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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  サイコ2 《ネタバレ》 この当時の名作の続編というと、直球過ぎて期待通りだけどマンネリであったり、変化球過ぎて前作の良さが全く活かせてなかったりだったように思います。なぜなら前作が、一つの作品として完成されているため、その路線上に面白い続編の入り込む余地が無かったんでしょう。 またネームバリューでそこそこお客が入る安心感からか、1つの作品として創り込みが足りなかったり、前作にあった新鮮さや新たな驚きが無いものが多く、それこそエイリアン2が誕生するまで、続編の名作と呼べるものは、数えるほどしか無かったと思います。本作はそんな数少ない続編の名作の一つだと思います。 あの巨匠ヒッチコックの、1・2を争う代表作の続編、しかも公開から22年も経っているとなると、正直安易には手を付けにくい作品だったと思います。それなのにタイトルを撚ること無く“Psycho II”にしているのは、なかなか強気な判断だったと思います。前作から引き続きアンソニー・パーキンス本人が出ているのはもちろんとして、ヴェラ・マイルズ(当時あまり劇場映画に出ていない)までも引っ張り出してくるあたり、続編映画のお手本と言えます。 前作の、あの超有名なシャワーシーンから始まります。ベイツの屋敷がモノクロからカラーへ。前作からの引用はここまで。大金の話や母親の登場シーンは出しません。本作を観てからでも充分に前作を楽しめます。 屋敷同様、歳を重ねたノーマン。社会復帰を目指すノーマンと、それを許さない、かつて姉を殺されたライラ。真っ当に生きようとするけど、過去を忘れさせまいと現れる母の影に怯え、苦悩するノーマン。映画を観る人はバイト先の同僚メアリーの視点で観るから、ノーマンの葛藤が伝わる。そして起こる新たな殺人。メアリーの秘密…2回目観ると、ノーマンがサンドウィッチを切るシーンのメアリーの表情が凄く良い。シャワーシーンの時の彼女の表情も素晴らしいけど、狂っていくノーマンが電話で命令を受けた時の、屋敷に押しつぶされそうなメアリーを映すカメラの秀逸さは必見。 私は前作より先に本作を観ました。メグ・テイリーの“となりのお姉さん感”が良かったです。黒髪で東洋系の顔つきで、中学時代の私の友だちにそっくり。そしてあの音楽。ジェリー・ゴールドスミスの悲しげな曲が素晴らしいですね。全体を流れる幽霊ものっぽさ。銃を極力使わない脚本。アメリカ映画というより、日本的な作品に思えました。 ライラもノーマンもメアリーも、とにかくみんな可哀想。あんな怖い体験をしたから無理もないけど、22年前から時が止まっているライラ。あれだけ忌み嫌っていた精神病院に22年も入れられ、再出発しようにも過去に引きずり戻されていくノーマン。裏目に出てしまったメアリーの判断。 事件が解決してからのまさかの展開は、正直蛇足感も感じましたが、それをブチ破るスコップの一撃。え?紅茶を飲ませたのに。 今まではノーマンの中の母・ノーマが殺人を犯していました。だけど本作ではノーマンもノーマも誰も殺していません。そしてノーマンが自分の意志で殺人を犯すのって、母に対してだけなんです。[地上波(吹替)] 9点(2023-07-24 23:57:46)《改行有》

2.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 “Psycho”『精神病質者』。'60年の日本で“サイコ”って言葉がどれだけ通じたか知らないけれど、原題をそのまま使うとは思い切った決断だったと思います。憶測だけど、この映画の影響で“サイコ”という言葉が日本で浸透したんじゃないでしょうか? 私が小さい頃、テレビで放送される映画はカラー作品ばかりで、これだけ有名な作品でも放送されることはなく、高校に入ってから、レンタルで観たんだと思います。でも観る前からテレビの『ホラー映画特集』とかで、この映画のハイライトシーンは観ていました。 サイコのハイライトといえば『女の悲鳴』シーンと『母親登場』シーン。 DVD特典の当時の予告編から『シャワー中に女性が悲鳴を上げる』シーンがあることは、当時の観客も知っていたと思います。 だけど有名な『母親登場』は、御存知の通りこの映画の最高機密となっていて、きっとリアルタイムで観た人は、意外な犯人に驚いたことでしょう。物言えぬ母親の画。女装したノーマン。最後の精神科医の説明が、一般人の疑問の隙間を埋めてくれます。そしてリアルな母親の死体のショックからクールダウンする時間を与えてくれます。素晴らしい。 映画を観る前から結末を知っている私が、この映画で驚いたのは、序盤からノーマンではなくマリオンが主役で、彼女の突発的な犯罪を、映画のおよそ半分を使って、しっかり追いかけたことです。こんな映画だったなんて知りませんでした。 だけどクライム・サスペンスだとしたら、マリオンの犯罪はあまりに愚図愚図です。具合が悪いと会社を早退したのに路上で会った社長に笑顔。仮眠のつもりが寝過ごして警官に起こされる。逃走の車を買い替えるところをその警官に見られ、試乗もしないで700$もの大金をキャッシュで出す。宿帳に偽名で書いたのに、うっかり実名を伝えてしまう。成功の見込み無しの犯罪。 私にとって予想外だったクライム・サスペンスは、有名な『女の悲鳴』を境に主役が入れ替わり、殺人映画に。そして当時の人にとって予想外だったであろう、サイコ・スリラーに様変わりします。 つまりこの映画の本当に凄いところは、『母親登場』の最後ではなく、その最後に至るまでの過程の方にあるのでしょう。愚図愚図なマリオンの犯行と、4万$の行方にヒヤヒヤし、今度は異常な母親の犯行を隠すノーマンの気持ちになって、マリオンの死がバレないかとハラハラします。だからこその、そして最後は…。になるんですね。 沼から引き上げられる車のトランクには、序盤のキーアイテムの4万$と、後半のキーアイテムのマリオンの死体が一緒に入っています。そのトランクのアップで終わるのもまた、一本の映画としてのパッケージングの上手さ爆発です。[ビデオ(字幕)] 9点(2023-07-04 22:21:03)《改行有》

3.  13デイズ 《ネタバレ》 “Thirteen Days”邦題まま。ギャリソン検事の記憶もまだ新しいウチに、今度はオドネル補佐官を演じるケビン・コスナー。ケネディの時代を掘り下げる、史実に基づいたドキュメンタリー映画です。 思えばこの作品が公開された時代、CGが日進月歩の進化を遂げて、色んな局面で映像に説得力を増す調味料として活かされていたと思います。ほんの一昔前だと、米ソ(そしてケネディと軍部)の駆け引きが中心の、画的にとっても地味な映画になったと思いますし、映画の冒頭、モノクロシーンを入れたりするのも『新規撮影部分に実際の記録映像を混ぜて使いますよ~』って思わせる前フリに感じました。 ところが、RF-8クルセイダーなんてマニアックな機体が、短時間だけどスピード感満点のCGで入ることで、動きの少ない事件なのに、活き活きとした映画になっていました。ここなんて別に、モノクロの前フリにならって、当時のクルセイダーの飛行映像を繋ぎ合わせても良かったのに、そうしない拘りっぷり。 振り返ると、当時の記録映像使ってるなぁってシーンが、驚くほど少ない映画だったんじゃないでしょうか?トータル5分も無いかも?ほぼ新規撮影&CGで再現。これって、ずっと昔からあった歴史ドキュメンタリー映画というジャンルの、新しい表現方法じゃないでしょうか?同じケビン・コスナーの主演のJFKから、僅か9年で、これだけ映像表現に広がりが出たんだなって感じました。カメラワークが過剰になる前のCGって、良いアクセントですよね。 夜のソ連大使館の煙突からモクモクと上がる黒煙。この歳になると、直接的な死の描写だけでなく、こういう演出に強い恐怖を感じます。これから起きることを想像する恐怖。自分の世界が壊される恐怖。 映画ならではの演出として、ソ連との戦争回避の光が見えた途端、軍部の挑発行為がブチ壊す。こんなタイミングの良さはきっと、映画ならではの演出部分…だとしても、映画的味付けの妙ですね。とても観ごたえがありました。[映画館(字幕)] 8点(2024-06-04 22:28:49)《改行有》

4.  ザ・フライ 《ネタバレ》 チーズバーガー! - The Fly - “蝿” 当時の体液ネバネバ・ドロドロのホラーSFの代表作。私の同年代は殆ど知ってるんじゃないかなぁ?ブランドル蝿って名前。ギョロッとした目がインパクトあって、でも『台詞のある脇役』って印象のジェフ・ゴールドブラムが、いよいよ主人公として登場だ。最終形態のブランドル蝿より、生ブランドルの方がインパクトが強いと言っても過言ではない。 そしてこれまた大きな目と大きな口が印象的なジーナ・デイビスがヒロインときた。しかも初対面の怪しい科学者の家でストッキング脱いで渡す変わり者。そりゃ変な虫(スタティス)にストーカーされるわ。 95分の短さで、とてもわかり易く、無駄のないサクサク展開。メインの人物はたった3人。物語も大半が研究室。生きたヒヒが裏返る気持ち悪さと謎。謎の解明にステーキ肉を入れてみる発想。彼らと一緒に謎解きをするようでワクワクする。ホント暇つぶしに観るのに丁度良い長さだから、深夜たまたま放送してたりすると、ついつい最後まで観ちゃうんだよなぁ。 乗り物酔いするブランドルがテレポッドを開発するってのは洒落が効いてるし、最初にチラッと出てきたプロトタイプ・テレポッドも、最後3人合体の場で活躍するし、ストーカーのスタティスまでヒーローみたいに活躍してしまう。 蠅男も完成形より過程状態が怖い。早口で捲し立ててコーヒーに砂糖ガバガバ入れるトコとか、見た目普通なのに怖い。爪が剥がれて白い体液がプチュって吹き出るの怖い。でも一番怖いのはベロニカが巨大な蛆虫を生むシーン。そのクネクネする尾が糸引いてるのが怖い。クローネンバーグ監督のセンスが光る。 チーズバーガー![ビデオ(字幕)] 8点(2022-10-21 22:06:04)(良:1票) 《改行有》

5.  最高の人生の見つけ方(2007) 《ネタバレ》 -The Bucket List- アメリカでは『死ぬ前にやっておきたいリスト』の事を“バケツリスト”って言うんだそうです。 二人があれだけ思い切ったことが出来た理由は2つ。間近に迫った自分の死を受け入れたことと、それが一人じゃなかったこと。 リストの項目は、本当に前々から夢見ていたことや、どうせ死ぬなら…と思い切ったことも含まれていた。あと実現不可能に思えることも。 私もいつ死ぬかが解っていれば、ぜひ、やっておきたいリストを作りたいけど、どこまで実現できるかは定かではない。一人だったら半分も実現できないかも。もう死ぬのに。そんな引っ込み思案な気持ちを、老後の不安と迫る死を、明るく乗り越える活力に変えてくれそうな映画。 リストの中身は、コールが大金持ちだったから実現できた事が多いのも事実だけど、これが庶民二人のコンビで、目的地到着までに体調崩して現地の病院にお世話になって…なんてのを延々見せられても夢がない。自家用ジェットでビュンとひとっ飛びして、夢の実現をサクサク消化するテンポの良さを優先したんだろう。97分という短めの上映時間にまとめたのも上手いなと思う。 後半に行くほど実現が難しい項目が残っていくけど、決して妥協しない消化方法は見事で、特に“世界一の美女とキス”は目頭が熱くなってしまった。そして世界を駆け巡った挙げ句、身近な場所へ、家族のもとへと帰納していく展開は、誰でも共感できるような気がする。 そして自分たちのやった事、二人の足跡を、誰かに残すことも大事なことかもしれない。序盤のミスリードにまんまとやられ、最後に登場する人物がトマスなのが良かった。コールの思いは娘が、チェンバーズの思いは家族が引き継ぐけど、二人が共に過ごした時間はトマスに残されたんだな。[地上波(吹替)] 7点(2022-04-20 20:33:51)《改行有》

6.  サボテン・ブラザース 《ネタバレ》 -¡Three Amigos!-“親友3人衆”とかですかね? 最初の ¡ は逆感嘆符といって、強調を表しているそうです。 いやぁ、アミーゴって兄弟じゃなかったんですねぇ…サボテン・ブラザーズってタイトル、馬鹿っぽくて好きです。あの黒くてキラキラした衣装がすぐ連想できて。しかしここでは凄い人気作品なんだ、驚いた。 他の方も書いていますが、プラトーンの同時上映でした。毛色が全然違う組み合わせ。当時「プラトーンって凄い戦争映画演るよ!」って、友達3人誘って行きました。当時は入れ替え制じゃなかったから、サボ→プラ→サボ2周目とみんなで観て、友達は「パルコ見てくるね」とリタイヤ。私だけプラ2周目観て合流。 プラトーンが結構ショッキングだったのか、みんなサボテンの話ばかり。私は『ふふん、ホンモノの映画の良さの分からないガキ共め』…とは言わないけれど、1人だけ砂糖もミルクも入れないブラックコーヒーを我慢して飲んでる気分。あぁ可愛くないガキだったわ。 この映画で一番のお気に入りは歌う木…何あれ? とにかく陽気に体を揺すりながら歌い続ける木が可愛かった。透明の剣士の死ぬところも好き。手首を落とすと舞う砂埃に笑いが止まらなかったわ。 最後は弱い村人が知恵を出し合って、みんなでサボテン・ブラザーズの衣装着て悪党と戦うのに大満足。みんなでやっつけた~!って感じで好き。 印象的な決めポーズにヘンテコなテーマソング「「「ウィアザ スリーィ ァア~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ミィゴッス!!」」」真似するよね。 今回久しぶりに見た。当時よく解らなかった飛行機のジョーク。「あれは遊覧飛行だよ。玉(車輪のこと?)が2つ、ゆ~らんゆ~らんって…」とかって訳だったと思う。今の字幕「あれはメールプレーン(郵便飛行機)だよ。玉が2つぶら下がってたろ、だからメイル(雄)プレーンって…」そういう意味だったのかぁ~。 この映画で一番大好きな歌う木と透明な剣士。全然何の前フリもなく、何の脈略もなく出てきてたのね。アレ無くても良かったんじゃん。 とにかくハッピーな気持ちで観終えられる映画。 私も当時プラ2周目行かないで、サボテンで劇場を出てたなら、こんな映画レビュー書くような人間になってなかったかも?[映画館(字幕)] 6点(2022-05-23 22:34:56)《改行有》

7.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 -3:10 to Yuma-“ユマ行き3時10分発”。列車の時刻だった。タイトルから西部劇だとは思わなかったわ。 序盤のガトリング・ガン搭載の荷馬車が面白い。実際あんな馬車ってあったんだろうか?それにしても、護衛も無しに単独輸送は、弱点晒しすぎだ。 囚人入れ替え作戦(なるほどウマい)。一人、また一人と命を落とす護送メンバー(この人がそこで死ぬのか)。トンネルを作る中国人労働者(へぇ、この時代に…)。ついつい興味が湧いて観続けてしまう面白さがある。 街について保安官も加勢して、ホッとしたのも束の間、街の人間が金でアッサリ寝返る展開は絶望感があった。 さて、元狙撃部隊所属で連隊イチの腕前。今は足の先を失って、子供にも見下されるような負け犬農夫のダンが、いつスナイパーとしての腕を発揮してスカッとさせてくれるかと見守っていたけど、ついにそんな活躍は無く… 弱い普通の人が、逆境の中勇気を出して、歯を食いしばって頑張る姿を息子に見せる。父親の威厳、本当の格好良さを魅せてくれたのは、逆に好感が持てた。 一方で常に人間の大きさを魅せるベン・ウェイド。とても魅力的な人物だけど、正直何を考えてるのかよく解らなかった。ダンの男気に共感しての、列車までの逃避行。目的は自分を刑務所に移送する列車まで届けること。自分らを襲うのは自分の部下たち。考えてみたら変な状況だけど、それでも勢いがあって楽しめる。そして最後、あれだけベンのために尽くしてきたチャーリーたち部下全員を、あっさり撃ち殺してしまうんだもの、やっぱり何考えてるか解らないわ。 でも、優しい音色の口笛に呼応して、ベンを追いかける愛馬の画は、とてもカッコ良かった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-11-26 00:46:24)《改行有》

8.  ザ・ファーム/法律事務所 《ネタバレ》 “The Firm”『事務所』だけど『堅固な』って意味もあるようで、ランバート法律事務所の、内に入ったら抜け出すことの出来ない呪縛も表しているのかも? 人気絶頂のトム・クルーズが、アイドル映画から社会派映画まで何でもこなしていた時代の、どっちかって言うと社会派の方の映画。優秀なミッチが高収入の法律事務所に入社して、社内の陰謀に巻き込まれていくサスペンス。事務所を辞めようとしても殺される。仕事を続けたらFBIに捕まる。こんな四面楚歌をミッチはどう乗り切るのか? 静かな前半と比べて、後半ビルの窓からトラックに飛び降りるわ、倉庫の天井のパイプに掴まってキックかましたりと、ミッションインポッシブル並みにアクロバティックなアクションも楽しめます。アビーの時間稼ぎが良かったです。対するエイヴァリーの悟りきった最後も良い。 ただ最後マフィアは手付かずにしたことと、FBIがあまりにミッチの掌の上で転がされすぎてて…ミッチってこんな有能な男なのに、海岸の美人局にあっさりハメられる辺り、ストーリーのバランスはイマイチなのかも? 合法的に解決するのは良いんだけど、もう一つどこかスカッとさせてほしかったかなぁ。マフィアがあのまま大人しく手を引いてくれるとは思えなくて…[ビデオ(字幕)] 5点(2023-08-05 18:00:38)《改行有》

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