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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 潮風のいたずら 《ネタバレ》 気軽に楽しめるラブコメで、脚本もしっかりしているし、主演俳優の魅力も光っているし、「何かおもしろい映画ある?」と聞かれた時にこれをオススメしておけば、よほどマニアックな映画ファンじゃない限り、まぁ満足してもらえそうな「無難な一本」かなと思います。監督はゲイリー・マーシャル。なるほど、言われてみればこの感じ、「プリティ・ウーマン」系ですね。 わがまま放題の傲慢セレブ・ジョアナと、ボロ家で家事子育てに悪戦苦闘中の主婦・アニー。この両極端な役を、同じ人とは思えなくらい完璧に演じ分けているゴールディ・ホーンってすごい! 尻丸出しのハイレグ水着も、エロよりも笑いにつなげるところはさすが。 最近、敬遠しがちだったアメリカ映画でしたが、たまにはこういう映画もいいですね♪[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-07-14 00:05:19)《改行有》 2. 白と黒のナイフ 《ネタバレ》 この映画の見どころは、真犯人が誰かではなく、ラストシーンの女性の感情。それまでの法廷シーン等は、いわば前フリ。でも法廷劇としての展開があまりにも上出来過ぎて、途中まではどうしても法廷モノ・推理モノの視点で観てしまい、そのせいで弁護士と依頼人の恋愛模様が余計なものに思えます。最後、正当防衛ではなく、愛に対する裏切りで引き金を引くという、女性の悲しさ・憎悪を描いたラストシーンなのに「“犯人はやっぱりこの人だった”だけの映画」に見えてしまうのがもったいないですね。 この映画、ずいぶん昔に観た覚えがあり、「二転三転するおもしろい法廷サスペンス」という記憶が残っていましたが、ひさしぶりに観たら、ラストシーンの意味や制作者の意図が、今ようやく理解できたように思えました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-11 11:41:34)《改行有》 3. シング・ストリート 未来へのうた 《ネタバレ》 主役の二人、いろいろあってラストシーン。曲の歌詞が画面に流れると、自分の若い頃の情熱を思い出し、懐かしいような、うらやましいような気分。もう若いとはいえない世代も「青春、もう一回やりたい!」と思ったのでは?(笑) ラストシーンの曲も、二人の未来を応援するイメージソングと思っていて、それはそれで感動したのですが、あれ? それだけじゃないかも・・・と思って見直しました。 やっぱりこの曲の歌詞、兄貴から2人に向けたメッセージですよね。たぶん、ボートに乗る直前に彼が弟に渡した歌詞、それがこのラストの曲なのだと思います。 ドイツに行く夢が破れ、くすぶっていた彼の人生・・・。でも弟とラフィーナに夢を託すことができ、心から「やった!」と喜ぶ兄貴。最後の曲が彼の歌詞だと思うと、ラストの荒海のシーンも、兄貴の目線で二人を見守っている気分になり、彼が「オレは前に進めなかったけど、オマエらはがんばれよ!」と言ってるようで、涙が止まりませんでした。 兄貴が弟に「いつか曲をつけてくれ」と歌詞を渡す。その後、海を渡るシーンでその歌詞が曲として流れている・・・ということは、2人はロンドンに渡って成功したことを示唆しているのかなと思いました。 その解釈が合っているかどうかは別にして、ラストの曲の歌詞「行こう 間違ってても 明日には正しくなる」、このフレーズ、座右の銘にしようと思います(笑) とにかく、音楽のセンスがバツグン♪ 音楽の力で映画をグイグイと引っ張っていくのがとても心地良く、音楽とシナリオと映像とがしっかりリンクしていて、「音楽映画」の代名詞といえる作品だと思います。エンドロールに入ってくるちょっとしたセリフも、映画を引き締めるスパイスのように効いていましたね。 『はじまりのうた』同様、こういうストーリーに対して必ず「現実はどうのこうの・・・」とくだらないセリフを吐く大人がいます。でもこの監督の映画は「だからどうした!」と言ってのけるだけのパワーを与えてくれますね。見た後にスカッといい気分になれるのが、この監督の作品の大きな魅力だと思います。[CS・衛星(字幕)] 10点(2020-10-02 22:16:09)《改行有》 4. シンバッド七回目の航海 ストーリーは、いろいろとツッコミどころ満載で、主役のシンドバッドも印象が薄く、見どころはどうやら怪物などの特撮のようですが、残念ながら大した魅力も感じられませんでした。 もし子供の頃に一度でも見ていれば、印象も変わっていた・・・かも?[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-07-04 18:59:05)《改行有》 5. 情婦 弁護士の風体や法廷シーンの駆け引きなど、まるでポワロのようでしたね。評判通りの出来でしたが、ラストシーンは、締め方としてはちょっと乱暴かも・・・。法廷もの・サスペンスものという視点で観れば、今はもっと優れた作品がありますが、それも、この時代にこういうクオリティの作品があってこそなんでしょうね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-07 16:19:42) 6. ジュマンジ いま観ても、意外と面白く感じました。家族みんなで「あー、楽しかったー」と言いたい時や、飛行機の中などで時間を潰したい時にはピッタリですね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-15 19:14:52) 7. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004) 途中までは、「日本版とよく似た俳優探してきたなあ」とか「ここの演出は日本版の方がいいかも」と、比較しながら見ていましたが、見れば見るほど、この話はやはり日本で生まれた話で、アメリカ版にするには無理があると思い始め、ラストは腹が立つほど違和感を覚えました。和食にマヨネーズやケチャップをかけて食べたら、一瞬面白かったけど所詮はゲテモノ・・・そんな感じでした。[CS・衛星(字幕)] 1点(2012-06-21 15:53:38) 8. ショーガール 《ネタバレ》 公開当時、一緒に映画館に観に行った女性が鑑賞後、「どうしてこの映画を私と一緒に観たいと思ったわけ?」と少々ご立腹。確かにデートには向かない内容でしたが、でも映画としては面白かったと思います。多少でも舞台に携わる人なら、共感できる部分も多いのでは?それにしても、ノエミがあれだけ裸を見せてたにも関わらず、さほどうれしくないのは、やっぱりブスで下品だから?[映画館(字幕)] 7点(2012-03-21 23:52:00) 9. 幸せの1ページ 《ネタバレ》 ジョディが家を出て島に到着するまでは笑えましたが、それ以外はどうも・・・。子供向けのファンタジーと外出恐怖症の珍道中、かみあっていませんでしたね。このタイトルは、ラストシーンからイメージしたようですが、この映画のみどころはそこじゃなかったと思います。[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-03-15 01:10:16)(良:1票) 10. ショコラ(2000) 《ネタバレ》 ほのぼのとした大甘な内容を予想していましたが、意外にもビタースイートな話でしたね。でもなんとなく気持ちが入っていきませんでした。最後、店の名前に婆さんの名前をつけたところは感動しましたが・・・。ジョニー・デップもこの役、イマイチ消化不良だったのでは?違った気分の時に観れば、印象変わるかな?[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-05 00:23:28) 11. 十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 とても96分とは思えないくらい濃密な内容でした。まるで自分があの部屋にいるような錯覚を覚えるくらい引き込まれました。脚本、演技、演出が優れていれば、ここまで面白くなるという、映画のお手本のような作品です。いい映画って、どんなに時代が変わっても、色あせることがないですね。[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-09-15 17:31:09) 12. シリアル・ママ かなり笑えましたね。ママ、もうめちゃくちゃなのに、なぜか共感してしまう。でも実話だと思うと、ゾッとします。そのうち日本でもこういう人が現れそうですね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-25 17:51:58) 13. 知りすぎていた男 とにかく、シーンが次から次へとどんどん展開していくテンポ感・スピード感で、見ている側をグイグイ引っ張っていました。この時代のサスペンスって、シンプルなんだけど、サスペンスとしての面白さが凝縮されている、特にヒッチコック作品はそのように感じます。まるで江戸川乱歩の「二銭銅貨」に通じるものがあるように思えました。[ビデオ(字幕)] 7点(2011-07-21 00:15:51) 14. ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 この映画の素晴らしさ・面白さはご承知の通り。ただひとつ残念なのはラストシーンです。最後、2人が再会するシーンを見せるのはセンスがないというか、もったいないというか・・・。レッドの「友に会えるといいが・・・」というセリフとともに、バスが遠ざかって見えなくなる・・・THE ENDという、原作に近い終わり方の方が、僕は好きです。[DVD(字幕)] 9点(2011-07-02 22:31:46)
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