みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. NOPE/ノープ 《ネタバレ》 なるほど。我々の知っている物理法則では理解できない、(生物だと想定して)全く心情を想像できない新しい恐怖の対象を作り出そうとしたのだと思ってます。いいじゃないですか。志が高い。しかも、ミッションのゴールを、それをカメラに残すというところに置いたところも好きでした。しかし。結果として、結構正体をあらわにしてしまっているのですね。また、最後には退治までしちゃったようにも見える。まあ、観客に対して親切と言えば親切ですが、もっと乱暴にしてくれてもよかったのにと思っています。【追記】猿のシーンは、どう扱ったらいいのかよくわからない。ただ、とてつもなく忌まわしいシーンだなあと。このイメージでもう一本短編映画が撮れそう。Gジャン同様、対処のしようのない恐怖として、親切でサービス精神の旺盛な監督がぶち込んできた、おまけのショートドラマだったのかもしれないと考えています。[DVD(字幕)] 7点(2023-03-22 20:57:25)(良:1票) 2. のるかそるか 《ネタバレ》 ある男がラッキーとひらめきのおかげで、1日中競馬に当たり続ける映画。いろいろ苦難もあったけどハッピーエンド系でもなく、最後にしっぺ返しを食う系でもなく。とにかく、穏やかな天気の中、1日中競馬に勝ち続けるだけの映画(大負けをラッキーで回避するおまけもあり)。ある意味、こんなに予想外な映画はありませんでした。ポジティブに捉えようとするならば、なんかこう、むかし話のようなノンビリしたストーリーだったなとは言えるかもしれませんが、やっぱり面白くないよなあ。余談ですが、こんなに登場人物たちがマズそうにビールを飲む映画も珍しいよなあ。ジルジル飲むんだもん。ビールは、ガッといけよ。[DVD(字幕)] 2点(2022-01-23 20:40:11) 3. ノッティングヒルの恋人 《ネタバレ》 うーん。前半、妹の誕生日パーティに何のてらいもなくアンが溶け込んでしまうくだりとか、ウィリアムが状況を理解し、躊躇なくホテルマンになりすまし身を引くシーンとか好きでした。しかし、一度別れてからのダラダラ感。彼女のいるはずのリッツへ駆けつけるカーシーンの、これはホントに映画かと見まごうばかりのダラダラ感。「ローマの休日」を期待したら、昭和のラブコメだったという拍子抜け。なんか「うわさの姫子(芸能界編)」?ジュリア・ロバーツ、綺麗でした。[DVD(字幕)] 5点(2014-10-25 07:09:48) 4. ノウイング 《ネタバレ》 おー、ワタシは好き。辛気くさい顔をしたニコラス・ケイジが数字の謎に気づくけど、何も事態回避につながらない潔さがいい。すべて数字のプログラムに沿って世界は動く。「人生の出来事は、すべてあらかじめ決まっている」。ランダム理論の負けだ。それでは、プログラムを作った人たちがいるわけで。そして、あのツルツルした人たちがそれであり、つまり異形の「神」であると、ワタシは解釈しています。すべてが神の思し召しで行われているのならば、息子に未来を託すことができ、最期の時を旧い家族と迎えることができたニコラスケイジにとっては幸せな結末だったのでは、と思っています。[DVD(字幕)] 9点(2012-02-25 07:05:02)(良:2票) 5. ノーカントリー 《ネタバレ》 なんかそういうふうな、たたずまいのある映画だとは思いますが…。まあ、とにかく、お話がない。「好きな人は、好きなんでしょうなあ」というのが、やっとです。[DVD(字幕)] 2点(2009-02-14 07:53:16)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS