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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. それでも夜は明ける 《ネタバレ》 序盤何の説明もなく始まり、奴隷商人に捕まり南部に売られるという過程を唐突な展開にすることで、観ている観客に状況を把握させないという見せ方がソロモンにとってのそれとシンクロさせるようなつくりになっていた。また鞭打ち場面や首吊り場面に代表される観客にも苦痛を感じさせるような長回しも含め、全体的に説明を極力排除し観客にこの場を体感をさせるような映画だった。 ブラピのいいとこどりには少し違和感を感じたが、自国の負の歴史と正面から向き合った作品を作り、その作品がアカデミー賞を受賞するという事には懐の深さ、映画文化の成熟を感じた。[DVD(字幕)] 6点(2015-07-30 16:36:27)《改行有》 2. ソーシャル・ネットワーク 年齢的にはまだ若いのに時代の流れに全くつけていけず鬱屈している自分としては単純にこの映画に出てくる人物たちのバイタリティがうらやましく嫉妬してしまいました。 この題材でここまで魅せる監督も含めて、凄い人達が作る凄い人が出る映画をただ見るだけで感じることが出来ない自分に劣等感を感じる反面少し愛着も感じました。[DVD(字幕)] 6点(2011-10-15 18:50:44)《改行有》 3. その土曜日、7時58分 《ネタバレ》 強盗の日を境に全てが変わった。今まで貯めていたそれぞれの感情が爆発し、事実が明らかとなる。全てがうまくかみ合わない歯車、その事件をきっかけにして、アンディは父の思いを知り、父に対する見方が変わり道が見えかけた所でのあの結末にも皮肉を感じた。 話しを人物ごとに分けて見せる事で、一人一人の心情の変化が読み取りやすくなり、それぞれの思いの違いがはっきりと見え、感情移入しやすくなっていた。自分はその中でも一番不安定な存在のアンディという人間に魅力を感じた。[DVD(字幕)] 6点(2009-11-20 19:16:24)《改行有》 4. ゾンビ/ディレクターズカット完全版 《ネタバレ》 怖さはあるけども、ただの悲劇でも単純なスプラッター映画でもなくてショッピングモールでのゾンビ掃討作戦には怖さよりも、面白さを感じました。モール制圧からの好き放題シーンは自分の一度はやってみたい願望を見事に実現していて、多少中だるみを感じたものの戦いの中の一瞬の平穏がうまく出てました。それが壊されていくラストの暴走族の襲撃では緊張感が一気に増して見事に映画の世界に引き込まれました。そう考えると、全体的にうまくメリハリが利いていたと思います。最後は絶望的な展開だったものの、エンディングのコミカルさで心が現実に戻る事ができ、何故か自分が救われた気分になりました。後は、地獄が一杯にならないことをただひたすら祈るのみです。[ビデオ(字幕)] 9点(2008-01-31 18:32:13)
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