みんなのシネマレビュー
タコ太(ぺいぺい)さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1408
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234

1.  シェイプ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 公開から早6年余り。気になっていながら何故か縁がなく、遅れ馳せながらアマプラにて鑑賞しました。そして、そのタイムラグがあってこそ、尚更に現代的な愛が語られる大人のファンタジーとして受け止めました。 全編を通じてフィルターの如くヒロインを覆う緑色。そこに落とし込まれる血の赤、映画館のドアの赤、終盤になって変化するヒロインのカチューシャ(ヘアバンド?)の赤、ラストシーンのヒロインのオーバーコートの赤。更には異形の生物の発する青い光。それぞれに象徴的な色使いの妙ですね。 そして、これもまた全編を通じて細密に描かれる60年代。それは背景であったり大道具小道具であったり映像であったり音楽であったり家族の風景であったり。作り手の拘りの極みと言ったところでしょうか。勿論そこにも象徴的な意味合いがそれぞれに込められている。 異形の生物(個人的には塩水の矛盾はあるものの「半魚人」というより「半両生類」と感じましたが)の造形も素晴らしく、異形でありながら深い人間性が込められ、所作も含め表情豊かに演じられているところには感動すら覚えました。 最初から最後まで大人のファンタジー、大人版「美女と野獣」或いは「人魚姫」として世相を反映しつつ語られる純愛の物語。傑作と称して間違いない作品に9点献上します。 1点マイナスの理由?ラスボス的存在の権力の象徴たる元帥閣下が、無傷のままに物語が終わったことがあまりに現実的でやるせなかったというところでしょうか。[インターネット(字幕)] 9点(2024-04-03 16:25:38)(良:1票) 《改行有》

2.  ジャックは一体何をした? 《ネタバレ》 デビッド・リンチ初心者には何が何やら解らないであろう超シュールなフィルムノワール。リンチ作品のセルフリスペクト的要素がわずか17分の中にみっしりと詰め込まれています。 ジャックが猿であること。その恋人が雌鶏であること。注目すべきはそこではないことは明らか。平板的に見てしまえばコメディ的に映らないこともないでしょう。でも、そんなカテゴライズは全く無駄。リンチ作品に共通することですが、観客が観ている映像の遥か向こうに本質が見え隠れしているように感じます。見たままそのまま受け取ってはいけないのだと思います。台詞の一つひとつ、ビジュアルの一つひとつに意味付けを求めてはいけないような。 ひさしぶりにリンチワールドを堪能しました。実に愉快で美しいモノクロ作品でした。[インターネット(字幕)] 9点(2023-10-04 22:13:45)《改行有》

3.  シャークネード エクストリーム・ミッション<TVM> 《ネタバレ》 オープニングの銃口越しにサッとチェーンソーを構える正装の男、それを見た瞬間、三作目に至ってついに製作者は本シリーズをコメディと位置付けたことを知り(いや今までだってコメディだったかも知れないけれど)、爽快な気分のまま一気に鑑賞。 理不尽さ、荒唐無稽さに磨きをかけ、全てにパワーアップ本作は、有無を言わせず無防備に楽しませてくれる(ただし限られた観客を)快作でした。 例を挙げればキリがないほどのお笑いネタの連発。三作目となっても未だ台詞もアクションも冴えないヒーローとヒロイン。(サブの方のヒロインはチョット良い感じに進化したかも)そして極めつけの宇宙サメとの格闘&サメに入って大気圏突入しての帰還。更には、なぜか月面着陸してる親父。 あぁ面白い。ひさびさに大笑いした。続編製作意欲丸出しのエンディングも含め、大満足でした。ただし、今回もあまりに人が死に過ぎなので1点だけ減点します。(散々笑っておいて道徳心もないのですが)[インターネット(字幕)] 9点(2023-08-30 15:16:17)(良:1票) 《改行有》

4.  シャドウ・イン・クラウド 《ネタバレ》 グレムリン伝説をベースにしたホラーとして捉えるには、諸々の他の要素(サスペンス、アクション、ミリタリー、社会派、ヒューマン)が詰め込まれ過ぎていて評価が難しくなる作品。ただ、逆に言えば比較的短い尺の中に良くぞこれだけ詰め込んで大きな破綻もなく纏め上げたと湛えたい作品です。 怪物は途中から本来のグレムリン伝説から離れて悪役怪獣的になって行きますが、懐かしいTV版トワイライトゾーンとちょっと懐かしい劇場版トワイライトゾーンで描かれた登場シーンを想起させられ、あくまでもこの存在が本作にはなくてはならないのだと確信して観始めた次第です。(観終わってそれは間違いではなかったと思います) 前半の下部銃座内のヒロインの一人芝居的な展開は見応え十分。一見芯の強さを感じさせる彼女が垣間見せる何かをひた隠ししようとするが故の弱さ。機外の異音と未知の生物の姿という想定外の事態への戸惑い。更には機内に戻れなくなるアクシデントの最中に現れる日本軍の機影。息つく間もなく惹き込まれます。B17内部のセットも丁寧に作り込まれてますね。CGの合成もあるのでしょうか? 零戦との交戦が始まる後半は、皆さんのレビューにもあるように確かにヒロインは単に強い女性から超人と化します。爆風で機内に生還する場面には驚嘆。マジに考えたら全身打撲と火傷で重症間違いなし?いやいや強風と低温で大丈夫?んな訳ないです。でも、だからこそアクション映画は楽しい。マジにヒロインの身体を心配してたら見てられません。ここはアニメ的に割り切らないと。アニメのアクションだったら当たり前の不死身っぷりですから。ここはヒロインが無敵の母性に目覚めた表現なのだと受け入れます。 そして終盤。手強い怪物のラプトルばりの鉤爪を恐れることもなく素手で殴り殺す最強のお母さんの誕生。誰にも何も言わせない慈愛に満ちた授乳シーン。 エンドロールに差し込まれる女性の権利を勝ち取ろう的なカットは、脚本家のスキャンダルへの言い訳的に映らないこともないのですが、全編通して溢れんばかりに映し出されるクロエ・グレース・モレッツさんの魅力(単に変わらぬ可愛さというだけではなく、繊細な演技もキレのあるアクションも)が炸裂する本作は、優れたエンタメ作品として大いに気に入りました。クロエちゃん大好き!とばかりに+1点です。[インターネット(字幕)] 9点(2023-07-09 10:49:56)《改行有》

5.  シューテム・アップ 《ネタバレ》 なんと不謹慎!なんとお下劣!なんと不道徳!あぁ、全てがこの作品の賛辞になってしまう… 冒頭からもう目が離せないですね。とにかく面白い。とにかく笑える。んでもって芸が細かい。小ネタの嵐!思い付いたことを全て映像化してるんじゃないかってぐらい徹底してますね。少し次の作品用にとっておいたほうがいいんじゃないかって感じ。 また、キャスティングもいい!ここまでシリアスにお馬鹿を演じてくれて、しかも全く破綻していないのがいい! よくよく考えたら、一応ストーリーもあるんですよね。だけど、一人からそんなに採取出来るのかしらん?かなりの重病みたいだし。それで余計に病状悪化してるんじゃないの?などと言うのは要らぬ心配? 点数は悩むところだけれど、一応銃社会へのメッセージとも受け取れるし、何よりエンドロールまで楽しませてくれるショーマンシップに対して9点献上! [DVD(字幕)] 9点(2009-01-12 22:53:22)《改行有》

6.  ジェイコブス・ラダー(1990) こうした作りの作品は数多かれど、その中でも傑作のひとつではないかと思います。また、先駆的と言ってもいいでしょう。単に反戦映画、或いは社会派作品と説明するだけでは到底足りません。この作品は、人間の心の奥深く、無意識の領域にある「人の生きる意味」について、静かにそして深く案内してくれます。何の予備知識も無く観るべきですね。9点(2004-10-31 14:40:27)

7.  シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX(TVM) 《ネタバレ》 前作で大っぴらに「to be continued」と銘打っていただけあって、完全な?続編かつシリーズ総集編。ユニークなアイディアのサメ映画で始まった本シリーズも、ついにSFアドベンチャー作品として?完結です。 確かに、前作と言うよりもシリーズ全編を観ていないと意味不明な作品。否、全編見ていても前作からのSF風味増量に馴染んでいないと理解困難かも知れませんね。 しかも、そこで語られるタイムパラドクス論には些かと言うか大いにと言うか齟齬があります。語ってる登場人物たちもスタンスぶれぶれです。なので、理詰めで観ようとか理解しようとすると混乱するだけです。只管に言葉の遊びとかビジュアルとして楽しむのが正しい見方だと思う次第です。 そういう意味で大いに楽しめました。笑えるし、なんならホロリと出来ないこともない。最早サメ映画と言って良いかどうか判らないところですが、「サメ映画界」に偉大な足跡を残した名(迷)作サメ映画として語り継がれるでしょう。 打ち上げご祝儀的に+1点して8点献上します。[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-09-19 14:37:02)《改行有》

8.  シャークネード カテゴリー2<TVM> 《ネタバレ》 TVMでも興行収入が続編に生かされるってことがあるのでしょうか?オープニングからして予算大幅増額感が滲み出てますね。キャスティング然り、セットや特殊効果やエキストラや何やかやの全てにおいて然り。エンドロールや楽曲(曲名も良いですね)の数々にも。そのくせアイディアだけは前作をほぼ踏襲というところが逆に成功の秘訣か?無理矢理捻り出したような新ネタが殆どないところに好感が持てます。カメオ出演とか探すのも楽しみ方としてアリかも。 言いたいことは殆ど4番のレビューで書き尽くしていただいています。御意です。強いて付記するならば、この人って飛行機操縦出来ましたっけ?いや仮にセスナ飛ばせたとしても旅客機は…。否、チェーンソー持って空を飛べるんだから旅客機ぐらい朝飯前か。それから、偶然??手にした元妻の左手から指輪抜いて「これは要らん!」とか言って手の方を投げ捨てるか、普通?それも本人の前で?ここまで何でもありでやってんだから奇跡的に縫合手術に成功して元通りってのもありじゃない?そんな程度の野暮な意見しかありません。 お見事なエンタメ大作です。8点献上。決して大盤振る舞いじゃありません![CS・衛星(字幕)] 8点(2023-08-07 23:13:49)《改行有》

9.  ジェイコブス・ラダー(2019) 《ネタバレ》 1990年の作品の強烈なイメージを思い起こしつつ鑑賞。一言で言えば、リメイクと言いつつも似て非なる作品と感じました。 ジェイコブの妄想で始まり、不可思議な出来事が続くうちに観ている者は何が本当か分からなくなって来ます。実態なのか妄想なのか、不確かな状況で登場するアイザック。ジェイコブの記憶の中では死んだはずのジェイコブ。初めのうちはジェイコブの妄想なのかと疑いたくなります。ところが物語が進むうちに次第次第と存在感を増し、ついには脆弱な存在へと転じてしまったジェイコブを凌駕する存在感に。 このあたりの兄弟の姿や言動の移ろいは丁寧に的確に表現されていると思います。勿論、妻のサマンサの存在も見逃せません。アイザックの戦友として登場するものの実はジェイコブの戦友であったポールも重要なキーマン。他にも、決して多くない登場人物の殆ど全てがこの物語にとって欠かすことの出来ない存在になっています。 どこからどこまでがジェイコブの妄想なのか?オリジナル版と同じ解釈で良いのか?全てが彼の妄想と考えて良いのだと思いつつも、最後まで不安な気持ち(ある意味希望的観測)にかられながら鑑賞しました。 実に謎めいていて魅力的なリメイクに8点献上します。[インターネット(字幕)] 8点(2022-11-22 09:37:50)《改行有》

10.  ジョーカー 《ネタバレ》 60年代のTVシリーズ「バットマン」を子どもの頃に楽しんだ世代としては、そもそも「ジョーカー=極悪非道の犯罪者」と言うイメージがピンと来ません。どちらかと言えば、道化師の扮装そのものの面白おかしい存在といったイメージが強く(勿論犯罪者ではありますが)、映画版「バットマン」に登場するジョーカーは、アメコミを読まない自分としては馴染みが薄いキャラです。 そんな訳で、「ジョーカー誕生秘話」としてではなく「ある極悪人はいかにして生まれたか」といったイメージで鑑賞しました。 数々の賞を受賞しただけあって流石の見応え。ホアキン・フェニックスの怪演は勿論のこと、母親役のフランセス・コンロイ、隣人役のサジー・ビーツ、そして御大デ・ニーロさんと、意外に少なめの主な登場人物たちがそれぞれにいい味を出していて、長尺なのに一気にエンディングを迎えました。 虐げられて生きて来た者が何を契機に暴発するのか。地下鉄での初めての殺人は、酔客に絡まれていた女性を助けるための正義感に基づいたものではないでしょう。かと言って、自分への暴力に対する単純な防衛反応でもないと思います。いくつかの契機を積み上げた結果、あの瞬間に幼少期から自らを守るために纏っていた鎧を脱ぎ捨てた。いや意図して脱ぎ捨てるまでもなく、一気に剥がれ落ちたのかもしれません。あとは雪崩のように今までの優しさや希望が崩れ落ちて行くだけ。もう誰も止められない。彼は劇中、笑いが止まらない病であるとされていますが、まさに可笑しさも何もない形だけの笑いが以後の彼の全てを支配していくのですね。 「バットマン」の予備知識なしで見ても十分に楽しめるサスペンスでした。とは言え、ここで描かれているウェイン少年との出逢いは、続編を期待せずにはいられないところ。製作の噂はあるようですね。期待しています。[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-08 00:43:07)《改行有》

11.  シャークネード<TVM> 《ネタバレ》 少し前に録画しといたのを時間があったので観てみたら相当に衝撃的な作品でした。基本的に、設定も展開も登場人物の感情や行動などなども、すべて出鱈目なので、割り切ってコメディ感覚で観るべき作品です。最初のなんだかよく解らない闇取引のシーンはまあまあ許せるのですが、やっぱ水の中でも動いてなきゃ死んでしまうとさえ言われているサメが、堂々とトルネードの中で元気いっぱい生きているとか、サメの大群に襲われて犠牲者続出なのに呑気に海辺のバーで飲んでいる人々だとか、サメに足を齧られても普通に歩いている準主人公とか、手製爆弾でトルネード(そもそもなんでハリケーンでトルネード?)の原因となっている空気の寒暖差を吹き飛ばして問題解決とか、あぁやっぱ出鱈目だ。こんな大騒ぎなのに軍隊も出て来ないし、警察もハマーに追いつけないし。で、解ったんです。そうか、やっぱこの作品はその辺を楽しむべきなんだと。ひまーな時に観てください。 (追記) CSでシリーズ6作を二日に分けて一挙放送していたので、初心に帰って第一弾から再観賞しました。結果、反省です。以前観た時はサメ映画についての認識が不十分でした。本作こそが所謂「サメ映画」の基本ですね。 サメが出る。人を喰う。サメをやっつける。犠牲も出る。ここまでは「ジョーズ」で既に完成形が示されたように思えるのですが(ちなみに「ジョーズ」は自分的には「サメ映画」ではなく「海洋パニック作品」とカテゴライズしています)、「サメ映画」を標榜するにあたっては更なる仕掛け(殆ど飛び道具)が必要だと思うのです。本作では「サメが空から降る」「街中をサメが泳ぐ」「室内に居てさえも喰われる」という常識外れのアイディアが盛り込まれ、更には「チェーンソーを構えて自らサメの体内に飛び込み中から退治して出て来る」という究極的退治法まで披露しています。更に更に「SHARKNADO」という造語タイトルも先駆的で、後の多くの作品のタイトルのヒントになっていることは間違いないと思います。 この作品は「サメ映画」の金字塔。改めて素晴らしい作品であることを思い知りました。以前に「良」評価をくださった方には申し訳ありませんが、評価内容と点数を訂正させていただきます。(3点→8点)[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-08 22:11:51)(良:3票) 《改行有》

12.  ジョシュア 悪を呼ぶ少年 《ネタバレ》 いろいろと考えさせられる作品でした。 奥さんは所謂産後鬱。一人目のジョシュアに対するネグレクト。ジョシュアは恵まれた資質故に、その影響がないかの如く成長してきたものの、実は内面に恐ろしい悪魔を抱え込んでいる。 本来、妻を助けるべき夫は、田舎暮らしに嫌気がさし、実家を出てニューヨークの高層高級マンションで優雅な暮らしを夢見る。一見子煩悩な愛妻家のようでいて、妻の窮状は目に映らない。 ガラスの城のような生活は、たったひとりの幼い少年の手によって脆くも崩れ去っていく。そして、何も残らない。少年の狂気も癒されない… あぁ、何と後味の悪い作品。でも、誰にでも心のどこかにある弱さ。あからさまに見せられると辛いなぁ… ちなみに、副題は要らないですね。違うと思う。[DVD(字幕)] 8点(2009-02-08 23:11:46)《改行有》

13.  ジャンパー 《ネタバレ》 あくまでも娯楽作品として割り切った点数です。 ここまでシンプルな構成だと判りやすくていいです。余計なことは考えないで、目で観て楽しむ作品ですね。だからこそ、DVDの標準が吹き替え音声なんじゃないかな?低年齢でも楽しめるように。 主人公はあくまでも普通の人。てか、高校ではイジメられてた。好きな子にも何となくダサいプレゼントしか出来なくて。で、家に帰れば母親は家出してて、頼みの父親は虐待してくる…。そこからヒーロー誕生ではあまりに出来過ぎ。だから、この設定は自然なんじゃないかなぁ? 意を決して再開した初恋(?)の彼女には、何も明かせず、いや、明かそうとせず、彼女の夢の実現にだけ専念する。あ、自分の夢も実現しちゃうけど。 意外性も何もないけれど、アクションや映像技術は見応え十分。きっと原作は全然違う雰囲気なんだろうけれど、映画としてのこれは許せるな、私の場合。[DVD(字幕)] 8点(2008-09-22 01:10:13)(良:1票) 《改行有》

14.  11:14 予備知識なしでレンタルし、思わず魅入った佳作。アイディア自体は、何となく何処かで観たようでいて思いつかない。でも、仮に類似作があったとしても十分見ごたえあります。あっと驚くような展開というより、それぞれの話が如何に上手く纏められていくかを楽しんだ方が良さそうです。手放しで賞賛は出来ないストーリーだし、登場人物のキャラクターがあまりに軽薄、軽率ですけれど、この新人監督さんの今後に期待して8点献上です。[DVD(字幕)] 8点(2007-09-28 17:10:27)

15.  16ブロック ブルース・ウィリスの見事な役作りもあって、冒頭から惹き込まれる作品ですね。ストーリー的には結構オーソドックス。でも、敢えて「16ブロック」という閉鎖された空間の中で展開することにより、緊迫感と臨場感が演出されてます。予備知識なしで観ましたけれど、これは期待を超えてくれました。説明不十分とのご意見も散見されますけれど、私はこの程度にシンプルで逆に良かったかなって思いますね。佳作です。[DVD(字幕)] 8点(2007-09-23 06:04:31)(良:1票)

16.  終身犯 実話を元に丁寧に描き出された佳作ですね。私自身トリばかなので、バート・ランカスターとトリさんたちとの触れ合いを観ているだけで心が和んでしまいます。 ただ、単純に「スゴイ人」伝説として観るわけにはいかない重い題材であり、時代背景の違いや国情の違いなどはあるものの、現在でも十分に受け入れ得る問題提起を含んでいます。 罪と人。罪を憎んで人を憎まずと言いますが、果たして本当にそうなんでしょうか?この主人公は確かに大変な努力をし、ひとつの分野の頂点に立ち、多くの愛鳥家やトリさんたちに安心と幸福を与えたことでしょう。ある意味、彼は見事な「更生」を果たしたと言えます。でも、彼の犯した非道な殺人が、他者や社会に対して与えてしまった悲劇と憎しみを帳消しにするだけのものなのか?彼の偉業と彼の罪は引き換えに出来るものなのか?かと言って、刑務所の更生システムに乗り社会復帰し罪を繰り返す者たちと比較すれば、彼の更生度は並外れたものと言わざるを得ず、考えれば考えるほど難しい問題を孕んだ作品です。 それと原題ですけれど、彼はアルカトラズに移送される前に研究成果を評価されており、なんだか不似合いな題名のように思えてなりません。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-09-16 09:29:38)(良:1票) 《改行有》

17.  ジャスティス/闇の迷宮 ここに描かれている悲劇は、歴史的に見ればつい最近の出来事です。そして、その後現在に至るまで、類似の事例は後を絶つことなく世界のどこかで起き続けています。権力を身に付けたとき、人間がいかに残酷になれるか。それは平和な時間を過ごしている私には想像だに出来ない狂気です。 この作品、出演者のひとりひとりが見事に演じ切っていると思います。特に主役一家の三人は、最高の演技を見せてくれています。素直に感動しました。 主人公の「能力」については、物語の進行上「余計」との見方もあるかもしれませんが、もし「その部分」もストレートに描いてしまっていたら、ドキュメンタリータッチの余りに重苦しい作品になっていたでしょう。観る者のイマジネーションに依存することでも、十分に主人公の悲しみは表現できています。 もっとも、そのあたりの扱い方がこの作品の評価を二分するでしょうね。これが純粋に政治的作品と言えないとすれば、その一因は「能力」に表現を依存した演出によるものでしょうから。8点(2005-02-28 23:03:24)《改行有》

18.  シャークネード5 ワールド・タイフーン<TVM> 《ネタバレ》 今回は「インディジョーンズ」で始まり「バックトゥザフューチャー」で終わる。オープニングのアニメも相変わらず良いですね。 それにしても、低予算低予算と言われながらも随分と予算も潤沢になってきたようで、見た限りでは決して使い回しではない各国の映像も使われているような。エンドロールでも国別のユニットが出て来ますし。(ホントかな?) 肝心のお話の方は、大いに風呂敷を拡げまくって、シャークネードが世界中で同時多発するばかりか、そもそも太古の昔に人類はシャークネードと戦い、そして勝利した!なんていう時空を超えた次元にまで展開していきます。 と、説明はもう要りませんね。ここまで来たら最終話まで観るっきゃない!って言うか、エンディングに「to be continued」とある訳でして、5と6は「バックトゥザフューチャー」ばりに続編的に作られているので、TV放映上分けただけという感じですね。あれ?公開時期は丁度1年違うのですね?? ま、3時間の大作にしたら余計に観る人を選ぶということもあるのでしょう。 最早サメ映画の領域から離脱しかけていますが、今回も大いに楽しませていただきました。7点献上します。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-09-19 14:18:30)《改行有》

19.  シャークネード4<TVM> 《ネタバレ》 スターウォーズと見紛うオープニング。原題のサブタイトルの「The 4th Awakens」が本家の「The Force Awakens」から来ていることは言わずもなが。 で、肝心のサメ話は、良く言えばマンネリ化しないように工夫に工夫を凝らした斬新なネタの連発。悪く言えば前作以上の悪ノリの連発。作り手が楽しけりゃいいってなぐらいの軽いノリ。いずれにしても、面白いの作ったから楽しめる人だけ観てね。って言うか、これ観て楽しくないって信じられない!みたいな声が聞こえて来るようです。 荒唐無稽な竜巻理論、気象理論、サイボーグと化したヒロインの超科学的能力、主な登場人物は絶対死なない安心の展開、そして〆はマッコウクジラ仕立てのサメマトリョーシカからの脱出。いや~飽きません。 極端に観る人を選ぶ本作。否、本シリーズ。好きなので今回も甘めに7点献上します。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-09-16 20:31:16)《改行有》

20.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 予備知識なしで観たために、冒頭から延々と3人の若者たちの過去や日常が語られて行く流れに多少なりとも戸惑いました。これって本当にサスペンス?この展開って必要?などと。 しかしながら観終わってみれば、この実在のヒーローが実は「普通の人」どころか「ちょっと困った人」だということにテーマがあるのだと感じました。 夢があれば努力を惜しんではいけない。積み上げたものは必ず生かされる。日頃の鍛錬や心構えがここぞという時の行動を決める。そんな、少々歯が浮いてしまう様な教訓的なものが込められていて、テロ事件は例示に過ぎないのだと思いました。 ただし、予備知識なしで観て良かったとも思います。初めからヒューマンドラマを期待して観ていたら、また別の違和感なりを感じてしまったかも知れません。 終盤になって「まさか本人出演?!」という多くの皆様同様の衝撃を受けました。テレビでありがちな「本人出演再現ビデオ」とは全く異なる作品。テレビの方は殆どが事件そのものを深く掘り下げるのに、本作はあくまでもヒーローの人となりにフォーカスして人の生き方を説いています。(蛇足ながらテレビの再現ビデオも否定はしませんことを申し添えます) ご本人たちの自然な演技は監督の力量あるが故でしょうね。優れた指導者は一人ひとりの持てる資質を最大限に生かせるもの。恐れ入りました。[インターネット(字幕)] 7点(2023-03-07 10:32:41)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS