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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. コーチ・カーター 私も同じ感想を持ちました。よくあるスポコンものか? と思いきや、黒人や「モンスター」で描かれたようなプア・ホワイトがアメリカ社会で生きていくのは大変なんだ、というのもテーマだと思います。結構堅いテーマなんだと思いますけど、アメリカではちゃんとヒットしたらしい。ということは、アメリカ人だって「ホントは今のままじゃいけないんじゃないか」と心のどこかで感じてるってことなんでしょうね。日本はまだそれなりに均質化された社会ですけど、だんだんアメリカみたいな「勝ち負け」のはっきりした社会になるんでしょうね。最近の子供は万引きなんぞ犯罪だとも思ってないんでしょう。日本もそのうち「映画の中の出来事」じゃなくなってくるんじゃないかとか考えてしまいました。[映画館(字幕)] 8点(2005-09-25 15:11:14) 2. 恋のおかたづけしましョ! エリザベス・ハーレイは英国では「大根女優」との評価を受けているそうだけど、コメディでは結構好きな女優さん。この作品もきっと毒のある悪女ぶりで笑わせてくれるのだろうと思ったけど、男優がえらい大根に見え、2人の絡みが邦題ほどににはまったく笑えなかった。有名な人なんだろうか。私は全然知らない名前だが、素のまんまみたいに見えるちょっと大物ぶった「ちょいワル中年」の雰囲気の一発演技で、基本的に映画の中でただ台詞を読んでいるだけのように思えた。[DVD(字幕)] 3点(2005-07-27 11:00:16) 3. 50回目のファースト・キス(2004) 《ネタバレ》 結構いい脚本だと思うんだけど、それだけに前半の下品でベタなギャグ、がちゃがちゃした脇役陣(ルーシーの父と兄以外)、わざとらしい動物の芸…等々が余計に思われた。もっとストレートなほのぼのとしたラブコメディにすれば良かったのに。それとアダム・サンドラーって、この手の映画じゃ役不足じゃないですかね。前半の女たらしの役からしてリアリティが感じられない。とにかく余分でベタな場面が多かった気がする。ルーシーが少しずつ変わり始める後半はなかなか良かった。それだけに残念。ドリューはたぶんアメリカ人としてもぽっちゃり目で絶世の美女ではないんだろうけど、こういう、ちょっと間の抜けた陽気な女の子はぴったりはまってとてもかわいい。最後に…。邦題をもうちょっと考えてくれ! 配給会社の人! ひとりで見に行くおじさんもいるんです。入場券買う時、「50回目のファーストキスを1枚」なんて声出して言うの、かなり恥ずかしいんですが…。[映画館(字幕)] 5点(2005-06-26 00:46:33)(笑:1票) 4. 五線譜のラブレター/De-Lovely 昔見た「グレン・ミラー物語」のような映画を想像していたけど、ゲイという主人公の陰の部分にも光を当てていて、音楽家としての苦悩や葛藤をうまく描いていたと思う。CMで何度も耳にした名曲は奥さんに捧げられたものだったのですね。時代を超えて人の心を引きつけるわけだ。アシュレイ・ジャッドってシャーリーズ・セロンに雰囲気が似ていて損をしているような気がしていましたが、いい女優さんですね。再認識しました。 忘れるところだった。邦題がいい。思い切ってこの邦題をつけた配給会社の人に拍手。映画の内容はまさに五線譜のラブレターでした。7点(2005-02-18 11:51:50)
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