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プロフィール |
コメント数 |
50 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
人生半世紀を超えた。たいていのことは許す。 |
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1. ゴースト・オブ・ミシシッピー
《ネタバレ》 ジェイムズ・ウッズの怪演がみもの。一種の異常性格の表現なんだろうけれど、ガキみたいに落ち着きのない法廷での振る舞いなんか、本当にゾッとするような異様な雰囲気がよく出てた。ストーリーとして、たしかに一応これでスカッとする。でも、この事件は氷山の一角で、他に埋もれている事件が多数有るはずだ、と気づくから、むしろ暗澹としてもくる。アメリカだけじゃなく、意見のある個人を排除する社会的な仕掛けとしての暴力は、表現形態は違っても、日本にもいくらでもあるわけだし。ヒト社会が備えている本当に不快な特徴に気づかされる映画と言えるかも。7点(2004-07-02 01:21:59)
2. ゴースト・ドッグ
伝書鳩にしびれた。緊張と弛緩が、ぜーんぶ的外れに配分されているあたりが、ちょっと真似のできないジャームッシュの世界。ところどころに出てくる英語訳の葉隠れに一驚。ジイサン侍の狂信的うわごととは全然違う立派な箴言みたいに読めてしまう。呑み込めないと言って止めといてもいいはずのところを強引に消化すると、こういう創造的誤解が生まれるわけだ。人殺しを生業にするのは勧められないけれど。8点(2004-06-14 10:11:00)(良:1票)
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