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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ゲッタウェイ(1972) 《ネタバレ》 “The Getaway”『逃走』。高校の頃でしょうか?テレビでスティーブ・マックイーンのアクション映画が立て続けに放送されました。'80年代のアクション俳優に比べ、ジョークを言うでもない寡黙なマックイーンは、これはこれで男臭くてカッコいい俳優でしたね。 そして本作のドクは銀行強盗犯と来たから、刑事モノに見慣れた目には、ちょっと異色のアクション映画でした。 この歳になって観ると、アクションシーンより、ドクとキャロルの絡みの方に注目してしまいます。今回の計画の際、ベイノンと関係を持っていたことを知ったドクの怒り様。運転が乱暴になって、怒りのビンタ。そりゃ気持ちはわかるけど、自分でベイノンの所に行かせたのに。キャロルもドクの為を思い、割り切った作戦として関係を持ったのに、やりきれない気持ちを抱えて、ウジウジしてるドクに、子供っぽさというか、男の幼稚さを感じました。 ショットガンで警官を撃退した後、キャロルがバックで急発進してドクをビックリさせるのも、キャロルの面白くなさ(ドクの自分勝手さに怒ってる感)が滲み出ているようで、良いシーンでした。 幼稚さと言えばルディもです。クリントン夫婦を人質にやりたい邦題。車中のスペアリブの投げ合いなんて、自分から始めたのに気に入らないと怒鳴り出す。ガキ大将の典型です。フランと寝るときもわざと夫のハロルドに見せつけるのも、子供じみた性格の悪さを感じます。 フランはよく解りません。自分たちが殺されないようにルディに合わせてたんでしょうけど、どこかからストックホルム症候群になってしまったんでしょうか?最初はきっと、ルディから無事に(ハロルドと猫とともに)逃げるチャンスを伺っていたんだと思います。 そのハロルドも抵抗することもなく、フランに怒りをぶつけるでもなく、アッサリ自殺を選んでしまうのは、今の状況もこれからの人生も、もう耐えられなかったんでしょうね。苛められっ子の末路のようで悲しい。 当時はアメリカン・ニューシネマ真っ盛りの時代。更に逃避行と言うと悲しい結末が定番ですが、清々しい結末。アンチ・ヒーローながら、ハッピーエンドという組み合わせが却ってよかったです。[地上波(吹替)] 6点(2024-03-17 23:50:26)《改行有》

2.  ケープ・フィアー 《ネタバレ》 -Cape Fear- “恐怖の岬”って地名。ノースカロライナ州にケープ・フィア川というのがあるみたいだけど。 マックス・ケイディに狙われる恐怖。映画館で葉巻をくゆらせて大笑いする大胆さ。告訴されないのを見抜いてサムの同僚の子に暴力をふるう卑劣さ。法律を逆手に取って、直接の暴力でなくじわじわと追い詰める知性。一方で3人の男に襲撃されて、不意打ちにも関わらず撃退して見せる強靭な体力。ケイディを恐怖の象徴として描くのに申し分ない前半戦だったと思う。 後半がガラッと変わって、取って付けのようなアクションになるのがちょっと、どうだろう。 カーセックとの深夜の対決までは緊張感があったけど、サムの家であそこまで直接行動に移すなら、あの場で決着を付けても良かったと思う。 尺稼ぎのようなサムの逃走劇。家があるニュージャージー州(ニューエセックス)からノースカロライナ州(※明記してないけど)まで、ケイディずっとあの姿勢で行ったと思うと、ちょっとコント。 最初の頃の知性と心理戦は影を潜め、結局は力技かぁ…都合よく大雨が降って雷鳴が鳴り響き、川はうねって豪華クルーザーが厚紙のように脆くも壊れていく。あの激流で船を捨てて川に飛び込んで、みんな無事な謎。う~んコント。 人気作ではほぼ幸の薄い役のジュリエット・ルイス。本作でも思春期真っ盛りな悲劇のヒロインを熱演。ケイディの指を舐める仕草と、直後の泣きながら走って逃げるシーンが印象的。 ロバート・デ・ニーロも無駄のない肉体で怪演。最期を悟って賛美歌を歌う不気味さ。沈みながら目で睨む執念。怖い。 余談だけどザ・シンプソンズにサイドショー・ボブってキャラがいて、自分を刑務所に入れたバートにこの映画のパロディで復讐しようとする。1回くらいならともかく、毎回ボブが出るたびにケープ・フィアーの音楽が流れて。そういう意味でもこの映画って、アメリカで人気があるんだろうなぁって思った。[ビデオ(字幕)] 6点(2022-08-14 18:16:50)《改行有》

3.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 -Duel- “(1対1の)決闘”。  確か初めて観たスピルバーグ監督作品だったと思う。日常よくある『路上での追い越し』から始まる、身も凍る恐怖。執拗な追跡。あまりにシンプルなストーリーに目が話せなくなった。どんな奴が運転しているんだろう?なんでここまでしつこく追いかけるんだろう?…どうなれば終わるんだろう? 決闘というタイトルだけど、主人公の車はあまりに非力だ。単純に大きさも馬力も違うし、ラジエーターに欠陥を抱えている。助けてくれる警察も呼べない。どう考えても勝ち目のない闘い。 結局、トレーラーの運転手の人相や目的を知ることなく映画は終わるが、幼いながらも不思議な満足感を得られた。この迫力ある映画が、ジョーズやE.T.を創った天才スピルバーグが、僅か25歳で初監督(厳密には違うかもだけど)した、しかもテレビ映画だというから、本当に天才っているモンだな…って感心してしまった。 この映画を観てスゴいって思う気持ちは今も変わらない。この映画の何が怖いって、トレーラーが怖かった。25歳の青年監督は自身の最初のオリジナル作品で、動物でも宇宙人でもロボットでも恐竜でもなく、トレーラーを恐怖の対象にした。'71年に。 最後まで姿を表さない運転手にでなく、人間の道具でしか無い貨物車両の方が怖い。幼い頃の私はどうして運転手の正体が気になったのか?それは『人間なら話せばわかる』とか『トレーラーには勝てないけど人間同士のケンカなら勝てるかも?』と思ったからかもしれない。 スクールバスを押すデイヴィッド。暗いトンネルの出口で静かに待つトレーラー。目があったかのように光るあの無機質な丸いヘッドライト。後のジョーズの目に感じたのと同じ恐怖。錆びついてレトロな車種のチョイスも秀逸だ。踏切でデイヴィッドの車を押す時の、絶望を感じる列車の長さ(助かる!)。上り坂でオーバーヒートしてぐんぐん落ちるスピードメーター(間に合う!)。観せ方が下手だと突っ込まれるところだけど、手に汗握ってソレどころじゃなかった。そして最後、運転手を出すことなくデイヴィッドが“トレーラーに”勝つのも秀逸。 トレーラーは映画開始5分で登場し、崖から落ちてすぐ映画は終わる。最初から最後までトレーラーに追いかけられる怖さで一本の映画にしてしまう才能。 初めてでコレ。 恐怖。[地上波(吹替)] 10点(2022-03-31 22:54:04)(良:1票) 《改行有》

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