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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. ディナーラッシュ 私はどうにも今一つ納得できない。大体タイトル・ロールまでが長過ぎるし、そこまでは完全にマフィア映画なので、初めは違う映画を観てるのかと思ってタイトルを確認するまでハラハラしてしまいました。そしてラストも、騙される快感を味わう前に、ここまでのストーリーは一体何だったんだ、というのが正直なトコです。それもこれも、レストランを舞台にした小粋な群像劇を純粋に期待してた私が悪いんでしょうか? ま、巧いっちゃ巧いんでしょうけど、この店で食事したいとも思えなかったし、すんなりと褒める気にはなれません、5点献上。5点(2003-09-28 06:46:43) 22. デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!? それにしてもアメリカ映画には、国土と同じくらい偏狭な日本の常識からは考えられない程、身体障害者及び精神障害者が登場しますよね。しかも病気に負けない主人公を描く感動作としてでは無く、笑いのネタとして…。アメリカ人自身はどのように受け止めているのか知る由もありませんが(文化としてOKなんでしょうけど…)、私自身は、これも有りかな…と。言ってみれば、アメリカに於いては日常的笑いのネタになる程、身障者達の社会参画が進んでいるということなんでしょうね。ベタな笑いながら意外にも心温まる本作には、6点献上。6点(2003-05-13 07:18:00) 23. 天使のくれた時間 私も「the successful business man」と「the family man」の二者択一及び後者の方がbetterみたいな描写には「?」。また、物語も相当にありふれた夢落ちもの。一番納得いかないのは、中産階級の子持ちの主婦が恐ろしく美人であるということ。生活に疲れた感じも無く、その上、ニコラス・ケイジも認めてた様に若い頃より明らかに美人になってるじゃん。私には数多ある心温まる凡作の内の一つにしか感じられませんでした、スミマセン。だけど各エピソードは結構練られていて、それなりに楽しませても貰ったので、ここはおまけして6点献上。6点(2003-05-13 07:13:43) 24. デアデビル 超聴覚と超嗅覚で形成される「視覚」の映像は興味深いと言えなくもないし、コリン・ファレルの、ほとんどコントの様な演技(これがホントに笑える!)も見応えがあると言えなくもない。が、いくらコミックが原作と言えどストーリーが無茶苦茶過ぎる。主人公はいきなりデアデビルになってるし、ヒロインも無意味に功夫の達人で、最期はなんとララ・クロフトになって散って行く(?)。それに雰囲気は「バットマン」な上、動きは「スパイダーマン」なので、今や新鮮味も無し(ついでに言えばベン・アフレックの阿呆面も気に食わない)。正に“daredevil”な一作ということで、3点献上。3点(2003-02-26 05:22:34) 25. ディアボロス/悪魔の扉 これ、贅沢とゆーか勿体ないとゆーか…。依頼人に疑念を抱き真実を探る弁護士のサスペンス。良心の呵責に苦しむ男のドラマ。豊かさと引き替えの孤独から精神を病んでしまう女の悲劇。悪魔があらぬ所から世界を支配しようとするオカルト。それだけで一本の映画ができてしまいそうなテーマをいくつも詰め込み、満腹感もひとしお。どう転んでも悪魔には敵わない(人間はかくも弱い)というラストも良いと思います。しかしクライマックスの大演説は確かに原題通りだけど、もう少しコンパクトにできなかったんでしょうか? んで、7点献上。7点(2002-06-06 00:12:23) 26. D.N.A. ジョン・フランケンハイマーの映画にマーロン・ブランド登場!って、二人共やる気もないのに何故この企画を引き受けたの? そしてフェアルザ・バルクが何故にヒロイン?と思っていたら、やっぱり猫娘に変身して本来の自分に戻ってしまうのね…。そして何より「ドクター・モローの島」というメジャーなタイトルを「D.N.A.」に変えてしまう信じられない所業。日米関係者一同に言いたい、獣人だってもっと頭いいぞ。というわけで、4点献上。4点(2002-05-05 16:29:24) 27. テルミン 電子楽器と言うには余りにもアナログな音色を奏でるテルミン。この電子楽器を発明したテルミン博士の数奇な運命と楽器・テルミンの歴史への貢献を、比較的少数の人間のインタビューで綴っていくドキュメンタリー。決してつまらなくはありませんが、ダイナミズムの無い内容とテルミンの音色が強力に眠りに誘おうとするのは確か。私もこの楽器については全くの無知であった為、非常に勉強になりました。ところで「カッコーの巣の上で」のオープニング・テーマはテルミンですか? 5点献上。5点(2002-04-28 18:14:24) 28. デイライト 70年代パニック映画を教科書通りに作り直したような余りにも古臭い印象。教科書通りなので決してつまらなくはないし特撮は随分進歩しているので迫力はあるのですが、キャラクターやシチュエーション等、全編「ポセイドン・アドベンチャー」と丸っきり同じなのはどうかと…。せめて生き残った人達の面子が違えばもう少し違う印象になったと思います。ということで、5点献上。5点(2002-04-13 14:19:57) 29. デビル(1997) アクション映画だと思うから酷い映画に見えてしまうのではないですか? テレビで観たせいかもしれませんけど、そこまで酷い映画には見えませんでした。じゃ、主題は何かと問われれば答えに窮してしまいますが(たぶん、最悪の形で出会ってしまった本当は理解し合える二人の男の悲劇?)、ハリソン・フォードの思い切り普通の人ぶりが観てて新鮮でした。ちょっと説得力無いですけど、私的に6点献上。6点(2002-03-07 22:18:55) 30. デッドゾーン デビッド・クローネンバーグ監督作の、クリストファー・ウォーケン主演作の、そしてスティーブン・キング映画化作の、未だ最高傑作(と確信している)。事故が元で触れた人間の未来を予知できるようになってしまった男の苦悩と孤独。そして偶然予知してしまった、ある人物がもたらす恐怖の未来に単身立ち向かう。クローネンバーグが得意の内臓的な美術や派手な特撮を一切廃し、哀しい男を主人公に緊迫感のあるサスペンス・ドラマに仕上げています。「ギフト」や「アンブレイカブル」「フェノミナン」は、これに比べると「裸のランチ」ならぬお子様ランチ。ということで、7点献上。7点(2002-02-07 21:07:47) 31. デモリションマン 未来人のイメージが、今思えば「ギャラクシー・クエスト」の異星人みたいでした。冷凍睡眠中更正プログラムを記憶させるっていうのは、何か「マトリックス」っぽい。と考えると、結構以後の映画に影響を与えているのかも…(んなわけないか)。珍しくチープなイメージの未来像に4点献上。4点(2001-10-03 13:13:59) 32. ディープ・インパクト(1998) 「アルマゲドン」より前にこっち観てれば「アルマゲドン」にもっと点数あげてました。登場人物の行動が首尾一貫していないので、宇宙船のクルーを除く誰にも感情移入できない。また、アンブリンの悪しき伝統を受け継いでしまっているミミ・レダーの映像や演出もマイナス。愛しのリリー・ソビエスキーちゃんに3点献上。3点(2001-09-17 18:13:54) 33. 天国から来たチャンピオン 私は【ドラえもん】さんと違い、ウォーレン・ビーティ(この頃はビューティーと表記されていた)のこの設定には、何の違和感もなく溶け込めました。試写会で観た後、名画座等でも数回観ましたっけ。天界人の手違いにより幽霊となった主人公が、夢の実現と愛の為に奮闘するファンタジー映画。脇を固める名優陣もすばらしいです。7点献上。7点(2001-09-03 16:48:27) 34. デスペラード むちゃくちゃやるならここまでやれっ! オープニングのバンデラスのカッコ良さから、呼べば世界が滅びるギター・ケース仲間(確かにあんなの呼んだら世界が滅びる。しかし、奴ら何者?)まで、勢いありすぎ。しばらく「ギター・ケースを忘れるなよ」が口癖になりました。思わず8点献上。8点(2001-07-10 17:50:39) 35. ディープ・ブルー(1999) おおっ、意外に皆の評価が高くて安心。作り云々、ストーリー云々の前に、鮫君が人をパックリと食べまくっちゃうのがこの映画のカタルシス。ウエットスーツを脱ぐ女優さんの下着姿もGOOD。従って7点献上。7点(2001-07-08 18:22:57)
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