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プロフィール
コメント数 4684
性別 男性
年齢 41歳

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  THE DAY ザ・デイ 《ネタバレ》 戦争後の不毛世界を生き抜く5人のお話ということで、シチュエーションとしてはSFなんですが、下の方も言われてる通りSF的なファクターは全くなく、ほぼ白黒な映像で不毛世界を描き出しています。ドラマの「LOST」を楽しんでみていた自分としては久々にドミニク・モナハンが見れて嬉しかったのですが、彼はやはりああいう結末になってしまうのかしら。主役の女性は体当たり演技が様になってて良かったです。終末映画は、グループ間の闘いや人食など、パターンがきまってしまいがちで本作も目新しさはなかったのですが、バイオレンスシーンの完成度、繋ぎの巧さはなかなかのものでしたね。[DVD(字幕)] 6点(2013-02-07 21:42:28)

42.  ザ・マーダー 《ネタバレ》 まぁ、佳作かなと。 ありそうでなかった内容のサスペンスで、 最後まで集中してみる事は出来ましたが、 振り返ってみると、いやはや、犯人の男そして 主人公のジャック双方ともに凄いな、と(笑)。 犯人の男は、その生まれた境遇故に父親に 恨みを持ったんだろうけど、にしても どんだけ凄い執念やねん。父親が一夜限りを 共にした女をみんな把握してるだなんて。 そしてジャック。今までの経験人数100人て、 どんだけモテモテなのかと。 レイ・リオッタはいつも抑え気味の演技を するので、女性たちが次々と殺されていても そこまで感情をあらわにする様相は見せないので 個人的にはもう少しオーバー気味の演技でも 良かったかなとは思うのですが、でも「100人」と いうことを考えると、この役はレイ・リオッタぐらいしか やれる人はいないんじゃないか(笑)。 彼なら、それぐらい絶倫でもおかしくなさそうだな、と。[DVD(字幕)] 6点(2012-11-18 10:35:57)《改行有》

43.  三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 《ネタバレ》 ポール・W・S・アンダーソン監督の作品ってどうにも好みじゃないのが多いので本作もあまり期待はしてなかったのですが、思いのほか楽しめました。「一人はみんなのために。みんなは一人のために」の騎士道精神が良いですね。最初は決闘するはずだったのが、すぐに和解して共通の敵に立ち向かう三銃士のダルタニアンのさっくりとした関係、頭は悪そうだけど憎めないボンボンキャラのルイ13世とダルタニアンの関係、そういうところに魅力を感じる。対して、敵側のミレディとか、バッキンガム公爵、枢機卿はキャラや魅力が薄いように感じる。続編作る気満々な終わり方だったので、それぞれのキャラの掘り下げは次回に持ち越しということなのかな。アクション自体はまずまずだけど、それよりも宮殿の外観や内観の豪華さ美しさが見ものでした。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-08-14 13:40:09)

44.  サイレントヒル 《ネタバレ》 大ヒットした同名ゲームの映画化。ゲームのほうは正直一度もプレイしたことありませんが、それでもこの作品の並々ならぬ映像へのこだわりは切に感じとる事が出来ました。ローズが、サイレントヒルに初めて足を踏み入れたときの、灰が降る神秘的な街の雰囲気や地下のおどろおどろしい雰囲気、気色悪く不気味なクリーチャーの数々、火刑のショッキングなシーン、そしてラストの自宅へ戻ったときの温かい日の光、色々と印象深いショットが多く、ある意味お化け屋敷的な面白さがあります。ただ、そういう素晴らしい映像とは裏腹に、ストーリーが圧倒的につまらない。このサイレントヒルとは一体なんなのか、というミスリアスな雰囲気が序盤はあったんですが、狂信的な集団による狂信的な行いというのが終盤になって台詞で語られ、そのアホな組織と対峙して終幕。なんというか、この世界設定をそのまま紹介しただけというようなお話で、ドラマ性に欠けるし、特に父親の存在がほとんど無意味でしたね。そんなわけで、映像最高!ストーリー最低!の両極端な映画というのが感想です。それにしても、婦警さんはなにも悪いことしてないのに、あまりにも不憫過ぎますね、、、、。[DVD(字幕)] 6点(2012-06-07 22:28:45)

45.  サーフィン ドッグ 《ネタバレ》 犬好きの方にはお勧めの作品です。 タイトルが「サーフィンドッグ」ですが、サーフィンしてるのはごく一部のシーンで、本作はとあるわんこと一家のお話がメイン。 ちょっとずるをしてたまたま登り詰めていい気になっていたら ガールフレンドも家族も失ってしまい、一悶着あったあげく よりを戻してハッピーエンドという、すごく王道なストーリーを犬の主人公でやってるわけです。どのわんこも凄くおしゃべりで、 最後にはダンスまでしちゃうぐらいのその擬人化っぷりが観てて面白い。 マーマデュークとボスコの声を、それぞれオーウェン・ウィルソンとキーファー・サザーランドがやってるのには驚いたなぁ。 すごく巧かったです。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-14 10:59:41)《改行有》

46.  ザ☆ビッグバン!! 《ネタバレ》 「24」の製作総指揮をした人が監督だというから、ちょっと期待して 観てみたんですよ。アントニオ・バンデラスがかっちょよく銃を 撃ちまくる映画なのかなと思ってたんだけど、実際には そんなんじゃなく、殴られまくりでもの凄く格好悪い役柄を 演じている。ハラハラドキドキするようなサスペンスがあるわけでもないので、そういうのを期待すると肩すかしです。内容的には、いわゆる推理ものですね。一応、それなりのどんでんもあります。 でも、ラストだけはバンデラスらしい格好よさを見せてくれました。 途中から、素粒子がどうとかいう話になってくるんで、 この大富豪がどう話に絡んでくるのかなと思ったら、 結局は最後の地割れシーンがやりたかっただけなんですね(笑)。 映像的には、オープニングとエンドクレジットのスタイリッシュな感じとか、割と好きですけどね。佳作。いや、珍作といったほうがいいのかな。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-10 20:54:24)《改行有》

47.  ザ・ウォード/監禁病棟 《ネタバレ》 ジョン・カーペンター久々の監督作品。約10年ぶりというわりには、丁寧な作りだし、病院から脱走しようとする終盤の展開はなかなか力が入っていて見応えありました。ただ、結局は本人の妄想であったというオチはここ最近手垢がつくほど多く作られているパターンですからね。主人公の子が、「見た目も含めて」複数の人格の一人だという展開は斬新だったかもしれないけど、個人的にはもうひとひねり欲しかったかなぁというのが正直なところ。可もなく不可もなくの佳作といったところかな。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-05 20:45:44)

48.  サンクタム 《ネタバレ》 このお話自体が実話というわけではないみたいだけど、一つ一つのアクシデントは実際に起こった出来事だそうで、洞窟探検のデンジャラスな面が知れて勉強になります。「冒険」に憧れて生半可な気持ちで来ると痛い目に遭うぞ~、というね。そういうのがよくわかる。お父さんは「ここには神なんかいないんだ」と言ってましたが、西洋社会では善悪の価値観は全て神から発したもの。だから神がいないと言うのは、洞窟内では法律など関係ねぇといってるようなもので、その価値観うんぬんは人それぞれ思うところはあろうがいずれにせよ極限の状態においては表面的な価値が喪失するのもまた事実。仲間が苦しまないよう水に沈めてあげたりというのは、ぱっと見は殺人行為なんだけど本人も凄く苦しんでの行いでしょう。普通ならそんなこと出来ないけど、善悪の彼岸にたつ父親はそれが出来る。息子の言う様に、確かに「すごい男」かもしれないね。こういう展開というのはハリウッド的ではないけれども、そこはリアルを希求した作りなんですよね。大半を実際の洞窟で撮ってるのかと思いきや、特典映像を見てみると洞窟のシーンはほぼ全てスタジオのセットであることがわかる。コンクリートを削って作り上げた洞窟はほんとにリアルでびっくり。そんなわけで内容と洞窟共にリアルを追求しており、娯楽映画的な派手さはないけれど製作陣の頑張りが感じとれる作品ではあると思う。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-01-14 19:52:04)(笑:1票) (良:1票)

49.  SOMEWHERE 《ネタバレ》 裕福だけど、虚無的な生活を送っている俳優の主人公が一人娘と短いひとときを過ごすうち、改心して新たな出発をするという内容。最初の「同じところをぐるぐる回る車」で彼の空虚な心情を表現し、また、最後の「車から降りて自分の足で進む微笑の主人公」で彼の心情変化を表現する。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞だそうだが、いかにもそういう賞が好みそうな内容で、踊り子やらパーティーやらインタビューやら仕事場でのマスク作りやらが延々長回しで撮られている。それらのシーンは実に傍観的なのだが、これがまた主人公の心の虚無感を表現するためにこういう撮影をされていて、前半は特にこういうシーンばかりなので至極退屈。狙いとは言え、こりゃなかなか人を選びそうな映画である。もちろん、それに対して娘クレオとのゲームシーンやプール遊びシーンはなかなか楽しいのだけれど。[DVD(字幕)] 6点(2011-10-14 23:25:30)

50.  ザ・ライト -エクソシストの真実- 《ネタバレ》 「事実に基づく話」だそうですが、実際にどの程度事実に基づいているのかは確かめようもなく、見ているほうとしてはなんともいえません。アカデミー俳優、アンソニー・ホプキンスの怪演が本作一番の見どころで、一歩間違えればくだらないB級ホラーになってしまいそうなこの題材を、ホプキンス迫真の演技で真実味を持たせることに成功しております。作りとしても手堅く真面目で、ルーカス神父が言う様に首が回ったり緑のゲロを吐いたりするわけでもないので、これを見て悪魔の存在について考えたりする人もいるかもしれません。個人的には、神はともかく悪魔はいないと思いますが、本作を見ていて思ったのは、神や悪魔の存在有無よりもむしろ人間誰しもが持つ後ろめたさや罪深さに対してその人自身がどう向き合うか、そして神を信じることにより、結果としてその宿命的な罪を処理することが可能になる人間の心の不思議さを考えさせられた次第です。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-22 22:01:00)

51.  ザ・ウォーカー 《ネタバレ》 文明が崩壊し、荒涼としたその風景。世界観は見事なまでに映像化されていて、ケチのつけどころがないです。限りなくモノクロに近いような色調で、作り手の努力やセンスを感じます。映像的に、特に老夫婦の家でのドンパチシーンがもの凄い凝ってて目を見張ります。実写とCGを合わせて作り上げられたのでしょう。シームレスなノーカット風アクションは見応えたっぷり。ただ、あのシーンだけが気合入り過ぎで他のシーンとの落差を感じてしまうのは難点。ラストの、実は本の内容は頭の中に~のオチはなかなか良い。本が聖書なだけに、宗教的色彩を帯びてくるが、たぶん宗教うんぬんよりも、信じることの大切さみたいなものがメッセージとしてあるんじゃないかな。それ事態は、普遍的なメッセージだと思うので。[DVD(字幕)] 6点(2011-04-29 22:22:16)(良:2票)

52.  サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009) 《ネタバレ》 ジョージ・A・ロメロといえばゾンビ映画の生みの親ですけれども、また今の時代にこうやって生みの親がゾンビ映画を作り上げると、善くも悪くも感慨深いものがありますねぇ。巷には星の数ほどのゾンビ映画が生み出されて、ゾンビ自体もある種洗練された感があるけれど、ロメロがこうやってまたゾンビ映画を作ると、映画のテンポの遅さ、あるいはゾンビ自体の薄のろさを感じてしまう。この作品のゾンビはほんと弱っちい感じで、目の肥えた今の観客にはやっぱり物足りなさ、かったるさを覚えてしまうのではなかろうか。、しかし、ゾンビの生みの親はゾンビ自体にはむしろあまり興味がないらしく、この作品ではゾンビはもはや脇役、背景にすぎず、ロメロが本当に描きたいことはむしろ人間のエゴそのものであるらしい。この点に、生みの親としてのある種のポリシーを感じるわけだ。たとえば「ゴジラ」はその後シリーズとして無数に作られたが、一番最初のゴジラを見ると実は「人間の傲慢への警告」という意味合いが込められていたことに気づく。しかしその後のゴジラシリーズはそんな意味合いなどどうでもよく、単に怪獣が暴れ回るだけの見せ物としての存在でしかなかった。それとおなじことが、ゾンビにも言えるのではないか、とふと思った次第である。ロメロは、巷にあふれるゾンビ映画を横目に見ながら、今一度、なぜゾンビ映画を作りたかったのか、その原点を問い直したのではなかろうか、と思う。[DVD(字幕)] 6点(2011-03-27 01:01:38)(良:1票)

53.  30デイズ・ナイト 《ネタバレ》 30日間太陽が昇らない、アラスカの隔絶された街を舞台にゾンビ風のヴァンパイアが押し寄せてくるというこの設定がまず素晴らしい。いうならば、陸の孤島状態で、逃げ場がない中で30日間生き抜かなきゃならない。逆に言えば、30日間生き延びれば生還出来るという「ゴール」があらかじめ設定されているわけだ。斧で首をぶった切っていくシーンなど、なかなかの見応えである。ヴァンパイアはヴァンパイア語?を話してそれなりの知能を持っているようで、歯の多さや目の黒さで人間でないことはわかるのだが、ボスがちょっとした小太りのおっさんにしか見えないのが残念で、怪物的迫力に欠けると思う。30日間の設定にしても、突然「~日後」と時間が進んだりして、長さをあまり感じないのも残念。ラストの切なさは、決して嫌いではない。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-29 12:21:46)

54.  サロゲート 《ネタバレ》 確かに、今後テクノロジーが発達していけば、元々は医療用に開発されたものが娯楽用へと転用されてそれがこの映画の「サロゲート」のようなものが登場することもあり得る話だと思う。ただ、この作品でそれが使われている原因として、老化した自分の顔、見窄らしい身体を晒さずにサロゲートという自分の理想型ロボットが変わりに街を出歩く事で自尊心を保つかのような説明であるが、そもそもあそこまで科学が発達した世界なら、自分自身の老いに抗い、美を保つ技術も進歩しているであろうから、分身ロボットを身代わりにする必要もなかろう。それに、犯罪がほとんどなくなったという説明もされていたが、実際にああいう社会になったらむしろ犯罪はやりたい放題になるのでは?と、舞台設定そのものに、色々と疑問が生じたのだが、もっと問題なのはストーリーの陳腐さで、例えばサロゲートの生みの親が実は悪玉であったというオチは、あまりにもありきたりで、これといった意外性を感じない。この点はかなり致命的である。逆に良かった点は、たとえば夜の街の色彩の美しさや、サロゲートのつるっとした肌の質感、それから追いかけっこシーンなどで発揮される、サロゲートの超人的な身体能力など。それらは映像的には魅力ある点であったと思う。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2010-06-28 23:36:53)

55.  サラマンダー 《ネタバレ》 全く期待せずに観たせいか、割と面白かったように感じました。主人公の過去のトラウマと復讐心、そしてデントンの凄まじい強さと眼力。熱い内容に思わず引き込まれました。特に終盤のサラマンダーとの一騎打ちはなかなかの見もの。ストーリー自体はまさに単純明快で、深い要素なんて何一つありませんが、誰もが気軽に楽しむ娯楽作として、及第点はつけられるでしょう。[地上波(吹替)] 6点(2009-05-19 20:53:08)(良:1票)

56.  ザ・シンプソンズ MOVIE 《ネタバレ》 この作品、世界中でヒットしたんだそうです。つまりは世界中の老若男女が映画館に集い、このオバカ映画を皆で共有したということです。バートが全裸でスケボーに乗って彼のチ○コをいろんなものが隠していくシーンを見てご覧なさい。あ、ちょっとそこのレディ、「いやん、はしたない!」などと言って両手で目を隠さないで、彼の生き様をしっかりと見てやってください。彼はあの様な辱めを自ら先頭に立って行うことによって、世界中の人たちに笑いを提供してるんです。なんてけなげなんでしょう。いいですか。人間というのは、みんな服という衣を、身分という衣を着て生きているわけです。ですからなかなか他人と共感し合う場というのがない。そうやって生きている私たちに、彼はうまれたての姿に戻ってフル○ンを曝け出し、世界の人々に共感の場を提供しているわけです。なんと素晴らしい事でしょう。彼の姿を見届けることにより、身分も国境も違えど私たちは本当は一つなんだと、世界平和を訴えているわけです。彼のフ○チンは世界の平和へと繋がるのです。あの行為のせいでバートは鉄柱にくくりつけられ、日が暮れるまで辱めの刑を受けますが、どうか皆さん、彼に温かい言葉をかけてやって下さい。君はよくやった。そして、笑いをありがとう、と。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2008-09-01 23:19:11)

57.  サンシャイン 2057 《ネタバレ》 この作品、やっぱり真の主役は太陽なんでしょうなぁ。わざわざサールや船長が、顔の皮がめくれるほど凄まじいまでの太陽光を浴びて、ある種のカタルシスを味わっている時、同様に観客もまた大スクリーンと迫力ある音響で「太陽」を味わうわけです。ストーリーは前半と後半で大きく異なります。前半は基本的なストーリーラインに乗った、わくわく感に満ちた展開で進んでいくんですけど、後半からは突如ホラー的展開になり、サブリミナルだのエフェクトだの、なんやらトリップムービーみたいなことになってきます。このお話の基本部分はギリシャ神話のイカロスから来ていて、そのイカロスに対しての「5人目の人」が、自然に逆らうな、運命に従え、と喚き立てる、要は単にそれだけの話なわけで、別に難解なところはなにもないと思います。この作品がやりたいことはつまりは「体感」なわけです。変な理屈うんぬんはおいといて、漆黒の宇宙に浮かぶ、生命の母と殺人的破壊力の2つの顔を持つ太陽を体感する、そういう作品です。その体感の中で、観客が感じとったものから何かしらの意味づけが出来ればそれでいいわけです。ダニー・ボイルさんが、もはやどうしても過去の傑作から逸脱出来ない現在のSF映画の中で、いかに新しい事が出来るかということで挑戦をしたのが本作なんですね。間違いなく一般受けはしない、大半の人はたぶん駄作というに違いないこの作品、僕は駄作というより意欲作って言いたいですね。[映画館(字幕)] 6点(2007-05-04 20:25:35)(良:4票)

58.  SAYURI こういう作品は必ずといっていいほど、あそこがおかしい、ここがおかしい、て言ってくるあら探しさんがいるけど、あら探しの為に映画を見に行くなんてなんとも寂しい話ですし、そもそも外人が異国舞台の映画作って完璧に忠実なもの作れるわけがないでしょうにね。それを求めること自体無理な話ですし、むしろそのある種の誤解、違和感を逆に楽しむというのも一つの手なのです。監督のロブ・マーシャルの前作品の「シカゴ」だって本当は時代設定、細かい史実にいろいろおかしいところあるんです。だけど、彼の理想の美の世界として成立してるわけですよ。あくまでこれは「はなまち」というロブ・マーシャルの美の世界なのです。というわけでなかなか面白く見させてもらいました。ミシェル・ヨーもなかなかいいんだけど、個人的にはコン・リーがはまり役だと思ったな。すごくうまい。それと桃井姉さんも適役。なんていうか、ディズニー映画に出てくる魔女っぽい感じがグッド(笑)。お話はラブ・ストーリーなんだけど、ラブよりもむしろ芸者間での争い、女の戦いの方が面白かったな(笑)。水揚げのやりとりとかね、お客の取り合い、ああいうの好きです。[映画館(字幕)] 6点(2005-12-11 04:02:35)(良:4票)

59.  ザナドゥ 作品の内容はアレですが、個人的にはジーン・ケリーを見れただけで満足です。おじいちゃんになってもあれだけ体が動かせるジーン・ケリーには脱帽です。永遠のスターに6点![地上波(字幕)] 6点(2005-11-20 02:44:48)

60.  ザ・リング2 うわぁ、評価低いなぁ~(笑)。前作よりは面白かったと思うけどなぁ、、、。いやまぁ確かにお話としては巧妙さに欠けると思うし、途中出てきた鹿なんてCGまるだしだったけど、、、。この作品、米国ではナンバーワンをとったそうです。日本が監督した映画としては2本目だとか。作品5点、その功績+1点で6点を献上します。[DVD(字幕)] 6点(2005-11-01 03:15:34)

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