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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》 CGの発達は人から想像力を奪う、とどこかの映画レビューで書きました。ただし、イマジネーション豊かなクリエイターであれば別と書き直さなければなりません。そんなことを言いたくなるような怒濤のCG映像。「魔法」がこれほど見事に映像として表現された作品はないのではないでしょうか。その肝はいつも目にしている物や風景の変化。魔法によって津波と化した建物が襲いかかってくる様は見事。凄まじい映像体験ができます。その反面で、ストーリー展開や流れ、設定に関してはかなり甘い部分が多々見受けられたのが残念。その辺はアメコミサイズですね。しかし、デンマークの至宝、最近の安売り具合が哀しいやらなんとやら[映画館(字幕)] 7点(2017-03-07 11:11:02) 2. ドリームハウス 《ネタバレ》 かねがね展開が予想が出来る映画でした。一度目の種明かし、まあそうだろう、という想定の範囲内。二度目の種明かしで、そんな理由かよ、と肩すかしを食らうのがほぼすべての人の感想だと思います。ただ最後の最後で家族の絆を強調した場面では思わずほろり。そこで持ち直したのでこの点数。とはいえすぐ見たことを忘れそうな映画でもあります。[地上波(吹替)] 5点(2015-01-28 00:34:14) 3. 隣のヒットマン 《ネタバレ》 ミニマムな持ち味にくすっと笑えるドタバタコメディです。お隣に越してきたのは殺し屋。しかもマフィアから莫大な賞金をかけられていた。という困った状況に陥ってしまった小市民の歯科医が小狡く、でも間抜けな立ち回りで状況を引っかき回す。思いもがけぬ人物の乱入も相まって、それぞれの思惑が交差し、事態がどんどんややこしい方向へと転がっていきます。〆もこの手の話には珍しくまあ良い話で終わる、小粒ですが中々楽しい映画になっています。ふと思い出したのは三谷幸喜のマジックアワー。本来三谷幸喜がやりたかったのはこういったドタバタだったのでは? と思いました。[地上波(吹替)] 5点(2014-10-16 01:04:39) 4. トランスポーター 《ネタバレ》 人に厳しく自分に甘く、流されやすい(ついでに女の趣味に関しても?な)主人公がその性格のせいで事件に巻き込まれるというお話。スマートな禿頭の主人公にプロの運び屋らしい冷徹さ、運び屋として自分に課したルールを守る頑なさが垣間見える冒頭は良かったんですが、話が進むにつれてその性格のせいでグダグダグダグダと事件に巻き込まれていきます。最初の仕事で身の安全のために同一人から追加の仕事は受けないといっておきながら、次の仕事ではあっさり荷物運びを引き受ける。そのせいで車が大破。俺のルールが俺のルールがと嘆く主人公ですが最初になし崩しにしたのは自分自身。なんというか自業自得のしょーもないお話。ベッソンに期待しちゃいけませんね。[地上波(吹替)] 3点(2010-03-01 15:50:19) 5. トランスフォーマー 《ネタバレ》 ストーリーが最悪です。始終だらだらしていて無駄ばかり。おまけに笑えない小ネタを散りばめているので余計に鬱陶しい。退屈な前半30分が終わり、さあ物語が動き始めると思いきや、またさらにぐだぐだと小ネタを挟む。どうせなら人間との関わりは最小限にして、ロボットの戦いのみに視点を絞ったほうが面白かったのでは? そう思ってしまうほど後半の市街地の戦いは迫力がありました。逆に言えばそこしか見所がないトホホな映画だと思います。ロボットだけを見る映画だとか、ストーリーに触れるのは野暮だとか言われていますが、人間ドラマが主軸である以上ストーリーがまずいことに対しての単なる言い訳です。それなら最初から人間ドラマを主軸にしなければ良いだけの話しなのだから。[試写会(字幕)] 3点(2007-08-01 22:32:21)
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