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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ジョン・ウィック:コンセクエンス 《ネタバレ》 いやー……まさに、あの映画の通り。 マジでネタバレが危険だからアレだけど…今回は。 ん―――で、タイトルはコレ。 ――ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年) まず――そうだ。 アクションシーン”は”決して最上級だったと思う。 例えるなら「音響」は確実に最高峰(と、思う)作品だし…全部、観た後で今までのラインナップ作品を想起させる。 まぁ、どんな作品であろうと製作の時期ってのが有るので”決め切れない作品”だったと思うけど……うう~ん…「書きたい事が結構あり過ぎ」なんだけど…人によっては強ぉぉぉぉぉくお勧め出来ないかも知れんなぁ……いや、映画の「捉え方」って色々と無数にあるだろうけど……参った。 ま、まっままっ!あくまで俺好みのままだったけど!敢てね! 取り敢えず作品を「観て欲しい」と思いつつも「余りガッカリされたくないなぁ~」とも考えたり。 あー、感想を確認して欲しいかな…取り敢えず描こう…か。 けど、決め切れず、奥歯にモノが挟まった心境。 * * * さて、気が付きゃ色んなスパイ映画を記してみる。 【スパイ映画のシリーズもの(一部)】 2006~:007(ダニエル・クレイグ版) 1996~:ミッション:インポッシブル 2002~:ボーン・アイデンティティー 2014~:キングスマン 2014~:イコライザー 2023~:ジョン・ウィック 原則的には”シリーズもの”に限定しているのがポイント。 でも、やっぱり「キャラクターの動きや考え」に違った佇まいを感じているのがポイントだったりする。 あの、スパイ映画って感情が高ぶって来るかあなぁ…今も、楽しくて仕方ない作品は当然として燃えるポイントだ。 そして、面白い作品も大事だが、是非「継続するシリーズ」も更に挑んて欲しい! いや、最高映画の継続のために。 さて、今回は――ジョン・ウィック:コンセクエンス。 俺が(本来的に)気づいていた事は「ジョン達の脳欲による誇張」だと思う。 要は「キャラ立ち」などを考えて、更に解り易く変化させたのが印象的と言える……例えば…ジョンの銃声が敵へと響こうが、確実に「響く銃声」を把握出来たり…など。 今回はビシッとしたスーツの上から、意欲が(響かず)半減する、などが「より解り易く解明させていて」キャラ立ちの必要もなくなった。 あれによって、今作では誰にスーツの上から防御できて、解り易く表現されている点も強く伺える。 なので(ある意味で)トコトン執着したっつーか、拘ったっつーか…あんな強いポイントを徹底的に”ジョンウィック”としてマーク出来た。 そこは(表現は別としても)評価はして置きたい。 あ、言える事が…もし有るとしたら…1作からの作品で「確りと作風を繋げて欲しい」と願うばかりだ。 雰囲気と言うより、あの世界から完全に習得って意味で。 でも、最近の映画と違って「妙な連結が少なかった」気がする。 うう~ん…もどかしくて色々と考えそうだわ……マジで。 後、タイトルにも数字を加えよう。 あ、「2」はあったけど。 .[映画館(字幕)] 7点(2023-09-23 02:46:38)《改行有》 2. シャザム!~神々の怒り~ 《ネタバレ》 ああ、フィラデルフィア。 ロッキーシリーズで有名になった街。 ああ、フィラデルフィア。 同性愛を考えさせられた映画のタイトル。 ああ、フィラデルフィア。 マネキンで「フィラデルフィアの火付け男」と呼ばれた主人公。 そして、今回のフィラデルフィアは… その名も「フィラデルフィアの恥」と呼ばれたヒーローら。 ――シャザム!~神々の怒り~(2023) いや、めっちゃ最悪の呼称ですやんっ!彼らは、世界を護るヒーローやで――っ?! って感じで、いや、どんな感じなのかアレだけど… 1作目はBlu-rayで、何となぁーく観た感じだったが、懐かしい気分を想起させられる面白さだった。 その懐かしさとは……なんか、藤子不二雄ライクな感じに好感度を感じたんだよね。 前作から面白かったので、この内容の良さが、ちゃぁぁぁぁぁんと観てる人らに伝わって欲しい想いがある。 何故そう思ったか? 勿論、作品の質が(俺的には良かったので)人に勧めたいってもあるけど…DCがMARVELと比べて、あまり評価されてない気がする。 んで、今日は朝から観に行ったんだが…この回は(午前中ってのもあり)客が俺だけ! こんなに面白い映画なのに、勿体ない!って気持ちが湧いて来る。 思えばアレだ…本当に、映画のセールスって難しいなーと考えてしまったな…。 ちょっとだけ、ずーっと過去の「東宝東和(昔Ver.)」の過剰なプロモーション…あの壮絶なプッシュの素晴らしさっつーか、頼もしさ(?)を実感。 まぁ、ゲームでもそうなんだけど…「良品=売れる」ではない。 これって「当り前」と考えて仕事してるけど、本音を言うと……悲しいなーと思ってしまうんだよね。 さて、現在DCコミック原作の実写映画は変革期のターンを迎えている。 大好きな「ワンダーウーマン3」の制作中止…何より、カッコ良かったスーパーマンのヘンリー・カヴィルの降板…そして「ザ・フラッシュ」のエズラ・ミラーによる素行問題で「もう勘弁しろや!」などの問題が山積み! 更には、会社合併に伴う路線変更や、お金に纏わる事など…もはやトラブル続きのDCU。 そこに、ジェームズ・ガン監督がDCスタジオのトップに就任したってHappyな情報もあり、新生DCユニバースとして生まれ変わろうとしているんだが…いや、ガンも好きだけど…俺的にはザック・スナイダーが帰還してくれたら、更に最高なんだけども![映画館(吹替)] 8点(2023-04-04 14:29:26)《改行有》 3. ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 結論から言うと、俺は凄く面白かった。 つか、ストーリーとかだけじゃないんだよな…このシリーズ(のトリ)を語るなら。 スター・ウォーズのシリーズもそうだ。 1作目を初めて観た時…そのタイミングでの周囲の友人や、自分が頑張っていた事…そんな諸々を思い出して、想い出ごと総決算としたい。 だって、だって、だってだぜ? あの「スター・ウォーズ」や、この「ジュラシックシリーズ」の完結まで観る事が出来ないまま亡くなっちゃう人だっているんだからさ。 だったらアレだ。 生きてる俺は、最大限にシリーズを最後まで観る事が出来た喜びを感じたい。 亡くなったツレと一緒に観ているつもりで。 思えば、ジュラシックのシリーズ。 小説は、ほぼ読んでなかったけど素晴らしい映像を(常に)当たり前のように見せてくれたなぁー……と思う。 まぁ、制作陣営はクオリティーの高い作品を創りながらも、ユーザーに「出来て当たり前」と思われてるって、正直嬉しさもあるだろうけど、悔しさも同じ量あるんだろうなーって思いつつ。 マジで感謝してますよ、本当に。 凄ェなぁー…1993年からか。 もう「本物(の恐竜)ちゃうんかー!コレ!」と驚いて30年くらい経ったんだな。 その時代から考えても、恐竜の研究は大きく変化してる…いやいや、マジで時代は進んでるんだ。 過去の想い出……俺が小学3年くらい? 恐竜が大好き過ぎて学研の「恐竜のひみつ」をバイブルに猛勉強してたガキの頃。 んで、暫くして…30歳くらいだったかな? ジュラシックパークの上映時に、また恐竜を勉強し直したんだけど…あまりの変貌ぶりにビックリした。 だって「居なかった事になってる恐竜」とか学説が大きく変わって…中にはポージングとかも全然変化して「昔の面影すらなくなってる恐竜」もたぁぁぁぁぁくさん居た。 そして、想えば…半分冗談で「このテクニックで(恐竜探検隊)ボーンフリーを作ってくれないかな?」なんて思ったが…どんどんジュラシックシリーズの設定が合うように変化してきたなぁ。 今回のを観た時、いや、出来るだろ!…と思ったし。 そんな、あんな光景が…映画のエンドクレジットが流れてる時に頭に駆け巡って、本当に涙が流れてしまった。 強いぜ、想い出や思い込みってヤツは! んで、折角なんで映画の感想をザーッと書いてみると… いやいやいや「Amblin Entertainmentのど真ん中」な映画でした。 つか、スピルバーグ節が全開! かの80~90年代の「インディ・ジョーンズ」のシリーズや「ニューヨーク東八番街の奇跡」とか「ハリーとヘンダスン一家」みたいな?(もっと×2、あるが)…人間の繋がりをしっかりと感じさせる、そんな往年の「スピルバーグ名作映画」の佇まいが満載だった。 世界…地球を支配しているつもりの人間。 この世界の覇権を握ったつもりでいるけど…この恐竜時代と比べても、はるかに短い期間しか未だ滞在できていない。 全てを支配をしている!と錯覚し、増長してる限り…いつか取り返しのつかない事になるのかもな……なんて、考えてしまった。 そんな意味でも、最高のエンターテインメントだったなぁ……映画自体の感想だけじゃなく、周囲の想い出が万感となって押し寄せる。 これが、そう!これが映画の素晴らしさだ。 俺はそう思っている。 トモ君よ…ジュラシック・シリーズが終わったよ。 スター・ウォーズだけじゃなく、こっちもさ。 一緒に観たいな、おい。[映画館(字幕)] 8点(2022-08-01 00:46:40)(良:3票) 《改行有》 4. シャッター アイランド 原作は未見で、特に情報を入れずに観ました。 監督はあのマーティン・スコセッシ。 この監督の映画って良作ばかりではあるけど、少し疲れる印象があって敬遠してた。 簡単に言うと面白くはあったけど、色々とツッコミどころが多かった印象。 それも「ストーリーが分からない」ってのじゃなく、観終わった後で「あの演出じゃわかり難いな…」との類で。 結論から言うと面白かったけど、初めて受けたインパクトじゃない。 アラン・パーカー監督の「エンゼル・ハート」が、(俺的には)この手の作品のナンバーワンだったりするので、興味がある人は是非、観て欲しい。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2020-10-31 06:46:23)《改行有》 5. シン・シティ 行って来たぜシン・シティ!スゲーな本当に。 マジで俺の中で何かが変わった、そして目覚めた。 コレって絶対、好き嫌い分かれるだろうなーと思う。 が、誰が観ても「画的なもの」は絶対評価するだろうな。 「良い映画」=「誰にでも薦める客観的に良質な作品」とする。 「好きな映画」=「あくまで俺基準的に好きな作品」とする。 その上で言うと…歴代”俺の好きな”映画ベスト5に入ると断言する。 マジでシビレた!映画中ずっとニヤけてた!興奮してた!俺の好きなミッキーローク完全復活! って言うか、全てのキャラが立ってたのでワクワクしっ放し! でも井筒監督がTVでボロクソ毒吐いてた言い分が少し解った気もする。(笑) …ま、アーティストも映画も「凄ェ好かれるもの」は「凄ェ嫌われるもの」にもなりえる運命。 故に、俺にとって好きな映画なのかもだが。 主人公は皆、ある意味「異常者」だったしね、間違いなく。 しかし此処読んでる人間で、退く人間も居るかも知れんけど…あえて告白すると「あの異常性は俺の中にも多分に在る」と自覚してる。 そして「心の歪」と生きる、あの3人の男を俺は心からリスペクトする。 あえてカッコつけた事を言おう。シン・シティ…あそこは俺の心の憧憬。 もし、あの世界が在ったなら…俺は明日にでも旅立つ!!コイツぁ凄ェぜ!!![映画館(字幕)] 10点(2005-10-29 18:22:36)(良:1票) 《改行有》
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