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プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  トリプルヘッド・ジョーズ<OV> 《ネタバレ》  な、なんてこった・・・・・!  まさか、・・・まさか、・・・・誰も脱がないなんて・・・  いったい何を考えているんだ・・・  とまあ、それはさておき。今回最大の見どころは、なんといってもダニー・トレホVSサメ。  サメと戦うダニー・トレホを見られるのは、この作品ぐらいではないでしょうか。  サメの首をでかいナイフで切り落としちゃうダニー・トレホ。  その直後に食べられちゃうダニー・トレホ。  いやー、作り手のみなさん、よくわかってらっしゃいますね~。ダニー・トレホの正しい使い方!  ちなみに、オープニングはともかくとして、前半すごく真面目です。  チョーB級映画なのに、A級っぽい雰囲気作ろうと必死です。  でも研究所が襲われたあたりから次第にボロが出始めて、本来の自分を取りもどしはじめます。  『はっ!そうだ・・・オレはB級映画だった・・・。何をかっこつけていたんだ・・・』  そこからは、後半、そして終盤になるにつれ、登場人物達の知能指数は急下降。見事なまでに下がっていきます。  なにせ誰も本気で生き残ろうなんて考えていません。(多分)  『さて、どうサメに喰われてやろうか?』みんなそればっかり考えています。(多分)  だから前半は退屈ですが、後半はもっと退屈です。  でも、こーゆーバカ映画が作り出す退屈な雰囲気、結構好きなんです。  前半を我慢すれば、中盤以降はきっとあなたが見たいものを見せてくれる、そんな映画です。[DVD(字幕)] 6点(2024-06-07 22:45:51)(良:1票) 《改行有》

2.  飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 《ネタバレ》  『悪魔のいけにえ』の良さや怖さっていうのは、レザーフェイス単体にあるのではなく、ソーヤー一家の狂気と共にあるんじゃないかな。  もちろんレザーフェイスはソーヤー一家の象徴のような存在。  彼なくして『悪魔のいけにえ』は語れない。  でも彼だけでも『悪魔のいけにえ』は語れないのです。  で、副題の『レザーフェイス一家の・・・』っていうのはどうなの?って思った次第ですが、・・・なるほど、あなたが家族に加わるわけですね。  でもあなた、会ったばかりの従妹に友人殺されてますが、それはいいんですか?  1人は完全にレザーフェイスにやられちゃってるし、2人は事故死だけどレザーフェイス絡みの関連死のようなもんだし。  友人や恋人が死ぬ原因となった相手をよく許せますねー。  ストックホルム症候群というやつか?  確かに街の人間はクズですが、そもそも悪いのはソーヤー一家ですからねー。  レザーフェイスが出ているだけで、中身はただのスラッシャー映画。  リメイク作品ではテキサス・チェーンソーのほうがオリジナルの怖さを踏襲していると思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2024-04-14 20:14:12)《改行有》

3.  鳥(1963) 《ネタバレ》  もったいぶるなぁ。事件が起きるまでおよそ1時間。・・・もったいぶるなぁ。  まあ、そのもったいぶりかたが嫌いではないです。  もしかすると、前半はラブロマンスみたいな雰囲気をあえて出したのかな。タイトルもThe Birdsだったから、まさかホラーとは思われないかもしれない。当時予備知識無しで映画館で見たひとたちは、さぞかし度肝を抜かれたことでしょう。そう、これは後の時代にDVDやらで簡単に鑑賞できるということを想定して撮られたものではないのです。当時リアルタイムで、予備知識なしで、何の心構えもなく油断した人たちをあっと驚かせるような、そんなエンターテイメントムービーの先駆けだったのでしょう。きっと。  つまりは、あの前半の甘ったるい恋愛パートは、ただのミスリードなのです。『愛の鳥』もミスリード。ああ、これは恋愛ものなんだと、観る人を油断させるための『愛の鳥』なんです。そこからあの惨劇。何も知らずに見ていたら・・・。  そもそも鳥が人を襲うようなパニックムービー自体が当時としてはかなり斬新だったのではないでしょうか。  CGがない時代に、この映像はいったいどうやって撮ったんだという映像が盛りだくさん。  今まで撮ったことがないであろうジャンルの映画を、この完成度で仕上げるのはまさに天才です。  今のように数多くの映画があふれている時代でもなかったでしょうから、お手本になるような映画も無かったんじゃないかな。  こーゆーパニック映画のパイオニアとして、この作品を世に送り出したヒッチコックの功績は極めて大きいと言えるでしょう。  ヒッチコックの映画のなかではこれが一番好きかもしれないなぁ。パニックものが好きという、個人的嗜好もありますが。  作品の出来自体は7.5点くらいなのですが、ヒッチコックの他作品との差別化を図る意味も込めて8点で。  面白かったです。[DVD(字幕)] 8点(2023-09-05 02:19:26)(良:1票) 《改行有》

4.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》  他作品のパクリとか、そんなのはあまり気にしません。結果、映画が面白くなるならそれでよい。  ただ、この映画、前半は良いんですが後半が圧倒的につまらない。誰が何の目的で今何をしようとしているのかがごちゃごちゃしてよくわからない。敵のボスを倒せばよいの?ロボットたちの機能を停止させればよいの?なんかいろいろお互いに画策していたようですが、結局安直に爆破して終わりって。なんか拍子抜けです。  この手の映画は最後にカタルシスとか達成感とか、そーゆーものを感じさせてほしいものです。  それがダメなら映像面で楽しませてほしいのですが、それもいまいち。  いや、映像技術はオリジナルより格段に上なのですが、映像面でもワクワクさせてくれたのはオリジナルのほうなのです。まあ多少思い出補正はかかっているかもしれませんが。  いつ火星に行くのだろうかと思っていたのですが、結局火星には行かないストーリーだったのでそこもがっかり。  ヒロインも、敵の性悪女幹部のほうが絵的に美しいってどーなの?ミスキャストじゃないですか?どちらにせよヒロインに華がないのは致命的です。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-07-06 01:42:46)《改行有》

5.  ドリームハウス 《ネタバレ》  だいぶ早い段階で、  『これはあれかな~……よくある主人公の妄想パターンかな……』  と勘づいてしまう。  ウィルと他の人たちは交流があるけれど、ウィルの家族とはだれも触れ合うシーンが出てこない。2階にいる奥さんに挨拶に来るようウィルが呼びかけても、奥さんはなぜか降りてこない…。1つ1つがあまりに不自然。  まあそれもそのはずで、そのミステリーは中盤くらいでさっさとネタバレされてしまいます。  できれば、その中盤で一回上手に驚かしてほしかったところです。  メインのストーリーはそこから先。ズバリ、真犯人は誰なのか…!  これ最後のほうでウィルの妄想でしたーっていうオチだったらウィルが犯人で、それこそ救いようのないお話だったと思います。  家族がもういないという悲しい事実は覆せませんが、ウィルが犯人ではないという一応の救いが用意されていて良かったです。  ちなみに真犯人が誰なのか?これは前半に比べるとなんともパンチの弱いストーリー展開です。  それにどー頑張っても家族は戻ってこないことがわかっているので、これはなかなか見るのが辛かったですね…  そしてここで他の方のレビューを見るまで、恥ずかしい話真犯人の動機が実はよくわかっていませんでした。  ってゆーか人違い殺人なら動機なんてねーじゃねーかよ!そこ一番大事なとこなのに~  そんでなんか2人組で、一人はお隣さんの感じの悪い旦那ですが、もう一人は・・・・誰?こんなやついたっけ?で、勝手に仲間割れしているし・・・  見ているときは、この二人の動機と関係性がよくわからないままグダグダに映画が終わっちゃった印象です。  ・・・私の理解力が低いのか・・・?いや、そんなはずは・・・(;・∀・)[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-09-26 05:39:13)(良:1票) 《改行有》

6.  トランス・ワールド 《ネタバレ》  最初はホラーかと思ったのですが、すぐに違うと気づきます。  ああ、きっと『世にも奇妙な物語』系のサスペンスなんだろーなと。この人たちはきっと死んでいるんだろーなって。  で、その予想は当たっていたわけですが、まさかの血縁関係、これは予測できず。  非業の死を遂げた一族が、時代を超えて一堂に会するというのはなかなか面白い設定です。そしてその事実をすぐには明かさない。伏線をはり、違和感を演出し、驚きとともに真相に近づいていくストーリー展開が興味をそそられます。  そしてその目的が『未来改変』っていうのも私が好きなジャンルです。  ただどうしても未来改変ものとなると、『バタフライ・エフェクト』を考えてしまいますので、戦死するはずの祖父を助けてしまったら、ここにいる人たちはサマンサ以外消えてしまうのでは、・・・、と、どーしてもそこが気になりますね。  まあ、そーゆー細かいことに目をつむれば、非常によくできたサスペンス。  『クラシックな車でかっこいいね。』『そのダサいジャケットを貸せ。』『これ最新モデルなんだけど』などなど、小さい伏線に後から気付くわけです。これもう一回見直して伏線チェックしてみると面白いかもしれない。新しい発見がありそう。  ガソリンスタンドのおっちゃんは神様か何かなんでしょうかね?  やたら強盗二人の女の人生修正しようとしますが、男のほうをなんとかしたほうが良いんじゃないだろうか?もしかしてここは笑いどころなのか??[DVD(字幕)] 7点(2022-07-20 07:47:47)(良:1票) 《改行有》

7.  ドライヴ(2011) 《ネタバレ》  これは掘り出し物を見つけた!すごい面白い映画だ!と興奮していたら、たくさんの方がレビューされていて、実は有名な映画だったというね。私が知らなかっただけでした。  まずライアン・ゴズリングが最高にかっこいい。余計なことは何も言わない。でもなすべきことは完璧にやる。このスタンス憧れます。私もこうなりたい。どちらかと言えば余計なことを言ってしまいがちな自分を、この映画の主人公みたいに変えてみたい。  極力BGMを抑えた演出も好き。アメリカ映画っぽさがなくなり、とても硬派でリアルな雰囲気になります。  キッドはどこから来たのか?もともと何をやっていた人間なのか?車の整備工場で働きながらカースタントのアルバイトもしているのに、なぜ犯罪に手を染めているのか?そーいった説明は一切なし。  いつもだったらその辺はっきりさせてくれないともやもやするんですが、不思議と今作では気になりません。むしろ背景を語りすぎないのも良いもんだとすら思えてしまう。きっと主人公がずっとそーゆーオーラを出し続けているからでしょう。  まったく予備知識なしで鑑賞したものでして、レースに出るという話になってからちょっとしたサクセスストーリーを期待しちゃいました。『だからドライヴなのか。』と妙に納得しかけたところで、話は全然違う方向へ転がり始めます。だから全く先が読めなくて、終始ハラハラした緊張感を味わえました。  それにしてもただのビジネスパートナーくらいにしか思っていなかったこの人たちと殺しあうことになるとは・・・  ヒロイン役のキャリー・マリガンも最高にかわいくて、あらゆる面で隙がない映画でした。[DVD(字幕)] 8点(2022-07-06 14:53:52)(良:2票) 《改行有》

8.  ドリーム 《ネタバレ》  麦は踏まれて強くなる。トマトもストレスをかけるとより甘くなるらしい。  この映画を見ていて、やはり人を育てるのは逆境なのだろうかと強く思いました。おそらくかなり誇張されてはいると思いますが、恵まれた環境で仕事をしている白人たちの無能さが、優秀な黒人女性3人との対比によって浮彫りにされています。  ゆとり教育は終わりましたが、相変わらず子供をとてもか弱き生き物として、傷つけぬよう大事に大事に温室栽培。親も教師も叱ってはならない方向に舵をきっている日本の将来が不安でなりません。ちょっと映画の感想とは離れてしまいましたが、今作を見ながらそんな感想を持ってしまいました。  そして1960年代と言えば人種差別がまだまだ健在だった頃。今作も例外ではありません。有人飛行の成功よりも、キャサリンの涙ながらの心の訴えのシーンが一番心に残ります。  不当な扱い、不平等が当たり前の世界。そんな中自分たちの才覚と努力だけで周りを認めさせ環境を変えていく3人の女性たち。この3人の活躍なくして、今のアメリカは無かったと思えるくらいの説得力を感じます。実話に基づいているとはいえ、この脚本、ストーリー構成は見事すぎます。  ただでさえ情報量が多いので、再婚のエピソードはなくても良かったかもしれません。もちろん『キャサリンは決してスーパーマンなんかじゃない。ささやかな家族の幸せと権利を望むだけの一人の女性なんだ。』と、印象づけるのには成功していると思えます。  ですがそれはトイレから戻ってきたキャサリンの涙ながらの訴えのシーンや、二人の同僚の権利を求める闘いのエピソードで十分に描けていると思います。  それにしても自省の意味もあるとは思いますが、ここまで当時の白人至上主義をクソミソに描いた映画を製作するなんて、アメリカって実は懐の深い国なんですね。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2022-06-14 00:09:50)《改行有》

9.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》  長尺ですが長さを感じさせない映画。それぐらい映画に入り込めました。  いや、やっぱ少し訂正します。前半30分がややだるい。状況説明が複雑というよりは、映画にするには情報量が多すぎる気がします。ですがここは気合入れて見とかないと、面白さが半減するのではという強迫観念から集中して見ました。  さて、今作の魅力はなんといっても二人の主人公。敏腕ジャーナリストのミカエル。天才ハッカーのリスベット。この二人の何やってるかはわからんのだけど、なんだか超頭脳プレーやってる感じがたまらなくかっこいいのです。  ミカエルは登場時あんまぱっとしません。なにせなんか記事で訴えられて、敗けて、賠償金で窮地に立たされているわけですから。だからあんま有能には見えない。ですが実は切れ者というのが徐々に見えてくるわけです。マイナスイメージからのスタートなので好感度は上がる一方。  そしてミカエル以上に魅力的なのがリスベット。ミカエルも優秀だが、リスベットは更にその上をいく天才。そして天才ハッカーでもある。でもリスベットの人生は最悪そのもの。父親、後見人、出会う男性は鬼畜ばかりで男性不信になるのも必然。  そんな警戒心むき出しのリスベットに仕事の協力を依頼するミカエル。この展開がアツい。  ある意味ライバルに近い関係だった二人が手を組み巨悪に立ち向かう。まさかこのエゲツないストーリー構成で、まさかのコテコテ少年漫画的激アツ展開を誰が予想できましょうか。  そしてそんなリスベットがミカエルに少しずつ心を開いていく様子がまたたまらないのです。  ベッドで仕事モードに入ったミカエルがリスベットのパソコンをのぞき込もうとすると『もう少し触ってて』とリスベットが実にさりげなく甘えるシーンがあります。あまりに何気なさすぎて、それが激萌え。ツンデレここに極まれりです。  ホラー&サスペンスのスリル、知的好奇心を刺激されるミステリー、そして究極のラブロマンス。そのすべてがこの映画につまっていて、これは忘れられない映画になりそうです。  ラスト20分。リスベットが何をやっているのかはわかるのですが、誰のためにやっているのかがよくわかりません。結局自分のため?分散させた口座はリスベットの口座なの?その辺最後もやもや・・  そして大絶賛されている恋のゆくえですが、成就してほしいと願っていた私としては凡作に成り下がっても構わないので、リスベットとミカエルにくっついてほしかったのです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2022-06-11 02:47:29)(良:1票) 《改行有》

10.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE 《ネタバレ》  昔の特攻野郎Aチームを見たことはありません。だからなのか、純粋にアクションコメディとして凄く楽しめました。  決して順風満帆とは言えないストーリーなのに、終始楽しそうなメンバーが良い。1人1人の能力が高く、どんな逆境でもはねのけていくのが爽快。裏切りや黒幕の正体など、ストーリーも面白い。  そしてなんといってもこの映画ならではの見どころがあります。  予告で見たことがあるのは戦車のシーン。予告で見たときはなんてバカな映画なんだと思ったものですが、実際映画の中で見てみると、バカバカしくも必然性を感じるからすごい。  戦車も笑ったのですが、更に面白かったのはスクリーンから飛び出してくるリアル3D。マードック大尉を脱獄させるシーン。ここは爆笑必死です。  最後はハンニバルのおかぶを奪うフェイスの頭脳プレーで見事にリンチを捕獲。これで自分たちの汚名をそそぎ、軍に復帰・・・かと思いきや脱獄の罪で再び逮捕。無実の罪で投獄されても、脱獄したらその罪に問われるってなんだそりゃ。どーせおバカコメディなんだから4人が復帰して新たな任務で活躍するような終わり方でスッキリさせてほしかったです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-08-29 22:52:02)(良:1票) 《改行有》

11.  トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男 《ネタバレ》  正直見ようかどうか迷った作品。なぜなら伝記もののようなお堅い作品は娯楽ばかり求めている今の自分には向いていないと思ったからです。で、そんな精神状態で見た本作ですが、これがなかなか面白かった。純粋に映画として面白かったです。  赤狩りを題材にした映画は数多くあります。そんななか、これは割とソフトに描かれたほうかもしれません。ですが実際には共産主義というだけで財産を失い、家族を失い、無実の罪を着せられて投獄された人々がたくさんいたわけですから、恐ろしい時代だったのは間違いありません。  で、この映画の良かったところは、そんな時代背景を色濃く映しながらも、負の側面ばかりをとらえなかったところにあります。  トランボという希代の天才脚本家の壮絶ながらも輝かしい人生。あくまでそれがメインなので、ある種のサクセスストーリを見るかのようなカタルシスを感じることさえできます。  その一方で、『ローマの休日』や『スパルタカス』といった名作が生まれた背景にそんな事情があったなんて、この映画を見なければ知る由もなかったでしょう。  政治的弾圧を受け不当に投獄されながらも名作を生み続けたトランボ。  信念を貫く一方で家族を愛し、隣人を愛し続けたトランボ。  その人間の偉大な功績とそこに至るまでの軌跡を描いた物語。  私の知識不足のため、時代背景やストーリーが完璧には理解できていない可能性があるため7点とさせていただきますが、これは映画としても映画史的資料としても貴重な映像作品だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2021-08-18 03:24:40)(良:1票) 《改行有》

12.  トロン:レガシー 《ネタバレ》  クソつまらない。とゆーかよく意味がわからない。  前作を視聴しているのが前提なのでしょうか。  クルーって誰?トロンって誰?アイソーって何?グリッドって何?ユーザーって何ー??  説明不足のまま、話はどんどん先へ進んでいきます。  どうやら『黄色い光の人たち』と『白い光のひとたち』は仲良くないらしい。ってことぐらいしかわからないんですけど。  でもさすがに途中からは少しずつ、ぼんやり前述のいろいろが何を指すのかがわかってきます。  そして、わかってきたうえで、あんま面白いストーリーではないなと改めて感じるわけです。  最初に父親だと思っていた人は『クルー』と名づけられたプログラム。どうやらこの『クルー』がゲームの世界から人間界に出陣するため、父親のマスター・キーを狙っているらしい。父親はそうはさせまいと身を隠す。そこで『クルー』は父親を見つけるために息子のサム・フリンをポケベルでおびき出す。  だったら、最初にサムがゲームの世界に来たときに、死ぬかもしれないようなゲームに参加させちゃうってのはダメじゃない?  それにやたら『完全なるシステム』を声高に謳っていましたが、完全なるシステムを構築したと言い張るなら、演説は必要ないでしょう。みんなクルーに従うプログラムなんですから。  で、このコンピューター内部の世界ってのが、最初こそ凄いかっこよくてわくわくしたんですが、そればっかりだとやはり飽きてきちゃうんですよねー。同じ景色。同じ色。もっと色彩プリーズ。  ゲームの世界に入っちゃう序盤。そこから怒涛の『ディスクバトル』と『バイクバトル』。この辺りまでは最高に面白かっただけに、ずっとそのノリでいってほしかった次第です。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2021-05-19 06:27:57)(良:2票) 《改行有》

13.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》  人さらいが母親のふりをして子供を育てる物語。はっきり言って凶悪犯罪ですが、そこはディズニー。うまいことライトでポップな感動エンタメムービーに仕上げています。  高評価のため期待値を上げての鑑賞。そのためか、面白かったのはその通りなのですが、『期待を超える』作品とまではいかず。  そもそもミュージカルが苦手な自分。特に序盤は歌ばかり歌ってあまり物語りが進まないので少々だるい。  フリンとラプンツェルが出会ってからは歌が減り、コメディテイストが強くなる。二人の掛け合いは面白く飽きません。  『恋愛は付き合うまでが面白い』と誰かが言っていましたが、この作品もまさに二人の心が寄り添うまでが面白いです。最初反発し合うのはもはやお約束ですね。  2人が城を目指し塔を出てからはコメディ要素に加え、アドベンチャー、そしてアクションの要素も加わり、面白さが加速。この辺から歌もあまり気にならなくなります。歌が物語に自然と溶け込んでいる感じがします。  スタビントン兄弟や城の兵士たちとのおっかけっこはスピード感があって、アトラクションのよう。アニメーションは文句なしのクオリティ。空飛ぶ灯篭が有名ですが、私はラプンツェルの髪が光る映像の美しさに圧倒されました。あの髪の質感と光の表現力はもう髪だけに神の領域かと・・・。  終盤、ラプンツェルが突然過去の記憶を思い出すのはあまりにも都合良すぎ。そこは大事なところなので、もう少し説得力のあるエピソードを用意して欲しいところです。  瀕死のフリン・ライダーがラプンツェルの髪を切るシーンは感動の名シーン。これは子供向けだと馬鹿にできないと思いました。  まさかこのままフリンが死んでしまったら、21世紀になってディズニーも随分と変わったもんだ思ったのですが、そこはディズニー。ファンタジーパワーで当然復活。悪だけが滅び、お約束のハッピーエンドが待っているのでした。  ただ、ヒロインはラプンツェルですが、ヒーローはマキシマスかも・・・[ブルーレイ(吹替)] 7点(2020-12-23 14:32:35)(良:1票) 《改行有》

14.  ドライブ・アングリー3D 《ネタバレ》  ニコラス・ケイジが出るアクションやサスペンスはだいたい見るようにしているので。  普通のバイオレンスアクション。かと思いきや、なんか人外のものが暴れまわる話。  ジョン・ミルトン(ニコラス・ケイジ)は何故死んだのか。どうやって現世に復活できたのか。神殺しの銃とは何なのか。監査役とは何者なのか。一切の説明がなし。すべてご想像にお任せします状態。ここまで開き直りまくりのまる投げ状態だと逆に清々しいというかなんというか。まあ、ザ・バカ映画って感じで。  ただB級グルメに位置する作品なんでしょうが、そこまでおバカに徹する気もないみたいでして。  復讐劇であり、救出劇。そしてニコラス・ケイジの要所要所での迫真の演技。ミルトンの過去の独白なんか、どーゆー気持ちで見ればよいのか。おそらく、ストーリーに深みを持たせようとか、そーゆー気持ちは製作側にあるんじゃないだろーかとも思われるわけです。ですが演出やCG、展開はバカ映画そのものでして。なんともちぐはぐな作品になっています。  ですので、復讐劇ならではのカタルシス、救出劇ならではの爽快感、そんなものとは無縁の作品となっております。  ミルトンを追っかけていたマッド・ポリスの方々が最後まで絡んできて、三つ巴戦とかにしちゃえば、もうちょっと盛り上がったかもしれないですね。それからジョナ・キングでしたっけ?ミルトンの相手をするには、ラスボスとして小物すぎた印象。悪役にもそれなりのカリスマが必要ということでしょう。  最高に良かったのは監査役。ヒロインはいまいち。[DVD(字幕)] 6点(2020-12-06 13:38:20)(良:1票) 《改行有》

15.  10日間で男を上手にフル方法 《ネタバレ》  古き良き時代のラブコメ。といっても2003年ですが。いや、17年前か・・・。当時見たときは新しく感じたものですが、今見るとなんとなくファッションとかヘアスタイルとかやや時代を感じるかも。  個人的にはケイト・ハドソンが一番かわいかった頃の作品。ファンにはたまらない作品でしょう。  この作品はキャストがまず魅力的。脇を固める面々も良い。それぞれの友人が良い味出しているんですよね。メインの味ではないですが、隠し味。複数の隠し味が絶妙にからみあって、終始飽きない味わいのコメディ作品が出来上がっています。  また、脚本が良い気がします。『絶対別れられない男』と『別れを切り出すように仕向ける女』。アンディのほうから別れを切り出すのは、おそらく雑誌の主旨と反するためできない、という隠れルールが絶妙。あの手この手で嫌な女を演じるアンディに、ひたすら我慢するベンの様子がただただおかしい。  ドタバタコメディより、こーゆーストーリーがしっかりしているコメディのほうが好みです。  『勝手に部屋の模様替え』『お肉食べられない』『プリンセス・ソフィア』『セリーヌ・ディオン』『ポーカー』など笑いのセンスはかなり良い。下品すぎないところも高評価です。[DVD(字幕)] 8点(2020-07-29 03:21:12)(良:1票) 《改行有》

16.  ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》  ちょっと不思議の国すぎるなあ。どうして『魔術』とかになると、むつかしい世界へ行こうとするのだろう。もっとわかりやすくていいのに。  いや、途中まではわかりやすくて良かったのです。なんか、『鏡の中の世界』みたいなやつと、『暗黒大王』みたいなやつ。この辺がわかりにくい。  『鼻持ちならない傲慢外科医、事故にあう』⇒『外科医に復帰したいので、魔術にすがる』⇒『立派な魔術士に』⇒『悪い奴をやっつける』⇒『今日から君もアベンジャーズだ』  これだけでよかったのに。  やれ『結界』だ、やれ『時間の概念』だーとか、いらんです。  シンプル・イズ・ベスト。  リアルな世界に起きる、ちょっとだけ非リアルなアドベンチャー。そしてヒーローアクションがあれば十分なんです。  この映像技術があればシンプルな勧善懲悪ストーリーにするだけで絶対面白いんだから。  ドクター・ストレンジの人物像は賛否両論。やや否が多い気がしますね。まあ、彼が好かれないのはわかります。  個人的には、インテリで傲慢。でも良識があり優しい。そんな相反する性格を持ち合わせている人間臭い感じが、スタークにちょっと似ていて好きですね。  ストレンジとウォンとの漫才はかなり面白い。マントもナイスキャラ。  最終決戦がまさかの『根くらべ』。意表を突かれましたね。『地球から出て行かないと永遠に繰り返すぞー。』『もうやめてくれ。』って、まるでコント。魔術の世界は奥が深い・・・。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-04-16 21:23:04)(良:1票) 《改行有》

17.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》  これはもう映画の出来がどうとかいう問題じゃないです。ジャッキー・チェンとジェット・リーの共演。これに尽きます。ジャッキーとジェット・リーのバトルが見られるなんて嬉しすぎるじゃないですか。  それにしてもジャッキー。老いたとはいえこの体さばき。さすがです。  ストーリーは『ベスト・キッド』、いや、『史上最強の弟子ケンイチ』か。わかりやすい成長サクセスストーリー。テイストはファンタジーアクション。で、RPGの要素もあり。結構盛り沢山ですが、単純に楽しめる内容なのが逆に良い。  仲間はジェット・リー、ジャッキーに加え、謎の美少女拳士。もの凄いご都合主義で、有無を言わさず増えていく仲間たち。そして皆わけもなく協力的。ジェット・リーはともかく、残りの2人がなぜ力を貸してくれるのかは全くの謎。更には主人公の修行が終わるまで敵は襲ってこないという徹底ぶり。  でもそれでいーんです。  これはそーゆーエンターテイメント。  お約束の連続。既視感満載のストーリー展開。わかりきったオチや趣向を楽しむ、そーゆー時間なのです。  いじめっ子をやっつけるのも期待通り。期待以上のものはないけれど、期待通りでスカッとできる。  ラストは転生したスパロウと出会ってめでたしめでたし。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-19 07:29:19)《改行有》

18.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》  『2』よりかは明らかに面白くなった3作目。  『1』同様、運ぶのは謎の女性。手には爆弾ブレスレット。車から離れちゃうと爆発しちゃうっていう単純すぎるアイデアが意外と面白い。この制約を上手く利用したアイデア演出は結構自分好み。その中でも、電話でおびき寄せられた隙に車をとられちゃうエピソードが面白すぎます。狭い街中なので、あまりスピードが出せないという状況を利用して、フランクにチャリで車を追いかけさせる、この追いかけっこがなかなかにスリリングで手に汗握ります。  もうひとつはラストの電車バトル。ここでもブレスレットの制約が上手く効いています。結果、車で電車へダイブ。すばらしいぶっとび演出。そしてラスボス、ジョンソンの圧巻の最期。そうそう、憎たらしい敵の末路はこれぐらい壮絶なほうがカタルシスを得られるってものです。私が見たいのは、まさにこーゆーアクション映画なのです。『ハラハラする。』『スカッとする。』この2つが満たされていれば、アクション映画としては成功です。  こーゆーエンタメ重視のアクション映画なればこそ、多少の粗は目をつぶります。ですが、どうしても1点、気になったところを。湖からの脱出。果たしてタイヤ2個分の空気で車が浮くものなのか。う~ん。  で、ヒロイン?この人が途中から突然ウザキャラに変わっちゃって、大分イライラします。私だけ?不自然なくらい邪魔ばかりするのが目に余ります。そして最期まで何の役にも立たない。こーゆーウザキャラだからこそ、意外な活躍をさせると面白いのに。  最後にアクション。さすがにカットが細かすぎません?目が疲れます。もっと正当なやり方でスピード感のあるバトルを演出してほしいものです。  [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-10-12 05:58:14)《改行有》

19.  トランスポーター2 《ネタバレ》  2作目にして早くも『トランスポーター』というタイトルはどうでもよくなってしまった作品。  まあ、でも良いんです。タイトルとの整合性なんて。それなりに楽しく見られる、それが大事。なぜならこれはエンターテイメントだから。  ジェイソン・ステイサムはかっこいいし、アクションはスピーディ。子供とのやりとりは微笑ましいし、ストーリーは安直ながらもわかりやすい。新しさなんてもちろんないけど、火サスや時代劇を観るときのような安心感があります。  本来、こーゆー作品好きなんですが・・・後半になるにつれ、演出、展開がどんどん雑になるのはなぜ?女ヒットマンなんかボス級の存在感でターミネーターみたいだったのに、あの死に方は何?後半の一番盛り上がるべきシーンの、あまりにチャチなCGは何?こんなチャチな映像にするくらいなら、飛行機バトルなんかやめときゃ良いのに。後半の盛り上げて欲しいところで逆に盛り下げちゃってます。  空気感染するウイルス。だとしたら、お父さん、あんな大勢の中を堂々と歩けば、凄い勢いで爆発的に感染が広まっちゃう。あれっぽちの解毒薬じゃ全然足りないよー。どーすんのー。と、思っていたら、何事も無かったかのように事態が収束しちゃってます。B級エンタメってすげーぜ。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-30 00:35:22)《改行有》

20.  トランスフォーマー/最後の騎士王 《ネタバレ》  これだけ映像とキャラクターがいかしているんだから、もっとすっきり爽快な勧善懲悪ストーリーにしちゃえば良いのに。  『クインテッサとメガトロン、その他大勢が悪い奴。地球のエネルギーが吸い取られちゃう。よーし、オートボット、ダイナボット、騎士、軍隊、力を合わせて闘うんだ』ぐらい単純明快なストーリーのほうが楽しめると思うのです。  オプティマスプライムの洗脳、裏切りなんていらないよ。『1』から見ているから、悲しくなるだけです。オプティマス・プライムはいつも人類の味方でいなくちゃ。  そして人類もいまだにオートボット狩りってありえないでしょ。これだけ何回も地球を救ってもらっといて何を考えているのさ。  人類に何度も迫害されて、仲間を殺されて、それでも人類に寄り添うオートボット達のほうがもはやどうかしているような気さえしてきます。  こうなってくると、『1』は本当に良かった。ワクワクしたし、ドキドキした。若い主人公とオートボットたちの友情も良かった。『2』も全然許せる範囲。『3』はいまいち。『4』『5』は論外。  なんか続編があるかのようなラストでしたが・・・さすがにもう見ないかもしれないです。  [ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-08-12 02:47:41)《改行有》

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