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1. 21グラム
Life goes on...「それでも人生は続いていくんだよ」『メメント』のように崩壊したいくつもの時間軸の中でもがき続ける2人の男と1人の女。自身の幾つもの過去を神に懺悔するも、事故を起こし3人もの命を奪った敬虔なキリスト者。麻薬中毒から立ち直り、その幸せな人生の最頂点で最愛の家族を失った被害者。余命1ヶ月の宣告を跳ね除け事故で死んだ男の心臓で生きる男。誰もが悲しく残酷な運命に直面する。しかし泣いても叫んでも逃げてもどうやっても人生は続く。どんなことがあっても生きている以上、人生は続いていく。だから「進むしかないんだ」。台詞が胸に刺さる。ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロの何故オスカーを逃すのかと首をひねりたくなる鬼気迫る演技。最後のショーン・ペンの行動がわからないのは自分がまだ本当の死へと直面したことがないからだろう。7点(2004-10-29 23:19:27)
2. N.Y.式ハッピー・セラピー
海外に行ったときに帰りの飛行機で観ました。どっからどうみてもジャック・ニコルソンが激コワ。笑っていても激コワ。コメディーなのに激コワ。どうやっても『シャイニング』の幻影からは逃れられません(笑)。最後はハッピーですが、ヒロインの子がかわいくて僕もハッピー(ぉぃ。5点(2004-02-07 22:08:41)
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