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41. ザ・クラフト 怖~い女子高生四人組が魔女と化し、いつしか魔術に使われる身になってしまうという、ティーン向けに教訓めいた怖~い話です(だからこそストーリーも登場人物もステレオ・タイプ)。でも「スクリーム」なんかと比べたら、すごく良くできてると思いますよ。そして【ちょうじ】さんの仰るように、いつもながら鬼気迫るフェアルザ・バルク以下、ロビン・タニー、ネーヴ・キャンベル等のイキのいい頃が十二分に堪能できます(しかし皆オッパイ大きいなぁ、圧巻…)。個人的には、生理的に好かないロビン・タニーにもっと酷い目にあって欲しかった気もしました。というわけで、6点献上。6点(2002-01-11 17:29:08) 42. さまよう魂たち 一見、制作のロバート・ゼメキス色が強いようにも見える、アップ・テンポでブラックなユーモア溢れるゴースト・コメディ。しかしながら後半にかけての畳みかけるような演出は、やっぱりピーター・ジャクソンならでは。所々ジャクソンらしいやりすぎ感が漂います(散弾銃で頭を吹っ飛ばされた人が、頭だけすぐに霊体になったりする辺り好きですけど、欲を言えばもっと羽目を外してもらいたかった)。そして、マイケル・J・フォックスのコミカルで軽やかなアクションもこの映画では健在。最初から最後まで一気に楽しめる良質の娯楽作です。6点献上。6点(2001-12-14 20:52:47)(良:1票) 43. 猿の惑星 この名作はロッド・サーリングの(共同)脚本なんですよ(TVシリーズ「トワイライト・ゾーン」の製作者)。しかし、空気があって人間がいて猿が「英語」喋ってりゃ、ここがどこかくらい分かるだろう…とか、そんなことは問題にならないくらいの面白さ! 人類の独善性に対する大いなる風刺と警鐘。最終的に封建的な敵役・ザイアス議長の正しさを認識させられてしまうチャールトン・ヘストンの思いは、正に観客の思いそのものでした。しかし夢の21世紀を迎えても争い事は無くならない、このままではいつか猿に覇権を取って代わられそうです。そんなことを感じつつ8点献上。8点(2001-12-13 22:01:19) 44. ザ・グリード ノンストップ・アクション・モンスター・ムービー。あらゆる既存映画からお借りしたのであろうコテコテベタベタな設定とストーリーが、B級スピリット丸出しでイカしてます(↓確かに多少予算をかけた「トレマーズ」って感じ。また、20分で3000人でした)。バカバカしくも最後まで充分楽しく観れる作り。「ハムナプトラ」の原点がここにあります。というわけで6点献上。6点(2001-12-06 23:01:42) 45. ザ・プレイヤー ロバート・アルトマンって、いつからこのような長尺の群像劇ばっかり撮るようになったのですか? 誰か教えて。しかし、飽きずに最後まで観せてくれる手腕はさすがです。決して悪は罰せられない不条理劇で、ハリウッドの舞台裏を目一杯皮肉っています。わんさか登場のカメオ・スターに7点献上。7点(2001-10-02 14:37:42) 46. ザ・ディープ(1977) 実は今は無き後楽園球場で行われた1万人試写会とやらで観ました。周りが明るくてスクリーンがよく見えず、ジャクリーン・ビセットがまだ美しかったのだけが記憶に残ってます。ポスターデザインがまんま「ジョーズ」で、もろ二番煎じを狙っていたような気がします。取りあえず4点献上。4点(2001-10-02 14:25:25) 47. ザ・インターネット コンピュータの展示会場からデータをFBIに転送する辺り、多少ひねりが利いていました。データ改ざんの恐怖は当時でさえ目新しくはありませんでしたが、巨大な敵との追っかけは定石通りで意外にハラハラしましたっけ。これからはこの手の物語の主人公にはプログラマーじゃない方がいいと思います。ということで6点献上。6点(2001-10-02 14:12:20) 48. 13デイズ ただひたすら緊張感の連続、そして合衆国大統領の神の如き責任の重さよ、こりゃ並の精神力じゃ務まりません。面白くなくもないですけど、なんかNHKスペシャルみたいな感じ。政治や近代史に興味がない人は、映画としてはつらいんじゃないかなぁ。ところどころモノクロにする演出も余り感心しません。でもこういう映画をきちんと作るハリウッドに6点献上。6点(2001-09-09 22:54:03) 49. ザ・セル イマジネーション先にありき、後からストーリー付けした印象が拭えない。実写(CGですけど)の迫力はあるけど、何かルパン対マモーのシーンみたいな…。ジェニファーが制止を振り切りマインド・ダイブする理由が弱い上に結局救えない(これが救いと言えば救いなのかな)。とりあえず映像とジェニファーの美しさに6点献上。6点(2001-09-08 19:20:05) 50. 13ウォーリアーズ 中世版「七人の侍」って感じでしょうか(こちらは13人だけど)。なぜ13番目の戦士は異国の者でなければならなかったのかが分からない(ストーリー上、全然関係ない)。映画的にはマイケル・クライトンとジョン・マクティアナンの趣味で、大量のエキストラで合戦ものを作りたかったんではないでしょうか。しかしマクティアナン、「レッド・オクトーバー」と同じに、また途中から英語劇にしやがった(オマー・シャリフと別れた時イヤな予感したんだよ)。唐突に英語を喋り始める「レッド~」よりは説得力のある移行の仕方だけど、どうせ英語喋るんだから最初から英語劇にしとけっての。これやられると、どうも気分をそがれちゃうので5点献上。5点(2001-08-20 16:19:18) 51. サタデー・ナイト・フィーバー 映画の内容も新時代(当時の)を告げる青春ストーリーでしたが、フォーク・グループだと思ってたビージーズの、耳をつんざく高音ディスコ・ミュージックが何と言っても印象的。これ以降、映画のサウンド・トラックが今の「NOWシリーズ」のようになっていきました(その後ジョルジオ・モロダーがそう持ってった)。最高に格好良かったジョン・トラヴォルタに6点献上。6点(2001-08-19 20:37:14) 52. ザ・エージェント ある朝、理由もなく正義に目覚めちゃうトム君。着いていくのは口ばっかりのフットボーラーと鈍くさい事務員だけ。でも、トム君の情熱にほだされて…。レニー・ゼルウィガーを初めて見ましたけど、好きです、こういう女性。さわやかな感動に7点献上。7点(2001-08-06 13:33:14) 53. ザ・ロック そうそう、マイケル・ビーンってお約束のように軍人の指揮官の役か何かで登場しては死んで行きますよねぇ。もうこれ一本で行くしかないぞ、マイケル・ビーン! がんばれマイケル・ビーン! と、思った映画でした(デビッド・モースも出てましたっけ)。それだけだったので5点献上。5点(2001-08-06 01:14:24)(笑:2票) 54. さよならゲーム 確かにスポーツもののケビン・コスナーはいい。うらぶれた野球選手のコスナーが、ユニフォームをアイロンがけしてるシーンがカッコ良くて、東急ハンズで輸入物の同じアイロン台を買っちゃいました(高かった~)。映画としては印象薄なので5点献上。5点(2001-08-04 10:33:13) 55. 誘う女(1995・米) これってコメディなんですよ。インタヴュー中に「ジャパンではサスペンスで売り出すらしいよ」って聞かされたニコール・キッドマンが大笑いしてましたっけ。個々の破綻した描き方はコメディだからこそなんだけどなぁ。関係ないけどラストにニコールを連れていく男ってデビッド・クローネンバーグだって知ってました? てわけで6点献上。6点(2001-08-04 10:28:31) 56. サイモン・バーチ はじめて原作の前に映画を観ました。これまでのように余計な先入観がないせいか、素直に楽しめました。「グリーン・デスティニー」じゃないけど、「信是真也」。本当の信仰とは何か、無宗教の私にサイモンが教えてくれたような気がします。従いまして7点献上。7点(2001-07-10 00:34:44) 57. サイダーハウス・ルール ジョン・アーヴィングの大ファンである私は大河ドラマが大きくはしょられているのが気にくわないけど、アーヴィング自身の脚本とラッセ・ハルストレムの映像が物語の本質を突いていたとは感じました。【ちっちゃいこ】さんへ。私は季節労働者の寝泊まりする小屋のルールをメタファーに、人生のルールとは何か?を問うのがタイトルの意味だと理解しています(登場人物たちは皆、法律や不文律というルールを破って生きています。我々もそうだと思うけど…)。ということで7点献上。7点(2001-07-08 10:42:46)
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