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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 十二人の怒れる男(1957) 陪審員の協議は社会そのものを象徴していると思うわけです。また登場する12人の個性により社会を構成する人々の思想を象徴させてもいるのでしょう。そして自分の利益につながらない場合の社会の非情さと付和雷同する様を陪審員の協議という鏡に映して描き、自分が無条件で信じていたものが崩れていく時の人々の狼狽と抵抗そして失望を泣き崩れる陪審員を通じて描ききる。最後の裁判所の外のシーンで肩の荷が下りたような気分になったのは初めてでした。普段日本語吹替を観ない私ですが、吹替え版に切り替えて続けて観たほどのインパクトでした。久しぶりにシビレる映画に出会ったように思います。10点(2004-10-30 12:57:54)(良:1票) 2. 情婦 《ネタバレ》 散々「最後の…」と言われて観た映画。その分驚きも少なかったのだが、初見で何の知識も無く見たらとても驚いたろうと推定しての点数。にしても、レナードが刺された時にウィルフリッド卿が「処刑」と言ったのが印象に残った。[DVD(字幕)] 9点(2007-02-23 09:08:30) 3. ショーシャンクの空に 丁寧な脚本。役者の演技。伏線の張り方。すべて良いと思うし、実際2時間があっという間に過ぎた。9点(2003-11-01 08:56:02) 4. シンデレラマン まさに「あしたのジョー」です。男としては、手に汗握る。うん?じゃ、白木葉子はセルヴィガー???[映画館(字幕)] 8点(2005-09-20 08:38:19) 5. 地獄の黙示録 特別完全版 チャーリーはマーティンにホントそっくりですよね。姿勢とかちょっとした表情とか。親子なのも納得します。それにハリソン・フォードがチョイ役で出ていたりして「おっ!」と思ったりもしました。それでもってこの映画、観ながら手に汗をかいていたのは初めてでした。戦争のもつ狂気を外から垣間見たような気分です。特にサーファー将校指揮の第1騎兵師団のベトコン村への襲撃。ベトナム戦争に大儀は無かったかの様な印象を受けます。部下を戦死させてもサーフィンしたいと思う将校。戦争だから人が死ぬのはあたりまでだと基準の麻痺を感じさせます。ホント、カーツ大佐との善悪の違いはなんでしょう。8点(2004-03-10 09:40:09) 6. 16歳の合衆国 ウ…なんとも、不思議な映画。理由なんて無いという動機に少し違和感を覚えつつも、人の悲しみに敏感すぎる主人公の気持ちも分からなくもない気がした。しかし、障害を持つ少年を殺す動機としては、説得力に欠ける。もしも殺された少年が悲しみの深遠にいたとしてもそれを終わらせる権利が主人公にあるとも思えない。こう考える事が私が悪い意味で大人になったという事なのか?理由を求めるのが、一つの悪ならば、全ての行為を肯定しなくてはならなくなるという恐れを感じてそう思うのかもしれない。実際に社会は全ての行為を肯定してくれるほど安直でも優しくも無いという事を薄々知ったせいかもしれないなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2005-07-11 17:10:36) 7. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004) オリジナルは未見です。しかし面白かったですね。確かにアメリカで奥さんに内緒で習い事とは非現実的ではあるけど、そんなシャイなアメリカ人もいておかしくないでしょうから。それに、ダンスシーンは見ていてドキドキしましたね。ちょっと踊ってみたくなりた。[映画館(字幕)] 7点(2005-04-25 08:51:26) 8. 勝利への旅立ち 清々しいというか、あっさりと言うか悩むところですが、楽しめる映画でした。ひねりも何も無いところが安心して見れる。そんな映画です。しかしまあ、日本にしても小規模高校が甲子園で活躍したら盛り上がるし、アメリカも同じなんだなぁ~と文化は違えど感じ方は同じって思えて少し嬉しくもあり。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-18 15:46:07) 9. シン・シティ 予想以上に評価高いですね。バイオレンス物って根本的に苦手な私はかなり引きました。R15指定だったから嫌な予感はあったのですけどね。しかし、「ウップ!」「ゲゲゲ!」とか思っている内にあれよあれよと時間がたち、まさにあっという間に終了となったこの映画。楽しんでいる新しい自分を発見したのが一番の収穫だったのかもしれません。超人ハルク見たいな奴がローク?最後までわかりませんでしたよ。[映画館(字幕)] 6点(2005-10-03 08:51:51) 10. 十戒(1956) 長いがそれなりに楽しめる。絵的にまるで演劇を見ているかのような構図が多いようにも思うが、特撮シーン(CGでいいのか?)の迫力には50年前の作品とは思えない迫力がある。チャールトン・ヘストンの美声にはチョット引き込まれました。6点(2004-03-07 14:46:03) 11. シービスケット 《ネタバレ》 競馬が好きであるが、ロマンを求めすぎるのには抵抗ある私である。しかし素直にちょっと感動した。といっても「ちょっと」という所が私の感想を良く表しています。(以下ネタバレ含みます。) 結局シービスケットは屈腱炎だったわけでしょう?字幕では神経が切れている云々と書いてあったような…でも、屈腱炎で薬殺を薦めるかなぁ~当時といっても。種牡馬としては問題ないわけだし。6点(2004-01-30 10:19:39)《改行有》 12. 小説家を見つけたら グットウィル・・・さえ観ていなければ素直に観れると思う。伝説の小説家と少年の交流なんて想像しただけで、ワクワクしてしまうのです、私は。夏目漱石と私が話せたらうれしいと思うもので。ま、漱石との共通点と言えば財布の中に一番入っている事が多いと言う点だけなんですけどね。6点(2003-11-03 15:31:56) 13. シティヒート(1984) イーストウッドはイーストウッドらしい役柄。レイノルズも彼らしい役柄。全部予定調和的な映画です。しかし、ピットの手下、イーストウッドに撃たれまくって絶命というのには笑った。他の西部劇や警察モノでは一発必死ですもんね。5点(2004-10-29 09:34:17) 14. ジャスティス(2002・ブルース・ウィリス主演) うむーーーっ…映画館で観たはずなのに観た次の日には観た事すら忘れていたのだろうか?レビューしていない。そんでもってレビューを書こうか思ったが、ストーリそのものを完全無欠に忘れている。書けるわけない。しかし、心強い事に皆さんのレビューを読んでいるうちに、「暗かった」それに「寒そうだった」、ラストシーンに「はい?」って思った事だけ思い出した。ブランデンブルク部隊が出ていたような気もしてきた。しかし、肝心のストーリは今のところ忘却の彼方から帰ってこない…コリンファレル?出ていましたっけ?(笑)5点(2004-07-15 16:11:51) 15. ショウタイム コメディ90%、捕り物10%の映画。コメディが好きならば許せるだろうけど…。展開がパラパラ漫画のようで、どうしてそうなるのか?が分からない刑事モノは、辛いでしょう。5点(2004-03-25 09:54:36) 16. ジャンヌ・ダルク(1999) この作品のジャンヌは私が思っていたジャンヌダルクと結構一致していた。少なくとも中世ならともかく、現代社会で「神の啓示を受けた!」って叫ぶ少女を正常な精神状態だとは誰も言わないでしょう?現代から想像するジャンヌの一つの姿だと思えば私はそれはそれで作品になると思うけどな…。5点(2003-08-18 16:47:44) 17. ジョー、満月の島へ行く ハハハ、笑ってしまいます。何に笑うかと言うと「DVD」が1500円だったのでつい買ってしまった私に対して。メグライアンの3役…無意味です。(ジョーの心理とリンクしているらしいですが…)ロマコメには外れが無いと思い込んでいた自分に警鐘を鳴らしてくれました。4点(2003-12-08 11:07:06)(良:1票)
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