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プロフィール
コメント数 450
性別 男性
自己紹介 大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ハリーの災難 鮮やかな緑、黄、紅・・・。ヴィスタ画面ではハリーの全体を横長に据えるのではなく、足の裏のアップなど縦に捉える構図のユニークぶりが楽しい~。オープニングクレジットで横に転がっているハリーのイラストがお気に入り~。オトボケ調のハーマンの音楽もお気に入り~。銀幕デビューのキュートなマクレーンはもっとお気に入り~。ハリーの見え隠れとともに、取り巻く連中も自らの思惑や打算や思い込みが見え隠れし、妙な連帯感が生まれているところへ、スケッチされたハリーまでもが目を見開くユーモア性にヒッチを見ました。しかしホンマの災難は、職務に忠実であるだけで、観客から敵視される保安官代理のカルビンですな。[DVD(字幕)] 10点(2005-05-07 17:13:18)(良:3票)

2.  ハイ・シエラ 余韻を拒むようなサクサクしたテンポが心地よく刻まれるボギーの犯罪映画。雪に覆われたシェラの山々、出所したボギーが公園を歩く時の澄んだ空と風に揺れる木々のざわめきに彩られる画面は<フィルム・ノワール>に対し<フィルム・ブランカ>と呼びたくなるような白さを感じさせます。そして足の悪い少女、ボスの病死などを描きながら、男女関係、上下関係に全くべとつきを感じさせない乾いた人間関係の爽快感が全体を覆い、最も存在感を漂わせる犬・・・その犬にまつわるエピソードが序盤に語られることで、そのしぐさが愛くるしいほど相対的に「不吉」さがじゃれるように始終フィルムにまとわりつき、ラストでバスケットから左目だけをのぞかせるその犬のショット、牧歌的なこの弛緩したショットが不吉性の飽和状態を突き破り、必然なる結末を予感させる鮮やかさはお見事。これは“いぬのえいが”です。9点(2005-03-22 17:10:50)(良:2票)

3.  ハーヴェイ 郵便配達人に名刺を渡そうとし受け取った速達を破り棄ててしまう冒頭から、ジェームズ・スチュワート演じるエルウッドの風変わりな人物像が描かれ、見ている者は後に登場するハーヴェイの<見える><見えない>の危うい皮膜をよたよた歩くことを予感させられます。エルウッドが会う人間会う人間に名刺を渡す行為は、名刺=名前とすると「名前」に対するこだわりが見えてくるのですが、自らの名前を誰彼に覚えてもらうこと、相手の名前を呼ぶことで自分と周りの人間との垣根を取っ払うシルシとなっているのではないかな~と。そして自らが常に親しみを込めて名前を呼ぶ象徴が「ハーヴェイ」であり、あの巨大なウサギが飛び越えていたのは、時間と空間と物質だけではなく、人と人との垣根、常識と非常識との垣根、現実と幻想との垣根でもあったりして、そう感じると、ハーヴェイがピョンピョンとしたウサギであることの必然性が見えてきて、人間が生み出すボーダーというのは、実に脆く不確かなものであることが語られているようで、私は以来ハーヴェイを偶像崇拝させていただいているのであります。8点(2005-02-03 12:16:20)

4.  パームビーチ・ストーリー 霊媒師に憑依してほしい人物は誰かと聞かれたら、私は今ならプレストン・スタージェスの名をあげるかも。練られた脚本、突然のドタバタ、ナンセンス・・・ストーリィとギャグが押しくら饅頭をしているかのようなせめぎあいと調和にただただセンスを感じるばかりです。さて、この作品もマクリーとコルベールの恋愛模様を軸にしながら、列車内の大騒動などドタバタが展開されます。「或る夜の出来事」とは逆に、コルベールはニューヨークからマイアミへ脱出を図りますが途中、カバンや着る物をなくしてしまうのはよく似ています。また「或る夜~」をそのまま下敷きにした台詞やショットで見る者をニヤリとさせてくれます。シグ・アルノ演じるトトなる人物が突然現れるシーンの数々にもこれまたニヤリです。ラストにもちゃっかり並んでるしね。そのラストのオチですが・・・ここはオープニングのクレジットにかぶせられるシーンにきれいにシンクロしておりまので、ラストを見てからもう一度オープニングを見ることをお勧めいたします。また登場するソーセージ王、〝だからソーセージ王だったのか〟となるのは単なる偶然ですがよく出来た偶然です~。それはさておき、製作62年目でも面白いものはやっぱり面白いんですね。9点(2004-11-23 21:13:54)(良:1票)

5.  初恋のきた道 ご飯の支度をする土間に差し込む光、餃子の蒸し器からあふれる湯気、そんな家屋内のショットからも伝わるツィイーの初恋のときめき、純情、一途さ・・・。ツィイーのクローズアップを多々挿し込みながらも、色彩と光あふれる鮮やかな風景に溶け込む登場人物を、見事な構図のロングショットでとらえ続けるカメラセンスにはうっとりしてしまいました。正直、ストーリィが後からついてくるような感覚でした。それでいて、ラストの遺体を担ぐシーンの美しさ。漠々とした大地、静かに流れる吹雪、黙々と歩く人間を撮りあげたモノクロの映像。光あふれる大地の緑から受ける美しさとは、また違った美しさ。死という人間の運命を粛々と描きながら、一人の人間が生きた証、その一人を愛し続けた一人の人間の想いを切々と浮かび上がらせ、じわーりと胸に迫ってきます。うん、初恋のきた道を私も探しにいってみるか、この年で迷子になるのも恥ずかしいけれど・・・。9点(2004-07-10 00:31:00)(良:2票)

6.  八月の鯨 これはもう大、大好きな作品。見ているといつの間にか老姉妹と同じ空気を吸い、同じ時間をゆったりと共有している自分がそこにいます。私の心にも鯨が生まれるんです。作品を貫く赤と白のバラ2本。白い髪、白い衣装、白鳥の記憶、目が見えない分本当を感じるリビー。赤いカーディガン、官能的な思い出に浸るセーラ。姉妹の心が触れ、2人の手が重なる時、真実の白と情熱の赤が一つの人生となります。そして岬へ歩き出す2人。このシーンはもうなんともいえません、、、そこに差し込まれる、時計、整然と並んだお皿、赤と白のバラ、そして若かりし姉妹の写真のカット。彼女たちに鯨が帰ってきたー!月が波間にばらまいた銀貨のように、私の心にキラキラ揺らめき輝く作品なんです。10点(2004-05-07 23:55:06)(良:1票)

7.  バウンティフルへの旅 バウンティフルへ着いた時の朝の光、ペイジの少女のようなときめきのしぐさ。静かな静かなバウンティフル、小鳥のさえずり。朽ちようとしている家。ジェシーへのキッス。素敵な映画でした。9点(2004-03-04 12:12:22)(良:1票)

8.  ハンナとその姉妹 風変わりだがそれほど変でもない人々がハンナの周りでゴタゴタと動いていて、それがハンナをとても魅力的に映していると感じました。邦題をつけ直すなら『ハンナの姉妹とその夫と恋人』というのはいかがでしょうか。7点(2004-02-29 11:33:36)

9.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 村上水軍をモデルにして日本でリメイクというのはどうだ。タイトルは『パイレーツ・オブ・セトナイカイ』。コメディータッチで、スパロウに阿部寛、エリザベスに仲間由紀恵のトリックコンビ、ウィルに木村祐二。これはおもろい、はず。6点(2004-02-18 22:35:57)

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