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1.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 クリストファー・ノーランの作風があまり得意でないのは、自分にとって気持ちのいい暗さではないから。 期待に応えるべく周到に準備されたと思しきバットマン最終作も「闇フェチ?」と思ったり。 ただ、ジョーカーにオンブしていた前作とは異なり大変凝った力作だとは感じ、ノーランなりに人間らしくなってきているのかと。 廃人同様のブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)と彼の元を去るアルフレッド(マイケル・ケイン)になりかわり、警察官ブレイク(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)とフォックス社長(モーガン・フリーマン)が暗躍し、二大美人女優(前作のマギー・ギレンホールが不美人といわれたせいか…彼女よかったと思いますけどネ)によるキャットウーマンことセリーナ(アン・ハサウェイ、彼女がもどってくるのがよかった)と謎の美女ミランダ(マリオン・コティヤール、「インセプション」につづいての出演)、後半失速する不気味なべインはマスクをつけて、ブルースの再起はイタそうで。 バットサインに感化される副本部長がマシュー・モディーン(「バーディ」)なのはうれしかった。 終盤レヴィットの比重が大きい理由が判明し、「なーるほど!」 「お膳立て」しときながらその後の彼らが見られないのはチョイ不満ですが。(ベールとレヴィットの共通点っていったら、ともに子役出身ってこと) 最後アルフレッドが、公私ともに立ち直ったブルースを見守っていた慈愛のまなざしがしみじみうれしく、命より大切な「ぼっちゃま」から離れるわけナイと思っていたけど。(コレがあるからホッとできる) これで三部作終了でも、バットマンは2年後スーパーマンと共演予定らしく、ノーランがDCアメコミ・ヒーローを着々と仕切るのはイイのか悪いのか。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-08 07:00:01)(良:1票)

2.  ダーク・シャドウ(2012) テレビシリーズの映画化みたいですが、かなーりブラックな味。 バーナバス(ジョニー・デップ)の古式ゆかしいキャラと1972年とのギャップもそれほど笑いをとるわけではなく、彼自身魅力ナイ。 「アリス・イン・ワンダーランド」よりはバートンらしいけれど、ますます自分のオリジナルよりリメイク指向、下世話な世界なのでPG12。 「TIME/タイム」でヒロインの母親(端役なのに目立ってた)ベラ・ヒースコートが新旧二役の表ヒロイン、裏ヒロインのかわいそうな魔女アンジェリークはエヴァ・グリーン。 フランス女優としてマリオン・コティヤールの方が売れっ子なのは、何となくダークな雰囲気があるからかな。(金髪にあわない) クロエたんは、マトモな人間じゃない役に使いまわされてるような。 アリス・クーパーは当時の彼らしく見せるための厚メイクだけど、その方がコワい気がする。 「サテンの夜」「ゲット・イット・オン」など、70’Sナンバー目白押しなのは♪♪[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-01 07:00:04)

3.  TIME/タイム 《ネタバレ》 「TIME IS MONEY」で映画を1本作ってしまった、タイムSFとして目新しいのは確か。 監督アンドリュー・ニコルの傑作「ガタカ」のように美意識で貫かれており、人もモノもみな美しく、それだけに脆弱ではある世界。(夜の海で泳ぐシーンがあの映画を思わせます) 後半迷走してる気はしなくもないけど、ユニークな設定だけでも評価したいです。(蛍光ペンで腕に数字書きたくなる) 茶髪のウィッグをつけたアマンダ・セイフライドが新鮮、「トロン:レガシー」のオリヴィア・ワイルドは見た目25才のママ、彼女があと一歩で間に合わなかった時は悲しかった。 タイムキーパーのキリアン・マーフィは意外とおマヌケ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-05 07:00:00)(良:1票)

4.  大脱走 《ネタバレ》 個性的なキャラクターたち、前半の楽しそうな脱出大作戦、脱出後の明暗もさることながら、独房王ヒルツ(スティーブ・マックィーンは、10年後の「パピヨン」よりまだ首がほっそりとして若々しい感じ)のオートバイ疾走シーンが爽快。 とうとう観念して、倒れたバイクのオイルタンクを馬でもたたくようにポンポンと軽くたたくのが印象的で、「おたがい精一杯がんばったから、もういいよな。おつかれさん」って感じだろうか。(その気持ちわかるよ) 軽快なマーチ曲は「史上最大の作戦」「戦場にかける橋」とならんで有名♪[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-09 07:00:01)

5.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 50周年の007は復讐劇と人事異動の二本立て。 映画会社の経営難などで間があいたけど、起死回生の意気込みが感じられて。 ハヴィエル・バルデムの金髪・白塗りのシルヴァのMへの屈折した思いは、「なぜ俺を愛してくれないんだ?」 同じ「ドラ息子」でもボンドは愛してもシルヴァは愛さなかったM(7度もボンドを支えたジュディ・デンチ)の受難。 ナショナル・ギャラリーの英国を代表する画家ターナーの絵の前で伝統を一蹴してみせる新Qは、自身も「ブライト・スター」の詩人キーツからPCおたくのQへの転身のベン・ウィショー。(愛想っ気なしのブレインズみたいだけど、ミラーロゴのVAIO使ってるから許す!) スカイフォールは「嵐が丘」のように荒野に立つ館、夜空をオレンジに染めて炎上するそれは「ジェーン・エア」を思わせ後半は英文学的。 20年前「嵐が丘」で主役デビューのレイフ・ファインズ(髪がサビしくはなっても、美声はヒースクリフと同じ)のマロリーが最初Mに「話」を持ちかける時には、観客の反感を買うように仕向けていて、「そんなことにはならねーよ」と思わせるのがうまい。 そのくせQだけ代わったのはなぜか、ボンドと行動を共にするイヴがチャーミングではあってもセクシーすぎないのはなぜか、と気にはなる。 Mの本名がエマといったり、マロリーの名もきっとイニシャルまで考えてのこと。 総じてよかったのだけど、クレイグ・ボンドはどれも一度しか見ておらず、作品としてはオチる40周年の「ダイ・アナザー・デイ」の方が(Qやマネーペニーの扱いふくめて)楽しかったのは、シリアス路線が続いて洒落っ気は希薄なので。 50年間キャラは変わらず俳優だけが入れかわり、時系列はあいまいなボンド・ワールドはまだまだ続く。[映画館(字幕)] 7点(2013-01-01 07:00:06)(良:1票)

6.  タイタンの逆襲(2012) 監督がレテリエからリーベスマンに変わり、キャラクターが多くゴタついていた「タイタンの戦い」よりスッキリとした印象。 サム・ワーシントンは髪がのびてちっとは半神らしくなり、兄弟アゲノールは彼以上に人間くさい半神。 ゼウスとハデスの関係などドラマを強調するあまり俗っぽく、ペルセウスがいつアンドロメダにホレたのかも全然わかりませんでしたが、映像主体の神話映画だと思うのでまーいいかな。 ブラック・ペガサスは美しく、前作のクラーケンは「パイレーツ・オブ・カリビアン」とも重複していたので、最後のクロノスはヴィジュアル的にも新鮮で圧巻。 ヒロインも代わり、前作のイオは元々ペルセウスとは関係のない人のはず、本来のお相手アンドロメダは王女から女王となり、ロザムンド・パイクに。 デビュー作「007/ダイ・アナザー・デイ」でもアクションがあった彼女ですが、自ら戦いに臨む女王を生き生きと演じていたと思います。(冬の夜空でも、ペルセウス座とアンドロメダ座はとなりあわせに輝く星座☆) この監督、「スター・ウォーズ」ファンかな…「I LOVE YOU」「I KNOW」もあるし、王族アンドロメダはレイアっぽいキャラクター、一つ目巨人サイクロプスの森は「ジェダイの帰還」のエンドアを思わせます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-09 07:00:05)

7.  タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 アドベンチャー映画の好きな人なら楽しいよね♪ スティーブン・スピルバーグ+ピーター・ジャクソン+エドガー・ライトの強力タッグ、原作も三つ使ってエンタメ要素がキュウキュウつまってます。 キャラ的にもタンタンは淡く船長は濃くスノーウィは愛らしく、バランスがとれてるみたい。 実写では不可能なアングルやアクションもあり、キャプチャーCGアニメとしてもゼメキスの「クリスマス・キャロル」より意義があると思いますが、デフォルメとは真逆の作りこみは少しクドイ気もしちゃいました。 背景のボケがあると見やすく、アクションのブレがあると迫力出るかも。 「三銃士」と似たハイライトシーンがあってこれも「パイレーツ」の影響? 2D吹替版なので、酷似のデュポン&デュボン刑事をアテた、サイモン・ペッグ&ニック・フロストの声が聞けなかったのがちょっと心残り。[映画館(吹替)] 7点(2012-01-01 07:00:01)

8.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 21世紀の「ダイ・ハード」は、「アンダーワールド」のレン・ワイズマンの映像が垢抜けしていて渋いカラーに彩られ、デジタル時代を生きるアナログ刑事の「誰もヒーローになる奴がいないから仕方なくオレが」と諦念含みの使命感にマクレーン刑事の気概がにじむ。 「相棒+敵の女」という構成は「3」と同じながらフレッシュなキャストを起用、「ギャラクシー・クエスト」のトレッキー少年(ジャスティン・ロング)がこんな大役をやると予想しない意外性。 悪役ティモシー・オリファントは米仏合作の「ヒットマン」と同時期、スキンヘッドで寡黙なあちらの方がインパクトはあったものの新鮮ではあり、アジアン美女マギー・Qがスリムな体でアクション、可愛い顔して根性は父親譲りの娘ルーシーもストーリーの一翼をになう。 垂直離着陸できるF-35のシーンはヒコーキ好きには楽しく、それら視覚効果と共にスタントシーンが秀逸で(マクレーンがスキンヘッドになったことでスタントとの連携もスムーズ)、目を見張る一瞬に命をはる。 ファレルの友人でPCマニアのフレディの「司令部」の一角に旧式の無線機が置いてあり、持ち主の言うように「世界の終末がきても使える」それは、ハイテク世界を舞台としながらその脆弱性とローテクの堅牢・信頼性をうたい、マクレーンの隠喩でもあるのだろう。 家族を失い孤独であったマクレーンが娘との絆をとりもどし、ファレルの父とも見紛われるのは、現代の若者の父親世代になったマクレーンの位置づけと「頼れる父親像」復権の願いもこめてであろうか。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-04 07:00:02)

9.  ダイ・ハード3 「3」「4」は見てなかったので日曜洋画劇場サマサマ! 「3」以降はバディ物、ニューヨーク・テロというとどうしても「9.11」が浮かぶワケですが。 監督は「1」のマクティアナンに戻ったものの、サミュエル・L・ジャクソン&ジェレミー・アイアンズの布陣が普通すぎです。 特にこのシリーズの悪役は無名の人を使うのがよかったので守りに入ってる気がするし、オーソドックスなアクション映画に。 ゼウスの真っ白なシャツは汚すためだろうけど、サイモンの青紫のノースリーブは微妙でっせ。 「蹴る鳥」が刑事になってた。[地上波(吹替)] 6点(2011-11-03 07:00:00)

10.  ダンス・ウィズ・ウルブズ 南北戦争当時のフロンティアでインディアンと交流する北軍将校。 雄大な自然の風景、長尺のゆったりとした使い方やテーマなどは、「アラビアのロレンス」を思い起こす人もいるやもしれず。 二つの世界の間に立つどちらでもない者。 大自然の懐に抱かれ野生の狼と戯れる彼の心は元いた世界から離れていく。 ケビン・コスナーはネイティヴ・アメリカンの血を引いているとかで、顔立ちは白人でも少し浅黒い肌はそのせいか。 私財を投じて作品を撮り上げた彼にとって彼らは異民族ではないのだろう。 ダンバーと心通わす「拳を握って立つ女」はネイティヴに溶け込みつつ白人としての記憶もある女性で、彼の思いも投影されていそうだ。 「狼と踊る男」などのネーミングも大地に生きる生命を感じさせ、作家と同名のグレアム・グリーン演じる「蹴る鳥」が白い友人に寄せる信頼に重みがある。 自分は何者かとは誰しも思うことだけれども、安住の地を追われる運命の先住民族への誠意ある眼差しは、そういった出自を持つコスナーだからこそ持ちえたのではないかと思う。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-10-19 07:00:00)

11.  ダイ・ハード2 《ネタバレ》 ビルから空港に舞台を移し、またまたマクレーン刑事大暴れ! 新監督レニー・ハーリンのハデ好みが前面に出て、必死にトーチを振るマクレーンの努力も空しく「乗客××し」ってやり過ぎ!(後味ではペーターゼンの「エアフォース・ワン」の方がいいかな) クライマックスのヘリから敵機の主翼に飛び移ってからラストまでは好きです。 よく考えたよ! 旅客機が連なって降りてくる場面は感激でした☆ 悪役大佐(ウィリアム・サドラー)は1作目のリックマンほど有名にはならなかったけど、「ショーシャンクの空に」では監獄仲間の一人になってたね。 翌年T-1000になるロバート・パトリックの姿も。 「1」の相棒も顔をだすけれど、「2」の相棒は2タイプ用意されてる。 血が少ないのがいいネ。[映画館(字幕)] 7点(2011-09-24 07:00:00)

12.  ダイ・ハード ブルース・ウィリスが頭脳派TVスターから肉体派映画スターへ移行した瞬間。 切れば血の出るボヤキ男をヒーローにしたアイディアは新鮮味あって面白かったけれど、そういう意味で苦い味もした作品。(ずっとMOONLIGHTINGを見てた人は簡単にこの映画にバンザイはしにくいのデス) それでもたくさんの人に親近感と自信を与えたのは想像にかたくなく、マクレーン刑事の白いタンクトップがだんだん汗と汚れに染まっていくのが効果的。 「ハンス」アラン・リックマンを有名にして、ブロンドに黒服のカール(アレクサンダー・ゴドノフ、アーミッシュ→テロリストなのがスゴイ)に華がある。 キャラクターの構成もよく考えられているのだけど、自分向きじゃないのは血生臭い銃撃シーンが多すぎるのと、映像的にSFアクションの方が好きなので。 「4」のルーシーちゃんはまだ幼い娘です。[映画館(字幕)] 8点(2011-09-23 07:00:01)

13.  ダージリン急行 《ネタバレ》 ダージリン→紅茶葉→インド。 西洋人のスピリチュアル・ランドは今でもインドか。 ウェス・アンダーソンが異国情緒をまじえて描くバラバラ三兄弟の列車の旅。 長男っぽいブロディが次男、次男っぽいオーウェンが長男なのがおもしろい。 命を救えなかった少年の葬儀が彼らの離れた心を近づけ、黄色味をおびたインドの空気が3人を内側から染めてゆく。 生々しかった長男のオートバイ事故の傷が癒えていくのも再生を意味してか。 預かったパスポートを返すも戻すも信頼のあかし。 ブランドバッグを投げ捨て走るプラットフォーム、心の澱もいっしょくた。 体は疲れててもキモチは軽く、新たな旅へまっしぐら。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-05 07:00:04)

14.  ダレン・シャン 若年ヴァンパイア映画の中では、これと「ぼくのエリ」の間に「トワイライト・サーガ」が入るんでしょ~ね。 「半」なのは、元に戻れる余地を残してか。 サーカスは「Dr.パルナサス」の見世物小屋のような映画向きの舞台に思えますが、同じくティーンエージャーが主人公の「パーシー・ジャクソン」に近い物足りなさ。 ヒットしなかったので「ライラ」と同じ運命? 謙サンは地道にハリウッド映画出演、ちょこまか動くクモたんにざわざわ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-05-15 07:10:13)

15.  タイタンの戦い(2010) 《ネタバレ》 レイ・ハリーハウゼンの最後の作品だった旧作も大傑作ってわけではない気がするので、まずまずの出来? ギリシア彫刻のような人でなく、丸刈りのサム・ワーシントンがペルセウスっていうのがアメリカ軍隊式。 神々の御所オリュンポスはこの世ならぬ雰囲気がでており、全能の神ゼウスがシンドラー社長で、冥界の王ハデスがゲート少尉なのは偶然なんでしょうか。 ジェダイ・マスターだったニーソンはともかく、ファインズやミケルセン(いつも誰かに似てると思ってたけど、スウェードのブレットだった・・・美形だけど暗いので隊長には向かないのでは?)がVFX映画に出るのは珍しく、正統派ギリシア神話映画だからか。 養父役のピート・ポスルスウェイトは実人生でも冥土へ旅立ち。 妖女メデューサはスピーディな動きで旧作との違いをだそうとしていますが、怖さと迫力では及ばず。 黒いペガサスはちょっと目新しい感じ、ブラックスワンみたい。 海の怪物クラーケンは海賊映画に使われているので。 ペルセウスのお相手がアンドロメダだと普通すぎると思ったのでしょうが、イオってどーかなー。 1シーン登場の機械仕掛けのフクロウちゃん懐かし♪[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-24 12:00:01)

16.  ダーティハリー ハリーのデカいマグナムもデカいサングラスも苦味走った表情もキメ台詞も音楽も、そんなにカッコイイとは思わないんですけど、普通のポリスアクション物のみならず「俺がハマーだ!」みたいなギャグや「ロボコップ」にも影響を与えた元祖ガンマン刑事の心意気はね。 大迫力のスコルピオの俳優さんはこれで有名になっても役のイメージがつきまとったようで、ハマリ役とはいえ気の毒な気がします。 今でこそ強烈な悪役はモテはやされる(それもどうかと思いますが…)風潮にありますが当時は違ったのでしょう。 映画は誰かをスターに押しあげる一方で、誰かの人生をねじまげる怖い存在でもあると思うので。 スクールバスの子供たちも映画の撮影とはいえトラウマになったんじゃない? 「刑事ジョン・ブック/目撃者」の主犯ジェゼフ・サマーがここでも主人公を怒らせる当局の嫌な奴。[地上波(吹替)] 7点(2010-11-05 00:00:06)

17.  ダークマン 「オペラ座の怪人」型ヒーローはおかしくも哀しき研究者ペイトン。 人工皮膚のタイムリミットがあるから常にハラハラ、崩壊が始まると恋人ジュリーからも逃げなきゃならないのがかわいそう。 顔に包帯してるからヘリ・スタントも本物っぽく見えます。 「だーくまん」ってつけるセンスも◎だけど、↓チープなジャケットの絵もいい感じ。 リーアム・ニーソン主演&ヒロインがフランシス・マクドーマンドなのも今考えるとスゴイね。 サム・ライミのB級パワー充満の異色作。 ぴんく・えれふぁんと・ぷりーず![地上波(吹替)] 7点(2010-07-24 00:00:00)

18.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 007をシアターに見に行かなかったのは「ゴールデン アイ」以来。 前作の続編なのに加えタイトル、ポスターに魅力がなかった。 アクション以外の映像やセットデザインもボンド映画とは思えないほど洗練されているけれど、一方で人間味の薄さ、ユーモアの欠如も感じ、映画全体がクールでソフィスティケートされすぎると味がなくなるもの。 スタイリッシュに撮ることばかりに腐心して、情報を切り詰めているのもよくない。 アート系のシネマのつもりだろうか? 金髪のクレイグにあわせたブルネットのヒロインが続き、浅黒い肌で小鹿のようなカミーユ(オルガ・キュリレンコ)に手を出さないのは感心、前作のヴェスパーにしたように優しく抱きしめるだけ。 Mは子供を追いかける母親のようだが、手のかかる子ほど可愛いのだろう。 フィールズのファーストネームはストロベリー♪[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-22 12:46:42)

19.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 H・G・ウェルズの謎めいた主人公に名前をあたえタイムマシンを作る動機となる婚約者エマを加えたのは映画らしくするためでしょうが、大多数の観客はここに執着してしまうから首をしめる結果になっていますが、ここはオマケだってわかっている既読の方はあまりこの作品をけなさないと思います。脆弱なイーロイ人のイメージは思いきって変え、モーロックも野蛮なだけの存在でなく、タイムマシンの造形、時間移動、空虚なミュージアムや異形の月と視覚的なイメージ豊かで、その中で変わっていく科学者。エマからマーラに簡単に乗りかえたように見えるのと、終末期の地球の画像が貧弱なのが残念ですが、最後の過去と現在がシンクロする場面での、時の彼方に消えた主人を思う家政婦(エマ・トンプソンの母フィリーダ・ロウ)の愛情がアレクサンダーにとどいたら、と思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-06 07:00:23)(良:1票)

20.  タイムライン つまらなくはないんですがイライラするんですよね。大人数でバタバタしてるのが見苦しいし、人も簡単に殺しちゃう。行った先の中世もただ俳優さんが衣装着て美術さんがセット造ったとしか見えず、雰囲気なし。理屈こねてたってこんなにバラけていては集中できません。BTTFのジョージのように影の主役であるはずのアンドレ(バトラー)が、表の主役のクリス(ウォーカー)より目立ってしまっているのもヘン。(それとも主人公2人?)タイトルだけはカッコよく着地も何とか成功しました、な感じの微妙なタイムSF。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-01-05 07:00:10)

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