快なアクション。迫力ある映像。ザッツエンターテイメント。幸先良いスタートに胸躍ります。  で、本題に入ると次第にテンションは緩やかな下降線を描きます。  まずはグウェンとの別れ。いやいや。そりゃ父親との約束はあるけれど。でもそれは前作でふっきったわけですから。こちらに持ち越すのはよしましょうや。  助けてあげた黒人設計士マックス。熱烈なスパイダーマンのファン。そんな彼がスパイダーマンに憎悪の念を燃やす。う~ん。  親友のハリー。昔を懐かしみながら、再び親交を深める二人。そんな彼が、スパイダーマンに憎悪の念を燃やす。う~ん。  どれをとっても暗いなー。もとがみんな悪い人じゃないだけに、誰が勝ってもすかっとしません。なぜこんな暗い話に・・・。まあ、いいか。せめてグウェンとハッピーエンド迎えてくれたら・・・。ってグウェン死んじゃったよ!しかも親友ハリーの手にかかって死んじゃったよ!  ハリーはブタ箱にぶち込まれた挙句、完全な悪の組織のボスに。立派になっちゃってまあ。  もっとカラっとした明るいエンターテイメント希望です。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-03-13 14:11:36)《改行有》

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