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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ゾディアック(2007) 《ネタバレ》 確かに長いが、じっくりとリアリティをもって描かれているのでぐっと引き込まれて観ていられた。比較的、ゾディアック事件の全貌という描くというのではなく、ゾディアック事件に様々な面から関わった人々の姿を描こうというスタンスだが、事件部分はかなり忠実に再現して撮られているようだ。要の事件をしっかり作らなくては、人物描写の説得力も半減してしまいますから。未解決事件といことは知っていたので、またうやむやな感じで終わってしまうんだろうと思っていたが、意外やほぼ犯人は特定というか断定されて終わるので後味も悪くはない。しかし、現実には別に犯人がいてこの映画をニヤニヤして観ていたらと想像すると恐ろしい。まあ彼以外とも思えないですが。[DVD(字幕)] 7点(2008-02-28 18:03:33) 2. 卒業(1967) アン・バンクロフトは今更ながら巧いが、ダスティン・ホフマンもまた、やはり巧い。この二人の演技だけで十分楽しめる。画作りもまた良い。そう簡単に仲直りは出来んだろうとは思うけど、なんだかんだいってもあのラストシーンはやっぱり凄いです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-08 20:13:07) 3. 卒業の朝 《ネタバレ》 懲りない奴は何を言っても懲りない。間違っていてもそれを信念として持ってしまうと、ちょっとやそっとでは変わるもんじゃありません。信念というものはそれだけに恐ろしい。そういった男の不正が息子にばれるということで、因果応報がさりげなく描かれているのは良いですね。ひとつの間違いがあったからといって全て功績を否定する必要はないという主張も納得がいくし、ラストも清々しい。ただ、それでもちょっとどこかに物足りなさも感じてしまいます。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-09 20:23:15) 4. スナイパー/狙撃者<TVM> 《ネタバレ》 確かにマット・デイモン版とは全然違う。しかし意外と普通のサスペンスアクション。進むに従い、思いのほか勧善懲悪的な判り易い話になっていくんですな。TV映画、そしてちょっと古めとあって、迫力もいまひとつ。自分がもっと若い頃に見たならばもう少しのめり込むことが出来たかもしれない。主人公が殺し屋というイメージからはかけ離れていることもあって、映像で見るよりも本で読んだ方が面白かったような感じも。うーん、期待しすぎました。[DVD(字幕)] 5点(2007-09-18 21:01:16) 5. ソラリス 《ネタバレ》 オリジナル版は未見なので比較は出来ないが、これだけで言えば映像は美しく、物悲しい雰囲気、悔恨の情が全面的に映画を包み込んでいる感じは嫌いではない。街のデザインなどを無駄にSF的にしていないところも好み。最初に妻の幻影が現れたときに動揺しポッドで宇宙に放出してしまう感覚も、意外に抵抗無く理解できた。とはいえ内容については難解でほとんど謎は謎のまま残される。明かされる謎についてもはっきりと明示するには至らない感じ。でもまったく訳が判らないというほど判らなくもないし、特に何かが足りないという感じもしないんですなぁ。面白くは無いがつまらんと吐き捨てるほどつまらなくもなかった。うーん、結局のところ「嫌いじゃない」という感想が感想としては的確のようだ。[DVD(字幕)] 5点(2007-07-07 22:43:10) 6. 草原の輝き(1961) 《ネタバレ》 男の心の流れにちょい無理を感じます。姉にしても事件の後はほったらかしで、最後に事故で死んだことがひとことだけ語られるのみというのはいただけない。自殺を図った娘を、親はいとも簡単、あっさりと精神病院に入れてしまうってのもどうなんだ。この三点がとてもに気になってしまう。しかしラスト周辺は良い感じ。途中で出てきた題名の言葉も出てくる詩が作品のテーマとして生きていて、ラストシーンもその詩が繰り返されることが実に味わい深くなってます。最後の再会シーンでの男の嫁さんの演技にも感じ入るものがありました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-10-08 20:02:10) 7. 続・猿の惑星 前作を観て、続編がこんな内容になるとはきっと誰も思い付かない。はちゃめちゃ。やりたい放題の色んな意味で凄い映画。[CS・衛星(字幕)] 1点(2007-11-29 17:55:00)
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