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プロフィール
コメント数 2291
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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81.  バタリアン2 《ネタバレ》  1作目ではまだ強かったホラー要素が、2作目ではかなり薄くなっています。  十分怖く出来そうなシーンやシチュエーションをお膳立てしておきながら、あえて怖くならないように茶化しちゃっている感じですね。完全に『笑い』に力を入れて、普通のホラーとは違う路線に行こうとしているのがよくわかります。これはこれで一つのエンタメ作品。  ジェシーに突き落とされるタールマンや、ジョーイとエドのセルフパロディを筆頭に、手を何度もふまれるバタリアンなど小ネタが満載。まるで吉本新喜劇のようなノリ。ここまでふざけちゃうと、この映画に対する好き嫌いは、1作目よりはっきり分かれそうです。  ちなみにトム・マシューズとジェームズ・カレンのコンビは、1作目もややうるさかったのですが、今作はそれに輪をかけて酷いです。また、この二人にひっぱられるかのように、周りの人達も負けじとうるさい。ぴーぴーぎゃーぎゃー無駄に騒ぎ、やたらもたもたしているので、映画全体のテンポ、スピード感が前作より悪い。  また、フィールドが前作より広くなっているのですが、広くなったがためにディテールはかなり雑に。町全体をフィールドにするのは好きなのですが、町のパニックを演出しないのであれば、フィールドを広くする意味はないと思います。  まあB級ホラーコメディなわけですから、これくらいの完成度であっても十分楽しめます。  ただシリーズものなので、前作と相対評価すると、やや物足りないとゆーことで、評価が落ちますね。[DVD(字幕)] 6点(2017-05-19 14:55:34)《改行有》

82.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》  ゆるゆるアドベンチャー。  ゆるい主人公。ゆるい海賊。ゆるい海軍。  ディズニーだから仕方がありませんね。  子供向けなのは間違いないと思います。そして盛り上がらない。決定打に欠けると言ってもよい。  決して面白い作品とは言えないです。  アドベンチャー要素も薄い。  せっかくの『海洋アドベンチャー』なのに、どちらかと言えば『てめー裏切りやがってむかつくんだよ。』的な、人と人との因縁が中心のストーリー構成。いや、それはまだ良いのですが、恋愛要素が間違いなくこの物語に水を差している。  『呪いをかけられた海賊たち』っていう発想は面白いのです。逆に言えば、そこ以外に面白みを感じない。  ただ映像はかなり美しく、CGは滑らか。視覚的に楽しめることは間違いない。  内容的に、安心してのんびり見られるという良さもある。  ですがそれは裏を返せば刺激が足りないということです。  『こーゆー映画ならではのカタルシス』ってものがあると思うのですが、この作品にいたっては、それもありません。  海洋アドベンチャーでしか得ることができない『達成感』のようなものが、この作品には無いのです。  アクションシーンだって、ただ賑やかなだけ。  特にメインのキャラたちが、なんかもたもたしているような印象まで受けます。  尺も長すぎ。メリハリがない。だらだらとした冒険活劇。  好きなジャンルなので、それなりには楽しめちゃいますが、映画好きな人には辛い作品かもしれないです。  余談ですが、こーゆー映画見ると、日本のマンガやアニメが、世界中で愛されている理由がなんとなくわかります。  空想の世界では、日本人は最強かもしれません。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-05-04 02:35:13)(良:2票) 《改行有》

83.  バンディッツ(2001) 《ネタバレ》  ジョーとテリーの銀行強盗ストーリーだけなら良かったと思います。  ケイトの存在と頻繁に挿入されるラブストーリーが見事に話の腰を折っています。  おかげで、軽快なテンポは失われ、単調でダラダラした展開を見せられることになります。  それでも不思議と最後まで飽きることなく見ていられるのは、役者の力が大きいのでしょうか。  ジョーとテリーのインパクトは際立っていて、見る人の興味をひきつけます。ケイトがいなくても、二人のコメディアクションだけで十分クオリティの高い作品に仕上がったのではないかと思われます。  ストーリーだって、銀行強盗パートは面白い。『お泊り強盗』という有名人になって、国中にファンができる展開が愉快。  やはり恋愛パートのウェイトが大きすぎるのが、デメリットになっている気がしますね。  それに、ジョーとテリー、とりわけジョーの性格からしても、二人がそこまでケイトに熱を上げる展開にやや不自然さを感じます。  戦線離脱したと思われていたハーヴィーが、婚約者を連れて銀行強盗のサポートをするラストは良かったですね。前半の伏線も上手に使っています。  こーゆーエピソードをもっと盛り込んだストーリーに仕上げてほしいものです。[DVD(字幕)] 6点(2016-09-14 13:21:50)(良:2票) 《改行有》

84.  バーバーショップ 《ネタバレ》  どういうシステムかよくわかりませんが、税金が払えずに銀行からの差し押さえに怯えるバーバーショップ。近所のコンビニに設置されたATM強盗。ふたつのストーリーが同時進行で進んでいきます。  とはいえ、この二つのストーリーがどちらも弱い。バーバーショップの店長兼この映画の主人公は、何をするわけでもなく、ただ現状を嘆き、イライラを周りにぶつけているだけ。ATM強盗のほうも、全然蓋を開けられなくて、悪戦苦闘する様子を延々と見せられるだけ。  ですので、メインのストーリーはとってつけたような内容で、どちらかというとバーバーショップに集まる人達の群像劇がメインのような作品です。似たようなやりとりばかり続くので、テンポとノリの割には少々退屈です。  ただ出てくる人達が、みな個性的で温かみのある人が多く、見ていて心癒される雰囲気ではあります。  最後の最後は棚ぼたでうまくいってしまうため、鑑賞後の後味は悪くありません。  ですが映画としては今一歩。面白さも爽快感も今ひとつといった印象です。  悪くはないんですけどね。  また、一人一人のキャラ設定は凄くよく、味のある人物が多かったように思います。特にバーバーショップの店員はみんな良かった。  インテリも気の強い女子もアフリカ出身の人も前科者も唯一の白人も、みんながみんな気さくで見ていて気持ちが良いです。  こーゆー職場だったら、働くのも楽しそうですよね。[DVD(字幕)] 6点(2016-03-02 02:08:38)《改行有》

85.  バトルフィールド・アース 《ネタバレ》  ラジー賞を総なめにして、ここのサイトでぼろくそに言われちゃって、僕くらい何か良いとこ見つけてあげよーかなーって思って見ていたんですけど、・・ないなー。全然見当たらないなー。まあ強いて言うなら、荒廃した地球の映像と、惑星サイクロのビジュアルはかなり好きです。雰囲気あります。  あとはもう・・・悪くはないんですけど、単純なんだか複雑なんだか、わかりやすいんだかわかりにくいんだか、大人向けなのか子供向けなのか、本気なんだか冗談なんだか、よくわからないんですよね。  登場人物の掘り下げがないまま、ストーリーだけがどんどん進行していく。一つ一つのエピソードが超つまんないうえに、関連性が弱く、つぎはぎのような印象を受ける。なんと言ってもこーゆー映画は、反撃のカタルシスに酔いしれる瞬間が最高なのに、そのカタルシスも弱い。  なぜかって言うと、準備段階から、いったい何をしようとしているのかがいまいちわかりにくいのですよ。それは敵も味方もなんですけど。よっぽど『見せかた』がまずいんでしょうね。そんな難しい映画じゃないはずなのに・・。  ただ惑星サイクロが爆発するシーン、あそこだけ異様に気持ち良いんですよね。  そしてそのシーンを見たときに、この映画を以前見たことがあることに気付いて、ちょっとびっくり。  残りの人生であと何回かこれとおんなじことを繰り返すのかもしれない。  貴重な人生なのに。なんか無駄にしている気が・・・。恐ろしい作品だ。[DVD(字幕)] 6点(2015-12-14 04:04:15)(笑:1票) 《改行有》

86.  バガー・ヴァンスの伝説 《ネタバレ》  題材はゴルフ。主人公が負け越してからの快進撃パターンですので、それなりに面白い仕上がりです。ワンショット、ワンショットの前の程よい緊張感が何とも言えません。  ただ今作は、戦争から戻ってきた主人公のジュナが、再びゴルフを始めて立ち直るのがひとつの見所。ジュナに5ドルで雇ってくれと言う謎のキャディ、バガーヴァンスが、どうジュナを助けていくのか、それがもう一つの見所。・・のはずなんですが、これがどちらもドラマとして弱い。物足りない。なぜなら、理論的な内容ではなく、哲学的な内容のほうが成功の鍵を握ってしまっているからです。つまりは、精神的な不安さえ取り除けば勝てるといった試合内容が延々と続き、説得力に欠けちゃうわけです。  正直、同じゴルフを題材にした作品なら、『グレイテスト・ゲーム』のほうが圧倒的に面白いです。  また、最初は繊細な人物のように登場したジュナが、実は割と短絡的で、調子が良くなれば傲慢になったりと、手放しで応援するには人物としての魅力に欠けるのが痛い。映画なんですから、さわやかスポーツドラマなんですから、思い切って聖人君子にしちゃって良かったんじゃないかな。  演出の面でも、ジュナがスーパーショットを撃つ『自分の場』だとか『自分のスイング』だとか、そういった所謂『集中モード』に入ったのがわかる演出以外はいたって普通。スポーツ系ドラマでしか味わえない高揚感みたいなものにやや欠けます。ですので、『ジュナの勢いは止まらなかった』とちょいちょい入るナレーションにより、『ああ、まだ調子良いんだ。』と認識するわけです。『EVEN』になったスコアを見て、『ああ、追いついたんだ』と現状を理解するだけにとどまるのが何とも残念。だから肝心なところで盛り上がり切れません。  これでは、ストーリーをなぞって、雰囲気を楽しむだけの作品と言えなくも無い。  各キャラクターの行動に一貫性がないため、個性がブレてしまっているのも問題。  中途半端な印象の強い映画でした。[DVD(字幕)] 6点(2015-08-16 12:26:59)(良:1票) 《改行有》

87.  8mm 《ネタバレ》  傑作に成り得たのに、傑作になることを自ら放棄したような惜しい作品。含みのあるサスペンスにしている一方で、ストーリーには何のひねりもありません。ミステリーめいたサスペンスには、必ずあるはずの『サプライズ』がこの作品には無いのです。  悪い人は最後まで悪い人だし、味方は最後まで味方だし、奥さんは最後までただの奥さんだし、依頼者は最後まで依頼者です。  ホラー的な雰囲気や、何かを予感させるようなドキドキ感は楽しいのですが、結果、そんなたいした事は起こらないっていう感じです。  ただ私は、あのハゲちゃびんが好きで、彼が出ているだけでたいていの映画は面白く感じてしまうので困ったものです。なんか応援したくなるハゲなんですよね。  ラストの決着のつけ方は、動機の面で考えれば、ちょっと強引でしたね。  確かに、もう証拠も残ってないわけだし、暴力をもって悪を成敗するという結論を非難する気はありません。ただそれをニコラス・ケイジがやるってことには違和感を感じます。すでに依頼者からは報酬をもらっているわけですし、愛する家族がいるにも関わらず命の危険を犯してまで復讐を肩代わりすることの説得力が、このストーリーからは感じられないのです。  これだとまるで、映画のため、お客さんのために無理矢理決着をつけちゃったみたいです。そこはもう少し、ストーリーや脚本に説得力をもたせてほしかったです。[DVD(字幕)] 6点(2015-07-22 15:06:34)(良:2票) 《改行有》

88.  ハロウィン レザレクション 《ネタバレ》  B級ホラー映画として普通に楽しめる作品です。  ただシリーズものとして、ファンの期待を裏切る部分があるかもしれないので注意が必要でしょう。なにしろ、マイケル・マイヤーズと因縁のある唯一の人物が冒頭で退場し、後は縁もゆかりもない人たちと、マイケルとのただの殺戮ショーですからね。つながりを楽しむハロウィンシリーズとしての味わいは薄いかもしれませんね。  個人的には嫌いじゃないです。  これはこれでひとつの殺人鬼ものとして、それなりにハラハラしながら観ることができますからね。僕がホラー映画で感じたい欲求はそれなりに満たしてくれるわけです。  ただ、目が疲れます。インターネット用のライブ映像が、狙っているのでしょうが画像が悪すぎです。その上全編ひたすら暗いので、まじで目が疲れます。[DVD(字幕)] 6点(2014-07-10 05:57:01)《改行有》

89.  ハロウィンH20 《ネタバレ》  前半から中盤にかけてはホラー、ただし終盤は完全にスリラーアクションとなってしまいましたね。それはそれで面白いんですが、これってハロウィンのテイストではないのでは?ハロウィンシリーズを見てきた観客が、本作に求めているものとは決定的に違う気がするんですけど。ローリーとマイケル・マイヤーズのがちんこタイマンを延々と見せ続けられてもね・・・。それこそ、ニューフェイスの息子ジョン率いる若者たちにもう少しスポットをあててほしかったです。  そもそもこのシリーズの美徳っていうのは、前作とのつながりを大切にしてきたところにあると思うんです。ところが本作は、1作、2作目との因果関係に重点を置き、4作目~6作目は完全に無視。いやいや、ジェイミーだってあんたの娘でしょ、ってつっこみたくなります。ましてや、レンタルされていなかったので6作目だけ見ていませんが、そこでは孫だって登場するわけでしょ?なのに息子ジョンに対する溺愛ぶりとの落差が凄いです。  ただし、シリーズものとしては残念でしたが、恐怖演出あり、アクションありで、映画単体で考えればそれなりに面白いエンタメ作品として仕上がっています。決して見て損するようなレベルの作品ではないと思います。[DVD(字幕)] 6点(2014-06-30 04:46:07)《改行有》

90.  ハリウッド・トラブル 《ネタバレ》  実力はあるのに売れない俳優マット(ニック・ノルティ)と、その娘ジーニー(ホイットニー・ライト)の親子の絆を描いた物語。ただ、二人をとりまく人々にもかなりスポットライトが当てられているために、どうかすると主軸のテーマが見えにくい群像劇のようなドラマにも見えてしまうかもしれません。個人的には群像劇が苦手だし、ドラマ性がちょっと低いかなーと思ってしまったため、この点数になってしまいましたが、映画としては心温まるドラマとして完成度は高いのではないかと思われます。  マットはジーニー、キャシー(ジョエリー・リチャードソン)、バーク(アルバート・ブルックス)、ナン(ジュリー・カヴナー)といった人達に対して、優しく、温かく、誠実に向き合う好印象な人物です。そしてそんなマットといつの間にか心を通わせあっちゃうジーニーや、マットに恋心と尊敬の念を抱くキャシーが、俳優としてなかなか芽の出ないマットを励まし、応援してくれます。  どの人物も魅力があって良い感じなのですが、バークとナンのエピソードだけがちょっとくどい感じがしたでしょうか。それが、なんか群像劇っぽく見えてしまう一番の原因かもしれないです。  ラストはそれぞれ小さくハッピーになるハッピーエンドでして、余韻はかなり良いです。それぞれがそれぞれのスタートラインに立ち、きっとこれからハッピーになっていくのだろーなーと感じさせてくれる良い終わり方。ただ、その終わり方にちょっとだけ物足りなさを感じちゃったわけでもあります。  邦題がちょっと残念。このドラマの本質がわかっているのであれば、原題のままのほうがぴったりです。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-31 17:13:27)《改行有》

91.  二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》  ジョージとレニーにはささやかな夢があり、まさにここぞという大事な場面では、必ずレニーがジョージに夢の話をねだります。  きっと、ジョージの夢の話を真剣に、目を輝かせて聞くのはレニーだけだったのでしょう。ジョージは、その夢が本当にかなうとは思っていなかったような気がします。ですが、唯一レニーの前でだけは、ジョージも本気で夢を見ることができたのかもしれません。そう、きっとジョージにとって、レニーは重荷であると同時に、希望でもあったと思うのです。だとすれば、レニーと離れられなかったジョージの心情もわかる気がします。  ところが、ただの夢物語にすぎなかった希望が、実現するチャンスが訪れます。それは財産を蓄えていた老人の存在。急に出てきた彼の存在によって、夢はもはやただの夢ではなくなってきます。はっきりとした形を帯び始めるのです。  人って不思議なもので、ゴールが遠ければ、転んでも立ち上がることができるのですが、ゴールが目の前にあるときに派手に転んでしまうと、体より先に心が折れてしまうものです。  ジョージにとってきっとレニーは夢の一部でした。そして皮肉にも、そのレニーによってその夢はまた夢のまま終わってしまいました。もし、老犬と、老人のエピソードがなければ、ジョージはレニーと再び旅を続けていたかもしれません。  ラストシーンで、ジョージはレニーに夢の話をします。いつもどおりに、途中からレニーが夢の話をいつの間にか代わりに話しています。そして、夢の話を話し終える前に、ジョージは引き金を引いてしまいます。  それは、レニーとの永遠の別れを意味すると同時に、自分の夢との決別をもはっきりと示したのではないでしょうか。  冒頭とラストで、一人真っ暗な列車に乗っているジョージの眼差しがしばらく忘れられそうにありません。  正直苦手だし、嫌いなタイプの映画ですが、これ以上低い点数はつけられないです。 [DVD(字幕)] 6点(2013-05-21 06:32:34)(良:1票) 《改行有》

92.  ハーレーダビッドソン&マルボロマン 《ネタバレ》  「俺はこの店にずっと世話になってきたんだ」と、にこにこしながら、超さわやかな笑顔で、・・・銀行強盗の相談かい!共感しづらいっす。  しかも友人たちが殺された後のハーレー・ダビッドソンの対応はちょっと違うでしょ。そこはめちゃめちゃ反省して後悔して、復讐に燃えて欲しかったです。  娯楽映画として割り切ってみれば、面白い映画なんですけど、娯楽映画として割り切れないくらい前半がバッドすぎるんです。だから感情移入できないまま、ストーリー展開と二人のキャラ、殺し屋さんたちとのやりとりだけを表面的に楽しみました。  まあ、それでもそれなりに面白かったのですが・・・。[DVD(字幕)] 6点(2013-04-13 16:12:08)《改行有》

93.  バード・オン・ワイヤー 《ネタバレ》  コメディと思って鑑賞していたら、意外にサスペンス色が強く意表をつかれました。特に序盤で人の良い修理工のおじさんが撃たれてしまったのが何気にショック。また、前半はリックの置かれている状況が全然わからなさすぎて、もう少しだけ情報を与えてくれたほうが映画に入り込みやすかった気がします。  テンポが早く、主演二人の演技も好きな演技なので楽しかったのですが、なんとなく途中から展開がパターン化して若干飽きが・・・  ■警察関係者?に電話する→スパイに居場所がわかる→更に状況が悪くなる  の繰り返しなんですよねー。いい加減電話するのはまずいって気づけよって言いたくなります。ピンチになる原因がいつも電話一本っていうのはね。  まあそれをふまえても楽しい作品であることは間違いないです。  最後の動物を使った撮影はすごかった。虎にかまれた人とか大丈夫なんですかね。みなさん体張っててすごいです。[DVD(字幕)] 6点(2013-04-11 12:48:31)《改行有》

94.  ハロウィンIII 《ネタバレ》  典型的なしょぼしょぼ映画かと思いきや、中盤から俄然盛り返します。こうなると序盤のスロースタートの退屈な感じも計算のうちなのでしょうか。  ミステリーな雰囲気を、ラスト近くまでひっぱっているから良かったんでしょうね。盛り上がりに欠ける序盤も、続きが気になってついつい見てしまいますから。  助けた女性が車の中で突然ロボットになる展開。あれだけが蛇足。あれで台無し。そりゃびっくりしますよ。ありえないですもん。ですがびっくりすりゃあ何してもOKというものでもないでしょう。3チャンネルだけ止められなかったラストで十分良かったのに。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-29 02:53:40)《改行有》

95.  ハウリング(1981) 《ネタバレ》  最初の退屈な40分を耐え抜けば、最後の40分はかなり楽しめます。  実は全員狼人間だったというオチに加え、テレビで正体を明かすオチに、ラストのマーシャ。オチの三段重ね。  細かい設定の中では、テリーが風景を二度見して秘密に気付くシーンは一番良かったと思います。テリーが襲われる一連の流れが一番緊迫感あったかも。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-24 01:39:11)《改行有》

96.  花嫁はエイリアン 《ネタバレ》  可もなく不可もなくといったところでしょうか。このタイプの映画であれば、もう少しメインストーリーに強いインパクトや爽快感があるほうが個人的には好みでした。  この手の映画はつっこみを入れたらだめなんでしょうけど、自分の星は平和で調和がとれていると自慢している人達が、やたら「消せ」だの「殺せ」だの言うのはちょっと…  セレスタ役のキム・ベイシンガーは好きなタイプの女優さんではないので、あまり魅力を感じなかったです。  ただ、コメディ要素は結構楽しめました。二番目に笑えたのは最初のキスシーン、一番笑えたのは超豪華な朝ごはんを次から次に作って、犬にまであげたシーンです。[DVD(字幕)] 6点(2012-02-23 03:25:35)《改行有》

97.  パッセンジャー57 《ネタバレ》 普通に面白かった。特に、前半が好きです。トイレに入っている間にテロリストが機をジャック。電話をつないだ状態にしたまま、おびえたふりでなきわめいて、状況を電話越しに伝えるシーンなんか最高に好き。 ただ、前半かなりいろいろよく考えられていて面白かったわりに、後半はなんとなく強引な展開が目立ちました。丁寧にストーリー考えるのが面倒になったのでしょうか。特に、遊園地でのアクションだけは、本当にテロリストが何したかったのかわけがわかりません。カッターより、まず逃げましょう。とても天才肌でクールなテロリストが取る行動とは思えません。正直遊園地のシーンだけは若干冷めました。 [DVD(吹替)] 6点(2011-09-16 23:31:53)(良:1票) 《改行有》

98.  バックマン家の人々 《ネタバレ》 コメディかと思っていました。全然違いますね。真面目なホームドラマです。見ていて「マグノリアの花たち」を思い出しました。 初めのうちはそれぞれの家族が抱える問題を解決しながら家族を再生していくストーリーかと思ったのですが、少し違うみたいです。「なんかうまくいかないなー。もう一度自分たちを見つめ直して人生をチューニングしてみようかなぁ。」といった感じでしょうか。 だから、初めからみんなお互いにお互いの家族を否定も肯定もしていません。鏡合わせのように隣の家族を見て、「うちもそうしてみようかしら」と参考にしているくらいですからね。そのせいで車をぶつけてしまいましたが。 最後には、それぞれがチューニング完了して、とりあえず笑顔で再スタートをきったところで終わってくれたので、後味は良かったです。結局またいろいろな問題が浮上してくるとは思いますが。 ただ、映画の中で、終始否定されつづけたのがラリーです。人間どんなスタイルでもどんな人生でも良いけれど、これだけはだめだという象徴のような存在です。出てきたときからすべての家族に敬遠されていて、それ以降父親以外とはまったく接する機会さえない、まったく異質な存在。金癖が悪く、自分の人生を見つめ直すふりしかせず、子供に対しては責任をとる意志はゼロ。最後の父親とのやりとりが最後のチューニングのチャンス。ですが結局・・・。父親は「こいつは一生変わらない」ということがわかって、あきらめました。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-21 19:27:48)(良:1票) 《改行有》

99.  ハイ・フィデリティ 「とても面白い」とは言えないですが、なぜか目が離せなかったです。大きな山場がそんなにあるわけではないのに、最後まで飽きることがありませんでした。洋楽が好きな人であれば、この作品の価値は大きく変わってくるような気がします。僕は洋楽のことはわからないので、よくわからないネタが多かった。物語は、ラスト10分が一番好きです。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-03 04:28:36)

100.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》  ここはどこ?あなたは誰?ってゆーか、今はいつ?  まずここは地球の近未来なのですか?それとも全然違う、単なる地球の類似惑星なのですか?せめてそれくらいは、はっきりさせてほしいです。  首都を除く12地区。過去にこの12地区が反乱を起こしたが失敗。二度とそんな気を起こさぬよう、『娯楽』と『恐怖』の二つの意味を持たせた『ハンガー・ゲーム』を74年間にわたり毎年開催。アイデアは悪くない。  ただ過去の歴史はどうあれ、一部の権力者による圧政、独裁、恐怖政治を描くなら、とことん悲劇にするか、あるいは逆襲の物語にするかというのが定石。この映画はどちらの方向にもいかず、マジで私たちにも『ハンガー・ゲーム』を楽しんでもらうつもりでいます。    え?私たちは国民総パリコレみたいな人たちとは価値観が違いますから、こんなルールも曖昧な中途半端な出来ゲーム見せられるぐらいなら、オリンピックを見たいです。  それにどー考えても、主人公のカットニスはかなりヒロイックに描かれていますから、やはりハンガー・ゲームに巻き込まれても、政府に抗う図式は見せたほうが良いのでは?無理やり理不尽なゲームに、妹の代わりを買って出たとはいえ強制参加させられているのに、なんかあっさりこのゲームを受け入れちゃっているのが共感できないです。  こーゆーのって、『殺しあうなんて馬鹿げている!』って声を上げるのが普通じゃないの?せめて主人公サイドにはそういう立ち位置でいてほしいんですけどね。  一番不可解なのが、カットニスとピーターの関係。  ピーター、カットニスを早々に裏切ってましたよね?カットニスの追跡を手伝い、カットニスがしかけた罠を教え、カットニスを窮地に立たせましたよね?なのにカットニスが何の理由もなくピーターを助ける意味がわからないんですけど。  サバイバル・・・好き。こーゆーバトルロワイアル・・・好き。  なのに一度も感情移入できないまま、まるで人がしているゲームのプレイを見ているかのような気分。  これで2時間超えはきついですって。    [ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-07-03 08:22:44)(良:1票) 《改行有》

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