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1. 月の輝く夜に
《ネタバレ》 シェールの代表作。 芝居がかったセリフが多いのが舞台劇のようで、その面白さはウディ・アレンとはまたちがうイタリアン・テイスト。 確執のある兄弟とそれぞれに関わりを持つロレッタの変身後も濃厚に美しいけれど、飾っていない変身前の方が顔立ちのよさが見えやすい感じ。(地がいいということですが) マザコンのジョニー(ダニー・アイエロ、瀕死の母を看取りにいくシシリアン)と愛のない婚約をしながらロニー(ニコラス・ケイジ、まだ髪フサフサのパン職人)といい仲になってしまう彼女、さいご危機一髪なところをスコーンと小気味よく決まってくれるのが、逆転ホームランの爽快さ。 ローズ(オリンピア・デュカキス)がダンナの浮気にバシッと言えるのも、自分が魅力的な誘惑を退けたからこその力強さで、大団円にわけわからずに××してるおジイさんがオカシイ。 イタリアン・ファミリーの一騒動には、ニューヨークを照らす満月の魔力も関係していそうです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-08 07:00:07)(良:1票)
2. ツーリスト
《ネタバレ》 昔風のロマンティック・サスペンスに感じるのは、「善き人のためのソナタ」の監督だから?(ドイツ映画は好きなのですが、他の先進国より洗練されてない気はするので) アンジーはコリーン・アトウッドによる衣装を着こなしてゴージャスだったけど、アイラインとマスカラがちょっと強烈★ ジョニーは少し中年っぽくなってきましたね!(ビリ・クリかと思った…) オチがわかんなかったのは一瞬姿を見せたピアースがルーファス・シーウェルだったので、てっきりそうかと。(期待したのに~) 主任警部がダルトンさんなのは諜報部員モノだからでしょ、「ホット・ファズ」よりイイ役でよかった♪ アメリカよりイギリスで評価が高いのは、英国俳優が2人出演してるのもありそう。 悪玉は「ランボー2」のバーコフでしたが役が陳腐だったようで、ベタニーもコメディタッチにあってないみたい。 されどヴェネチアが見られ、今の時代にこのオットリした雰囲気は貴重かもです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-04-03 07:00:01)
3. ツイスター
気象や天文に関わるお仕事にはロマンを感じます。これも価値のある作品だと思いますし、キャスリーン・ケネディやデニス・ミューレンが携わっているのも嬉しいことです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-02 02:01:45)
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