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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. 恋の十日間 《ネタバレ》 どこか人生に疲れてるのか、影のあるジョセフコットン。戦場での後遺症に悩んでたり、孤児であるこの役にピッタシ。きっとこのドラマでも、そこに女性が同情して、魅かれて行くのかと思えば、女性もワケありの人だった。寂しい二人が出会えば、恋の予感。でもやはり、舞台を整えたのは、日本の敵国だった、この国の人達の明るさ。最初の電車で隣りに座った水兵さんや、二人を暖かく迎える、親戚の家族の人達。さりげなく、気をつかう人達ばかり。今の先進国の映画が置き忘れた、愛があふれてる。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-04-22 21:58:23) 22. 告発のとき 《ネタバレ》 主演がトミーリージョーンズだったので、「彼ならやってくれる」と期待して、観た映画です。 「ノーカントリー」で愚痴をこぼしていた彼はここでは、静かに真実を受け入れようとします。息子が戦場で非人間的になっていく真実を・・・。この映画を観終わった時、あるテレビ番組でイラクに行った若い兵士が火炎放射器でイラク兵を焼き殺し、インタビューで「正直凹むよね」と答えたのを思い出しました。どんな人間(イラクもアメリカも)も、育ててくれた人がおり、愛し、愛された記憶があるものだと思います。人が人を痛めつけるのはやはり良くない。戦争は最悪の外交で、やっちゃいけないと思うんです。ベトナム戦争の時はニューシネマが出てきました。今回の戦争でアメリカの映画文化はどう変わっていくのだろう。 [DVD(字幕)] 7点(2009-04-22 21:57:20)《改行有》 23. 今宵、フィッツジェラルド劇場で 《ネタバレ》 メリル・ストリープっていろんな人間演じたいんだろうね。ここでも彼女の新たな一面を見せられた。仕草一つ一つがうまいなあ、と思ってしまう。うますぎて、ちょっとはみ出してたような気もする。リンジー・ローハンは他の映画で悪評だったが、ここでは可愛いカントリーガールをちゃんと演じてた。化粧しない方がきれいだと思う。それにしても、変化の激しい現代。失われていく文化って寂しいよね。こういうラジオの公開放送みたいのが舞台として、お客が観にくるスタイルがアメリカではあったんだね。知らなかったなあ。[DVD(字幕)] 6点(2008-03-18 13:13:48) 24. 恋のためらい/フランキー&ジョニー 《ネタバレ》 良かったです。ムショ帰りのハンディも気にせず、自信を持って、女性を口説くアルパチーノの姿は、自信を無くしかけてる最近の自分に、勇気をもらったように感じました。もう年齢的にはこの主人公と同じくらいなので、よく分かるような感じがします。ニューヨークのあの狭い島に、所狭しと建物があり、居住区ではその建物の中に色んな人たちが住んでいて、孤独な夜があけ、朝日があんなにきれいにさしこむ。素敵な映画ですね。[ビデオ(字幕)] 10点(2008-02-26 22:39:52)
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