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コメント数 885
性別 女性

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  グラディエーター 70年代から歴史書をもとに構想を持っていたフランゾーニの脚本を気に入ったリドリー・スコットが、映画界では久しかった古代ローマの世界をスクリーンに立ち上がらせる。 風格ある彼の映像美は現代物よりもSFや時代物でより威力を発揮するのをあらためて感じた。 ラッセル・クロウ演じるマキシマスが異常なまでにカッコよく見えるのも、人望厚いキャラクターと彼の手腕であろうし、皇帝コンモドゥスの父親殺しも嫉妬に歪んだ者の闇の淵を見せる。 それでも一度見れば十分な気がするのは、人物や物語が抑え気味で品はよくても今ひとつ面白味には欠けるせいか。 ルッシラの位置づけもそれほど珍しいものではない。 「ブレイブハート」のように少々やりすぎと思えるようなアピールをしないことが好ましきところでもあるのだが損をしているところでもあり、アカデミー作品賞を受けても監督賞にまでは手が届かなかったゆえんかもしれない。(スコットの無念そうな表情が忘れられない) 凝ったコロシアムの戦闘シーンより心に残るのは、スコットが夜ベッドに横になっている時に浮かんだというマキシマスが薄れゆく意識の中で故郷の麦畑にさざめく麦の穂に触れるシーンで、郷愁と詩情をたたえる。[映画館(字幕)] 8点(2010-09-10 00:00:01)

2.  グリーン・カード ブロンティがジョージ(フランス人だから本当はジョルジュ?)との偽装結婚で手に入れたミニ植物園のようなグリーンハウス(温室)を美しく見せるのは最初だけで、後は背景となってなかなかうまくいかない二人を見守ります。 グリーン好きの自然派なのに気むずかしいブロンティ(兄弟がロレンスやオースティンなど英国作家の名前をつけられていて、彼女はブロンテ(Brontë)姉妹からですね)がどうにも難物ですが、ジョージが見ていないところでアドバイスどおり髪をおろしたり、引っこ抜いた野菜の名札を元に戻したりするのが憎めない。 ジョージが彼女の言葉を織り込んだ詩をお国言葉でピアノ弾き語り~♪は、ちょっとだけドパルデューに「シラノ」やってもらいたかったんでしょうか? ポラロイドカメラでの「嘘の思い出写真」のシーンが楽しい。 いろいろあっても終始ストイックなので想いがあふれてこぼれるラストは胸がいっぱいに。 あの後どうなるのか気になりますね。 無国籍的でプラトニックな雰囲気は同じピーター・ウィアーの「刑事ジョン・ブック/目撃者」と共通で、舞台も人種のるつぼニューヨーク、自らも故郷をはなれて仕事をするオーストラリア人のウィアーは「生まれた国や境遇がちがっても心はそう変わらない」といっているようです。 最初に会う店の名がアフリカ、ジョージの偽の経歴にもアフリカとエンヤの「ストーム・イン・アフリカ」にひっかけたり、緑あざやかなセントラルパークを二人で駆け抜けたり、さりげなく自然をとりいれてのオーガニックな空気も心地よい。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-02-08 06:52:11)(良:2票)

3.  クローバーフィールド/HAKAISHA ヴィジュアルが突出した作品はもっと評価されていいと思う。映画によって見るところは違ってくるし、生ぬるいヒューマン物などよりよほど清々しい。英国ダブル・ネガティヴが創りだしたハンディ映像に完璧に同調しているモンスターも一見の価値があるし、TBWPのような素人芸には終わらず高いレベルまで持っていっているので、災害に遭った場合のかなりリアルな擬似体験ができるのではないか。ドラマもキャラクターも音楽もないから「映画はかくあるべし」といった固定観念のないオーディエンス向き。ただこの手は一度しか使えないし、愛着をもったり何度も観るような人はいないだろう。そういう意味ではワンタイム・ディスポーザブル。[CS・衛星(吹替)] 8点(2009-07-19 01:05:22)(良:1票)

4.  グッドナイト&グッドラック 冴えざえとしたストラザーンのエド・マロー。番組の終わりに決まり文句を口にする際にだけ伏せられる真摯な眼差し。のっけから‘When I fall in love’にとらわれ、極端に被写界深度の浅いモノクロ画面が50年代のCBSに放り込まれた気にさせる。渦巻く紫煙は時代を生きる彼らの息吹とも。製作中は父に同化する思いだったろうクルーニーは、彼らの真実から離れぬことだけに心を砕いたように見え、ゆるく流れるスタンダード以外に飾りらしいものは見当たらない。それを素っ気ないととるか、潔いととるか。正義、良心、それら言葉にすればたちまち濁る水晶を内にもつ男たちは、まごうかたなきジュルナリスト。[映画館(字幕)] 8点(2006-08-04 22:08:39)

5.  グッドモーニング,ベトナム 《ネタバレ》 戦場ぬきのベトナム戦争映画。 アメリカのコテコテな感動作はしらけてしまうことが多いんだけれど、提示するだけで感動させようとはせず、押しつけがましさはない。 ロビン・ウィリアムズのハイテンションな演技が生かされ、スタンダップ・コメディアンから出発した彼の資質が遺憾なく発揮されたDJはハマリ役。 全てのネタが理解できなくても、彼がサイゴンで戦闘に疲弊した兵士たちを励ます特別な存在だってわかれば。 よかったのは、意気消沈したクロンナウアーが往来で自分のリスナーたちに遭遇し、即席トークライブを敢行して自分を取り戻す場面。 あの時初めてマイクのむこうにいる彼らの体温を感じ、自分が不毛な存在でないことを肌で実感できたのだと思う。 好んで戦地に来ているのではない彼らのつながりは、戦争が生んだものの中でも有意義なものに思える。 DJの目をとおして当時のサイゴンを見せ、彼が口説こうとする美少女からその兄との関係にシフトし、ある事実が明るみにでて静かにこの地を去るクロンナウアーの心は、ガーリックが受け継ぐ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-07 07:00:02)(良:2票)

6.  クレアモントホテル 日本公開が遅れた05年の作品です。 おばあちゃまと青年の交流というと「ラヴェンダーの咲く庭で」もあったけれど、あまり現実味のないメルヘンチックな世界ではあるかもしれません。 スティングの「ブリムストン&トリークル」では中年主婦だったジョーン・プロウライト(ローレンス・オリヴィエ夫人)がロンドンのプチホテルに逗留するミドルクラスの高齢者の中でもアッパーな雰囲気、でも気どったところのない品のいい老婦人に扮し、偶然知り合った作家志望の青年ルード(ルパート・フレンド)にはからずもつれない孫息子の代役をつとめてもらうはめに。 好奇心のつよいお仲間に面目を保てた上に年若い友人ができた夫人のみならずルードにも影響がおよぶ。 現代人の役はめずらしいフレンドが役には色気ありすぎかもしれないし、「ラヴェンダー・・・」が現実的な苦味が切なさを生んでいたのに比べて女性の原作らしい理想的な甘さはあるけれど、人生の黄昏とやさしい余韻があっていい作品。 原作が書かれた40年前は、今より世の中が世知辛くなかったのかもしれません。 パルフリー夫人が縁でルードが知り合うグェンドリン(ゾーイ・タッパー)が美しい少女ですが、ホテルのウェイトレスさんのお茶目なキャラも印象に残りました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-02 07:00:05)(良:1票)

7.  クレイジー・ハート ジェフ・ブリッジス扮する落ち目の歌手バッドの物語は穏やかに進む。 カントリー界の大物プロデューサー、T=ボーン・バーネットが音楽のみならず製作にも携わり、カントリー・ミュージックの持つ温情みたいなものをそのまま映画にしたような作り。 シンプルだが素材のよさが生かされ、歌にも聴き惚れる。 ジャズの「ラウンド・ミッドナイト」同様アル中からの更生が要素の一つでも、その描写がメインでないのは察せられる。 飾り気のないジーン(マギー・ギレンホール)とのロマンスもよかったけれど、師弟のエピソードが沁み入った。 かつての弟子トミーに追い越されたバッドのプライドとの闘い、世話になった恩を忘れず師匠を引き立てようとするトミーの心遣い。 ファンへのサインの場面は切なかった。(コリン・ファレルの困ったような八の字眉が役にはまる) 渋いロバート・デュバルの顔も見える。 助力にも恵まれて再び歌手として脚光を浴びる主人公に優しい映画だけれども、最後は「楽あれば苦あり」? でも心はあの空のように澄み切っていそうだ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-08 07:00:01)

8.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち マット・デイモンとベン・アフレックが20代で書いた共同脚本は、二組の世代のちがう男性の友情を描いてなかなかの出来。 天才ウィルの造形は今ひとつのような気がするんですけど、チャッキーがウィルは自分の世界にいるべき人間じゃないと見定めて、彼との関係にしがみつかないのが潔い。(天才を宝くじのアタリ券にたとえるのは確率が低いってことをいいたいのだろうけど、才能=お金に聞こえるのがアメリカ的) 最初はウィルの能力に惹かれたスカイラーもお飾りじゃない。 大学構内の清掃をしていたウィルの才気を見出すランボー教授役のスウェーデン俳優ステラン・スカルスガルドが巧かった。 自分も秀才だから誰よりもウィルの天才の価値がわかって、本当は死ぬほど羨ましいんだけれど必死に妬むまいとして自分の気持ちを彼の育成に振り向ける。 「アマデウス」のサリエリに近い役どころ、あれほどドロドロはしておらず、その采配が旧交を復活させる契機にもなり。 彼とショーン(ロビン・ウィリアムズ)の長年の確執も、お互いの思いをぶつけあった翌日に「昨日は」「ああ俺もだ」の二言で和解してしまうのが男らしくサッパリとして気持ちがいい。(教授が常に身につけるロングスカーフで2人の地位の違いをだした衣装も巧み) ガス・ヴァン・サントは自分で脚本も書くことが多いけれどこれは例外で、それが功を奏した? 力をあわせた脚本でオスカーを受けとったマットとベンは本当に嬉しそうだった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-06 07:00:04)(良:2票)

9.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 《ネタバレ》 深き海の青また青。 斬新な映像と美しい音楽で描く海洋ロマン。 ジャック・マイヨールの人生をこんなドラマ仕立てにしちゃっていいの?と思わないでもないし、好きなキャラクターはいないのであまり自分向きではないですがロマンチスト向き。 ジャックの水の子意識、エンゾのいかにもな最期、ジャックを海に還すジョアンナの言葉、どれも実にナルシスティックでちょっと苦笑。 リュック・ベッソンの黄金期は「グラン・ブルー」「二キータ」「レオン」あたりとされていると思いますが、クールな小品「サブウェイ」が好み。[映画館(字幕)] 7点(2010-08-11 00:00:00)

10.  クイズ・ショウ 不正・腐敗を暴くのはアメリカ映画の一ジャンルになっているほどで、米国が好む題材。 レッドフォードらしい真摯で端正な作品になっていますが、彼にはあまり向かない題材のようにも見受けられます。 事件の核心に迫るジャーナリストの執念、座を追われた元チャンピオンの偏執、新チャンピオンとなったエリート教授の逡巡・慢心とそれぞれ見応えはあるのですが、欺瞞を描くには彼自身がクリーンすぎるようで。 でもレッドフォードが一番描きたかったのは甘い誘惑に揺れやすい人の心の弱さと知らぬ間に別人に変貌した自分を許せない良心の呵責かもしれず、レイフ・ファインズの苦渋の表情と額の汗はインプレッシブ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-22 00:00:04)(良:1票)

11.  グッバイガール 劇中にも「リチャード3世」が登場するが、このカップルもシェイクスピア喜劇のベアトリスとベネディクトのよう。打てば響くような当意即妙のダイアローグが心地よい。それが作り物っぽくもなりそうなところを、2人の人間味のあるキャラクターが和らげている。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-22 20:25:23)

12.  クイルズ 熟練した4人の役者の演技が拮抗するロマン怪作。憑依では人後に落ちぬラッシュのサドは餓鬼と化し、好奇心の虜となりしウィンスレットはソドムの巫女か。煩悩を聖衣に包み隠したフェニックスの煩悶がやるせなく、邪淫のケインが処女を狩る。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-22 19:31:44)

13.  グレムリン 昔も今もブリブリギズモにメロメロ。去年も一匹連れてきちゃいました♪チャイナタウンじゃなくてV/Vからですけど。こんなに可愛いギズモをストライプったら「ウ○コ」だなんて許せません!夏の撮影のため人工雪とマット画で作り出された、冬の田舎町で巻き起こる珍騒動。善玉→悪玉変身がユニークで、クライマックスで天井に激突するギズモのぬいぐるみテイストもご愛嬌。夏娘フィービーのレゾンデートルは微妙。サンタの出てこない貴重なクリスマス映画。[映画館(字幕)] 7点(2005-12-24 11:58:36)

14.  グリーン・デスティニー 邦題にグリーンとつくだけあって、緑あざやかな竹林がワイヤー・アクションの舞台に。 チャン・ツィイーは「初恋のきた道」より時代物・作り物っぽい世界が合うと思いまふ。 殺陣もポーズもキマッてる! ミシェル・ヨーは「トゥモロー・ネバー・ダイ」より大人な女。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-03 02:47:23)

15.  グーニーズ 今まで縁がなくて去年やっと見たグーニーズ。男の子も女の子もあの頃のままで、でも彼らのこの姿を見るのは初めてっていうのはスゴク不思議な感じ。中身を知らずに埋められたタイムカプセルか、行けなかった遠足のビデオでも見てるみたいでちょっぴり切ない?悪役も大好きなロバート・ダヴィだったなんて!子供たちだけの冒険映画というと「ミクロキッズ」「スタンド・バイ・ミー」が思い出されるけど実はそんなに多くない。海賊テイストもあってニギヤカでなかなか楽しいけど、この映画の一番いいところはたくさんの人が宝物として胸の奥にしまっていることじゃないのかな。今のゲーム好きのキッズには大好きな洋画なんてあまりなさそう。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-25 17:32:37)

16.  クライム&ダイヤモンド 洒落た、ちょっといい映画。ただせっかくのアイディアや殺し屋T・アレンのキャラを完全に生かしきれてなくて小品なイメージなのは、作り手の自己満足っぽい気配がするから?[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-16 23:55:57)

17.  グレムリン2/新・種・誕・生 「グレムリン」は小さな町が舞台だったからよかったのにネ。ダンテのマイナーな暴走にはついていけませ~ん。いくらギズモがかわいくコスプレしても、これじゃあバラバラ★[映画館(字幕)] 5点(2010-04-13 06:00:15)

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