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プロフィール
コメント数 450
性別 男性
自己紹介 大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生

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1.  キートンのマイホーム(文化生活一週間) 13日の金曜日、と言えばこの作品!? 染之助染太郎の「いつもよりよけいに回っております!」ばりのマイホームの回転には唖然とするしかなく、家の中であっちこっち振り回される人間には笑うしかなく、線路のギャグは一旦安心させておいてからというタイミングのセンスに感心するほかなく、入浴シーンでにゅ~っとカメラを遮る手のひらは遊び心いっぱいで、とにもかくにもキートンが一杯詰まった1週間をテュラテュラテュララ~♪とお楽しみください。[DVD(字幕)] 10点(2005-05-13 17:16:39)(笑:1票)

2.  キートンの大列車追跡 キートンの映画を見る楽しみの一つは、こりゃ~どうやって撮っているのだ、という<HOW?>に満ち溢れているところにあります。鉄橋が崩れ機関車もろとも川へ落ちていくシーンは、河童に尻子玉でも抜かれたような、放心へと誘います。前半追うキートン、後半逃げるキートン・・・通信線を切断したり、線路にモノを放置したり、ポイントを切りかえたりといった鮮やかな反復のリズム、走る機関車を横から捉えたスピード感覚、縦から捉えたディープ感覚、機関車を線路をあっちへこっちへのアクション、ユニフォーム一つで笑いと感動を呼ぶセンス、そしてラストのラブシーンをお得意の大群ネタで締めます。なにくわぬストーンフェイスで尻子玉を抜いていくキートンは、サイレントコメディの流れの中を自在に泳ぐ河童だったのであります。10点(2005-01-15 23:11:16)(良:3票)

3.  キング・コング(1933) 愛は盲目・・・コングさん、まったくフェイ・レイしか見えていない(笑)。よってレイ点。んなわけなくて満点です。ラストで傷ついた左胸に手をあてていたのは、きっとハートが痛んでいたのでしょうね。しかしこの時代にこれだけの特撮技術が完成しているとは・・・。プロジェクトX海外バージョンでも作って、是非取り上げてもらいたいな~、「その時オブライエンは・・・」「レイは毎日叫んだ」てなナレーションが聞こえてきそうです。てなことはさておき、コングのモーションはリアルに、エモーションはちらりと描いています。コング初登場シーンでの愛嬌ある表情は、見ている者にコングへの愛着を少しだけ許し、その後のならず者ぶりで突き放し、さらにその後の盲目ぶりで、文明社会の被害者のように見せかけて実はなりふり構わぬ色欲狂じゃないのか、と思わし、コングへの過度な感情移入を許さぬ構成が、名作として普遍性を獲得しておるのでしょうね。まさにキングな映画です。10点(2004-11-13 23:52:51)(笑:1票) (良:3票)

4.  キッド(1921) 「キッド」。このタイトルがすべてを語っております。(終)9点(2004-09-29 00:10:15)

5.  キートンのセブン・チャンス 「ラン・キートン・ラン」のようなこの作品、しかしキートン、けっして走るだけではありません。走る車に飛び乗る、クレーンにしがみつく、木の枝に飛びつく、川を泳ぐ、岩をよける、斜面を転がる・・・キートンのアクロバティックなアクションの数々、そのへんのオリンピック選手顔負けの身体能力、そこへギャグが散りばめられているものですから、ひたすら美しくおかしいのであります。女性の大群、岩の大群が彼を襲い、おまけに時計の大群にも悩まされるのが笑います。オープニングで季節がめぐるごとに大きくなっていた犬が、ラスト見事にオチをきめてくれて「一本!」、キートンさんに金メダルであります。9点(2004-08-24 23:18:52)(良:1票)

6.  教授と美女 これはホークスの他のコメディに比して、ソフトな展開であります。やはりワイルダーの原作、脚本であることがその原因でしょうね。ストーリィは白雪姫をモチーフに作られています。世間知らずの純な教授8人の元に現る美女1人。この美女スタンウィックが“火の玉”でして、平穏なる彼らの日常がホットに動き出します。そしてプリテンダーがいつしか本物になってしまうというプロットはワイルダータッチそのもの。しかしクーパー演じる教授が周りの教授たちの祝福を受けながら恋を盛りたてられていく様は、男の友情を描いたホークスタッチといえましょうか。かのトーランドを要したキャメラは、パンフォーカスによる教授陣の一体感を巧く表現しておりますね。それから「妻の証言は無効である」というアイデア。というと『情婦』を思い出しますが、クリスティの「検察側の証人」が発表されるのはこの作品のもっと後ですから、この時点からワイルダーがこのアイデアを暖めていたことに感心させられましたです。しかし当然ながらスラングいっぱいのこの作品、日本語字幕の作成にはさぞやご苦労なされたでしょうねー。さーみんなでコンガを踊りましょう。9点(2004-06-28 13:14:44)(良:1票)

7.  奇跡の人(1962) アーサー・ペンの舞台演出と主演2人の舞台演技、繰り返し繰り返し上演されることで丹念に洗練された良質な空間がそのままフィルムに転移しているようです。あの食事をしつける場面など即席のものではないです。名前を理解したヘレンが、鍵をサリバン先生に手渡すシーンで、舞台ではそれが鍵だとは確認できないような小さな鍵が映画のキーとなっていることは映画的です。前半にサリバンを部屋に閉じ込め、鍵を隠したヘレン、そのヘレンが鍵を手渡す。ここでは物理的な家屋の扉の開放と同時に、ヘレンの心の扉の開放が見えてきて、その扉の重みが見る者を圧するかのようでした。意味が加わり“ウォーター”に加わる水圧の重みに耐えていた体にはもう耐え切れないのでありました。[DVD(字幕)] 8点(2005-12-02 12:47:24)

8.  危険な年 スカルノ政権末期の不安定なインドネシア情勢を背景にした社会派恋愛ドラマです。ジャーナリストとしての使命、現前とする貧困への惻隠の情、そして愛、それらの中で苦悩するメル・ギブソンの姿を切り取っていきます。しかしそれを食っているのがリンダ・ハントの演技。♪リンダリンダ~と絶唱したいぐらいの素晴らしさ。♪ドブネズミみたいに美しくなりたい 写真には写らない美しさがあるから・・・そうだ、この作品はカメラマンに扮したリンダ・ハントの写真には写らない美しさを表現した映画なのかもしれません。現地の妻子を養う姿、衝動的な言動・・・。裕福層と貧困層、世界的構造の中で生まれたやるせなき現実の前で人はいったいどんな姿をさらせばいいのか。そんなメッセージをこのカメラマンにフォーカスをあてて告発したかのような作品であります。8点(2004-12-02 00:21:09)

9.  キングダム・オブ・ヘブン これだけのセット、エキストラの壮大なスケールの映画にしては、あまりにもクローズアップが多く、またカットが目まぐるしく変わるのには個人的に少々うんざりしてしまいました。クローズアップはこう使うんですよという教科書のような「シナラ」を見たすぐ後にこの作品を見たせいもあるかもしれませんが、どうも勿体無い気がして仕方ありません。時折、引いた壮大な画も見せるのですが、チラッと見せただけでカットが変わってしまいます。エルサレム戦のシークェンスのラストも、門に対峙した双方を俯瞰したカメラが上昇するという神の視座として終えるのもどうも通俗的に見えました。とはいえ、スタッフやキャストに漲るエネルギーは十分に感じさせていただきましたです。[映画館(字幕)] 6点(2005-06-15 23:40:36)

10.  キャスト・アウェイ 《ネタバレ》 生還後のパーティで「また釣りにでも行こうぜ」と言っていた奴がいたが、あまりにも能天気ではないだろうか。6点(2005-02-24 23:30:47)

11.  今日限りの命 『雨』でそのカメラワーク、構図にうなされた当方としては、撮影が同じオリヴァー・マーシュ、同じジョーン・クロフォード主演、そして今作は監督がハワード・ホークスでゲイリー・クーパーが加わり、しかもこのセンチメンタルなタイトル。メダル、メダルと煽るどこかの国のスポーツ文化と同じで、私もこれは間違いなく金だと勝手に期待していたのであります。ところが・・・技術点、芸術点、ともに芳しくなく入賞も厳しい現実が待ち受けておりました。まずカメラ、バストショットを中心としたオーソドックスなカットバック、あまりおもしろみがなく、構図もあまり考えていないぞ、きっと。今作はクロフォードに婚約者がいながらクロフォードとクーパーが愛しあうという設定で、その説得性が肝要なのですが、これが本当のジャンプカットかと思うぐらいに、突然クロフォードとクーパーが愛に落ちている・・・愛に理由はないのだ、ん・・そういうことなのか。後半は、ホークスお得意の空中アクション、そして水上アクションでの銃撃戦が展開されていきますが、大味な大技を突拍子もなく連発しているような印象です。タイトル通り、今後見ることはないかもしれませんなー、こりゃー。5点(2004-08-28 23:29:25)

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