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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ツーリスト 《ネタバレ》 ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの共演って初めて見た気がします。凄く良い。 アンジェリーナ・ジョリーがとても美しく魅力的に撮れています。ジョニー・デップもいつもの不思議キャラの雰囲気を醸しながらもザ・一般人を演じきっていて新鮮。まあ実際は一般人ではなかったわけですが。 ストーリーがわかりやすく、テンポも良い。小難しい映画は疲れるのでこれくらいが丁度よい。そしてこのオチは、読めても楽しめるから良い。『まさか・・・まさか・・・まさか・・・キター!やっぱりねー』っとテンションを上げてくれるタイプのオチ。爽快な気分を味わえるのなら読めても問題はないのです。 エリーズが諜報員だったっていうのも何気にサプライズ。それに対しフランクの正体は大きなサプライズ。どちらも楽しいサプライズじゃないですか。 金庫の中に納税分の小切手を置いていくのなんか小気味良くて最高です。 巻き込まれがたサスペンスにはずれはないと実感した作品です。 でもよくよく考えてみると、『俺に背格好の似た男に声をかけろ』っていう指示は相当アバウトですよね。これフランクじゃない人に声をかけていたらどーなったんでしょーねー。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-12-15 03:02:27)(良:1票) 《改行有》 2. ツイてない男 《ネタバレ》 おお、なんか『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を思い出すテイスト。あちらよりスケールはしょぼいですが、ギャップでは良い勝負? 『オーシャンズ11』みたいな雰囲気で始まったかと思いきや、『クライムサスペンス』?いやいや、まさかの殺人鬼ものでしたっていうぶっとんだ映画。 間抜けな殺人鬼。ゆるい展開。でもグロ描写はしっかり。これはもうマニア向けの異色作。胃腸が弱い人が見たら食中り起こしそうな食べ合わせの悪さ。強盗帰りに偶然乗りこんだエレベーターの中で、殺人鬼兼ビルのオーナーが居合わせるって、よく考えたら凄いプロットです。変な映画をいっぱい見てきた私も、最初の人質がはさみで首ちょんぱされるシーンでは、開いた口が塞がらなかったですね。一瞬何が起こったかわからず、ちょっと巻き戻して確認した次第。あれ?この辺からちょっと映画にひきこまれちゃっている気が・・・まあ、いいか。 とは言え、とは言えですよ、わざわざ借りてまで観るほどのものではありません。まさに『暇つぶし』程度の映画。ただ、個人的に、ちょっと好きなんです、このギャップが。悪くない。[DVD(字幕)] 6点(2019-09-15 04:01:14)《改行有》 3. ツールボックス・マーダー 《ネタバレ》 お化け屋敷系ホラー。 『大きな音』と、『突然わぁっ』ってやつで、とりあえず驚かしてくるパターンばかり。 ある意味アトラクションムービーと言えるかも。 つまり、『怖がらせる』のではなく、『びっくりさせる』感じです。 やり方は古典的。かつシンプル。 だからこそ、錯覚かもしれないけれど、『怖い』と感じるし『楽しい』と感じるのかもしれないです。 正直『びっくり系』はホラー映画としてはずるいとも思います。 私も正直苦手ではあります。ですが嫌いではない。 ドキドキしながら見ている間、楽しかったのは間違いないです。 ただ、そーゆー作品ですし、グロい描写もあるので、ホラーが苦手な人にはとてもオススメはできないですね。 魅力的な女性キャラがいないのは痛い。 『この人いーなー』って思える人がいると、共感力も更に増すのですが、この作品に関してはいない。それが残念。 それどころか、主人公の女性キャラ、ネル。 こいつがヒステリックでわがまま。 そして自己中で頭が悪い。 特にクライマックスでおじいさんや旦那が襲われたときの対応なんて馬鹿すぎる。 イライラする。そしてうるさい。 でも映画そのものは期待を十分満足させてくれるものでした。 閉塞的で廃墟っぽい空間というだけでサイコーです。 [DVD(字幕)] 8点(2017-04-28 15:17:47)《改行有》 4. 追跡者(1998) 《ネタバレ》 トミー・リー・ジョーンズ主演の追跡者。今回はてっきり本当に悪いやつを追いかけるのかと思いきや、またもや冤罪。つまり、主役は前作同様二人いることになります。これでは他のレビュワーの方も指摘されているように、『逃亡者2』ですね。 今作のストーリーは『逃亡者』以上に複雑で、中盤以降にあっちこっちで鬼ごっこが始まる展開は嫌いじゃないです。ですが、ストーリーをひねりすぎると逆に単調に感じてしまう不思議。似たようなノリが続くためか、次第に頭がボーっとしてきます。あんまり複雑にしすぎると、頭が理解するのをやめてしまうのかもしません。娯楽作品を気軽に観るつもりで鑑賞したので、その割りにはちょっとストーリーがごちゃごちゃしすぎていたのかもしれないです。 飛行機が墜落するシーンや、仲間が撃たれるシーンなど、目を見張るシーンがありますし、ボートでの追跡シーンは映像がやたら綺麗で臨場感があって個人的に好きなシーンです。一つ一つの画を切り取ると素晴らしい作品なんですけどね。なんか見ていて今回は疲れちゃった。ラストあたりがきっちり盛り上がったから、ま、いいんですけどね。仲間が一人殺されちゃったのは、ちょっと悲しかったかな。あれでメリハリは確かについたし、復讐へのカタルシスを感じ取ることができるわけですが、それでも助かってほしかったです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-04-26 15:41:09)《改行有》
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