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1. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
《ネタバレ》 (かなり批判的な内容です!)「プエルトリコ人は歩兵に向いてる」とか、「一生、コンビニ勤めで人生を終わるつもりか?」などの、人種差別・職業蔑視発言には憤りを感じました。あと、大佐は高級車販売店のマネージャーに試乗を断られ、鼻の下をかがせる描写がありました。自分の要求を通すためには、金で解決も厭わないと考える人間なら、校長にジャガーを買い与える金持ちと同じ穴のムジナでしょう。最後の立派な演説も、行動が伴っていないのによく言えるな、と空しくなりました。自分は、口先だけの人間が嫌いだし、ウェイターより軍人のほうが立派な職業だとはちっとも思っていないので、この映画だけはどうもダメですね。4点(2004-03-07 05:56:15)(良:2票)
2. セイブ・ザ・ラストダンス
《ネタバレ》 タイトルにつられて、軽い気持ちで観たのが大間違い(ていうか、タイトルのつけ方、投げやり?)。人種間の問題をイヤと言うほど見せつけられた。途中で主役の白人の女の子が、「周囲を傷つけていることに無頓着」だと、黒人のクラスメイトから責められる場面があるが、何のことについて言っているのかさっぱり見当がつかなかった(まあ、自分が鈍感なだけなんですけどね)。あと、銃撃戦に「恐怖」を覚えた映画は、後にも先にも、この作品だけです。この監督に、要チェック・マークをつけました。8点(2004-02-26 19:52:02)
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