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コメント数 814
性別 女性

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  パウダー 私はむしろ、あのラストで良かったと思う。テーマに適っていたから。パウダーの、「人は全て繋がっている」的な台詞。それを聞いて私は、この作品は、“そこにある全ての要素を含め、地球というものは1個の生命体である”という「ガイア説」的な思想を下敷きにしたものなのだな、と解釈した。パウダーによる、「万物は同じ」という提示。それは、何かが死んでも、それは別の何かの糧となり、姿を変え、形を変え、未来永劫万物の中に生き続けるということ。万物は流転するというけれど、その包括的なエネルギー質量は変化しない。地球の抱える内的エネルギー質量はとどのつまり、変化しない。彼の提示したものはそういうあまりにも壮大なことで、俗的な存在である人間には到底通じない。彼が他人に拒絶され排斥される姿は、地球という生命体の40数億年の孤独をどこか思わせた。テーマとしては、それこそとても壮大だと思う。点が低いのは、提示したテーマを消化出来ていたとはとても思えなかったことと、毛が生えないはずのパウダーに睫毛がびっしり生えていたことと、彼が水溜りに落とされた時、うっすらと肌色っぽくなっていたことが許せなかったからです。4点(2004-09-23 19:48:45)(笑:1票)

2.  パペット・マスター(1989) かわゆい。ドリルの子がかわゆい。ドリルの子が。5点(2004-08-22 16:24:14)

3.  ハムレット(2000) シェイクスピア劇を現代風にアレンジ。実験的ではあるけれど、何年も前に「ロミオ&ジュリエット」が公開されてるしなあ…。あれに便乗した感じが凄くする。イーサン・ホークって何だか野暮ったい俳優。残念ながら、主演が彼だという時点で、せいぜい二流の作品だという先入観が出来てしまう。困ったもんだ。でも本当だもんな。6点(2004-08-06 17:33:08)

4.  パリで一緒に 恋人が脚本家だという作品なのに、作品自体の脚本が駄目なのはどうしたことだ…なんて突っ込んだ人も絶対多いと思う。何やら色々やってる劇中劇、遊び心のつもりなのかどうなのか知らないけれど、その演出の全てが野暮ったい。申し訳ないけれど、オードリーの主演作品の中では、今の段階において、私の中ではワースト1。4点(2004-08-03 20:37:11)

5.  パリの恋人 この作品と「パリで一緒に」をいつも混同して、ええと、どっちがファニーフェイスだったっけ…?と悩む。やたらとパリって付け過ぎ。でも海外渡航が難しかった当時の日本人には、パリは憧れの異国だったんだろうな。そう考えたら仕方ないのかも。次々と変化する衣装がとても目に楽しい。映画でありながらまるでファッション雑誌を読んでいるよう。歌うファッション誌。撮影シーンなんて、スクラップブックにして保存したくなる。6点(2004-08-03 20:34:27)

6.  ハートブルー 爽やかな男の友情物語。キアヌが若い。本当に若い。だって20代半ばなんだもん。一昔前の作品なんで作品自体の雰囲気がやっぱりちょっとダサいんだけど、何だかイイ感じです。てゆうかキアヌがかっこいいです。6点(2004-04-06 21:09:57)

7.  バートン・フィンク 《ネタバレ》 剥がれ落ち、でろでろと垂れ下がって来る壁紙のように、「自分」という意識が現実から剥離する感覚が恐ろしい。暑さと湿気で正常な判断力を奪われ、顔周りを飛び交う蚊に精神は休まらない。現実から遊離し逃げ込んだ観念世界でも、妄執と自責からは逃避出来ない。閉鎖空間で意識はひたすら空転する。強烈などん詰まり感。怖い。ここ1年、冗談でなく悪夢以外の夢を見た記憶のない私には、他人事には思えない作品。決して面白い作品ではないが、心の奥に何かの呪いのようにへばり付いて離れない、奇妙に印象値の高い作品。ラスト近くの、燃え盛るホテルの廊下とそこに尊大に立つ男の姿が、何時まで経っても頭から離れない。湿気に塗れたねっとりとした妄執。その具現化たるホテルが、硬質で乾いた炎によって清算され、救済される。怖いのだけれど、妙に清々しく、美しい。ラストシーンの、負け犬のような、残滓のような、主人公の姿。それでもそこには、妙な安堵感と不思議な充足感がある。8点(2004-04-06 20:34:41)(良:1票)

8.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 好きなタイプの作品という訳ではないけれど、支持される理由は分かる。娯楽映画として本当に良く出来た作品です。配役は良いし、全体的に構成は見事だし、ちょこちょこと張った伏線の生かし方も上手い。そして何より、無駄に人も死なないし、必要以上に暴力的でもない。非常に良心的なエンターテイメント作品だと思います。8点(2004-04-02 19:10:20)

9.  バックマン家の人々 ホアキン・フェニックスがね…、今となっては信じられない位、まるで女の子みたいに可愛らしいんですよ…。私はこの作品をビデオで観た後に映画館に「サイン」を観に行って、彼の変貌振りにプチ狼狽しました。作品的には普通な感じだけれど、的確なホームドラマです。日本だとかアメリカだとかを問わない普遍的なものがあって、誰が観ても誰かしらに感情移入出来る作品ではないでしょうか。5点(2004-03-22 15:29:10)

10.  バウンド(1996) ジーナ・ガーション最高!ヴィジュアル的にこの作品の彼女は大好き。ああ、もう、何ていい女なのでしょう。脚本的にはちょっと気になる部分もあるのだけれど、総評すると、この作品の女2人の「余裕のしたたかさ」ではない「必死のしたたかさ」が好きです。もう、いっぱいいっぱいで、生きるか死ぬかで、余裕0の感じが。ギリギリのラインで踏ん張る必死の女2人が何ともセクシー。7点(2004-03-22 15:07:23)(良:1票)

11.  ハイ・フィデリティ 最近はこういう男の人多いですね。地に足付けて頑張って欲しいところ。情けない主人公を演じるキューザックは本当にハマリ役。同時期に見たせいか、個人的にこの作品のタイトルを見ると「ファストフード・ファストウーマン」を思い出す。あっちは女性が主人公ですけど。共通点はハ行っぽいところと、いかにも現代的な、地に足の付かない浮遊感。ただ勝ち組と負け組という差はありますが。女は男よりも現実的で強くなきゃいかんのよね。てゆうか男がこんな調子だから、女がしっかりせざるを得ないのかな?6点(2004-03-19 15:54:16)

12.  遥かなる大地へ これは確かトムとニコールがラブラブ共演しながらも興行的にコケたという作品ですね。トムのリズミカルな拳闘シーンが良かった。アメリカという国は開拓時代が1番夢があって良かったのかも知れないですね。この時代の若者たち、あの2人の姿にこそ、本来の意味でのアメリカン・ドリームがあったのだなあ、と思う。5点(2004-02-23 19:49:20)

13.  バーバレラ “60年代女の子もの”が大好き。私の中で最強の「ひなぎく」には勝てないけれど、これもなかなか可愛い。“60年代サイケ、キッチュ、ポップ”が沢山詰まっていて、目の保養になる。ジェーン・フォンダの美しいこと。「60年代は女性が1番美しかった時代だ」と言われるけれど、この頃の作品に出て来る女性達は、本当にことごとく魅力的。そういえば、こないだ読んだ雑誌での著名人達の対談で「この映画を日本でドラマリメイクしたかった」みたいな話が出て、「バーバレラは市川実和子、悪の女王は柴咲コウがいい」という意見が出ていた。面白そう。でも、うーん…多分…夢と消える企画だろうなぁ…。8点(2004-02-20 17:59:31)(良:2票)

14.  8月のメモワール 発端は小さな子らの喧嘩。そして、悲しくて伏せた睫毛は目の下に「影」を作るし、悔しくて握り締めた拳の中にも小さな「闇」が出来る。些細な悲しみと怒りが、影と闇を生み出す。そしてそんな取るに足りないような影や闇でも、人間を侵食するに十分な力を持ち、その機を狙っている。白い絵の具と黒い絵の具、同量を混ぜたらどっちが勝つかなんて、やってみなくても誰でも分かる。同じ質量なら、正の力が負の力に敵う訳なんかない。それは増幅する。影は人を覆う。闇は世界を席巻する。どんな戦争だって発端は、小さな子らが作り出した、目の下や拳の中の、ほんとうにほんとうに取るに足らない影と闇に過ぎない。変な邦題に騙されてはいけない。これは立派な反戦映画だ。そこにあるのは、最も根源的な「戦争」の姿なのだから。6点(2004-02-15 17:09:12)(良:1票)

15.  ハネムーン・キラーズ トリュフォーにして「最も好きなアメリカ映画」と言わしめた作品。長い間カルトムービーとして密かに支持され続けて来たけれど、近年また注目されている。男前の結婚詐欺師と、太った中年看護婦の殺戮ハネムーン。ざらついた白黒映像で映し出される残虐な殺人劇。爽快さも共感も何一つ感じないし、救いもない。非常に稚拙な作品だけれど、妙に心に残る。そして私の大好きな作品、ギャスパー・ノエの「カルネ」の構想は、この作品から始まったらしい。なるほど。6点(2004-02-11 14:43:54)

16.  パルプ・フィクション 通常なら映画監督達が最も恐れ必死こいて避けるはずの「冗長」を、タランティーノは臆することなくふんだんに使い、魅惑的に料理仕上げた。その、「冗長」自体をエンターテイメントにした逆転の発想には感嘆した。「冗長であること」がこんなに小気味よく響く作品はない。考えてもみて欲しい。他人の2時間半の無駄話の羅列、粗悪な紙に印刷された読み捨てOKの小説のような、くだらない他人の自業自得の自作自演劇を観る為に客が金を払い、上機嫌になる。こんな映画が現れるなんて誰が予測出来ただろう。その独特の空気感ゆえ、こんなにメジャーでありながら、未だにどこかカルト臭を帯びている。間違ってベストセラーになってしまった三流小説のような。そこがまた、観客の心をくすぐった。いわば、観る者に「この映画が好きな自分が好き」と思わせる数少ない洒落た作品の1つなのだ。ブランドなのだ。そう観客に思わせ、スタンスを作ってしまった時点で勝ちだ。タランティーノは映画を心から愛し、映画にも愛された。色々な映画の手法を踏襲し、なおかつそれを崩すことを許された。「映画が大好き」ということは、それだけで武器になる(水野晴郎監督という例外はあるが)。タランティーノはブランドだ。見事にハマらせて頂きました。あなたの勝ち。お見事さん。10点(2004-01-26 20:51:00)(良:3票)

17.  バスキア 良く言えば「重くなく淡々とした雰囲気を大切にした作品」だけれど、悪く言えば「特に心を打つものもなく印象が薄い作品」。どう取るかで感想は変わって来ると思う。好きな方の気持ちも分かるけれど、私は後者だった。悪くないけど妙に薄味で印象に残らないなあ…と。でも何が悪いのかは分からないんです。こういう作品は評価に困るものですね。4点(2004-01-20 13:24:56)

18.  π(パイ) 天才の悩みは天才にしか分からない。そういう苦悩と孤独を画面から感じる作品だった。粒子の粗いざらついた映像が、その作品世界にある種の説得力を付加している。作品自体が激しい排他性を持ち、決して万人受けを許さない。天才の心は誰も分からない。きっと本人ですら分からない。天才の心は本人自身すら排するんでしょう。ましてや他人をや。凡人の私にはどうしたって分からない。数学のこともさっぱり分からない。5点(2004-01-19 15:51:09)

19.  バニラ・スカイ オリジナルの方を先に観たけれど、ストーリーや演出はほとんど一緒で、ここまで同じようなものにするのならリメイクする意味があったの?と思う(まあ、トム個人の事情が多分にあったんだろうけれど)。ただ、あっちはスペインの空気でこっちはアメリカの空気、という明確な違いはある。私は映画自体の雰囲気もペネロペの雰囲気もあっちの方が好きですが。総合すると、リメイクとしては本当に思った通りの普通の出来だな、という感じ。5点(2004-01-15 16:30:12)

20.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 真夜中に友人と映画館を出た後しばらく、「やべえ、レクター最高!」とぎゃーぎゃー騒いだ記憶がある。酷評されているのは後で知ったけれど、私にとっては期待には一応答えてくれる出来でした。とにかくまたレクター博士に会えて良かった。うを!アンソニー・ホプキンスってこんなに色っぽい雰囲気が出せるの!?とその色気にゾクゾクしてしまったり。そしてレイ・リオッタのあの姿は生き恥。怖いとかエグいとか以前に、恥ずかしいって。他人に内臓とか脳みそとかを引き摺り出されて晒すのって想像しただけで恥ずかしいですよ。検査で大腸1,5m奥までずずずいっとカメラ入れて医者に診てもらった女が言える話ではないですが。何にせよ、レクター博士は相変わらず気品が漂っていて素敵だった。8点(2004-01-13 15:33:32)

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