みんなのシネマレビュー
K&Kさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 833
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  チャップリンの独裁者 《ネタバレ》 ~The Great Dictator~偉大な独裁者。 冒頭の第一次世界大戦が結構リアル。あの威圧感ある長距離砲はセットだろうか?良く出来てるなぁ。 ヒンケル総統の、インチキ・ドイツ語によるスピーチが、いかにもそれっぽくて可笑しい。ヴィーナスや考える人の小ネタも笑える。 秘書の打つタイプライター・ネタ、コイン・ケーキ・ネタがシンプルだけどツボった。 独裁者なのに隣国の独裁者にはちょっと気を使ってるところとか、ヒンケルを憎み切れないキャラとして描いている。 だけど床屋の男とヒンケルがそっくりなことに、誰も触れないのが不思議。どう解釈すればよいんだろう? 突撃隊員によるユダヤ人への扱いは過激な暴力レベル。制作当時、ホロコースト大量虐殺の事実は世界に伝えられていなかったためらしい。 当時のドイツの社会的立場と勢いを考えると、今に例えると中国くらい強力だったんじゃないかな。 中国が香港や台湾、チベット自治区や新疆ウイグル自治区への過激な暴力を、習近平そっくりの主人公を出して、ユーモアを入れながらも真っ正面から批判できる有名人が、いま何人いるだろう? サイレント映画の王が雄弁に語る。ヒンケルでも床屋の男でもなく、コメディ映画としてのストーリーなんかそっちのけで、チャールズ・チャップリン個人が、コメディを見て笑いに来た観客にぶつける演説のパワー。 結果的にヨーロッパ戦線は第二次世界大戦になり、約7500万人の戦死者・犠牲者とともに、600万人のユダヤ人が一方的に殺された。世界が笑いごとでは済まない事態に向かっているまさにその時に、チャップリンの情熱によりこの映画が作られた事実が凄い。[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-07-07 23:13:43)(良:2票) 《改行有》

2.  チャップリンの黄金狂時代 《ネタバレ》 現時点で私が見た一番古い映画作品。タイトルの『◯◯狂時代』って何だろう??当時の流行りかな。ゴールドラッシュのままか、訳すにしてもそのまま『一獲千金』でも良いような… 最初から最後までドタバタする作品で、内容の可笑しさは2021年の今でも通用する。 主人公に名前はないようだ。字幕では「小さな探検家」「小さな英雄」、ウィキの動画では「Stranger(よそ者)」、単に「小男」とか。何で名無しなんだろ?じゃあジョージア・ヘイルも名無しで、単に美女とか踊り子かと思えば、モトから“ジョージア”って役名のようだ。 この映画で一番驚いたのは雪山を沢山の人が登っていく最初のシーン。どうやったんだろう? ビッグ・ジムの飢えた表情が凄い。本当に人でも食べてしまいそうな顔。熊を仕留めたあとのチャップリン、皿を並べてナイフを研ぐ時の真剣な表情が素晴らしい。 パントマイムや特撮を使った山小屋の撮影が凄い。劇では出来ない、映画だから出来る技術をふんだんに取り入れている。 最後の船での再会~結末は、取って付けの感があるが、これくらいオーバーなハッピーエンドで気分良く終わったほうが正解だろう。 大金と美女(と友達も)を手に入れる“一獲千金”だけど、ジョージアが決して大金に目が眩んだ訳じゃないのが良い。 今と当時の違い、無理矢理ケチを付けるとしたなら、大人しい犬を蹴るところは、今だと入れられないかもしれない。逆に言えば、それくらいしかケチのつけようのない上品なドタバタコメディに仕上がっている。 …差別、蔑視、ハラスメントで大騒ぎのいま、映画という当時の文化を物語る貴重な財産が、あと付けのルールで汚されること無く、そのまま楽しめる世の中であってほしいと思う。[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-03-21 15:44:15)《改行有》

3.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 キリシタン迫害の映画。拷問の痛々しさと、逃げ道も救いもない流れが想像できるので、重たい気持ちで鑑賞。 劇中、キチジローが日本を国として考えてるのとか、村人から番人まで流暢な英語を話してるのとかは、映画らしいディフォルメと考えるにしても、ここまで日本と日本人が違和感なく反映されたハリウッド映画が出来てくることに、時代の変化を感じる。 ディフォルメ表現はあっても、クリスチャン→切支丹、パードレ↔伴天連、パラダイス→パライゾなど、当時の日本で使われていただろう単語はそのまま残しているところが、よく研究して創っているなって感心させられる。 テーマは重たいけど思いの外エンターテイメント作品としてグイグイ惹き付ける内容で、言葉の通じない(とは言えないけど)敵だらけの異国の地で、役人から隠れながら布教活動に務める2人の神父の勇敢さ。切支丹を迫害する悪として登場する役人だけど、そうするに至った理由が語られるたび、ロドリゴ神父への対応を見るたび、日本がしっかり考えた上で、キリスト教を拒否した経緯が観えてくるのが興味深い。 本編とは関係ないけど最初のジェダイ、クワイガンを探しに、最後のジェダイ、ベン・ソロが旅立つ流れは勝手に胸熱。 誤解して、あるいは故意に誤解させて広まった日本のキリスト教。ロドリゴ自身の信仰と、眼の前の信者の命を天秤にかけた説得、棄教を迫るやり方。拷問の残忍さ。何が正しいのか解らなくなってくる。波に打たれても賛美歌を歌い続けるモキチの純粋さ。死を覚悟してもパライゾを信じるモニカの真っ直ぐな眼。どう考えても一番可愛そうなのは末端の切支丹たちに思える。 忠庵の話はなんか納得。ザビエルが“神の御子(SON)”を“大日=太陽(SUN)”と教えた下りは、八百万の神を信じ、その頂点に天照大御神(大日)を置く日本古来の考えとマッチした…と言うか寄せてきたんだなって。科学技術も宗教の研究も進んでるポルトガル人が、村人一人ひとりに寄り添って「この教えが正しいんだよ」と言えば、普段顔も見られない殿さまと、その下の役人に足蹴にされて、重たい年貢を強いられる村人は「そうなのかぁ、知らなかったなぁ」って信じただろう。踏み絵の際の「カタチだけで良い」は、悪魔の甘い囁きなんだろうか。キチジローのように踏んだ者への扱い(放免)を考えると、本当に出来る限りの譲歩はしていると思える。日本に限らずキリスト教徒はこの映画をどう観るのか。 日本は無宗教の国家だけど、宗教を信じている人は人口の2~3割。だけど各宗教団体の信者数を足すと2億人を超えるらしい=人口の約2倍。これも正しいのかどうかわからないけど、キリスト教を拒否した結果、日本は植民地支配を免れたのかと思うと、宗教の必要性とか役割について、色々考えてしまうなぁ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-22 14:35:54)(良:1票) 《改行有》

4.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 “Charlie and the Chocolate Factory”邦題まま。原作の邦題は『チョコレート工場の秘密』だそうです。公開当時、劇中チョコレートの香りがするって演出があった記憶があります。劇場で観ときゃよかったかな。 今回久々に視聴したけど、ウンパ・ルンパ以外、内容ほとんど覚えてなかったです。個性的な4人の子供(ライバル?)、こんなの、居たっけ? バイオレットなんて、後のヒットガールを彷彿とさせる雰囲気で、可愛くてカッコイイ。もっと記憶に残ってそうな気がするけど、登場は格好良かったけど、その後活躍もなく、青紫のまん丸状態になってフェードアウト。 他の子も同様で、一切活躍すること無く、行儀の悪い行いしてフェードアウト。みんな劇中チャーリーとそんなに絡むこと無く、勝手に自滅して勝手に退場して、その後が語られること無くそれっきりだったから、きっと記憶に残らないんだわ。 でも、子どもたちのフェードアウトは、結構原作通りだったので、案外再現度は高いのかもしらん。 ゴールドチケットの獲得方法。①食いしん坊だからたくさん食べてて②父親の財力を活用③勝つために好物のガムをチョコに変えて④統計取って一発獲得と、個性的なメンバーに対し、⑤チャーリーは拾ったお金で、店員おじさんが渡したチョコが当たるという、なんか一番モヤモヤする当選方法。 そもそも工場見学のチケットにそこまでの魅力を感じるか疑問だけど、優秀な子も多いのに、有り得ない方法で勝手に自滅していく様子が楽しめるかどうかがキモだろうか。'71年の映画とかミュージカルとか、派生作品も多いみたいで、バージョンの違いを楽しむのも良いかも。[地上波(吹替)] 6点(2024-01-05 19:36:15)《改行有》

5.  チーム★アメリカ ワールドポリス 《ネタバレ》 パールハーバーを観たらこの映画を観たくなるよね。FUCK YEAH!! 世界一金を持っている軍隊、アメリカ軍。それを一番格好良く撮影できる監督がマイケル・ベイで、当時一番稼いでいた映画監督でもあったと思う。 金も権力もある監督にズバッと“パールハーバーはクソ”と言って、彼らに一体何の得があるんだろう? 自分たちの利益になることしかしない世界の警察、アメリカへの皮肉。 テロリストに武器を売り渡し、独裁政治を続ける金正日。でもズバリ北朝鮮を攻撃するより、日本や韓国に武器を売って睨み合いをさせておいたほうが金になる。極東の小国はアメリカにとって大して脅威じゃなかったし、資源の乏しい北朝鮮を攻撃するくらいなら、中東の産油国を攻撃対象にしたほうが金になる。 パールハーバーの歌だけでなく、エイズの歌もモンタージュの歌も素晴らしい。 人形劇なのに痛々しく見える死の場面の完成度。ハンスが鮫に食われる表情なんて人形とは思えない表情してた。話題のセックスシーンも、格闘シーンより力入ってるんじゃないかってくらいの完成度。終わった後のリサの、指がゲイリーの目に刺さってるのにOKな“ヤル気の無さ”もイイ。 毎回、どうしても笑ってしまうのがゲロのシーン。リアルなゲロの出方と色。下品極まりない音。そこで掛かる壮大な音楽。 スポッツウッドがズボン下ろすところも。あのやり取りと2人の表情がもう、ダメだ。この歳になってこんなの観て笑ってしまうなんて。[DVD(字幕)] 6点(2022-02-08 22:26:43)《改行有》

6.  チャップリンの殺人狂時代 《ネタバレ》 ~Monsieur Verdoux~ムッシュ・ヴェルドゥ。=ヴェルドゥさん。 これは伝わりにくいタイトルだ。調べたら元ネタはヴェルヌイエ(地名)の連続殺人鬼アンリ・ランドリュー。第一次大戦の未亡人を狙った有名な結婚詐欺の殺人犯なので、当時の欧米人だったら“あぁこのタイトルは、あの事件を元ネタにしてるのね”ってイメージが出来ただろうけど、日本で公開される30年も前の外国の出来事だし、今の私たちはもちろん、当時の日本人もほとんどの人が知らないだろうから、この、いかにもな邦題も納得がいく。 自分の墓から始まり、最初のガヤガヤした家族とテルマの家の売買から、ヴェルドゥの次のターゲット・リディア殺害に移り、アナベラ殺害を練りつつもグロネーを口説く。そして足の悪い奥さんと、子猫を抱いた刑務所帰りの娘…忙しく動き回るヴェルドゥと汽車の車輪。詐欺と言うとズルして楽に稼ぐイメージだけど、“普通に働いたほうが楽じゃない?”ってくらい忙しく見せて、そのギャップを楽しむのかもしれないけど、元ネタを知らないのもあって、観てるコッチは状況把握に忙しい。 後半の毒を誤って飲む辺りからチャップリン映画らしさが出て、他のチャップリン映画と同じノリの“わかりやすい”面白さが出てくる。 そして最後の「一人を殺せば悪党、万人を殺せば英雄。数が罪を正当化する」は、あまりに有名な言葉。 当時はかなりインパクトが有ったと思うけど、この言葉の為の映画と考えると、今では既に私たちの日常に染み込んでいる言葉でもあり、驚きには結びつかない。“私利私欲で殺人を犯したお前が言うな”感もある。 大量破壊兵器と大量殺人について言及する死刑判決の裁判シーン。「皆さんとは程なくお会いすることになる」は “アンリ・ヴェルドゥ”  “1880-1937” 第二次世界大戦の2年前に処刑された、冒頭の墓のシーンに繋がる。 メッセージはストレートだけど、頭の中で整理しないと意味が結びつかない作品で、今までのチャップリン映画とは趣が異なる。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-09-10 16:45:38)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS