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プロフィール |
コメント数 |
210 |
性別 |
男性 |
年齢 |
62歳 |
自己紹介 |
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1. サンセット大通り
《ネタバレ》 払わないと車を差し押さえられる290ドルがどのくらいの金額なのかがわからないので困ったな、と思っていると、新聞社の編集の仕事が週給35ドルとわかり、なるほど、290ドルは2か月強の給料なのかとちゃんとわかる仕掛けになっている。そして、週500ドルとはずいぶん吹っかけたものだと観客に思わせ、そんな金額は問題ではないと女主人公に一蹴させることで、彼女の金満家ぶりも窺える、という一連の流れは、貨幣価値が製作当時と全く違った時代に生きているわれわれにとってはありがたい。中盤、主人公と閲読係との間で、「陳腐な脚本だが、人物像が魅力的なのは、実在の人物にもとづいているから」というような会話を交わすくだりがあるが、この部分がスパイスとして非常に効いている。この映画自体、金持ちの年上の婦人と仕事にあぶれ金に困っている男、という陳腐な設定ですすむのだが、この部分が挿入されたことで、観客は女主人公と執事についての予備知識がなくても、実在するモデルにもとづいた人物像だと知らず知らずのうちに思って見入ってしまい、ただでさえ鬼気迫るラストの怖さが、いっそう増幅されるつくりになっている。ただ、テーラーの場面と、邸宅の天井や調度品を説明する場面がモノクロ画面のためか、科白に頼りすぎてしまっていたのが少々残念。8点(2005-03-09 00:09:54)
2. サウンド・オブ・ミュージック
ベニー・グッドマンがよくかかる家庭で育ったためか中学・高
校とクラシック原理主義者の音楽の先生と相性がよかったため
しがない。子供の頃見たときにはなるほど名作だと思ったもの
の、その先生たちの一人に顔が似ている人がいたため、ジュリ
ー・アンドリュースが好きになれず、何度も観ることなく過ぎ
てきた映画。二十余年が過ぎ、音楽の先生との相性の悪さも思
い出に変わった今、本日のTV放映での久しぶりの再会が楽しみ
だ。(再会後の感想)それまで規律を強いてきたが、家にはじめてやってきた男爵夫人を歌で歓迎する子供たちをみて、心を開く大佐のシーンは最高にグッときたし、三角関係の決着がつくまでは完璧なミュージカル。そこで終わっていれば文句なしに満点。その後の召集の電報が来てからラストまではどう考えても同じひとつの作品の流れとは考えられない。というわけで、8点のまま変わらず。余談をひとつ。パブロフの犬ではないが、紅葉の名所というと京都であると日本人がすぐ思い浮かべてしまうのは、この映画が世に出たおかげであるのは、ミュージカルファンか、JRの関係者であれば、周知のことですネ。8点(2004-02-03 23:23:33)《改行有》
3. 猿の惑星
志らく師匠が「観るたびに悔しくなる。アイツら、猿のくせに俺より英語がうまい」とやって爆笑をとっていた映画。海の向こうではシラク首相が「観るたびにフランス語の優位を感じる。英語ってのは猿でもしゃべれる」とやって国際問題になったとかならないとか。8点(2004-01-30 12:25:00)(笑:2票)
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