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プロフィール
コメント数 4684
性別 男性
年齢 41歳

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 実話というのがいいですね。 赤の他人を家に招き入れ、そしてファミリーにする一家の博愛精神が素敵。 そして彼の才能を見出し、成長させ選手へと昇華させていく。 親としても、人としても非の打ち所のない夫人。 マイケルの役を演じた彼がとても良かったですね。 常に想いを胸に秘めているような悩ましい表情と、増えてく笑顔が印象的。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-28 18:17:28)(良:1票) 《改行有》

42.  SING/シング 《ネタバレ》 これは良かったですねぇ。内容がしっかりしていて、見終われば爽やかな感動に浸れます。 5人組で楽しく踊ってるアニマル達、よく聞くときゃりーぱみゅぱみゅちゃんの曲でしたね。そういうの気づくとニンマリしちゃいます。 全てを失った時のムーンは自分の体で洗車をするという展開に驚くも、前向きに取り組む様子見てるとなんだか勇気もらえますね。 みんなそれぞれ、何かを失って失意の底に。でも最後のお披露目のシーンで、それぞれの曲と相まって完結して行く様が見事で感動的。 大人から子供まで楽しめる良作に仕上がってます。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-09-18 20:31:39)(良:1票) 《改行有》

43.  ジャッキー・ブラウン 《ネタバレ》 役者さんのそれぞれの持ち味がいかんなく発揮された配役。 かつかつ歩くジャッキー・ブラウン。それだけで画になる。 シナリオも見事だし、やっぱりタラちゃんはすごいなと再認識いたしました。 かかってる音楽がどれも格好いいし、シーンが変わるとそのBGMをスパッと切るのがまた引き締まっていいよね。 パッケージからAcross110th Streetに至るまで70年代テイスト。 タラちゃんが見て育った作品たちへのオマージュなんだろうね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-22 23:07:15)《改行有》

44.  ジョン・ウィック 《ネタバレ》 すごくシンプルなストーリーが逆に良かったですね。 嫁さんが亡くなって、愛車を盗まれ愛犬が殺されるまでがわずか15分というコンパクトさ。 早速家に殺し屋たちがやってくるも銃で瞬殺。このあまりの無双っぷりに、もしやセガール映画みたいに 無双っぷりを傍観するだけの映画なのかと思いきや、親友がきちんと助けてくれたり、かなりの重傷を負ったりと色々大変な復讐劇。 いいですね。ワンコを殺されたことに対する凄まじい怒り。そして親友を殺されたことに対する熱い怒り。 アウトローの考えや生き様がしっかりと描かれていたと思います。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-02-17 23:55:09)《改行有》

45.  シェフ 三ツ星フードトラック始めました 《ネタバレ》 とってもハートウォーミングで良い映画ですよこれ。 「アイアンマン」のジョン・ファヴローが製作・脚本・監督・主演ですから、 彼が本当に作りたかった映画はこれだ!という宣伝文句も間違いじゃないんでしょう。 父と息子の関係もそうですが、個人的にはフードトラックに移っても一緒になって働いてくれるお弟子さんの存在がたまらなかった。 見終わって、爽やかな感動、そして心がポッと温かくなる。あ〜、サンドイッチ食いたい。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-02-13 23:33:33)(良:1票) 《改行有》

46.  シンデレラ(2015) 《ネタバレ》 みんなが知っている「シンデレラ」のお話を、その通り忠実に実写化したという感じですね。 最近の実写のディズニー映画は、新しいものに挑戦するような意欲的なものが多かったですが、 今一度原点に戻ってディズニーらしいものを作る、というのもまたありだと思います。 勇気と優しさ。それこそが、あなたの本当の魔法なのよ、という素晴らしいメッセージ。 個人的には、魔法が切れて馬車やトカゲやネズミが次々と元に戻っていくシーンが愉快でした。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-09-10 23:38:29)(良:1票) 《改行有》

47.  シン・シティ 復讐の女神 《ネタバレ》 相変わらず格好いい映像ですね。モノクロに時折色つける感じで、コミック的な絵や背景も入れたりと趣向凝らしてる。 目ん玉とられて、金目みたいになる執事とかミッキーロークのいかつすぎる顔とかもコミック的で良いんだけど、 ぶつぶつの親指みたいな面の大ボスが出てきたときには思わず笑ってしまった。 ストーリーは2つの復讐劇で実にわかりやすく、安心して観ていられる。 なんにせよ役者たちの面構えがすごい。 ジョシュ・ブローリンもいいし、悪党のパワーズ・ブースも凄くいいキャラ。モノクロにして濃淡強くすると、 彼らの顔つきとかシワが強調されてより凄みが増しますね。 あとはエヴァ・グリーンの魅力満載ね。さすがに年はとったけど相変わらず綺麗で、おしみなく肌を晒して悪女を見事に演じてる。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-09-10 20:43:35)《改行有》

48.  死霊館 《ネタバレ》 なかなか良かったと思います。ゾクゾクするようなホラー映画に仕上がっていて、その見せ方の妙など、ジェームズ・ワンのお化け屋敷的手法としてはこれ以上ないぐらいのスタイルを確立しているように思います。実話だということで、特典映像では実際にモデルになった人たちがインタビューで出てくるんですが、どうなんでしょう。さすがに実際はここまで派手ではないと思いますが、やっぱり実話っていう重みが、ホラー映画には凄く重要だなという気がします。見せ方もリアリティあって、こういう話しがほんとにあったんだ~って感じさせる、それだけでも十分成功してる。椅子が勝手に揺れるとか、どこかで変な音がするとか、とってもオーソドックスなんだけど、その古典的手法をアイデア溢れる展開で積み重ねて終始飽きさせない作りになってる。目隠し鬼ごっこや回転鏡で一瞬見える幽霊など、一つ一つ見せ方巧くて感心します。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-17 20:03:55)(良:1票)

49.  ジャックと天空の巨人 《ネタバレ》 最近はファンタジーものでも話が小難しいものが多かったりするので、本作のように清々しいほどわかりやすいファンタジー大作はサクっと見れてとても良かったですね。豆が育ちつるを天空まで伸ばす伸びやかな映像、暴れ回る巨人と人間たちとの攻防、目に楽しいものとなってました。原作のジャックと豆の木には恋愛要素は全くないけど、そこに平民と姫との恋物語を織り込んだのは正解ですね。協力とか成長といったテーマも大事ではあるけれども、恋愛模様が描かれることでまさしく大人から子供まで楽しめる一本に仕上がっている。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-08-19 22:11:03)

50.  人生の特等席 《ネタバレ》 クリントも娘役の女性も、とてもいい演技してましたね。クリントイーストウッドが出演している作品はどれも、頭でひねくり回して構成の巧妙さを披露するような映画とは対極にある、とっても素直で地に足のついた人間ドラマだなぁと感じます。だからすんなり共感出来るし、話に入っていける。イーストウッドは、頑固ですぐカッとなる、それでいてある種現実から常に背を向け続けるそういう弱さを持つ老人の役。このキャラクターがまた凄くシンパシー感じるんですよね~。そういう人いるよな~、いや、男ならある意味、こういう要素って誰にでもあるよな~、とか。そして娘もまた父親譲りの頑固というのが良い。等身大の親子の物語であると同時に、ラブストーリーでもある。あぁ、やっぱり恋愛っていいよな、て思わせてくれる、そんな描写。終盤の、たまたま見つけた子が偉ぶった高校生&いけ好かないスカウトを打ち負かす展開は月並みだけど、親子と恋愛の二本柱がもれなく共感出来たので7点献上。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-05-01 23:14:52)

51.  ジョン・カーター 《ネタバレ》 本国での公開直後、大赤字になるっていうニュースが出てたんで、どれほど酷いのかなと思って観てみたのですが、案外普通に楽しめました(笑)。一目観て、これは相当なお金がかかってるなっていうのがわかる。ほぼ全編に渡ってCGなり特殊効果が大活躍してるので、制作費が法外過ぎてそういうことになっちゃったんじゃなかろうか。主役をはじめとして、有名な人も見当たらないし。でも、実写初監督でこれだけの超大作を作り上げたアンドリュー・スタントン監督の熱意は素直に賞賛したいです。勿論、「どこかで観たような映像だな?」ていう、即視感があるのは事実。原作は100年前に書かれたSFの古典で、この古典がのちの数々のSF映画の下敷きになってるわけです。だから、その100年前の原作を今映画化したら、即視感のある映像になっちゃったっていうのはなんとも皮肉ではあるんですけど、製作陣はその原作に対して思い入れや愛着があるから、変に変えたくなかったのかもしれないですね。100年前のストーリーだから、武器も乗り物も旧式で、それを忠実に再現してる。サーク族のソラや父親との心の交流が個人的には一番良かった。あとは火星の犬、ウーラの可愛さですかね。一番愛らしいキャラです。逆に、敵のマタイ・シャンて奴がどうにも掴みにくいキャラで、その企みが壮大すぎてよく解らないし、無敵なんだか弱いんだかも謎で、この敵キャラの掴みにくさがこの作品のマイナスポイントかなと感じました。それにしても、何度聞いてもバルスームがバスルームに聞こえて仕方がない(笑)。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-08-23 21:23:48)(良:1票)

52.  シャレード(1963) 《ネタバレ》 よく出来たストーリーだと思います。ラストのどんでん返しも実に鮮やか。レジーナはピーターにぞっこんだったし、中盤の悪党達との闘いを観客は観ているので、彼が黒幕でなく、泥棒でもなかったというオチは、観る者をほっとした気持ちにさせますね。ただ、あれだけ名前がコロコロ変わる詐欺師という出立ちだったのに、なぜレジーナはあんなにピーターの虜になれるのか、その点は少々疑問。まぁ、天真爛漫とううキャラクターが、良くも悪くもオードリー・ヘプバーンなんでしょうなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2012-07-12 15:59:33)

53.  親愛なるきみへ 《ネタバレ》 この作品の「静かさ」が好きです。音楽やカメラワークでけたたましく感動させようとする手法とは対照的な、とてもナチュラルで繊細で、そして優しいタッチで描く。これぞラッセ・ハルストレムだなと思わせる作風です。序盤の二人の出会いから、もうすでになんとも言えない初々しさがあって共感。そして彼氏が軍隊へと派遣されて二人で文通を始める、その手紙の文章がこれまたぐっとくる。これぞ純愛。素敵な愛。手紙が待ち遠しく思う気持ち、来ないと不安になる気持ち、でも来るのがわかってるっていう気持ち、凄く良くわかる。自閉症のお父さんはコイン集めが趣味だけど、僕もコイン集めしていたことがあるから、その気持ちもよくわかる(笑)。お父さんと、コインという共通の趣味で会話があったのに、反抗期になって会話がなくなっちゃう。そのことを、自分が死にかけた時に思い出し、お父さんが弱ってる時に吐露するシーンは感動的。この「恋愛」での純粋な気持ちと、「親子」のある種の後悔の気持ちっていうのは、多かれ少なかれ誰でも共感するものがあるんじゃないかな。自分はそうだったから、すごく胸にくるものがありました。ただ、物語は後半になると途端に悲しい展開になっていきます。彼女は突然手紙で別れを告げ、自分は銃撃を受けて死にかけ、お父さんは他界してしまう。硬派な主人公があまりに不憫です。彼を捨てた彼女酷いよ~って思うけど、でも1年間会えなくて、久々に会ったらさらに2年延長って言われるんだから、寂しすぎる気持ちも仕方ないかも。主人公は自分のことをコインに例える下りがありましたが、父子が大切にした思い出のエラーコインがある意味象徴的であります。人は皆、完璧なコインを求めますが、むしろエラーコインの人生のほうが、より思い出深く中身の濃いものになるのでしょう。恋愛と親子愛は、酸いも甘いもあるからこそ特別な絆が出来るんだと思います。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-08 00:57:21)

54.  ジャケット 《ネタバレ》 なかなか良かったと思います。なによりもまず、主人公のエイドリアン・ブロディがハマり役なんですよね。痩せてて病的な感じで、いつも困ったような顔していて、印象深い笑顔のブロディ。彼がこの役を演じていなかったら、これほどまでに感情移入出来たのだろうかと考えると、ブロディの力量でこの作品の良さが保たれているんだなってのがよくわかる。そして、ダニエル・クレイグ。最初出てきた時には、ダニエル・クレイグに顔が似てる別人だと思いましたからね(笑)。こういう役も出来るんだな~すげぇな~と関心しきりでした。そして、キーラ・ナイトレイのキュートさ、これですよ。ほんと言うと、恋愛ドラマとして一番楽しめた次第です。もちろん、謎解きの要素もそれなりには楽しめるんだけど、そんなことよりキーラ・ナイトレイちゃんの、積極的に家に誘ってきて、それでいてツンツンしたキャラがたまんなく好きです(笑)。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-01 19:44:20)

55.  シーラ号の謎 《ネタバレ》 正直、序盤は「あんまりぱっとしないなぁ」なんて思ってたんですけど、クリントン夫が殺されるあたりから俄然話が面白くなり、そこからラストまでミステリーの王道という感じでとても楽しく観る事が出来ました。序盤のぱっとしないシーンも、後々で大きな意味を持つものだということがわかり、ジグソーパズルが合わさるようにいろんなシーンが結合されて真相が明かされる。なかなかよく出来たお話だなと感心致しました。最後は犯人が警察に逮捕されて御用~なのかと思いきや、ああいう風に締めくくるとは、なんだか皮肉ですね。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-20 16:51:20)(良:1票)

56.  ジョナ・ヘックス 《ネタバレ》 ジョナ・ヘックス、もの凄いカッコいいですなぁ~。悪党を狩る賞金稼ぎになってからの、彼の登場シーンが最高。馬に乗りながら、あの二丁機関銃をブババババと撃ちまくる様にシビれる。原作がコミックだからか、漫画的な映像を意図した作りでそれもまたポップさ漂って格好いい。ただ、一人の男の復讐劇に、愛する美女を色添えた、王道中の王道のストーリー展開で、お話自体はこれといって特筆すべきものはない。最初はイケイケドンドンな感じでクールさが決まってたのに、ラストのターンブルとの一騎打ちはごく平凡で尻つぼみに感じた。でも、この個性的でアウトローな新しいヒーローは、個人的には凄く気に入った。81分とコンパクトにまとめてサクサク進みます。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-17 10:53:58)

57.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 確かに、このオチは最近よくあるタイプの「実は自分が~」というタイプで、そういうものに飽き飽きしている人にとってみれば「またか」という思いを抱くのも無理はないと思う。それに、途中から薄々気づくような内容でもあるので、それほどの衝撃は得られないかもしれない。ただ、本作の場合は、単に妄想オチで終わっているだけではなく、ラストにもう一捻り加わっており、私はそこを存分に評価したい。それはすなわち、「モンスターとして生きるか、善人として死ぬか、どちらかだ」で締められているように、主人公テディは最後には正気に戻ったのだが、彼は妄想から抜け出せていないフリをして、自らロボトミー手術を受ける道を選んだという事実である。この一点に、テディの凄まじいまでの苦悩と苦しみを、感じ取ることが出来るのである。どっちに転んでも地獄だが、もうまた同じ苦しみを味わいたくない。それならいっそ、廃人になってでも、この苦しみから抜け出したい。そういう思いなわけだ。ずっしりと、そして深く共感するこのラストの切なさ。単なる妄想オチなら5点だが、このラストで、私は7点を献上することにした。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-09-14 16:42:55)(良:5票)

58.  シッコ 《ネタバレ》 前作の「華氏911」は見るからにプロパガンダ映画でしたけど、今回の作品はかなりの説得力を持ったメッセージ力のある作品だなと思いました。アメリカでは国民皆保健制度を「社会主義医療」だと言って批判するという、あれは実に興味深く、この意見に対するムーアの反論が実にうまい。あるいはまた、米国でムーアを批判する人は、よくムーアのことを社会主義者だ、共産主義者だと言って罵ることが多いので、そういう自分への当てつけに対してのアンチテーゼみたいな面もあるんでしょう。作り方はこれまでのやり方を踏襲していて、古い映画のシーンをはさみコミカルポップに展開し、諸外国を引き合いに出し米国の駄目っぷりを露呈するという感じですが、ただ相変わらずムーアのやり方というのは帰納的で、演繹的、体系的に論点を持っていかないですよね。勿論、これが彼のスタイルなんだと言ってしまえばそれまでですが、観る側としてはそういうことも忘れてほしくないわけです。例えばフランスの進んだ医療や福祉制度に対して、これらの財源はどこから来てるのかという話になるのですが、それがただ単にフランスに住んでる夫婦一組に話を聞いてみただけで終わっちゃってる。こういう重要な点を帰納的取材だけで話を終わらせちゃう。この点はそんな簡単に流しちゃいけないんです。世界の先進諸国を見ると、税金は低いけど福祉は手薄いアメリカみたいな国か、税金は高いけど福祉は手厚い北欧みたいな国かのどっちかに別れる。要するに、米国にこれからも前者の立場でやり続けるのか、と。まぁいろいろ意見はありますが、でも間違いなく良作だし、面白いのは事実です。それにしても、米国は国民皆保健を社会主義だと言って毛嫌いするけど、一番大事なのはその国の国民が満足し、幸福になる、そういう制度が必要であり、それをやるのが国の仕事ではないのか、と。当たり前の様ですが、この作品を観てその当たり前のメッセージがむしろ新鮮な印象を持ったのは、実は自分たちの国もこの「当たり前」のことを忘れていってしまってるからなのでは・・・。人事ではない作品であります。[DVD(字幕)] 7点(2008-05-02 23:21:19)

59.  ジョンQ-最後の決断- 《ネタバレ》 直球勝負で良質な社会派ドラマです。自分の心臓を差し出してでも、息子を助けたいと医者に訴えるシーンがぐっときます。善人の犯罪者。彼を応援する聴衆。その様はまさに「狼たちの午後」そのままです。この作品はアメリカの医療問題をテーマにしていますが、同様のテーマではマイケル・ムーアの「シッコ」がありますね。そのテーマを「狼たちの午後」の舞台を借りて、とても明瞭にストレートに訴えている。貧しい人は無保険で、高い医療は受けられない。米国社会の歪みが端的に現れてるわけですが、でもいずれは米国も他の先進国同様に公的な保健というものを持たざるを得ないでしょう。なんせ2050年には白人の数より有色人種の数の方が上回るといわれてますからね。[地上波(吹替)] 7点(2007-11-18 22:13:19)

60.  ショート・サーキット2 がんばれ!ジョニー5 いやぁ、面白いですよ。やっぱりこの映画はジョニー5に感情移入できるかどうかにかかっていると思われます。ジョニー5が悪者達にたたき壊されるシーンはすごくショックだった、、、、。最後は彼も市民の仲間入りを果たしました。ばんざーい!7点(2003-05-31 21:51:43)

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