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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 西部に来た花嫁 《ネタバレ》 ジーン・ハックマンはこういう役には持って来い。男のぎこちなさが実に愛らしい。俺のやり方を押し通そうとしながらも妻の突き上げに抗し切れなかったりと、二人の意地の張り通し合いが愛らしい。男がずっと忘れず覚えていた「友達が欲しかった」という妻の言葉。それは男の心の言葉でもあったのだろう。だからこそ忘れられない言葉になったのだ。二人のやりあいが愛らしく見えるのも、根底で互いを必要としあっていることが十分に伝わってくるからだ。一人の寂しさを知りすぎているから相手を突っ張り切れないし、相手への慈しみも生まれてくる。「判ってる。判ってる」と繰り返す男の言葉が印象的且つ、象徴的。良い映画です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-24 02:53:01) 2. セント・エルモス・ファイアー 《ネタバレ》 大学は出たけど大人になりきれないモラトリアム群像劇。登場人物にもエピソードにも魅力に欠ける。無理を通して道理を引っ込ませてストーリーを成立させている点が目に付く。皆押しなべて魅力が無いが三角関係の中核の女が一番嫌な奴。一見善人の顔をして、自分の希望と都合だけを主張する我が儘女。あんなことしといて今までどおりみんなで仲良くしましょって、アホかい。こういう女が一番性質が悪い。それにしても随分広い部屋に皆住んでるねぇ。その点、ちょっと昔の日本のトレンディドラマ風。[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-08-30 22:35:08) 3. 先生のお気に入り 《ネタバレ》 クラーク・ゲーブルもさすがに歳を取って見えるものの、コミカルな演技が面白く可愛らしい。気に障る奴が一人も出てこない、総善人話。心理学者も嫌な奴なのかと思わせて実はとても善人。それぞれの感情を彼が解説することも心理学者という設定のおかげで無理がなく、素直に聞き入れられる。設定、展開も澱みなく、素直に楽しいと思える良い映画でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-08-23 22:25:58) 4. セイント ばればれなヴァル・キルマーの変装は別の意味で面白いけど、ストーリーはだらだら。二人での逃亡劇が無駄に長かった。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-06-29 14:35:14) 5. 戦場にかける橋 無意味と思えるほど反抗的な米兵。アメリカの捕虜映画は大抵こんな感じ。当然のように悪役の日本兵よりも、傲慢にも映らなくもない。まあ、日本の扱いを割り引いてみても、そこそこ楽しめる映画ではあった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-16 18:35:54)
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