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プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  スポットライト 世紀のスクープ 《ネタバレ》 カトリック教会の性的スキャンダルというタブーと言える領域に切り込んだ、 ジャーナリストと事件の関係者達の姿を描いた、実話をベースにした作品。 地味に冷静に彼らの姿を追いながらも見応え十分、久々に硬派な社会派ドラマを見たという思いです。 次から次に神父や弁護士などの関係者の名前が出てくるのですが、 ボストンの新聞社の精鋭チームが丁寧に緻密に地味な作業を進めていくかのごとく、 緊張感を常に保ちながら、実に丁寧に緻密にストーリーが展開していく。 作品は当然ジャーナリストの側に立ちながらも、その過程の中でジャーナリストとしてのあり方にまで言及していく。 トム・マッカーシーは本作の前の2作はコメディを発表してきましたが、 その前の「扉をたたく人」や本作のように社会派の作品でも今後、期待したい人です。[DVD(字幕)] 7点(2016-12-11 16:07:04)《改行有》

22.  ストーリー・オブ・ラブ 《ネタバレ》 ロブ・ライナーお得意のラブコメですが、本作は 2人の子どもがいる結婚15年目の倦怠期の真っ只中の夫婦が主人公。 ブルース・ウィリスとミシェル・ファイファー、どちらもいい。 2人の今の関係をずっと見せ続けられるだけならしんどい作品になったと思いますが、 いい時期も悪い時期も、巧く2人のこれまでをフラッシュバックする。 笑いの要素も巧く織り交ぜられています。 時に激しく口論もしますが、2人の子どもを夏のキャンプに行かせてしまって、 子ども達を巻き込まずに一時的に別居という道を選び、 夫婦それぞれにこれまでと今とこれからを見つめなおすというのがいい。 全体的な作風は何故かウディ・アレン・タッチ。 夫と妻、それぞれがそれぞれの友人と食事のテーブルを囲んで 男と女とは?結婚とは?そんな結論の出ないああでもない、こうでもないを繰り広げる。 そこに友人役で登場するロブ・ライナーご本人もとてもいい味を出していました。[DVD(字幕)] 7点(2016-02-05 18:18:54)《改行有》

23.  スターリングラード(2001) 独ソの激戦となったスターリングラードの攻防戦。その戦いの序盤を見せる、本作の序盤。 次々と命を落としていく兵士達。逃げ場も無い川を渡る船上で戦闘機から機銃掃射を受け続ける恐怖。 逃亡は許されず、逃亡しようとする兵士には容赦なく味方から撃ち殺される。その後も続く序盤の戦場の描写からも、 作品の大半を占めるジュード・ロウとエド・ハリス、2人のスナイパーの息詰まる攻防からも、 映画としての娯楽的要素を十分に含みながらも、嫌というほど戦争の悲惨さが伝わってきます。 台詞やドラマも多く、主役であるジュード・ロウと比べると台詞も少なく感情の抑揚も少なく地味な存在であるエド・ハリス。 しかし銃を構えスコープを覗くその目、表情で流石の存在感を醸し出します。 フルシチョフを演じたイギリスの名優ボブ・ホスキンスも迫力ある熱演を見せる。 そして本作で忘れてはならないのがレイチェル・ワイズ。 戦争モノでのロマンスの挿入は作品を微妙にしてしまうケースもありますが、 本作の場合は彼女も戦友の1人としても作品の中で十分に機能しています。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-08-10 11:35:24)《改行有》

24.  ストリート・オブ・ファイヤー BSで久々に見ましたが、やっぱりいいですね。音楽良し、キャスト良し、分りやすいストーリーも良し。 何と言っても当時は無名だったマイケル・パレがいい。文句なしのカッコよさですよ。 何でだろう?この人はこの後も作品に恵まれなかったのが何とも残念。 他にも候補者はいたと思いますが、よくぞ本作の主役に抜擢してくれたことだと思います。 エイミー・マディガンもいい。ダイアン・レインが素敵。 ロック。青春。喧嘩。バイクにクルマ。 80年代って、こういう世界観が絵になる若手スターが一杯いましたね。 いい青春映画、カッコいい青春映画が一杯あった時代でもありました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-13 23:51:08)《改行有》

25.  スライディング・ドア 《ネタバレ》 地下鉄にぎりぎり間に合って乗れた場合と乗れなかった場合。この2つのその後のストーリーを同時進行で見せる。それぞれの話自体にはそんなに特筆すべきことは無いものの、その見せ方が巧みな作品です。 乗れた場合に出会う男。乗れていなかったら、その男とバーで隣り合わせても、どこかですれ違っても赤の他人。2つのストーリーを微妙にシンクロさせる見せ方も面白かった。 こうした構成の作品は鑑賞に集中力が必要なケースも多いですが、本作はとても分かりやすく見せています。その1つはグウィネスの衣装や髪形などの変化。1つの作品で様々なグウィネスを見ることが出来るというお楽しみにもなっています。本作のグウィネスは今まで見た彼女の映画の中で一番魅力的に映りました。 また、ラストシーンが良かった。人生、うまくいかない一時期って必ずあるものですが、彼女の人生の好転を予感させてくれるラストシーンでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-25 16:48:46)(良:1票) 《改行有》

26.  スプラッシュ 数日前、DVDで「天使とデート」を見ていて思い出した本作。久々に見たいなあ、と思っていたら何という偶然!スカパーで今月やっているじゃないですか!という訳で早速鑑賞。 本作にも邦題を付けるならば「人魚とデート」ということになるでしょうか。別に比較する意味は無いけど、同じ時代に製作されたこの両作品を続けて見てしまったこともあり、何となく比べながらの鑑賞となりました。 最後の最後まで言葉を発しない天使と比べるとかなり早い段階で人魚は言葉を発するようになる。また、序盤から人間に天使と認識されるのに対し、人魚の方は人魚だと認識されるのはかなり後半になってから。よって存在の神秘性は天使の方が高い。 一方本作はコメディ色が濃く笑いドコロも多くなっています。特にレストランで大きな海老を殻ごとバキバキ食べるところは人魚のイメージと相反しますが、そうか、海で暮らしているんですよね。日頃の食生活を垣間見たようで?面白かったですね。 脇役キャラの絡みは本作が巧くいっており、特にジョン・キャンディがいい!こういう味のある存在感を見ているとコメディ好きとしては、ジョン・キャンディや同世代のジョン・ベルーシといった味のあるコメディアンが若くしてこの世を去られたのがつくづく惜しいなあと思うのです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-04 15:11:31)《改行有》

27.  スリーメン&ベビー いいですねえ。こういう人の善良さがよく出ているハートウォーミングなコメディ。こういう映画は決して悪いようにはならないんだし、安心して楽しめるのがいい。 現実には難しいけど映画なんだし、こういうハッピーエンドもアリだと思います。アクシデントの挿入も、男たちが少しずつ赤ちゃんに愛情を抱くようになる過程の見せ方も良かった。 何と言っても赤ちゃんの可愛らしさ!とトム・セレックがいい味出していました。 あと、この頃はポリスアカデミーをはじめコメディを中心によくお姿を見かけたスティーブ・グッテンバーグが懐かしい・・・。最近お見かけしないけど、どうしているのかな? [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-15 21:47:16)《改行有》

28.  スローターハウス5 原作未読、原作の知識も無い状態で見ました。 主人公ビルが未来から過去へと時空を漂うタイムスリップSFですが、SF映画を見ているという感覚はありませんでした。それは、時空を漂っているのは彼の意識の中、記憶の中での出来事のように感じられたからなのかもしれません。 人にはそれぞれに思い出したくもない過去の出来事もあるし、自分にとっての理想の場所や未来の自分を思い描く事もある。そんなビルの意識の中が映像化されているような感覚で見ていました。 ビルにとっての思い出したくも無い過去の体験が連合軍によるドレスデン無差別爆撃であり、ビルにとっての理想の場所があの星だったのでしょうか。この辺は原作を知れば全く違った感想になりそうです。いつか原作にも触れて、もう1度見てみたい作品です。 主人公の男の人生の淡々とした描写はジョージ・ロイ・ヒルの作品としては、本作と同じく小説の映画化である「ガープの世界」を思わせる雰囲気を持った映画でした。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-08 23:01:20)《改行有》

29.  杉原千畝 スギハラチウネ 多くの命のヴィザを発行し、東洋のシンドラーと言われた杉原千畝。 杉原千畝に関しては恥ずかしながらこの程度のことしか知らなかったので、 外交官としてのみならず戦争の時代を通して諜報の最前線に身を置いていたことなど初めて知る内容も多かった。 第2次世界大戦のダイジェストのようになった後半はやや残念ですが、 当地において彼の周りにいた同志たちとのドラマなどはとても良かったと思うし もう1人、ウラジオストクにも彼の意思を継いで船に乗せた人がいたことを知ることができて良かった。 作品タイトルに関しては、直球勝負の「杉原千畝」よりも、 作品の内容からも「ペルソナ・ノン・グラータ」かその和訳タイトルが良かったんじゃないかと思います。[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-12-26 16:12:01)(良:1票) 《改行有》

30.  スマイル、アゲイン 《ネタバレ》 かつてはヨーロッパのクラブで鳴らしたサッカーのスタープレイヤー、 今では自業自得で離婚しながらも別れた妻子に未練タラタラ、家賃も払えず大家から逃げ回る。 すっかり落ちぶれた男の人生再出発モノ。 そこに父と子の絆や指導するサッカーチームの選手の子ども達の素敵なお母様方とのラブコメを巧く絡めています。 何気に豪華なキャストです。田舎町のサッカーチームの保護者にしてはゴージャスなお母様が揃ってますが、 男の方も落ちぶれたとはいえ元サッカーのスタープレイヤーで、しかもジェラルド・バトラーですから。 何となく納得してしまうものがあるキャストです。 結末がどうなるかは分かり切っているお話ですが、ラブコメってそういうものですからそれで全然OKです。 ただ、1人の女を巡っての、ほとんど無かった男2人の絡みが少しはあっても良かったと思いますが、 それでも笑いドコロもきちんと挿入されており、(特に大家の男とのコミカルなプチ心理戦が面白い) ラブコメとしては十分楽しめる作品に仕上がっています。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-09-07 17:20:12)《改行有》

31.  スティーブ・マーティンの Sgt.ビルコ/史上最狂のギャンブル大作戦 スティーヴ・マーティンとダン・エイクロイドの二大コメディアンがタッグを組んだ作品。 それなりに笑わせてくれるので、彼らのファンならまず楽しんでもらえる作品です。 ユルユルの軍隊を舞台にしたバカコメディで、これもアメリカンコメディの得意とするところ。 ストーリーはスティーヴ・マーティンとマイケル・ケインが姑息なバトルを繰り広げた傑作コメディ 「ペテン師とサギ師だまされてリビエラ」をちょっとだけ思い出させるようなところもあり、 マーティンと、彼の部隊にやって来た過去に因縁のある上官とのバトルが見どころの1つになっています。 マーティン得意の顔芸や、全身を使ったおかしなムーヴといった独特のマーティン芸があまり無かったのがちょっと残念。[DVD(字幕)] 6点(2020-04-28 17:11:31)《改行有》

32.  スイス・アーミー・マン 遭難して無人島に漂着した男と、浜辺に打ち上げられた死体の男が遭遇する。 一風変わった無人島サバイバルもの。 死体にエンジンを搭載したかの如く、青空の下、高速で大海原を疾走する冒頭の不思議な爽快感。 勢いよく死体の口から噴水のように飲み水が噴き出してくるバカバカしさ。面白くなりそうな序盤の展開。 死体が喋りだして以降は序盤のテンションからトーンダウンしますが、 それでも死体がサバイバルツールとして活躍するくだりは面白いし、 あのハリーポッターのダニエル君の死体ぶりがあまりにも素晴らしい。 不思議な世界観に溶け込む癒し系の音楽が独特の心地よさを感じさせます。[DVD(字幕)] 6点(2018-08-25 16:33:17)《改行有》

33.  素敵な人生のはじめ方 本作のモーガン・フリーマン、有名な俳優というだけで役名がありません。でも、それで全然OK。 作品の中で彼と会う人たちは、みんな彼のことを知っている。 現実のモーガン・フリーマンは相変わらず途切れることなく映画に出続けていますが、 演じる男は現実の自分自身とは異なり、久々に俳優にカムバックしようとしているかつての名優。 復帰作の役作りのためにスーパーを訪れる序盤は「もしもモーガン・フリーマンがふらっと町中のスーパーに現れたら」みたいな感じで、 飾り気のない彼の魅力がとてもうまく引き出されています。 演じる男は役作りのためにスーパーを訪れたりしていますが、本作のフリーマンはありのままのフリーマンという感じです。 パス・ベガ演じる、現状から脱却しようともがくスーパーのレジ係の女性。フリーマンとのたった1日の交流が彼女の心に安らぎを与える。 そんなモーガン・フリーマンを見ているだけで何とも言えない安心感のようなものがある作品です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-02 17:43:05)(良:1票) 《改行有》

34.  スパイ・レジェンド 《ネタバレ》 CIAでかつてはコンビを組んだ指導係とその教え子の意地のぶつかり合いに 組織に翻弄される女たちに、巨大組織CIA、ロシア、そしてチェチェン紛争。 設定を広げすぎた感はありますが、様々な思惑が交錯する情報戦がスピーディに展開されるスパイアクション。 日本流に言えば、この時もう還暦を過ぎているピアース・ブロスナン。さすがは元ジェームズ・ボンド。 やはり彼にはスパイものがよく似合う。リーアム・ニーソンとは一味違うスマートな無双ぶりがカッコいい。 (最後には一人娘に危機が迫るあたりもニーソンの「96時間」シリーズと微妙にかぶる・・・) 寡黙な殺しのプロフェッショナルの女を筆頭に、ブロスナンと絡むことになる女たちもそれぞれにいい存在感がありました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-11 19:36:27)《改行有》

35.  スティック・イット! 《ネタバレ》 「チアーズ!」の脚本を担当したジェシカ・ベンディンガーの監督作だけあって、「チアーズ!」と共通点の多いハイスクールの女の子の青春スポコン映画です。 本作で描くのは女子体操選手たちの青春。彼女たちの練習風景や試合での演技をとらえる映像とその編集がなかなか面白く、テンポもいい作品です。 かつては世界選手権に出場したこともあるヒロインの挫折と、その復帰。復帰したチームの中になかなか溶け込めずコーチにも反発し、更にヒロインに敵意をあらわにするチームの中心選手がいて、でも最後は・・・。という展開は青春スポコン映画らしい流れ。挫折を知るコーチを演じるジェフ・ブリッジスの渋みのあるコミカルな演技も良かったです。 チームメイトは勿論ライバルだって素晴らしいパフォーマンスを見せた選手を讃える思いは当然。そんな思いはやはり「チアーズ!」と共通するものを感じます。それだけに作品の最後を飾る大会は、全員が最高のパフォーマンスを見せてくれて、スカッと爽やかなラストが見たかったですね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-29 22:25:43)《改行有》

36.  素晴らしき日 子どもの使い方が巧い映画でした。互いにバツイチで子どもが一人の男と女が出会い、新らしい人生がスタートするきっかけとなる一日を描いた、内容は典型的ラブコメですが、互いの仕事が片付くまでは二人にあまりにも余裕がなく、作品までもがあくせくと時間に追われているかのようなドタバタラブコメ。しかし終盤二人の仕事が片付いて以降はベタな展開ではあるのですが、これが結構しっとりした大人のラブストーリーといった趣きで主演の二人もいい雰囲気でした。そして最後まで二人に絡む子どもたちの使い方が巧い作品でした。 [DVD(吹替)] 6点(2010-12-11 20:05:32)《改行有》

37.  スタンドアップ 多少の脚色はあるのかもしれませんが、これは作品の性質上過剰な脚色は控えられるべきだと思います。しかし中盤までに描かれる鉱山や町での出来事の全てが事実だとは信じられないほど酷い話でした。シャーリーズの演技と彼女と親、そして子ども達とのシーンはどれも素晴らしかったし家族の物語としても印象に残る作品でした。法廷劇としては随所に挿入される法廷シーンの一つ一つがあまりにも短く切られてしまっているのが残念ではありましたが最後の法廷シーンは素晴らしかった。スタンドアップ・・・いい邦題です。[DVD(字幕)] 6点(2010-05-22 23:46:26)

38.  スノー・ロワイヤル 監督はノルウェーの人のようですし、スタジオカナル製作ということもあってか、 リーアムの最強オヤジものとしては、この手のアメリカ映画とは少し違った空気感がある作品です。 本作のリーアムの役どころはスゴ腕の刑事やCIAエージェントだったという過去がある訳でもなく、 雪国の小さな町の除雪作業員のただのおじさんです。しかも模範市民賞を貰うような人です。 しかし、模範市民でいるのは最初の10分程度。すぐに息子を殺した街のワルどもを次々とボコボコにしまくっていきます。 普通の田舎町の労働者のおじさんにしては強すぎる。まあ、今更リーアムさんにそんなことを言っても仕方ありませんが。 残念ながらこのテンションが続かない。 ギャング側の動きや、あまり必要と思えない警察の動きに時間を取られ、中盤は結構間延びしています。 本作が同じ監督のセルフリメイクだと知りませんでしたが、 「ファイティングダディ 怒りの除雪車」というオリジナルの邦題がなかなかに秀逸。 オリジナルは見ていませんが、こちらのリメイクにこの邦題をつけてあげたいですね。 ファイティングダディ。昨今のリーアムさんにこれほどふさわしい称号はないんじゃないかと思います。[DVD(字幕)] 5点(2019-11-23 22:10:08)《改行有》

39.  スパイ・ライク・アス ジョン・ランディス監督にチェビー・チェイス&ダン・エイクロイドのコンビによるユルユルのスパイ・コメディ。ランディス監督もこの2人も大好きな僕にとってはそれなりに笑えるシーンもあったものの(序盤の海外勤務適性テストの会場での2人のコントとか)もっと敵地に潜入して以降に派手にバカやって笑わせてもらいたかったですね。意外と笑いドコロが少なかった。このユルいスパイ・コメディにあって一人マジメに仕事をした?エルマー・バーンスタインの壮大な音楽が逆に笑えました。最後は結構グダグダですが、アメリカとソ連、東西冷戦が下地にある中で、核兵器による世界の滅亡を回避すべく最前線で両国の要員が仲良く共同作業するユルさが微笑ましかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2011-04-16 17:17:16)《改行有》

40.  スクープ・悪意の不在 《ネタバレ》 ある事件の容疑者に仕立て上げられた男をポール・ニューマンが演じる。その男を犯人に仕立て上げたい捜査機関。その捜査機関に情報をリークされ、その情報を鵜呑みにしてウラを取らずに記事にした結果悲劇をもたらす行動派の新聞記者がサリー・フィールド。捜査する側もそれを報道する側も、それぞれが仕事の成果を上げることを求めすぎて、それぞれの仕事の基本的なルールを逸脱してしまうとこういう事態を招く、という事を分かりやすい登場人物の相関図で見せる。もっとシブい社会派サスペンスと成り得た題材だと思いますが、サスペンスとしても人間ドラマとしてもあまり上手くいっていない。名優ポール・ニューマンは勿論のこと、サリー・フィールドも好きな女優さんだし、2人ともさすがの存在感がありますが、容疑者の男と記者の女。この二人の男と女の微妙な関係が邪魔をしていたように思います。作品のテーマも主要キャスト個々の演技も良かっただけに惜しい作品。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-25 00:19:45)

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