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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ウーマン・オン・トップ 《ネタバレ》 ハリウッド映画主演第1作目ということで、アメリカに搾取されて魅力を絞り取られる前の、初々しいペネロペ・クルスが見られます。ペネロペ演じる主人公も可愛かったけれど、彼女の親友のおカマちゃんは素敵過ぎる。ストーリーは何かもう、アレでした。雨降って、地固まって、ハイ良かったね、みたいな。雰囲気は可愛らしくて良かったです。6点(2004-09-22 20:03:35) 2. ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ 笑えない話。私の中では「博士の異常な愛情~」や「トゥルーマン・ショー」並に怖い話として位置付けられている。政府による度を越えた情報操作とその顛末を描いたブラック・コメディだけれど、正直かなり怖い。笑えないですよ。真面目に「うーん…」と考えてしまった。何だかもうすでに現実はこの域に突入しているような気がする。6点(2004-02-12 16:34:30) 3. ウェルカム・トゥ・サラエボ 《ネタバレ》 昔、ハゲタカに狙われる瀕死の少女の写真を発表した写真家がいた。「なぜ彼女を助けなかったのか?」人々は彼をひどく非難した。この作品において主人公のジャーナリストは、切羽詰った戦局その戦火の中から、今目前にいるたった1人の少女だけを助けた。他の子が横で犠牲になっていく中で。…私には分からない。根本から目を逸らし目先のことを優先するべきなのか、私情に囚われず大局を見るべきなのか。…私には分からない。私にはこの作品は、ピューリッツァー賞を受賞した撮影者を自殺に追い込んだ写真「ハゲタカと少女」の逆説に思えた。私には分からない。どうすればいいかなんてこれっぽっちも分からない。昔読んだ本の中の言葉を思い出した。辛い言葉だ。「お前は明日死ぬと分かっている子猫にミルクをやって満足か?」6点(2004-02-11 23:43:25) 4. ウェディング・シンガー 頼むから、ブシェミを出すな(笑)。しかもあんな絶妙な役柄で…。私にとってあいつはかなりツボな俳優だ。あいつが出て来るだけで無条件に映画の評価が上がってしまう。映画の価値が高騰してインフレを起こしてしまう。危険人物だ。こんなお約束なストーリーだけれど、ドリューの可愛らしさとブシェミの邪魔で評価が上がる…。危険過ぎる。しかも私のパソコン、何度「ぶしぇみ」と打って変換しても「ブシェミ」にならずに「ブシェ身」になる。何の身だよ。刺身か、お前。お前は本当に絶妙だな。最近あんまり見ないけど頑張れよ、頑張って生きて行けよ、ブシェ身。おいらはあんたが好きだ。何となく。絶妙に。7点(2004-01-28 21:14:28)(笑:3票) 5. 麗しのサブリナ 洒脱と言えば洒脱。でもどうも不可思議な恋愛模様。結局誰とくっつきたいのか、誰とくっつくべきなのか、最後までよく分からない。私としては「うーん、つまりはどうしたいの?」と、?マークが付いて回る作品だった。そういう何とも“洒脱”かつ“モード”な雰囲気を味わえる方は「通」なんだと思う。きっと大人な感性を持っている方が楽しめる作品なんでしょう。この作品を包む“粋”は私にはちこっと合わなかったかな。5点(2004-01-09 14:54:24) 6. ウィズアウト・ユー 恋愛っていうのはアレですね。結局は2人の自作自演で世界が完結しちゃってるイタいものですよね。傍から見たら滑稽なものですよ。分かってないのは渦中の2人のみ。そんな滑稽なものをシリアスにやらざるを得ない人の弱さというか、愚かしさというか、業というか。馬鹿ですねえ。こういう作品を見るにつけそう思う。男と女ってのは凡庸で馬鹿なことを延々とやり続けるんでしょう。未来永劫。何も学ばずに。いつまで経ってもこんな凡庸なラブストーリーがちゃんと商業ラインに乗って配給されるんですからね。5点(2003-12-24 20:13:16) 7. ウォーターワールド この映画のケビン・コスナーは、何だかすごく気の毒な人に見える。4点(2003-12-13 15:16:23) 8. ヴァージン・スーサイズ この映画を観た時、蜷川実花の撮る写真の世界観に似ているな、と思った。彼女とソフィア・コッポラ、この2人が表現するものには共通した何かがあるような気がする。女の子というのは、可愛くて、不可思議で、ずるく、残酷な生き物なんだよ、そう言われているような感じ。自殺することで、永遠にその美しさと処女性を男の子達の記憶の中に残す。それはやっぱり、残酷なことだと思う。 だって、男の子達は成長し、老いていくのだから。9点(2003-11-29 20:36:09)
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