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プロフィール |
コメント数 |
914 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://ameblo.jp/cluttered-talk/ |
自己紹介 |
After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to. |
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1. 綴り字のシーズン
《ネタバレ》 一見普通以上に幸せに見える家庭。
妻は何年も前から精神を病んでいたのに気付かなかった夫。妻が午前2時に帰ってきても問い詰められない。変だ。
たまたまヒンズー教の本を買った時に尾行されてカルト宗教にオルグされた息子。息子を引き取りには行っても、根本的な話し合いもなく、カルトから離脱させるための何の方策も考えず、生意気な息子は言いたい放題。親父は押されっぱなし。変だ。
これはどちらも専門家の手を借りなければ解決できない問題だろう。
全部親父が悪いのか?
親父はアル中で家族に暴力をふるったか?浮気ばかりして妻を泣かせたか?ギャンブルにのめりこんだか?生活費を稼がず借金を作ったか?子供に性的虐待をしていたか?
NOである。
私はこの親父がそんなに責められるいわれはないと思う。
自分の趣味を押し付けた?子供はともかく妻は立派な大人なんだから、嫌なら改宗なんてしなければよかったじゃない。親父がユダヤ教にのめりこんでいるからあてつけにカルトに入った?そういうことは自分で稼げるようになってからやりなさい。
そんじゃあ、アル中でもなく女遊びもせずギャンブルもしない料理好きのアメリカの親父はいったい何をすればOKをもらえるのか?親父なんてせいぜいそんなもんでいいんだよ。
ここの家では誰も冗談を言わず笑いのセンスがゼロ。そしてストレートに物を言ってはならずなんでも心にしまいこむ。ものすごく歯がゆい家庭だなあ。これは夫婦両方の責任だ。
娘はコンテストの最後にわざと間違える。作り手にとっては「完全を求めない」という意思表示のように思える。意味分からん。
スペルが言えたらそんなに偉いのか、日本人にはよく分からないがよっぽどスペルを間違える人が多いのだろうなあ。しかしオリガミって。なぜオリガミ。
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-23 16:46:40)《改行有》
2. ツイステッド
《ネタバレ》 なんか、「フィルムノワールをつくるのだ!」てな気合いだけがスゴかったみたい。そうするとやっぱり「照明」とか「霧」とか「夜」とか「街並み」にこだわっちゃって、「いかに美しい映像を作るか」ばっかり考えているんだよなあ。CMならそれでもいいかもしれないが。こういう方向に間違っちゃうの多いよな。技術の進歩がいけないのかも。技術が底辺なら、ストーリーとか見せ方とかつなぎで勝負、ってなるもんね。アシュレイが女刑事て時点でもうダメだし。一夜のHのために、見ず知らずの男をわざわざひっかけにいくほど性欲満々に見えないし。アシュレイジャッドにワイルドさなど皆無。どこをどう探しても出てこない。なぜアンディガルシアでないといけないのか分からないくらいセリフ少ないし。オチもご都合主義でしょぼいし。話がつまらなくてもヒロインを見るだけで満足するほどには、アシュレイは華がない。それを言うなら「BODY」の時のマドンナだけー。[DVD(字幕)] 5点(2006-02-05 18:37:12)
3. 月の輝く夜に
《ネタバレ》 ニコラスケイジが心底「よい!」と思える作品はいまのところこれのみ。
シェールいったい何歳なんでしょう、きれいです。
最初のころキッチンでの、全然噛み合ってない二人のセリフがよい。それでなんでいきなり押し倒す?というクールな展開もよい。「この胸のときめき」と並んでイタリアンテイスト全開のほのぼの映画。冒頭プロポーズのとき無理無理でもひざまづかせるあたりが、「あたしはどうせひざまづいてもらえる女じゃないってわかってるけど、とにかくひざまづいてくれないとダメ!」という、せつなーい感じがしましたよ。[DVD(字幕)] 9点(2005-11-13 18:54:49)(良:1票) 《改行有》
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