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1. ダイ・ハード/ラスト・デイ
《ネタバレ》 当時ほぼ無名の中年親父ブルースウィリス主演の第一作は、彼をこの歳まで引っ張る無敵の推進力があった。B級アクション映画を観るつもりで初日に映画館に並んだ自分は、次の日友人達に声を大にして吹聴したものだ。「映画の歴史が塗り替えられた!!!」と。今作は、当時第一作を見る前の想定であったB級アクション映画に成り下がってしまったと言わざるを得ない。一般市民を何人か巻き添えにするリスクを躊躇なく冒すやり過ぎのカーチェイス。「こいつらウジ虫だ。皆殺しにしてやる。」という違和感のある台詞(日本語訳)。ウジ虫呼ばわりするタイミングが早すぎ。結果としてはいつも皆殺しにしてしまうんだけど(笑)、仕方なく巻き込まれて欲しいのだ。結局娘の目の前で悪役の父親を惨殺するという有様。第一作へのオマージュ挿入を優先するあまり、ジョンマクレーンのキャラクターをただの殺人大好き親父まで貶める脚本の無能ぶりは目を覆うばかり。ブルースウィリスの出演料とアクション経費だけで力尽きたか。残念[映画館(字幕)] 4点(2013-02-17 03:16:09)
2. ターミネーター4
《ネタバレ》 ガラガラのローカル劇場で鑑賞し、あまりの面白さに友達と語り明かしたT1。期待にばくばく胸膨らませて満員の劇場に向かったT2。期待しまくってさらにその期待をはるかに上回ることなんてそうざらにはない。期待の割にコナーの猿顔に馴染めなかったT3。そしてT4。期待通りもの凄くいい感じで進んでいく。キターーーと心の中でガッツポーズ。これは傑作かも。ルドガーハウアー演じるレプリカントとそれを追うハリソンフォードことブレードランナーを彷彿とさせる展開。主役を食うロボット誕生だ。しかしだ。心臓のくだりには引っかかる。劇中の台詞にもあったが、人間はhe。ロボットは所詮it。その価値観の枠を最後まで打ち破れなかった脚本が本当に惜しい。あそこはコナーの意志に反する英雄行為である必然性があったと思うのだ。ロボットヒーローものを見て育った私の価値観とは違っただけのことかも知れないけど。[映画館(字幕)] 7点(2009-06-07 01:12:54)
3. ターミナル
《ネタバレ》 なるほど、水はクライマックスにとっておく訳か。なるほど!最後にぱあーっといくのね。じょわーっと。わくわく。おお、え、ここで終わっちゃう雰囲気。マジ。終わっちゃったよ。でもしょうがないべさ、実話なんだからさ。問題はマドラスじいさんの話。せっかく浪花節でいい感じに進んでたのに、最後にひょっこり顔を出すUSA節。犯罪者は罪を償うべしってか。実話かどうかは知らんが、場の空気を読めといいたい。割と楽しめただけに惜しい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-11 23:23:11)
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