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1. ティム・バートンのコープスブライド
良作。生きている花婿と死者の花嫁、この組み合わせで結末は必然的に想像できるのだが、やはりエミリーに感情移入してしまう。この映画全編を通じて一番表情豊かなキャラであるし。(最も半分以上ガイコツなので表情も何もないわけだが)エミリーがあまりにも魅力的(自分にはそう感じた)に描かれているため、ヴィクトリアがちょっと霞んじゃってる。いや、ヴィクトリアもいいキャラ(ヴィクターに対する一途さが嫌味にならないギリギリのライン)であるのだが、やっぱりもう少し掘り下げて欲しかった。ラストシーンは切なくも美しい。[DVD(吹替)] 8点(2006-10-28 16:55:06)
2. デイ・アフター・トゥモロー
正直微妙。ストーリー、画面ともどっかで見たような感じのオンパレード。ロスが竜巻で壊滅したり、NYが高潮に呑まれる様は確かに衝撃的なシーンではあるが、何か全体的にCGが嘘っぽく見えるのは失敗でしょう。狼とかなんだありゃ。ストーリーも父親が息子を助けに行くというのが要の部分だけど、そこに至るまでの父と息子の関係性が描ききれていない(量的に)のでイマイチ伝わってこない。別に特別な関係性がなくても家族愛ってそういうもんだって言われりゃそれまでだけど。あと日本のシーンはいらない。日本人客向けのサービスなんだろうがあれでは逆効果だ。でもDVD版で日本語吹き替えバージョン見るとちゃんと日本のシーンも吹き替えされてて笑える。5点(2004-10-06 11:32:19)
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