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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  南部の人 《ネタバレ》 ザカリー・スコットとベティ・フィールドの夫婦が玄関先のポーチに二人並んで腰を下ろして語り合うシーンが幾度もある。 空の星を、あるいは家の前の川をみつめながら。 暖炉の炎をみつめながら顔を寄せ合う家族のショットなどと共に、アメリカ映画的な情緒が溢れている。 雨が降り出す中、意固地な祖母はポーチの揺り椅子に座ったまま、屋内には入ろうとしない。 画面手前の屋内でテーブルを囲む夫婦と姉弟、そして画面奥で雨に濡れている祖母というルノワール的な縦構図のショットは、 そのうちに祖母が家族の輪に加わるだろうことを示す。 寄り添ったり、殴り合ったり、身体の触れ合いが充実した作品だが、それは人同士だけに限らない。 雨に濡れる、川に浸かって魚を獲る、土地を耕す、綿花を摘む、大地に突っ伏して嗚咽するなど、自然とのスキンシップも同等である。 河に流された牛を助けようと苦闘するクライマックスは、過酷さと共に『素晴らしき放浪者』的な大らかさも同居している。[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2016-12-24 00:05:43)《改行有》

2.  長い夜 《ネタバレ》 舞台はアパート4階。その自室にヘンリー・フォンダが立て籠もる。表通り下方からのライトが屋内にノワール風に肥大化した影を作り出している。 時折唐突に乱射される銃による弾着によってシーンの緊張が高まっていく。同時にそれはひび割れた鏡を画面に導入させる役割を果たし、 銃撃のショックで半開きとなったクローゼット内に貼られたヒロインの写真や散乱した小物から回想シーンへと橋渡す役割をも担う。 部屋を包囲する警官隊の配置も、階段の高低差がとり入れられる事によって立体的な空間が組織されているのがいい。 ヴィンセント・プライスのアクの強い相貌とキャラクターがヘンリー・フォンダの実直なイメージと好対照を為し、不気味な存在感を放っている。 危険な階段落ちもこなして出色だ。そしてラストでビルを駆け上って行動するヒロイン、バーバラ・ベル・ゲデスも可憐である。 劇中で幾度も用いられる小道具である煙草もまたエピローグで印象的な使われ方をしており、実に粋である。[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2016-12-22 00:12:23)《改行有》

3.  ナイト&デイ 前作でも気になるクロースアップ過多はスターへの配慮というのは勿論了解するにしても、場面展開の快調なテンポを相殺してしまうくらいの単調さ。(おまけにヒロインの魅力まで損ねている。) 特に上半身主体で行われる閉所内でのアクションはもっと寄り引き織り交ぜて撮って欲しいところ。 航空機内での格闘動作はかろうじて把握できるが、下半身を用いる羽交い絞め脱出術などはバストショットで撮ってもまるで芸が無い。だから、列車内でキャメロン・ディアスが殺し屋の拘束から逃れた瞬間に殺し屋の胸に深々と包丁が刺さるというアクションの流れもよくわからない。 その反面、視覚加工を加えたカーチェイスシーンなどは見事な出来になっている。 後方から接近してくるバイク~遮蔽物~宙を舞う無人のバイク~ボンネットに取り付いてくるトム・クルーズの笑顔、その絶妙のタイミングと外連味。 同じく、武器売人のアジトで手下が次々とロープで首を吊られていくショットのアクション感覚や、トム・クルーズの見事な走りと跳躍が活きる屋根伝いの逃走アクション。 そしてバイクチェイスから高架下へのダイブ~桟橋へのジャンプまで、一連の体当たり的アクション繋ぎのスピード感はクライマックスに相応しく爽快。 ドアミラーに映るジェット機、列車の窓に残った指文字の跡などの小技も楽しい。 [映画館(字幕)] 7点(2010-11-10 18:39:19)《改行有》

4.  NINE(2009) 《ネタバレ》 冒頭の暗いスタジオ内、パパラッチの追跡を撒いた後の噴水の場面、マリオン・コティヤールの眠る寝室の場面など、ナイトシーンの落ち着いたブルーの画調などは見栄えするが、肝心のミュージカルシーンの細切れ編集はあまりに反射運動的で欲求不満が溜まる。編集効果に寄りかかったまやかしの躍動感はその場限りで、ダンスの画面としては印象に残らない。また構成的にも、中盤の「シネマ・イタリアーノ」などは妻との不和のシーンに前後を挟まれるなど興奮が持続しない。ラストのスタジオ内セットも、舞台的な横位置の構図で奥行きを欠く。縦構図のスペクタクルであった『8 1/2』とは大違いだ。時間表現も不満。寄せる波で二年の空白を表現するが、ダニエル・デイ=ルイスは絶えず画面に映りっぱなしのため、キャラクターの変化が効果的に見えてこない。多少なりとも成長や変化を描くドラマをみせる場合、不在の時間をつくるのが鉄則だと思うが。このため、ドラマはメリハリがなく、映画はエンディングナンバーに到ってようやく高揚する。ラストの掛け声(『ホワイトハンター ブラックハート』だね。)と共にスタートする二度目の「シネマ・イタリアーノ」。劇中では神妙で悲しげな表情ばかりだった女優たちのリハーサルのショットがインサートされ、その本番外の魅力的な笑顔と音楽の融合にようやくほっと出来る。[映画館(字幕)] 5点(2010-05-01 11:14:22)

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