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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ダニー・ザ・ドッグ ベッソン・・・深く潜ったまま上がってこない・・・。[映画館(字幕)] 5点(2005-07-03 22:35:09) 2. 第七天国(1927) 階段を1階から徐々に上がっていくシコとディアンを移動でゆっくりと捉え上昇するカメラ。この一歩一歩“第七天国”へと近付く2人の姿はラストシーンを暗示しているようで実にいいシーンですねー。そしてシコの神との距離感。無神論者だと言ったり、結婚を神に認めてくれるようお願いしたりとその距離感がラストに効いてきます。目が見えなくなって、神を信じることができたという事実。神という見えざるものを感じるのは心であるという真理。神父の前で抱き合う2人に差し込む神々しい光、神そのものである光。神から祝福される2人には思わず拍手を贈ってしまいました。ウェディングドレス姿のディアンを抱き上げたまま部屋を歩き回りキスをするシコ、そのシーンに代表されるように全体を甘いムードが包むこの作品ですが、戦争の惨禍や姉をムチで打つディアンの形相など、ピリッとしたシーンを挿し込み全体をひきしめています。♪上を向~いてあ~るこお~~涙が~こぼれ~ないよ~おに、といっても涙がホロリとするサイレントの傑作です。9点(2004-06-20 20:40:50)(良:2票) 3. 第十七捕虜収容所 《ネタバレ》 ワイルダー、ハリウッド監督9作目。今回は愛国心を扱った作品。といっても、もともとドイツ出身のワイルダーさんですから星条旗を猛々しく翻すようなことはいたしやせん。それがこの映画を見てもべとつかないところです。そしてクリスマスに差し入れされたピンポン球が中尉救出の白煙に化けるとは、まさにホワイトクリスマス。これも立派なクリスマス映画ですねー。ラスト、捕虜が眠るベッドの背後に掲げられたMERRY XMASの飾りつけ、これがなんとも泣けました。それからホールデンさん、オスカー獲得、Congratulation!9点(2004-05-30 20:08:18) 4. ダイ・ハード 今でも、年末に第九を聞くとこの映画を思い出す。こんなおもしろい映画が存在するのか・・・、当時ふらりと入った映画館での衝撃は、私の中では、号外をだしたいぐらいの気分であった。10点(2004-03-02 00:57:53) 5. 大脱走 《ネタバレ》 ヒルツが独房の壁にボールをぶつけている音で終わるラストがなんともカラっとしていいなー。脱走がばれるシーンは、バルセロナ五輪の谷口の「こけちゃいました」を思い出した。ほんと、脱走に失敗して射殺されたりするのに、湿度の低い映画ですね。しかし、セジウイックのトランクにはホントにカンガルーの土産が入っていたりはせんわな。9点(2004-02-22 15:20:33)
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