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プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  サルート・オブ・ザ・ジャガー  へんな映画を借りてしまったかと思いきや、これめちゃめちゃ面白いです。  見始めてすぐは、「なんだこれは?スポーツなのか?ふざけているとしか思えない」と思っていたのに、最後はもう完全にサルート・オブ・ザ・ジャガーファンに。ああ、このスポーツ、オリンピックでやってほしいなあ・・・  キッドにも最初全然魅力を感じなかったのに、最後は応援しまくり。  架空のスポーツのくせに、なんだこの完成度と存在感は。  鑑賞しながら本気で戦略とか考えてしまった。  「歩いていけ。」  し、しびれる。 [DVD(字幕)] 9点(2012-05-03 15:23:25)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

2.  サンゲリア 《ネタバレ》  「ゾンビ」よりもゾンビゾンビしていて良かった。バイオハザードのゾンビのモデルになったのは、「サンゲリア」のゾンビに違いないです。  跳んではねて、全力ダッシュのアスリートゾンビに疲れた人達は、癒されること間違いなしの正統派ゾンビ。ゆっくり歩き、よく食べる。ゾンビのお手本。きっと彼らが最近のゾンビを見たら「ったく、最近の若いもんは・・・わしらのときはもっと落ち着いて迫ったもんじゃ」なんてゾンビのあるべき姿を教えてくれるはず。  最初の警官ゾンビがきちんとアメリカ本土の火付け役になったくれたラストもベスト。  まあ興ざめするシーンがないわけではないんですけど、許せる範囲です。[DVD(字幕)] 9点(2012-03-15 03:56:57)《改行有》

3.  サベージ・キラー 《ネタバレ》  まさかこーゆータイプの映画で泣きそうになるとは。  かなりぶっとんだ設定なのに、ものすごく感情移入してしまいました。これはもう人物の描き方がうまかった。B級のノリなのに、感情をゆさぶる恋愛ドラマがあるんです。いやぁ、脚本の力ってすごいんですねー。  主人公でヒロインのゾーイ。無残にも拷問されて輪姦されて殺されて。「アイ・スピット・オンなんちゃら」みたいな映画かと思ったのですが全然違いました。先住民の酋長マンガスの霊までひっぱりだして、余計なものなんじゃないかと不安に駆られたのですが、なるほど、ゾーイにそれなりの戦闘力を与えるためだったのですね。  サスペンス→バイオレンス→オカルト→ホラー→アクション→ラブストーリー  めまぐるしく変化するジャンル。けれどストーリーラインがとにかくしっかりしているので全く破綻していません。  唯一気になるところと言えば、ラストで恋人がゾーイに火をつけるまでの決断がえらく早かったような・・・。尺の問題もあるかとは思いますが・・・。もっとこう最後に抱きしめるとかキスするとかさぁ・・。  まあとにかく、他の復讐ものとは一線を画す力作だと思います。  [DVD(字幕)] 8点(2023-11-13 03:45:42)(良:1票) 《改行有》

4.  13ゴースト(2001) 《ネタバレ》  アトラクションムービー。ストーリーはあってないようなものですね。  お化け屋敷にストーリーを求めないように、これはこれでビックリ箱のような面白さがあります。  12人の幽霊たちが良かったですね。一人一人個性があり、禍々しさがあり、大変ユニーク。クリーチャーとして大変魅力的です。  生きている人間より、クリーチャーたちに焦点をあてたほうがよほど面白かったのではないかと思えるほどです。  人間達のやりとり、ドラマはいまいちですね。  助けに来てくれた女性が実はサイラスの手先というサプライズ演出。ところがその女性にまるで魅力がないので、そのサプライズが劇中で上手く機能しているとは思えません。霊能者のデニスも、なぜか急に良い人になります。そこまでは良いのですが、彼の自殺ともとれる自己犠牲的な死にいったい何の意味があったのか、最後まで見てもよくわかりません。  ついでに言うなら、子供達を中心に話をすすめたほうが、面白かった気もします。  全面強化ガラスのからくり屋敷は、仕掛けとして大変面白いですね。呪文が書かれているところはゴーストは通れない、という制限ルールも、ありきたりですが良いルールです。メガネも良かったですね。  アイデアは豊富で、そのどれもがなかなか良い。ただ、あまり深く掘り下げられることなく、あっさりしたテイストのまま物語はクライマックスへ。潔さも感じますが、もったいないとも思ってしまいます。  ただ、その分何も考えずに見ていられますね。  それでいてビジュアルは刺激的。  ソフトタイプのモンスター映画はこれで良いのかもしれません。  のんびり見るエンタメ作品としては及第点ではないでしょうか。悪くないです。  [DVD(字幕)] 8点(2016-11-29 06:10:22)(良:2票) 《改行有》

5.  サウンド・オブ・サイレンス(2001) 《ネタバレ》  これは面白いですね。『コール』に設定が似ていますが、あっちより好きかもしんないです。  まあ人によっては『どっちもどっち』でしょーが。  個人的には、こーゆー『子供が機転を利かすサスペンス』って好きなんですよね。  最大の見所はジェシーが歌を歌うシーン。そして母親のアギーが娘の唄に気付いたかどーか確認するシーン。緊迫感があります。  そしてネイサン、アギー、キャシディ刑事が、それぞれのフィールドで事件の核心に迫り、ストーリーが同時進行で一気に加速する中盤がクライマックス。ここが一番面白いです。  後半はややトーンダウンするものの、中だるみするほどではありません。  本来であれば、エリザベスの回想シーンに驚くべき真相が隠されていたりして、終盤でもう一回くらいあっと驚く展開があったりするのでしょうが、残念ながらそれはありません。本当にただの思い出です。少女エリザベスが父親の棺にすがりついて数字をなぞるシーンはそれなりに感情移入しますが、涙を誘うほどではありません。やはりもとはと言えば、エリザベスの父が『強盗』で『裏切り者』ということに事の発端をなしているせいでしょう。  ただ娯楽サスペンスとしては十分。わかりやすい。面白い。ハラハラする。見応えがあります。  どんな作品にだってつっこみどころはあります。この作品にもあります。いくらでもあります。  ですが面白ければ、あえて粗探しをする気は起きません。要は、見ている人をそーゆー気分にさせないことが大事なんじゃないかと思います。  映画とは関係ないですが、若くして亡くなったブリタニー・マーフィとスカイ・マッコール・バートシアク。映画の中ではこうして永遠に生きつづけるから、映画って凄いですよね。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-11-27 15:48:17)《改行有》

6.  ザ・ハリケーン(1999) 《ネタバレ》  最初の90分くらいが理不尽すぎて、ひきつけられながらも、フラストレーションが溜まります。後半までに尺を使いすぎたためか、ラストはかなりあっさり終わっちゃうのですね。実際の裁判なんてそんなものかもしれませんが、これは実話をもとにしていても『映画作品』。16年ですよ、16年。その重みをラストでもう一度感じるエピソードが欲しいものです。  なぜリサ・サム・テリー、そしてレズラ達は、今までの支援者達と違う結果を出すことができたのか。もしかすると、16年という歳月が、アメリカという社会が成長するために必要だったのかもしれませんね。そこに偶然居合わせたのが、その4人であった可能性はあると思います。  まあなんにせよ、ここまで理不尽な目に合わされ続けてきた人にとっては、希望を抱かさせることさえ残酷なことだと知りました。今回のケースは冤罪を晴らすことができたからまだ良かったが、もし連邦政府に提出した新証拠が認められなかったらと思うとゾッとします。  彼が希望を捨てるシーン。それは、妻に離婚を告げるシーンであり、レズラ達に面会・手紙の拒否を告げるシーン。それぞれに目頭が熱くなりました。  この事件を利用して出世した方々。デラ・ペスカ刑事だったり、当時の検事だったり、判事だったり。そもそも最初の裁判で陪審員が全員白人ってのも作為的なものを感じます。無実やアリバイを証明できる人たちは、劇中で明言こそされていませんが殺されている可能性すらあります。そういった病巣に対する社会的な責任の言及、罰が無い限り、本当の意味でのカタルシスを本作から得ることは難しいかもしれないです。[DVD(字幕)] 8点(2015-03-23 01:32:48)(良:1票) 《改行有》

7.  さまよう魂たち まさに掘り出し物でした。面白かったです。こういうのをブラックコメディと言うのでしょうか?けっこうグロイ描写もありましたね。マイケルJフォックスが出ている映画にはずれはないなということを再認識できた映画でした。ほんとすごい俳優さんだ。マイケル見るだけでテンション上がる。[DVD(字幕)] 8点(2011-07-05 23:07:04)

8.  ザ・ホスト 美しき侵略者 《ネタバレ》  今から侵略されるのではなく、すでに地球の大部分が侵略された状態からスタート。スタート地点は思っていたのとだいぶ違いました。  よくある寄生型宇宙人。  普通と違うのが平和主義。  『あなたたち人間のためなのよ~。』『悪いようにはしないから~』って近づいてきます。  寄生されると人格が失われます。運がよければ、人格や意識が残ります。ですが自分の体を動かすことはもはやできません。頭のなかで文句を言うことはできます。  ・・・・どこが平和主義者やねん。立派な侵略じゃんねぇ・・・。  わずかながら生き残っている地球人。身を寄せ合って生きています。ちょっとディストピアな雰囲気です。  こちらのジャンルには入っていませんが、サスペンス要素ありありです。  この作品が他の類似作品と違うのは、サスペンスをメインにはしなかったことでしょう。  そのため中盤は若干の中だるみを起こして退屈に感じる場面も。  そのぶん、終盤はサスペンス的にもドラマとしても、見ごたえのあるエンタメ作品へと昇華されていきます。  主人公はメラニーと、そのメラニーに寄生した宇宙生物ワンダラー。  このワンダラーが、人間たちとの交流のなかで、考え方や価値観を変化させていくわけです。  遂には、寄生している宇宙生物を人間から取り出す方法を教えてくれます。  時間はかかりそうですが、一番平和な解決方法を教えてくれるので、すっきりします。  更にたたみかけるように、もう一筋の希望を残す終わり方。  こーゆー作品にしては後味の良さが好印象です。  [ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-05-22 03:05:52)《改行有》

9.  ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 《ネタバレ》  自分から見たわけではなく、妻から誘われてアマゾンプレミアムで一緒に鑑賞。  とゆーことで予備知識なし、期待なし。  ところが、映画が始まってしばらくし、キノコ王国にやってきたあたりからいろんな思い出がフラッシュバック。  特に効果音が最高です。ゲームの効果音が、BGMが、随所にちりばめられている本作。めっちゃマリオしたくなります。  更にはドンキーコングやマリオカートも登場。れ、レインボーロードだ~。これは世代にはたまらないですね~。  ファミコン、スーファミ世代にはぐっとくるものがあります。  ピーチ姫のキャラだけ、ゲームやってたときのイメージとだいぶ違っちゃってましたが。  ファミコンやってたときは、ただただ助けてもらうだけだったお姫様。映画ではマリオ以上に戦うお姫様。これも時代ですかね~。  なんか昨今のDisneyプリンセスと同じ現象がここでも~。  マリオがキノコ王国にやってきたとき、『タイルどうやって宙に浮いているの~』『これどーゆー構造なの~』とか、いちいち突っ込むところ面白い。クッパの弾き語りも最高。爆笑というより、クスクス笑いがたくさんある感じ。  ファイアフラワーやアイスフラワー、たぬきマリオなんかが活躍してくれたのも嬉しい。  猫マリオはやったことないからちょっとわかんなかったけど・・・。  マリオカートではバナナしかけたり、甲羅投げたりと、お約束的みどころがたくさん。  ストーリーが面白いとか、そーゆータイプの映画ではありませんが、ここまでゲームの世界を再現してくれたら満足です。  トゲゾーやメット、ハンマーマリオやじゅげむも見たいものです。  次作ではいろんなマリオが見られるかなぁ。今から楽しみです。[インターネット(吹替)] 7点(2024-05-03 22:43:02)(良:1票) 《改行有》

10.  ザ・ベイ 《ネタバレ》  一応実話がきっかけになって製作されてはいるようですが、中身は完全なるフィクション。  こーゆーモキュメンタリー映画は結構好きなので、最後までドキドキしながら見られました。  ただ、海水に含まれるステロイドの量や、海に廃棄される鶏の糞の量が実際の数字だそうです。バリー・レヴィンソン監督は環境汚染問題に一石を投じたかったのかもしれないです。  さて、この映画、起承転結の描き方が弱い。つまり、パニック映画ならではの盛りあがりに欠けるのです。これがモキュメンタリーの弱点でもあります。とはいえ、RECやクローバーフィールドのように、きっちり盛り上げてくれる作品もあるわけです。  パニック映画は次第に悪くなっていく状況をいかに描いていくかが大事なんだと思います。女の子が自分の現状や病院の様子をスマホで伝えはしますが、それだけでは弱い。こーなってくると、一夜限りの物語にするのではなく、何日かに分けたほうが良かったんじゃないだろうか。  警官2人が通報の家に入り、その後音声だけで惨劇を伝えます。こーゆー光る演出がある一方、『似たような現場リポート』『進展しない医者とDCDとのやりとり』なんかで、若干ダレるところもあります。  やっと街に着いた夫婦も、街で出会うのが死体だけってのはもったいない。この夫婦に関しては、街に着くまでの船上でのシーンが多すぎです。  まあエンタメよりリアル路線を重視したと考えれば・・・。  ・・・だとしたらパトカーの後部座席から女性が出てくるのはやりすぎ。子供を乗せるときに気づかないわけがないでしょ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-11-08 02:26:46)《改行有》

11.  サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース 《ネタバレ》  B級ホラーの企画もの。と思いきや、バカにできないクオリティ。グロ描写、なかなか気合入ってます。ってゆーか、痛そう。  スタートから丁寧な作り。結構有名な役者さんもありをりはべり。  決して怖すぎない、ほどよいお化け屋敷感。ホラー苦手な方でも見れそう。ただ少々悪趣味とも言えるスプラッタシーンはあるので、グロいのや痛いのが苦手な人は辛いかも。  ストーリーはもうB級ホラーにありがちで、つっこみどころ満載。犯人でもない人間が、まるで犯人かのようなセリフを吐いたり、無駄に逃げたりする、乱暴すぎるミスリード。身に覚えがないなら逃げるなよ。  名優マルコム・マクドウェルが演じる所長は絵に描いたようなバカ所長。  主人公のオーブリーも、『○○が犯人です!』って言いきって、捕まえては、『○○が犯人なのは不自然です・・・』って。  いやいや、○○が犯人って言いだしたのはあなたですからΣ( ̄□ ̄|||)  結局主人公が犯人だの怪しいだの言っていた二人は事件とは無関係。  そして殺人鬼。なんだか殺す人とそうでない人の境界がすごく曖昧。  風紀を乱す人や、ちょっと悪いことしている人がターゲットなのかな~って思いきや、じゃあ町長はどうして殺されちゃったのさ~。おし~えて~、おじい~さん~♪。  ・・・まあ、母親に対してめっちゃ悪い態度を取る女の子を躊躇なく殺しちゃうのは、思い切ってて感心しましたが・・・。  そしてこの映画何が良いかって、女優陣のレベルが何気に高い。目の保養になるシーンもちゃんとある。  終盤グダグダで、ラストはいまいち。  ですが全体的には王道で手堅くまとまっているんじゃないでしょうか。  スプラッタホラー作品としては、正統派で好きな部類です。[DVD(字幕)] 7点(2023-05-22 04:30:29)《改行有》

12.  THE ICEMAN 氷の処刑人 《ネタバレ》  こーゆーナチュラルボーンキラーのストーリーは、はずれがないですねー。  それにしてもフィクションではなくまさかのノンフィクションだとは。事実は小説より奇なりとはまさにこのこと。  とは言っても、実際のククリンスキーと映画のククリンスキーは多少性格に違いはあるようですが。  映画のククリンスキーは怒りを覚えたときと、仕事でしか人を殺していません。  ですが実際のククリンスキーは殺人そのものを趣味としていたようです。つまり殺人あるいはそのプロセスを楽しむ人物だったようですね。  伝記のような側面をもつ本作。本来の情報量は相当なものでしょう。それを2時間弱に編集。その結果、少なからず説明不足な部分はあるようです。特に後半。ククリンスキーが目撃者の女の子を見逃して、ロイに追放されてからの展開がごちゃごちゃしてわかりづらい。私の理解力の問題でしょうか?いや、そんなはずは…  結局娘をひき逃げしたロイたちには復讐を果たせぬままお縄となってしまったので、なんかもやもやしたものが残ります。  どの視点から見るかで評価や感想が変わる映画かもしれません。  私には、家族を愛してやまない男が、人生にもがくドラマのように映ったので、なかなか辛い結末でした。  でもこの人にふさわしい結末といえなくもない・・・  ・・・邦題でだいぶ損してるなぁ・・・副題のB級感が・・・[DVD(字幕)] 7点(2023-04-23 21:52:56)《改行有》

13.  ザ・レイド 《ネタバレ》  見応えある格闘ムービー。こんなに見ごたえあるのはひさしぶり。  ただインドネシアの俳優さんたちになじみがないので、一部を除いて見わけがつかないのが難点。  銃→刃物→素手と、ファイトのスタイルがシフトしていく。緊張感があったのは銃、次いで刃物。まさに死と隣り合わせ。建物内だけでなく、外からも狙撃される恐怖。実際銃と刃物でほとんどのSWAT隊員が命を落とす。  数が減ってきてからは素手のバトルに。これには正直違和感はあります。だって最後まで銃と刃物と人海戦術で攻め立てれば簡単にSWATを制圧できただろうに・・・。まあそれでは映画が終わってしまうわけですが・・・。  カンフーバトルにシフトしてからも、それはそれで息をつかせぬアクションの連続。これはこれで面白い。主人公や幹部クラスだけでなく、モブのなかにも強キャラがさりげなくまじっているのが何気に良い。  SWATのほうも、隊長がリタイアしてから明らかに戦力ダウンかと思いきや、モブキャラと思われた隊長の部下が何気に強かったりするのが良い。  一番面白かったのは敵の幹部。  圧倒的に有利な状況にも関わらず、銃を置き、弟が兄の拘束を解くのを待ってあげて、二人同時に相手してあげる。とゆーか、相手幹部の善意につけこみ、どさくさに紛れてふたりがかりで襲い掛かる主人公兄弟。更にはずっとフェアな戦いをしている敵幹部に対し、背後から凶器で襲うという卑怯極まりない主人公兄弟。まったくどっちが主役なんだか………[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-11-18 02:57:48)《改行有》

14.  ザ・ライト -エクソシストの真実- 《ネタバレ》  こーゆー『悪魔憑き』系の映画って別に好きなジャンルではないんです。でもなぜかあるとついつい手が伸びちゃって借りちゃって見ちゃって・・・もうこれが悪魔の仕業なのだとしたら、悪魔ってすげぇ。『面白いかも・・』『なんか怖い体験できるかも・・』みたいな、まさに悪魔の囁きが聞こえるわけですよ・・!  さて、本題。まずこーゆー題材にして、主人公の神父の卵が、信仰心がまるでないっていうのが面白い。いや、信仰を無視はできていないみたいなので、まるでないっていうのは語弊がありますね。  神を信じない主人公が、なぜか『素質がある』みたいな評価を受けて、なぜかエクソシストに推薦されて、エクソシスト養成所に入ってしまう。まるで少年漫画のようなノリではありませんか。これが実話だってんだからすごいです。  しかし養成所に入っても、主人公はやっぱり信じない。もう頑な。『ドイツ人がロシア語を話した』と聞いても、目の前で少女が釘を吐き出しても、やっぱり信じない。自分の身に危険が差し迫って、ようやく信じてみよーかなって。本当に素質あるんかいな、こいつ。    本当にこいつが主人公でいいのか、という疑問はさておき、映画は雰囲気が良く、適度に恐怖心を煽ってくれて面白いです。  でもルーカス神父が劇中で1回も悪魔祓いに成功していないのっていささか気になります。  教会のお偉いさんから最高のエクソシストみたいな紹介をされたにも関わらずこの体たらく。  主人公は最終的には悪魔の存在も神の存在も信じたようですが、教会という組織に対しての不安はないのでしょうか。いや、だからこそ自分はしっかりしなくては、って思うのかな。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-31 02:50:48)(良:1票) 《改行有》

15.  猿の惑星:新世紀(ライジング) 《ネタバレ》  よくよく考えてみると人類が、というより人間の文明や社会が崩壊しちゃう未来は決まってしまっているわけで、バッドエンドに突き進む映画を見るのってモチベーションが上がりません。  ところが見始めてみると出だしはいきなりサル社会。主観をうまくずらされたおかげで、すんなりこの世界観に入っていけました。  アクションは及第点だし、映像の迫力は言わずもがな。ストーリーそのものも、割と希望を感じさせるような進め方で悪くないです。送電がうまくいき、音楽が鳴り始めたときは感動します。なんとなく今当たり前にあるもののありがたみを感じるワンシーンでしたね。  舞台が狭すぎるという批判もあるようですが、個人的には限られたエリア内での攻防に終始したのは良かったのではないかと思っています。  人間側にもシーザー側にもトラブルメーカーがいて、この人たちが事態が好転しそうになると必ずぶち壊すというわかりやすいシナリオ。  これって、もし『銃』が無ければたいしたトラブルも起きずすべてがうまくいってた可能性があります。人と人との争いや、戦争の一番の原因になっているのは結局のところ銃なのかと思っちゃいます。とゆーことは、この映画そのものが銃社会に対するアンチテーゼみたいな役割を担っているのでしょうか。  まあそれは置いといて、映画としてはちゃんと面白かったです。シーザーの息子が良い味出していました。コバに洗脳されつつも、コバの恐怖政治には懐疑的で、ぎりぎりのところで自分を見失わないキャラクターが映画に深みを出していました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-02-20 09:39:51)(良:1票) 《改行有》

16.  猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》  映像が凄いです。CGの技術もここまできたかというくらい、類人猿がリアルでなめらか。え?全部CGですよね?本物は使ってないですよね?  アングルにかなり凝っていて、様々なアングルからのアクションが見られるのが魅力。猿目線になっているものもあり、映像だけで映画への没入感を満喫できます。  ただ、キャラクターとストーリーに関しては自分の好みとズレがあります。  なにしろ、猿がむやみに進化しちゃった原因も、人類がほとんどいなくなっちゃった原因も、どうやら主人公が作った薬のせいみたいじゃないですか。破滅へのカウントダウンが始まったところで幕を閉じちゃって、見終わった後はなんか暗い気持ちになっちゃいます。感染が広がってゆくイメージを、航空機の航路で表現するエンドロール。コロナ第6派の真っ只中なだけに寒気がします。  ウィル、キャロライン、ウィルの父、シーザー、この中心人物たちの心のつながりの描き方が今いとつ。アクションやエンターテイメント性を重視した結果かもしれないですが、もう一歩踏み込んでも良かったかもしれません。深い絆を描けていれば、最後の別れが感動的なものになったかもしれません。ゴリラとシーザーの絆を描くのも良いですが、なんか優先順位が違う気がするのです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-01-23 13:37:05)(良:1票) 《改行有》

17.  サウスポー 《ネタバレ》  ボクシングのことはよくわかりませんが、43戦無敗で富を築き上げたチャンピオンが、たった1回の敗北とたった1回のペナルティで全財産失ってしまうというのがよくわかりません。それが本当だとしたら、あまりにこの職業リスキーすぎませんか。  ビリー・ホープのおかげで散々良い思いをしてきたプロモーターやらトレーナーやらがあっさり手のひらを反す前半がとにかく苦痛。愛する妻を失い、傷心のビリーに対し、周囲があまりに薄情で胸糞が悪くなります。  中盤から終盤にかけては、短気で怒りっぽい自分を反省し、人生の再スタートをきります。ボクサーとしての再生。父親としての再生。もともと善人で心優しいその気質が自然と伝わってくる再生の物語が心地よい。安直だけど実に良い。娘との交流も良い。自分を慕ってくれる少年との交流も良い。ティックとのトレーニングも良い。  なので全体的には好きな仕上がり。なんですが、妻モーリーンの死だけがどーしてもひっかかります。  レイチェル・マクアダムスが好きなので、彼女が早々に退場しちゃうのが残念というのもあるかもしれないです。もうどう頑張っても母親が戻ってこないという辛い現実。再び栄光をつかむことができてもあの明るい3人での生活が戻ってこないのでハッピーエンドなんだけどハッピーになりきれないもやもや感が残ります。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-11-30 20:04:29)《改行有》

18.  ザ・タウン 《ネタバレ》  主人公が堂々と冒頭から銀行強盗をしている時点でハッピーエンドはありえないわけで、正直暗い気持ちで鑑賞していました。  2回目の強盗で完全にFBIから目をつけられたのに、3回目のヤマをするなんて狂気の沙汰としか思えず、まったく共感できません。  案の定最後は妹の裏切りもあり強盗は失敗。このまま全滅パターンで終わるのだろうと思いきや、主人公が生き延びてしまうのはかなり意外でした。まあこれだけ罪を重ねてきた人間がのうのうと平穏な生活を手に入れるのはそれはそれでどうかと思っちゃうわけですが。  ですから個人的な好みでいけば決して好きなタイプの作品ではありません。ですが途切れない緊張感で、見ている間はハラハラしっぱなし。サスペンスドラマとしては上質の味わいと言えるでしょう。  犯人のタトゥーを見てしまったクレア。その事実を知っているダグ。クレア、ダグ、ジェムの3人が鉢合わせるシーンの緊張感がすごい。そしてこのシーンでのクレアのセリフが、ラストの『どうしても会いたいの。今日は晴れた日だから。』につながっていく完璧な伏線。  個人的な好みでいけば点数はこれが精いっぱいですが、完成度の高いクライムムービーだと思います。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-09-10 03:34:14)(良:1票) 《改行有》

19.  30デイズ・ナイト2:ダーク・デイズ<OV> 《ネタバレ》  続編は見る気なかったのですが予告が面白そうでしたのでやっぱ観ることに。  リベンジものっぽかったので、スカッとできるかなと思いまして。  導入部分はサイコー。前作の生き残りステラ。復讐かつ吸血鬼撲滅の第一歩としての地道な講演活動。その講演に紛れ込んでいる吸血鬼を太陽光で文字通り炙り出す演出がかなり良い。  吸血鬼へのレジスタンスみたいなグループと合流してからは次第に物語は失速。いや、このレジスタンスみたいな組織が思っていたより大分しょぼいんです。人数も少ない。計画性もあるんだかないんだかよくわからない。なんだか期待はずれの連続なんです。  もちろんホラーとしては及第点です。悪くないです。ただ今作には復讐に燃えるバンパイアハンター御一行様とバンパイアの熾烈な戦いを期待したのですが、防戦一方、敗戦濃厚でちょっと暗すぎ。地下襲撃にしろ、船襲撃にしろ、無計画かつ無謀な戦いばかり挑んで仲間を失うばかり。こーゆー閉塞感を期待して見たわけじゃないんですよねー。ホラー、サスペンスとしては面白かったのですが、期待していたストーリー展開ではなかったなー。  VSリリスに関してはご都合主義も良いとこです。あれだけいた吸血鬼たちが一人も出てこないで、なぜかリリスとタイマン形式に。ちょっと不自然が過ぎませんか。  前作の感動的なラストを台無しにするオチもいかがなものか。  とまあ面白かったのは認めますが、見た後の満足感は正直いまいちなものでした。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-07 01:11:34)《改行有》

20.  サブウェイ123 激突 《ネタバレ》  思っていたより面白かったです。ここでの評価が低かったので、どうかなと思っていたのですが。  オリジナルがあってこその低評価。なるほど。どうしてもリメイク作品は厳しい目で見られがちになるものですから、多少低評価になるのは致し方ないかもしれないです。  パニックムービーとしてもクライムムービーとしても及第点。これ単体で見れば悪くない作品じゃないでしょうか。  演出がパワー不足なのか、やや盛り上がりに欠ける気はします。ですが最初からずっと、それなりの緊張感を絶やすことなく、最後まで楽しませてくれます。  私怨をはらし、利益も追求する。激情家に見せてその実計算高い。そんなクレバーな人物を流石の演技力で魅せるトラヴォルタ。  一方、一般人でありながら、存在感のある主人公を見事に演じていたデンゼル・ワシントン。  この2人が主演を務めたからこその面白さもあるかもしれません。  面白けりゃなんでもよい私にとって、この作品とは相性が良かったみたいです。  唯一難点を挙げるなら、暴走する無人列車そっちのけでライダーの追跡をしちゃうガーバーはキャラに合っていない気がしました。違和感を感じます。人命最優先ではなかったのでしょうか。だったらすぐ本部と連絡をとって状況を説明するのが先決ではないかと思うのですがね。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-09-19 09:07:49)《改行有》

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