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プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  ヒルズ・ハブ・アイズ 《ネタバレ》  『クライモリ』の砂漠バージョンみたいな映画。パクリかと思いきや、『サランドラ』という映画のリメイクのようですね。知らんかった。  クリーチャーのキャラでいけば、『クライモリ』のほうに分があるでしょう。本作品に出てくるのは、イカれてはいますが人間寄り。言葉は話すし銃も使う。普通の人間より生命力はあるし腕力も強いが、ちゃんと死ぬ。知性を感じさせてしまうので、クリーチャーとしての怖さは半減します。だから付け入るスキがあります。戦えます。すると希望が生まれます。『助かるかも』『勝てるかも』『何とかなるかも』。希望があるから、余計にハラハラします。希望が恐怖や焦燥感をさらに煽ってくれるのです。こーゆーストーリー構成は好きです。  この映画は完全なるバッドエンディングではありません。反撃のカタルシスを得られるのです。武闘派の元刑事ではなく、反撃するのは犬を殺されて泣く少年と、文句ばかり言う都会っ子のダグ。早々に死亡フラグが立っていたこの二人が最後まで生き残り、少年は姉を守るため、ダグは娘を救うため必死に闘う姿がもはやかっこいい。  両親や長女といった『良い人』が犠牲になり、ダグやブレンダといった文句ばかりのちょっとヤな人たちが生き残るってのは意外性があります。ホラーの定石を踏みながらも、犠牲者についてはホラーの定石から微妙にずらし、予測不能なドキドキ感を演出。全滅でもおかしくなかったプロットだからこそ、起死回生の反撃に胸躍ります。こーゆーホラーはかなり良いです。[DVD(字幕)] 9点(2019-04-02 12:12:25)(良:1票) 《改行有》

2.  日の名残り 《ネタバレ》  過ぎ去ってしまった日々はなんて美しく尊いものなのでしょうか。普通は何十年も後にしか分からない感慨を、たった2時間のドラマの中で体験できたことに感謝です。  本作において、スティーブンスの執事としてのルールは、はっきりしています。そのルールの中でも核になるのが、「使用人同士の恋愛をしてはならない。」「執事は主人とそのお客様に対して、個人的な意見を言ってはならない。」の二つでしょう。その二つのルールを徹底しているだけなのに、そこに崇高な志を持った執事の姿を見ることができるのです。  ただ、スティーブンスはやはり生身の人間でもあります。彼が感情のある人物であるということを素晴らしいくらいに第三者の視点のみで描いているところにこの映画の魅力がありそうです。  個人的には、映画が原作を越えられることはまれだと思っています。なぜなら活字で表現できる心理描写というものを映像で描いていくことには限界があると思われるからです。ですが、この映画は心理描写を登場人物たちの台詞や表情、仕草を通してかなり的確に表現できているのではないでしょうか。まるで小説を読んでいるかのような味わい。それがこの作品にはあります。  スティーブンスは2回ほど、プライベートと公務において同時に選択を迫られるシーンがあります。一度目は大事な会議の最中に、父親が亡くなるシーン。二度目はダーリントン卿とナチとの密会の最中に、ケイトンが結婚の報告をするシーン。  まさにスティーブンスがプロとしての資質、執事としての在り方を問われる本作でのハイライト。そしてスティーブンスの選択、行動、振る舞いに、僕はただただ深い満足感を覚え、充足感に満たされるのでした。[DVD(字幕)] 9点(2013-06-30 15:32:31)(良:2票) 《改行有》

3.  ビルとテッドの大冒険 《ネタバレ》  全然期待していなかったのに、こんなに面白いなんて!とても良い映画です。理屈ではなくもう感覚で楽しむタイプの映画。ですが以外とストーリーの大事なポイントは押さえていて、ストーリー重視の人にもきっと楽しめる内容です。  文学的価値の高い映画を観続けて疲れてしまったときにこの映画を見れば、きっと一服の清涼剤になるでしょう。  個人的にソクラテスを仲間に引き入れるところが一番笑いました。  ジャンヌダルクかわいい。  後味最高。  最後ちょっとだけ感動してしまったのは、僕だけでしょうか。[DVD(字幕)] 9点(2012-03-29 18:20:38)《改行有》

4.  評決 《ネタバレ》 病院や裁判所のようなところであっても不正がはびこることがあるということをこの映画で知り、検察や警察でも不正がはびこることをニュースで知り、清く正しく生きようと思いました。それにしてもあの判事はひどすぎる気がします。[DVD(字幕)] 9点(2011-07-08 11:27:33)(良:1票)

5.  ヒックとドラゴン 聖地への冒険 《ネタバレ》  映像の美しさが半端じゃない。特に『水』や『砂』の描写はその質感まで感じ取れるクオリティ。本物を超えちゃっているんじゃないでしょうか。映像だけでも一見の価値ある作品です。  今作は人間達がドラゴンから自立するお話。  ヒックたちバーク島の人間は、ドラゴンたちを保護し、悪い人間から守っていました。でも実はドラゴンたちに依存していたのは人間達のほうだったっていう真実。オープニングバトルでの母親の一言。『ちょっとあなたたちドラゴンに頼りすぎかもね。』まさにこれが今作のテーマ。すでに伏線は張られていたわけです。  ですので、前半や序盤はドラゴンたちと共に戦うシーンが多く、後半はヒックたちがドラゴンの力を借りずに自分達の力だけで戦う構図が出来ています。そして勝利を掴む。これこそがこの物語の帰結点。  いつもだったらクライマックスは巨大なボスドラゴンと、ヒックたちバイキングとドラゴンのど派手な戦いで幕を下ろすのですが、今作はなし。いつもとは違うラストバトル。それはそれで面白いのですが、やはりドラゴンが脇に追いやられてしまうとなんとなく物足りない感じはしちゃいますね。  切なくも美しい別れを描き、有終の美を飾る本作。  最後にそれぞれ家族を築いたヒックとトゥースの再会が描かれます。ファンとしては嬉しい限りですが、映画としては蛇足かもしれませんね。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2021-03-24 10:53:14)《改行有》

6.  ヒックとドラゴン2 《ネタバレ》  おお、ヒックがなんかかっこよくなっている。というのが最初の感想。すっかり主人公顔です。  ドラゴンブレードや飛行スーツなど、装備が充実しているのがまず楽しい。  ヒックの姿だけでも、前作からの月日の流れを感じさせるオープニングがとても良いです。  世界観はそのままに、前作とはまったく違うストーリー展開。  母親との再会。父との死別。悪い人間と悪いボスドラゴンに操られる善良なドラゴンたち。なんとトゥースまで操られてしまって・・・。前作とはまた全然違う、ドラマチックでありカタルシスも感じられる緩急の効いたストーリー展開。  ここでの評価が冴えなかったことも幸いしてか、あまり期待せずに観賞したぶん、その面白さに終始ひきこまれました。  わたしはこの『2』も前作に負けず劣らず大好きです。  心優しきボスドラゴンの死や、父との死別という前作にはない悲しいエピソード。  その一方で母親という偉大なドラゴンライダーと新しいドラゴンたちとの嬉しい出会い。更に今作ではトゥースもなにやら覚醒したかのようなクライマックスに少なからず興奮。  どうしても次作に期待をしてしまう、かっこいい終わり方が最高です。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-03-16 11:57:45)《改行有》

7.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》  最初が強盗2人組。次がエド・ハリス率いるマフィア3人組。ラストがマフィアのボスで実の兄であるリッキー達4人。こーゆー構成は結構漫画チックで、かつ王道。エンターテイメント作品としての定石を踏んでいます。でもその内容は全然別物。こんなに暴力的で、かつ美しいバイオレンスアクションは、未だかつて見たことがないかもっていうレベルです。  最初のかませ犬的扱いをされる強盗2人組だって、プロローグでの圧倒的な存在感は、雑魚キャラのそれではないわけです。この2人がメインになっていたっておかしくはない。その2人が瞬殺されたとき、この映画は普通ではないと気付きます。  でもこの作品で特筆すべき点は、バイオレンスよりアクションより、むしろそのドラマ性にあるのかもしれません。夫婦愛。親子の絆。『父は昔マフィアだったらしい。かなりひどい人間だったのかもしれない。』そのことを知った妻が、なんとなく察した息子が、父親とどう接するのか。この映画での解答は、『ただひたすらうろたえる。』これが相当にリアルです。そりゃあまりにも今までの父とその正体とのギャップがありすぎて、答えなんかすぐに出せるわけがないんです。  ラストで、無邪気な娘は父にお皿とフォークを。息子はとまどいながらも料理を父のほうへ差し出す。これが血のつながり。子供達にとっては『それでも父親だ』というメッセージ。では妻はどうか。最後の妻の表情だけでは、正直私にはよくわかりません。このまま夫婦を続けるのか。それとも・・。そうか。ここだけは、見ている私達の価値観で、『君が同じ立場だったらどうするか、自分で決めろ』っていうメッセージなのかもしれないです。ほんとかなぁ。  でも私はここまでいろいろ述べたのに、見ているときは全然違うことを考えていました。『こーゆー過去があるって憧れる。かっこいい。しびれる。』と、ずれたことを思いながら、一人興奮していたのでした。  息子のエピソードもかなり良かったですね。いじめられっこに見せかけて、抑えられないサラブレッドの血。やばいっす。[DVD(字幕)] 8点(2018-03-20 02:43:22)(良:3票) 《改行有》

8.  ビッグママ・ハウス 《ネタバレ》  コメディときどきサスペンスの良質エンタメムービー。エディ・マーフィーやマーティン・ローレンスのわかりやすくアップテンポなコメディが大好きです。今作は、前半から中盤にかけて特にコメディ色が強く、メインのストーリーがどうでもよくなります(笑)  とは言え、レスターが次第に近づいてきているのがわかると、クライムムービーの雰囲気も出てきます。子供に絵本を読んであげるシーンはドキドキ。演出がうまく、なかなかの緊張感。コメディにしとくにはもったいない盛り上がりを見せます。  そしてそこから、マーティン演じるマルコムがFBIってばれちゃうまでの流れは、どたばたの中にコメディと緊張感をうまく共存させ、これぞクライマックスにふさわしい展開を見せます。非常に良かったですね。脇役たちの反応もOK.  個人的に、『実はFBIでした』っていうのが好きなんですよ。格好いいじゃないですか。嘘をついてはいたんですが、捜査上仕方なくっていうのが良いんですよね。そんで最後は、わかっちゃいるけど、すきっと爽快ハッピーエンド。こうゆう映画を休みの日にのんびり見るのが至福の一時です。(安上がりな自分)  それに、冒頭の引き出しでお化けのおもちゃが飛び出るシーンや、レスターが夢に出てくるシーンなんか、ちょっとびっくりしちゃうんですよね。サスペンスやホラーだったらそれくらいで驚きゃーしないけどさ、のほほんコメディだと油断しているから意表をつかれます。そーゆープチドッキリをはじめとして、ハートフルで爽快なミニエピソードを、それこそメインのストーリーを邪魔しない程度に取り入れているのが楽しいです。非常にバランスの良い作品です。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-04-30 21:50:51)《改行有》

9.  ビバリーヒルズ・コップ 《ネタバレ》  エディ・マーフィー最高。マシンガントークもさることながら、笑いのとりかたとそのセンスが抜群に良い。尾行してきた警察に、ホテルのサービスを届けさせるところなんか、その最たるものでしょう。支離滅裂ではちゃめちゃなコメディより、大筋のストーリーがしっかりしていて、その中で笑わせてくれるコメディのほうが断然面白いです。[DVD(字幕)] 8点(2011-12-14 23:54:40)(良:2票)

10.  ヒッチコック 《ネタバレ》  そーいえばヒッチコックの映画って見たことない・・・  どーしてもモノクロ映画ってなかなか見る気が起きなくて・・・  そんな私が『サイコ』を見たくなってしまう、そんな映画です。  なんかこの映画見て、俄然興味が湧いてきちゃいました。  ライトな伝記ものとして、大変そつなく簡潔にまとめられています。『サイコ』の制作の裏側に限定したことで、90分という短さにまとめられたのも良かったのかもしれません。  当時の映倫は非常に厳しかったんだとか、配給会社のパラマウントとの確執だとか、当時としてはきっと珍しかったであろう猟奇サスペンスを撮るのは大変だったんですねぇ。  ( ゚д゚)ハッ!もしかして『サイコ』だけモノクロなのは、パラマウントが出資してくれなかったから?単なる資金不足?  それにしても、ヒッチコックは奥さんも映画製作に協力していたのですね。お互いの仕事のことがわかっているから、反発しながらも苦しいことも嬉しいことも分かち合えている様子がなんか良かったです。私も妻と同じ職場なので、なんだかすごく共感しちゃいました。  ・・・だからこそ、奥さんがウィットに惹かれていくようなエピソードって必要だったのか、これこそ蛇足じゃないかと思う次第です。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-07-12 14:53:36)《改行有》

11.  ビザンチウム 《ネタバレ》  最初は退屈そうだなぁ・・・って思っていたのですが、美少女がいきなり血を吸ったり、追っかけてきた男の首をチョンパしちゃったり、突然のグロ展開。全く予備知識なしで見たものですから、唖然としちゃいました。  こいつは面白くなりそうだと思ったのですが、こっからまたのんびりダラダラ・・・。  良く言えば丁寧、悪く言えば退屈。  いや、最近のテンポの速い映画に慣れすぎている自分がいけないんだろーな。・・・とはいえ、なかなか話が進まないものですから・・・。  こんなこと言うのはあれなんですけど、200年も生きてきて、まだ大学に通いますか?危険を冒してまで?あの母親がなぜそれを許すの?う~ん。  ちなみにクララのキャラクターは、エレノアと同じくらい良かったと思います。最初は毒親かと思ったのですが、エレノアに対する母の愛は本物だったのがぐっときました。特に終盤ですね。エレノアも、反発しつつも、やはりクララのことを母親として愛しているのが伝わってきて、そーゆードラマが描けているのが殊の外良かったです。  こーゆー映画って、最後はみんな滅んじゃうんだろーな。少なくとも母娘は滅んじゃうんだろーな。なーんて、固定観念があったのですが、真逆の結末。考えうる限り、エレノアとクララにとって最高の結末だったのではないでしょうか。  エレベーターに墜落死しちゃった親切な男性。エレノアのことを本気で心配してくれた大学の先生たち。みんな良い人たちだったのに、死んじゃって、殺されちゃって可哀そう。そこはなんとかならなかったのかな。  ちなみに、誰も触れていませんが、エレノアがヴァンパイアなのに吸血鬼の映画をTⅤで見ていたのが、超シュールで私にはたまらなく面白かった。[DVD(字幕)] 7点(2023-06-05 02:09:25)《改行有》

12.  美女と野獣(2017) 《ネタバレ》  ミュージカルは苦手。ふだんまず手にとりません。  ですが『美女と野獣』はアニメ版を何回か見ていて、その楽曲に好きなものが多いので見ちゃいました。もうひとつの理由は当然エマ・ワトソンです。  まずアニメ版の曲はすべて使われています。それに加え、本作のために新曲が3曲も追加。そのうち2曲は流れる時間こそ短いものの、3曲とも良い曲でした。  そしてストーリー。実写版用に多少アレンジ、追加、変更はあれど、ほぼ原作通り。おとぎ話なのでそれでOK。アニメでしか表現できない世界があるのと同じように、実写でしか出せない味わいというものが確かにあります。  それがクライマックス。野獣がガストンの銃弾で息を引き取るシーン。そしてタイムリミットを迎え、屋敷の人たちが骨董品になってしまうシーン。アニメ版では感じなかった悲しさと切なさでなんと目頭が熱くなってしまいましたとさ・・・!  当然その悲しさの反動は、そこからのハッピーエンドの幸福感をより大きなものにしてくれるのです。  ちなみにルミエール、コグスワース、ポット夫人などはアニメ版のほうがかわいいです。  とはいえ、アニメ版のデザインそのものを起用しちゃえば、実写版の雰囲気を壊しかねません。そう考えるとこれはこれで正解なのかな?  そしてなんといってもこの映画最大の立役者はエマ・ワトソン、この人でしょう。その美しさ。その歌声。あまりの美声にてっきりプロが歌っているものと思っていました。歌っているのはエマ・ワトソンその人じゃないですか。わずか3カ月のトレーニングでここまで歌えるようになるなんてただ者じゃありません。まさにすべてを兼ね備えたスーパー女優です。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-22 21:19:39)(良:1票) 《改行有》

13.  ヒックとドラゴン 《ネタバレ》  何者でもなかった自分が、何かをきっかけに特別な存在へと進化していく。こーゆー話大好きです。  アニメとしての映像美はもう素晴らしいの一言。特にトゥース(ナイト・フューリー)に乗って大空を翔ける疾走感、浮遊感は最高の映像体験。  また、ストーリーはわかりやすく面白く、テンポは速く、キャラクターも個性的。人間だけでなくドラゴンにも個性をしっかり持たせたのが良かったのかもしれません。  敵対関係にある者同士が、少しずつ歩み寄り友情を育んでいくってのは、いつの時代でも良いもんです。映画、物語には不変の良さが確かに存在するようです。  その姿を見たものは誰もいない。出会ったら逃げるしかない。伝説のドラゴン、ナイト・フューリー。それを最初に仕留めたのは、まさかの村の最弱キャラ。最強と最弱が心を通わせ、唯一無二のパートナーになっていく。そして最弱キャラは敵も味方もすべてを救う伝説の人物へと成長していく。なんとワクワクするストーリーなんでしょう。そう、王道です。ストーリーはまさに王道なのです。ですがこの作品が大ヒットしたってことは、今も昔も王道に勝るものは無いってことでしょう。  『仲間達が手の平を返したようにあっという間にヒックを慕う』『ヒック以外の人間が簡単にドラゴンに乗れてしまう。』『父親の二転三転する態度の無理矢理感』細かい点を挙げれば気になる点は多々あるのですが、細かいところを気にさせない爽快なエンターテイメントストーリー。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2021-01-31 22:26:21)(良:1票) 《改行有》

14.  ヒットマン(2007) 《ネタバレ》  サスペンスアクション。それはそうなんでしょうが、個人的にはこれはダークヒーローもの。なぜかというと、ティモシー・オリファント演じるエージェント47が、他の追随を許さないほど圧倒的な強さを見せるからです。これがヒーローものでなくて何なのか。こーゆーノリの映画は大好きです。  47が強すぎるので、緊張感やスリルを感じることはあまりないでしょう。この映画にあるのは爽快感です。この映画には絶対無敵のヒーローだけが醸し出す爽快なノリが、確かに存在するのです。  ですので、ストーリーはシンプルでも構いません。いや、むしろシンプルなほうが良いかもしれません。実際、『ベニコフ大統領暗殺の真相を知っているニカと47』を、殺しちゃおうとする黒幕との攻防戦なわけです。面白いのはその戦いに何故か47が所属する暗殺組織がからんでくるところです。47が本気で大統領暗殺に失敗したと思っているのか。それともニカと47を始末するために、黒幕が組織に依頼したのか。その辺は劇中で明らかにされませんので、よくわかりません。大事なのは同じ組織の暗殺のプロ集団との戦いがあるという事実。これも見所の一つ。これがなかなかのスピード感で面白い。  この作品は時間も適度。大作にしすぎず、気軽に楽しめるエンターテイメントに徹しているところが良いですね。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-09-24 11:56:39)(良:1票) 《改行有》

15.  100年後... 《ネタバレ》  しっとり系。でもホラーの雰囲気は抜群。恋とホラーは雰囲気作りが命。前半から中盤にかけての雰囲気作りはB級作品とは思えない凝りよう。廃墟系の建物が多いのがまた良いですね。  『正体不明系ホラー』はその正体がわかると途端に恐怖が半減してしまうものも少なくありません。ですがこの作品は子供ゾンビが出た後も、一定レベル以上の恐怖クオリティーを保っています。恐怖演出が上手なのかもしれませんね。  『血縁関係には手を出さない。』『でも興奮すると手がつけられない』このあいまいなルールが非常に良い。こちらの振る舞い方次第で助かるかもしれない。でも絶対に安全と言うわけではない。だから気が休まらない。だから助かったときの開放感が大きい。これ大事。恐怖は希望と背中合わせになっているからこそ、より一層輝きを増すのです。  地主を徹底的にクソ野郎に描いているのも重要。最後の犠牲者なわけですが、変なカタルシスまで得られる始末。復讐とは無関係な人、気の良い若者達などかわいそうな犠牲者たちがいるため、ハッピーエンドとは言い難い。子供ゾンビの肩をもつわけにもいかない。でも母娘が助かるので、見終わったあとの満足感は高いです。  B級ホラーにありがちな、『夜のシーンがみづらい』っていうのは、この作品も例外ではありません。いや、この作品は特に見えづらい。とゆーかもう真っ暗でほとんど何も見えない。そんなシーンが結構いっぱいあります。そこだけ減点。[DVD(字幕)] 7点(2019-05-05 01:40:36)《改行有》

16.  ヒルズ・ハブ・アイズ2 《ネタバレ》  前作ほどではないにしろ、今作もドキドキを堪能できる良作ホラー。正直、ホラーとして楽しめるかどうか不安でしたが、十分すぎるほどのクオリティ。前作と違って『武装した兵士』では戦力がある分、怖さが半減すると思ったのですが、『頼りないひよっこ新兵』という絶妙なバランス。更には『岩陰』と『洞穴』がいたるところにあるため、いつ何が飛び出してくるかわからない恐怖。前作が得体の知れないものへの恐怖心を喚起させるものとしたら、こちらは『お化け屋敷的びっくり箱』といったところ。  兵士達にとっては迷路でも、クリーチャー達にとっては『庭』。地の利が圧倒的に不利な状況が怖さを引き立てます。  いつの間にか消えるロープやライフル。精神的な追い詰め方、プレッシャーのかけ方が良い感じですね。  知らん俳優さんばかりで、『誰が生き残るのか』『それとも全滅パターンか』それさえも読めないから面白い。  こーゆータイプのホラーでは、犠牲者達のアホな行動にイライラさせられることもしばしば。特に『単独行動』は愚の骨頂なんですが、この作品ではその辺結構うまくて、自然に部隊が分断するような流れを構築。『本部への連絡係を2人残す』『ケガした隊員を引き返させる』など自然に危険なシチュエーションを作り出しています。  一番頼り無さそうだった人が一番活躍。女の子に1人すごくかわいい娘がいる。などなど、そーゆーところも自分好みでした。  [DVD(字幕)] 7点(2019-04-13 04:19:57)《改行有》

17.  ピッチブラック 《ネタバレ》  SFチックでホラーテイストでアーティスティックな作品。それでいて、古さと懐かしさも感じる味わいがあります。  リディックのような典型的なダークヒーローが好きなので、彼を見ているだけでも楽しい。  手堅く地味な作りなので、期待していたほどにはリディックは暴れません。超人的でもありません。物足りなさを感じますが、シリーズものの1作目ということなので、これくらいのほうが次回作への期待は高まります。  ストーリーがかの有名な『エイリアン』に似ているため、あちらのファンの方にこきおろされちゃうのは仕方がないと思いますが、個人的にはこの小粒感がなんとも言えずB級ぽくてクセになります。  それに、一人一人の説明を極力端折っているにも関わらず、これだけ脇役一人とっても個性がはっきりしているのは素晴らしい。行動やファッション、セリフだけで個性を確立させているわけですから、人物描写が上手なのかもしれません。  そして昼間の惑星と宇宙の、これぞSFとうなされる映像センス。このヴィジュアルはたまらないですね。  ストーリーとルール設定上仕方が無いこととはいえ、日蝕が始まってからはもう真っ暗で、緊迫感やホラーテイストの要素は強くなりますが、それでも面白さ2割減といったところでしょうか。  ふりかえってみれば、オープニングから惑星不時着までがこの作品のクライマックスであり、惑星についてからはよくあるモンスターSFになっちゃってますね。でもまるでゲームに出てきそうなこの世界観だけでも十分に楽しめる良作でしょう。  リディックがラスト直前に、本気で一人だけ逃げようとしていたのはちょっと残念でしたね。それじゃあ凶悪犯というよりただのせこい奴じゃないですか。あそこでキャラがぶれてしまって、大きく減点。それ以外はかなり良いと思います。[DVD(字幕)] 7点(2015-12-30 13:44:47)(良:1票) 《改行有》

18.  ピクチャー・パーフェクト/彼女が彼に決めた理由(わけ) 《ネタバレ》  ラブコメのお手本のような作品で、楽しいですね!  私にとってラブコメは、『テンポが良い。』『キャラに応援したくなる魅力がある。』『まじめなストーリーの中に、笑いがちりばめてある。』の3つを押さえてくれることが大事です。本作は軽快なテンポで、憎めない主人公ケイト(ジェニファー・アニストン)が応援したくなっちゃうキャラなのが良い感じです。そして、母親とのやりとり、ニック(ジェイ・モーア)とのやりとり、女性上司とのやりとりの中には、つい頬が緩んでしまうような微笑ましい光景がちょいちょい出てきます。  とゆーわけで、ラブコメとしては合格点だと思います。  ただ、下ネタがちょっと受け付けない内容だったのがマイナス。それから、サム(ケヴィン・ベーコン)がニックの恋敵としては、後半物足りなかったのがちょっと残念。『ただ人のものを欲しがるだけのサム』が、本当にケイトを好きになるストーリーであれば、ケイトがニックを選ぶラストがもうちょっと輝いて見えたかもしれません。  それから、『シンデレラの時計』や、序盤の『ひとめぼれしているニック』など、上手い演出があるのですが、さりげなさすぎてわかりにくくなっちゃっているのが難点。この辺りに注意して見ると、本作はより面白さが増すと思います。軽そうに見えて、じつはもの凄く丁寧で計算された脚本と演出だと思います。  女性向きだとは思いますが、男性でも十分楽しめる良作です。[DVD(字幕)] 7点(2014-05-10 10:46:48)《改行有》

19.  ビッグ 《ネタバレ》  アイデア以上に、作品全体のかもし出す雰囲気に心癒される映画です。  笑いのセンスもすばらしいの一言。  「あの女はタダ乗りさせてくれる。足でしめつけられて昇天させられるぞ。」  と同僚が言うと、「じゃあ近づかないようにしよう。」と答えるジョッシュ。このネタはこの映画だからこそ使える限定ネタ!作品の持ち味を十二分に生かしたテイストが最高です。(パーティーではしれっと近づかないようにしている小技もナイス!)  かと言って、笑いを前面に押し出しすぎていないところも良いと思います。  普通にドラマとしても面白い。ですし、やはり結末や展開が気になる映画ってそれだけで素晴らしいものだと思います。  個人的な感想では、おもちゃをヒットさせるシーンをもっと見てみたかったというのが本音です。すこしロマンス部分のウェイトが大きすぎたのが残念ではありましたが、それを差し引いても楽しい楽しい映画だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2012-11-18 01:20:33)《改行有》

20.  ピラニア リターンズ 《ネタバレ》  前作のほうが良かったようには思いますが、これはこれで嫌いじゃありません。  まあ映画というよりは、作成者たちの悪趣味の詰め合わせのような作品ではありますが。  モテ男のアソコがピラニアに食いちぎられるのもそう。  うるさい子供が最後に悲惨な末路を辿るのもそう。  最後に子供が頭食べられちゃって、容赦なくその変わり果てた姿をさらしたときに、その子供に向かってみんなが携帯を向けているのが今の時代を象徴しているようで寒気がしました。  もしかすると、バカ映画なふりをして、何かの警鐘を鳴らしているつもりなのか。  もしくは、ただ個人的に嫌いな人種を映画という媒体でめちゃくちゃにしてやりたかっただけなのか。  でもこーゆーバカまっしぐらの映画が結構好きです。悪趣味上等。人間体に良いもんばっかり食べていると、時には体に悪いものも食べたくなります。これはそーゆー映画。必要悪みたいなもんです。  でもまあやっぱりホラー色やパニック要素を強めにしてもらってもう少しスリルを味わいたかったのが本音。  主人公と女友達が桟橋で襲われるシーンがありましたが、あーゆー真っ当なサスペンス路線が特に後半もっとあれば評価はずっと高くなったかもしれません。  前半から中盤にかけて真面目にホラーをやって、後半からラストにかけてギャグテイストが強くなっていますが、逆のほうが良かったんじゃないでしょうかね。[DVD(字幕)] 6点(2021-08-18 03:43:58)《改行有》

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