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プロフィール |
コメント数 |
11 |
性別 |
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自己紹介 |
点数は「最後まで飽きずに見れたか」+「作中テーマとの相性」を基準点にしてます。雰囲気、演出などはよければ加点しますが、悪くても基準以下になるような減点の対象にはしてません。 |
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1. デッドコースター
《ネタバレ》 1より先にこちらを見て、ホラーでこんな新しい表現方法があるのかと驚いた。
オーメンと違い「誰の悪意も作為もない完全な事故死」ほど身近な恐怖はない。
普段ニュースで見聞きする事故を聞き流すだけの自分たちに、こんな悲惨な状態になることをストレートに映像で見せるという点は、ホラー映画でないと不可能なグロ表現の意義だと思う。特に車の運転やエレベーター事故なんかは現実味が高く、見た人への注意喚起に多大な貢献をしたのではないか。
キャラクターはクレア(アリ・ラーター)がとにかく魅力的。ヒロインのキンバリーを差し置いてストーリーをぐいぐい引っ張っている姿は、後のタフなヒロイン役としてのブレイクを予感させる。
ストーリーは中盤以降、偶発的な事故のネタがなくなったのか、無理がある殺し方になっていったのが残念。黒人教師やジャンキー兄ちゃんなどは映画の尺の都合で死んだ風にしか見えなかったので、恐怖は全く感じなかった。
死の順番の謎解きと妊婦のひっかけなどは悪くないのだが、テレビ局車の来訪と最後のバーベキューの事故に矛盾があるためスッキリしない。
デヴィット・エリス監督はアイデアのまとめ方と迫力ある表現に長けているので好きな監督の1人。また新しいホラーシリーズを撮って欲しい。[DVD(吹替)] 8点(2011-01-30 00:43:33)(良:1票) 《改行有》
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