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プロフィール
コメント数 1413
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  テイク・シェルター 《ネタバレ》 SF作品だという先入観で観てしまったので、冒頭の嵐のシーンから後は兎に角歯痒い時間ばかりが過ぎて行きました。 とは言え流石に中盤に至るまでには気付いた訳で、「これ、もしかしたら夢オチとか妄想オチとか?」とばかりに心理系サスペンスなのかなと思い始め、統合失調症のいう具体的な病名と母の入所理由がその病気ということまで明かされてしまっては最早SF感は遠い過去。家族の愛も大いに描かれていることもあり、心理サスペンス風味のヒューマンストーリーなのだろうと自分なりに結論めいたものに辿り着いた感じです。 嵐が来てシェルターに家族で避難した時には、「あれ?やっぱりSF系とかオカルト系?」と揺らぎましたが、扉を開けてしまえば外界に拡がるのは平和な日常。痛い思いはしたしこれから大変だけれど、家族愛が深まって結果ハッピーエンドなのかなと着地点が見えた気がしたのも束の間、大ラスでは結局件の嵐がやって来て若干混乱しました。 物語の大筋の部分は決して目新しいものではありません。主人公が不安や特異な思考などによって常人には理解し難い行動に走り、次第次第に孤立していき結局は…みたいな物語は今までにも小説や映画などでいろいろと観て来たような気がします。ただし本作では、こんな思いにさせらながらも、こんな目に遭わされながらも、決して夫婦は、親子は分裂解体しません。寧ろより強く結び付いていく。そういう意味では純然たるヒューマンドラマなのでしょう。 ただひとつ、と言うかそこが最も重要な所なのですが、ラストの嵐ですね。個人的には、あの嵐は主人公の目にも妻の目にも娘の目にも見えている「本物の」嵐だと思っています。主人公は確かに精神的に病んでしまいましたが、「病んでいるから見えた」のではなく「見えてしまったから病んだ」のだと思います。平和で幸せな暮らしをしていた人間に、ある日突然遺伝的な精神疾患が発症するというのも今ひとつ現実味がありません。 作品を通じて主人公の視点のみで語られている部分はないと思います。「悪夢」のシーン以外は。ですから、家族全員が嵐を目撃したのでしょう。きっかけは主人公の予知能力の目覚めだったのかも知れません。受け入れきれない自らの能力への不安もあいまって、愛犬に咬まれたり、他人に危害を加えられたりといった「悪夢」を見たのかも知れません。 纏まりのない感想を書いてしまいましたが、心理系ヒューマンドラマをSF風味で包んだ作品と受け止めることが個人的には一番楽しめそうです。 ただ、ちょっと丁寧過ぎると言うか、ひとことで言えば長いですね。そこがマイナスポイントでした。[インターネット(字幕)] 6点(2023-11-27 13:51:18)(良:1票) 《改行有》

22.  テイキング・オブ・デボラ・ローガン 《ネタバレ》 認知症の母親と介護する娘の二人世帯。症状の進行が介護者にも影響していくことを実証するようなドキュメント映画を撮影する医大生たち。という設定で物語はPOVで進みます。序盤は一体これから何が起きるのか、みたいな期待感も湧く雰囲気。 しかし、どうもアルツハイマーの症状にしては激し過ぎるんじゃない?みたいな状況になっていく。このあたりも必要以上にじらさないスピーディな展開に好感が持てます。 そして母親が隠していた秘密。ここで異常事態の発端となった事件が明かされます。そして一気に物語はオカルトの世界へ。オカルト風味になると最早何でもありの世界。本作では待っているのはヘビ地獄でした。 そうなんです、いつも思うのですけれど、悪魔モノとかオカルトものは結局何でもありになってしまう。だからこそ作り手はあの手この手でアイディアを出してくるわけですけれど、序盤の流れを生かしてサイコサスペンスにして欲しかったなぁというのが個人的な願望でした。 ただし、本作についてはストーリー的には成功だったと思います。過去の隠された事件。今や認知症となった母親が隠していた事件との関わり。連続殺人事件の犯人であった小児科医の野望は実は悪霊の野望であって、おそらくは悪霊は小児科医を利用していただけだったと思われ、事件を遮ったデボラが代わりに悪霊に乗っ取られてしまったこと。そして、悪霊の狙いは最後の犠牲者は生かしておいて憑依し、未来永劫世にはびこることだったのかもしれません。なかなかに恐ろしいストーリーです。 しかしながら、アルツハイマーを題材にする必要があったのかは疑問です。製作者は、シンプルにオカルトもの、悪霊モノにせず、更に一枚仕掛けを施したかったでしょうか?今の時代、あまりに身近になってしまった深刻な疾病を、しかも、最も課題となっている家族との関係を入り口に置いたことは、個人的には好ましくないと思っています。 もうひとつ、ドキュメンタリー映画の作成というシチュエーションだからといって、POVにする必要があったのでしょうか?ありがちな「いい加減にカメラ止めろよ!」と突っ込みたくなるような出来栄えではないものの、何故正面から描かずPOVに頼ったのか?そこもどうにも腑に落ちず、結果6点献上に留めておきます。[インターネット(字幕)] 6点(2023-07-31 21:44:19)《改行有》

23.  ディアトロフ・インシデント 《ネタバレ》 謎めいた事件ですね。様々な解釈をしてみたくなる。 話の作りとしては面白いと思います。特にラストのどんでん返しはアイディア賞ものです。ファウンドフッテージの導入は、制作者の照れ隠しのような気もしますが、リアリティをかもし出すには当然の選択とも思えます。でもって主観映像も当然ですよね。まとまりの良い仕上がりで、スピード感もあります。 だけども、モンスター登場はどうなんですかね?タイムトラベルの結果があれですか?でもって雪崩並みの破壊力で犠牲者を殺害したってこと?「ハエ男」かよって?ついにはフィラデルフィア計画まで持ち出された日にゃ、思わず「そこですかっ?」とツッコミたくなります。全体の作り込みが良い感じなだけに残念!もっと別の着地点はなかったんですかね?まぁ、かと言って代案は考えつかないのですけれど…。[DVD(字幕)] 6点(2014-11-09 01:02:34)《改行有》

24.  デス・リベンジ(2007) このジャンル、大作から小品まで数え切れないほど世に出ています。言ってみれば後発作品。では、一体どのあたりが特筆すべきポイント?と考えた時、この作品にはキャスティング以外には特にはないんです。 ジェイソン・ステイサムは相変わらずカッコいいし、レイ・リオッタは相変わらず憎々しい。他にも豪華出演者たち…結局それだけなんですよね。その辺りが興行面で大いにコケた原因では? まぁ、ボーっと観てる分にはそこそこ面白いです。でも、そこまでなんだよなぁ… [DVD(字幕)] 6点(2010-08-18 03:07:45)(良:1票) 《改行有》

25.  ディスタービア 《ネタバレ》 覗き見が不幸を呼ぶと言う設定は珍しくも何ともないけれど、最新装置で家から30メートル以上離れられないというのは面白いかも。あ、「バトルロイヤル」の首輪も同じか… でもって、こりゃ完全に人権侵害。しかも未成年だし。さらに有料?? とは言え、キャスティングはしっかりまとまってて、観ていて安定感は感じましたね。どなたか御指摘のとおり、あまりにいろんなジャンルを詰め込み過ぎてるきらいはあるけれど、一気にストレスなく観ることが出来る感じ。 それだけに、冒頭の大自然シーンと大事故シーンが、まるで別物みたくて違和感あり過ぎ。あの展開から行けば、「心に傷を負った青年が母との感情的な葛藤を経て、やがてたくましく育っていくヒューマンドラマ」にならないと変? まぁ、予定調和と言うかお約束と言うか、短時間できちんと収まるところに収まったので良しとしますかね。 ちなみに、命からがら助かったからって、お母さんがびしょ濡れの息子の肩に顔をうずめるのを見て、「アンタの息子の服に染み込んでいるのは…」と、替わりに「オエッ!」となってしまったのは私だけ?[DVD(字幕)] 6点(2010-05-04 18:14:46)《改行有》

26.  デッド・サイレンス(2007) 人形の持つ恐さっていうのは、洋の東西を問わないのですね。魂が籠るって感覚もかな? なかなかにスピーディな展開、お約束どおりに襲ってくる化け物、被害者の悲惨な死に顔などなど… 実にオーソドックスな作りです。上手く纏まっていると思います。もちろん、この手の作品ですから突っ込みどころのオンパレード。でも、そこらへんを全部理路整然としちゃったら、そもそもこの手の娯楽性の強いホラーなんてものは成立しない訳で、ですから結果◎です。皆さん、高評価のオチもまずまずですしね。 それにしても、作品登録お願いしないとダメかな?って感じで検索してみたのに、30人近い投稿。こちらのサイトでこの手の作品にこんなに多くのレビューが寄せられているとは… そのことが一番ビックリ![DVD(字幕)] 6点(2009-01-03 16:22:07)(良:1票) 《改行有》

27.  鉄板英雄伝説 どうしてもこの手の作品にはシモネタが出てしまいますね。だから、パロってる作品群のタイトルの割には、お子様との観賞には不向きです。 で、私自身この手のおバカ映画は大好きなので酷評は出来ませんね~。頭空っぽにして楽しむと言う前提付きながら合格点かな?正直、こういうのって作るの難しいと思うんですよ。ここまで笑わせてくれれば十分じゃないかと思います。 もちろん、こんなもの許せないという方の方が多いんでしょうね。それはそれで仕方ないです。元ネタに失礼だし、しかもシモネタ混じりじゃあね。でも、やっぱ面白いから6点献上。 ちなみに、邦題の意味、私には不明です。 《追記》邦題の意味、「鉄板」について私は知りませんでした。ここに来てCMに使われてるのを見て調べてみたら、「間違いない」とか「固い」「確実な」とかいった意味に使われるんですね。ジャパニーズ・スラング?知りませんでした。これって常識だったの?[DVD(字幕)] 6点(2008-11-03 14:05:27)《改行有》

28.  デッド・フライト 《ネタバレ》 B級パニックホラーとして、キッチリ作られているある意味真面目な作品。オープニングにドルビーマークが出た時点で確信しました。この手の作品には必須のお約束部分はしっかり押さえてあり、かと言ってやたらグロくもなく、ところどころユーモアを交えた演出も良いです。俳優陣もちゃんと揃えてるし、纏まりはいいと思います。 まぁ、結末までお約束どおりですけど、それはそれとして安心して観ていられるってことで、軽いタッチのゾンビものがお好みの方にはお勧めの一本です。 ゾンビになってさえも異国の地では手も足も出ないくせに、戦闘機を撃墜してしまった日本人風乗客ゾンビと、太目のタイガーみたいな人気プロゴルファーの生首ホールインワンには笑えました。[DVD(字幕)] 6点(2007-09-24 16:15:14)(良:1票) 《改行有》

29.  デジャヴ(2006) 《ネタバレ》 娯楽大作としては、な~んにも考えなければ大いに面白い作品。でも、いったん真面目に考えてしまうとトンデモ作品。二面性ありますから鑑賞に当たっての注意書が必要です。 確かにスピード感ありますし、突飛なアイディアも光ります。演出も素晴らしいし役者陣も輝いてます。単純に面白い。 ただ、いくらSFだからって、やっていいことと悪いことがあるんじゃないかなという感じが…。SFだってキチンとした論理性は必要です。というか、SFだからこそ必要ですよ。ここで披露されるアイディアは殆ど非論理的、非科学的。おまけに、ご都合主義的に運命論を持ち出して矛盾を穴埋めをする始末。お子様向け作品ならある程度許されるかもしれないけれど(個人的には「お子様向け」だったら尚更×)、あまりの原理原則無視には呆れてしまいます。究極の「覗きシステム」とでも言っておきましょうか。まぁ、言いたいことは沢山ありますけど、同じSF持ち込み作品なら「フォーガットン」の方が私は許せます。 それと、主人公の行動に関しての正当性の希薄さ。「アンタ、彼女救って代わりに死んじゃう人やその家族とかはどうなっちゃうの?」って感じ。そのあたりも納得出来ないなぁ…。 それにしても、題名が一番納得いかない。これが「デジャヴ」?そういう解釈もありなんでしょかね?? [DVD(字幕)] 6点(2007-09-16 09:56:11)《改行有》

30.  デッドコースター 「1」から観ないとちょっと判りにくいかもしれませんね。というか、「1」を観てることを前提にしてる感じ。それだけに展開に強引さが目立ちます。先を急いでると言うか…。 それと、クレアが事態を達観しすぎてるのもちょっと気になったかな?死神のおじさん(?)、不自然な人物設定だし。 とは言え、スピード感あふれる展開と、「死に方」のアイディア、巧みなフェイント(?)等等、飽きることなく過ごせる90分です。邦題は原題のままで良かったのでわ?6点(2004-08-15 09:21:26)《改行有》

31.  ディスコ・インフェルノ(2023) 《ネタバレ》 シンプルなホラー。冒頭、子どもが欲しいばかりに悪事に手を染めた女性が命を絶つ。その場所が教会。そして女性が悪霊となってその場に取り憑く。悪霊は赤ん坊を求めて彷徨う。 冒頭部分の解釈はちょっと自信がありません。自死したシスターと懺悔している女性は同一人物なのかなと思ったのですが違うかも。キャストを見る限り間違いないとは思うのですが…。 正直なところ背筋が凍るような恐さは感じませんでした。ある程度先が読めてしまうプロット。ショートムービーとしてはもっと意表を突く展開が欲しかったところです。直球勝負のストーリーですね。 70年代のディスコの雰囲気、そして詳しくないのですが同時期に台頭したゲイ文化?ホラーとしてだけではなく、当時のアメリカの世相を盛り込んだ作品として、年代的には懐かしさも感じた1本でした。[インターネット(字幕)] 5点(2024-06-23 16:42:53)《改行有》

32.  ディアボリカル 《ネタバレ》 予備知識なしに鑑賞したので、単なるお化け屋敷モノと思って観ていたら実はSFだったということで結構意外性がありました。ところが、改めてポスターや予告編を見てみたら「SFタイムトリップホラー」とか「邪悪さは時を超えて」とかのキャッチフレーズ。先に知っていたら印象は違っていたかも。 タイムトリップに関わる研究施設から発せられる電磁エネルギー?の延長線上に主人公の家が位置しているがために、未来から送られて来た男が夜となく昼となく現れる。怪人の正体は彼ら。未来の囚人が実験台になっているようで、現れるのは3人。しかもそのうちの一人は主人公の愛息。 息子は幼いながらカッとなると暴力に走るタイプで、友だちを怪我させて学校(児童相談所?)が経過観察中。タイムトリップの実験台になっているのだから、将来は暴力事件でも起こして収監されているのでしょうか?でも、自分の母親を傷付けるほどに狂暴なのかなと思えないでもなく、母親が大怪我しながらも息子に添い寝して未来に飛ぶ理由が今ひとつハッキリしないような。 アイディアとビジュアル的には決して悪くはないし、観ていて面白くないということもないのですが、少しばかり設定に無理があると言うか詰めが甘いと言うか、SF作品を標榜するのであればもっと理詰めの展開が欲しかったところです。なので5点献上に留めます。 ちなみに、原題は「不愉快な」とか「鬱陶しい」とか「極悪非道」という意味だと思うのですが、内容とマッチしていないような?[インターネット(字幕)] 5点(2024-04-20 00:31:13)《改行有》

33.  デッド・ウィッシュ 《ネタバレ》 呪われた壺に願い事をすると、誰かの死をもってその願いが叶うという身勝手な展開。と言うか、勝手なのは壺であって願い主は別に誰かに死んで欲しい訳ではないので、壺と言うか壺に封じ込められている悪魔的な存在がそもそもの問題という訳です。 けれども、何せ登場人物が揃いも揃って感情移入出来ないタイプばかりなので、別段怖さを感じることもなく物語は進んで行きます。 原案・脚本は「ファイナル・デスティネーション」の脚本家ということで、とり憑かれたら「死」から逃れられないという趣旨は共通しているようです。ただし、本作では「死」と言っても自らの「死」ではなく他人の「死」。そのあたりも感情移入や怖さに繋がらない原因かもしれません。 7つの願いをしてしまうと魂を奪われるというルール。主人公は善意に基づいて期せずして達成してしまう訳ですが、魂を奪われると鏡の中の住人になってしまうというあたりは、途中何となくそんな風に鏡が描かれているように思えなくもないのですが、急にルールが追加されたみたいでしっくり来ませんでした。何かそのルールのベースになる伝説とかがあるのでしょうか?何となく無理やり感が伴う展開でした。 ちなみに、私の数え間違いでしょうか。最後の願いは8つ目に思えてしまいましたが、この際あまり関係ないのかも知れません。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-26 23:43:54)《改行有》

34.  ディープ・インフェルノ 《ネタバレ》 南北アメリカ大陸を西側に沿って縦断できないのは、パナマの森に立ち入ることが出来ないから。そこはチュパカブラが住む森であって、人の侵入を許さないからだ。面白い見解です。 そんなパナマに遊びに行くまるっきり考えなし風の男子3人と少しはまともな女子2人。この段階で死亡フラグが見え隠れ。 男子たちの行動言動の殆ど全てが身勝手ないい加減さ。現地の彼女も反抗期なのか何なのか、兄貴分の言い付けに反した自暴自棄とも思える行動でアメリカ人グループを巻き添えに。 ツッコミどころがほぼ全編に散りばめられているので、ついつい声に出してツッコんでしまいます。やることなすこと「それ、違うだろ!」みたいな行動ばかり。ジャングルの中で女の子を気遣うことなく闇雲に全力疾走したりとか、わざわざ単独行動に走るとか。劇場未公開のようですが、こりゃ映画館で観たら客席中からツッコミが入りまくって場内が賑やかになりそうです。 ただし、SNSと顔認証の効果で若者たちの窮地が全世界に短時間で拡散し、武装警官の突入やら報道ヘリの捜索活動やら一気に加速してあっと言う間に解決、というアイディアは、このタイプのホラーでは新しいですね。通常だったら誰も立ち入らない深い森の中でクリーチャーに襲われたら、救援も呼べないし救助隊も即座には動けないから絶体絶命。全滅か超ラッキーな女子が独りだけ助かるといった結末になりがちかも。 あれよあれよという間に、事態が急進してややハッピーエンドで一件落着というのは意外でした。 ちなみに、現地の青年が叔父さんに助けを求めなくとも情報拡散の効果で武装警察が即座に行動したこととか、必死に報道ヘリに救助を求めて犠牲を増やさずとも捜索隊がほぼ同時に発見して救助したこととか(ヘリのマスコミが救助より撮影を優先したことの是非はありますけれど)、結構無駄な行動が積み重ねられているのは、むしろ現実的なのかもしれません。[インターネット(字幕)] 5点(2022-08-04 23:30:43)《改行有》

35.  ディザスター・ムービー!おバカは地球を救う 序盤から飛ばしてくれればもう少し評価高いのに、どうにもスロースターター。始めのうちは観るのを止めたくなるようなテンポ。中盤以降はなかなか笑わせてくれますけど、そこに至るまでがツライなぁ… 同一監督の「ほぼ300」は中盤から飽きが来る感じだけど、こっちは逆。2本に分けなきゃもっと笑えたかな?[DVD(字幕)] 5点(2009-12-30 00:34:22)《改行有》

36.  鉄板ニュース伝説 《ネタバレ》 ひたすら過激な時事ネタと差別ネタ、そして下品な下ネタの連発。中には、どう考えても許されないんじゃないかってモノも多数あり。特に、中東問題と障害者に関わるネタは一線を越えてる感じがするなぁ。 ただ、全体としては思わず笑ってしまうネタも多く、ここはアメリカ人なら笑えるんだろうなっていうものもあったりして、最低レベルではないんじゃないかとも思えたりして。 好意的に見れば、社会の在り方、報道の在り方、一般人の考え方の在り方に言及して、ニュースそのものの風刺ではなく、人間そのものへの風刺なんだとも思えます。これを笑ってしまう人への警告みたいな。 それにしてもセガールさん。是非「マル禁パンチャー」は実現してください。観たいな~! それと、Foxさん。無理やりの「鉄板」シリーズ配給はどうなんでしょね?[DVD(字幕)] 5点(2009-09-23 07:01:38)《改行有》

37.  DOA/デッド・オア・アライブ(2006) 原作のゲームは未経験なので映画としての感想ですけれど、ひとことで言えば意外と面白い。 アクションシーンは結構気合い入ってるし、ストーリー展開はスピーディ(中身がない?)、飽きる間もなく一気に見終えれます。 欲を言えば、もうちっとお色気シーンがあっても良かったのでは?中途半端に抑えた演出で落ち着いちゃったかも。 ま、荒唐無稽系作品として観る限り十分に及第点ですね。[DVD(字幕)] 5点(2009-07-23 01:26:55)《改行有》

38.  デッドマンソルジャーズ 《ネタバレ》 難しいところですね。いわゆる「ゾンビ系クソ映画」と切って捨てるには忍びないところですが、なんともお粗末でもあります。 なんで狼男(しかもヴァンパイアもどき)を持ち込んだかなぁ…それがなければ、もっと高評価出来るのに。そこが惜しいところ。 これってゾンビじゃないですよね?強烈なドーピング。だけど臭っちゃうってとこが中途半端。元に戻れるんだから、やっぱ死体の再生じゃなくて、生体の最強化ですよね? アイディアは面白いと思います。でも、なんせ低予算。役者さんも頑張ってます。でも、限界が… それにしてもアルバトロスさん、相変わらすDVDのジャケットは本編とはイメージ繋がり以外の何者でもありませんねぇ…[DVD(字幕)] 5点(2009-01-10 20:06:39)《改行有》

39.  ディテンション 《ネタバレ》 む~、微妙!これ、90分使う必要ありましたかね?ネタ的には、ショートストーリーのオムニバスのうちのひとつって感じ。後半のゴーストバスターズ的展開がなきゃ、ホント30分で十分な内容です。 なにせ最初っから無理やりの展開ですよね。他人の手紙を勝手に読んで、言われるがままに夜中の墓地で宴会やらかしちゃうんだから。そりゃ霊じゃなくたって怒りますよ。「ポルターガイスト」もどきの派手な怪現象やら、サダコばりの女幽霊やら、演出も目新しいもんじゃない。変な研究者が一発解決しちゃったりね。 とは言え、暇つぶしには適当な作品かも。この手の内容がOKの方なら(それって自分?)そこそこ楽しめることは楽しめます。 でも、なんだか消化不良だなぁ。。。[DVD(字幕)] 5点(2007-12-21 01:56:49)《改行有》

40.  デス・ライナーズ 《ネタバレ》 人間の記憶力を増強し、経験や思い出を五感を伴いつつ再体験することが可能になるという新薬。医学は単に命を長らえるためだけではなく、もっと人生そのものを豊かにするために発展・貢献すべきとの発想。 そんな薬があれば嬉しい?いやいや、幸せな追体験は歓迎しないでもないけれど、誰だって嫌な思い出もある訳で、もしかしたら嫌なことの方が覚えていがちだったりするもの。それを五感を通じて再体験させられたら堪ったもんじゃない。なので個人的には冒頭の段階で「その価値観違うだろ」みたいな気持ちに。 そして治験開始。参加するのは経済的に問題を抱える学生中心なのは現実と同様かも。閉鎖された研究所で、集まった若者たちは互いの人生に共感しつつ友情や愛を育む?という青春ストーリーかと思いきや、物語は副作用による予知能力?(後の方で必ずしも予知ではなく不安の共有みたいな解釈も出て来ますが)の登場で思わぬ惨劇へと方向転換。そして激しい副作用で錯乱・狂暴化した最初の被験者パスカル登場。何故か殺人マシーンと化した男。 結果、アナ以外の被験者を始め、新薬の開発責任者やスタッフたちも全滅。吹雪が止んだ後に残ったのはアナとパスカルだけ。そしてパスカルは去って行く。という駆け足で唐突なエンディング。アナは駆け付けた警察に救助されるのかな?そして続編? 何とも尻切れトンボ。え?そこで終わり??って言う感じの大急ぎの幕引きに、唖然としてエンドロールを眺める自分が居ました。基本的なプロットは目新しさはないまでも決して悪くないだけに、もう少し何とかなるでしょ?と、勿体ない感が残る作品でした。[インターネット(字幕)] 4点(2023-11-20 11:09:24)《改行有》

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