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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. フレンチ・キス 私にとってはケビン・クラインは怪優の印象が強いので、本作ではちょっと「こつぶ」だった感じでちょっと不満。ま、映画のテイストに合わせたんでしょうけど。あんがい器用な人なんですね。・・ところで本作の監督ってローレンス・カスダンだったんですね。あの人の作る作品て、一貫性がないというか、何かしまりのない作品が多いですね。もう一つ、何を言いたいんだかわからない。これも何だかそんな感じはあります。ま、楽しいからいいんですけどね。7点(2003-09-30 02:06:09) 22. ファイト・クラブ 【ぽちょむきん】さん、「精神的にR指定だよね」という表現、うまいッ! まさにそういう感じです。 ただひたすら、すごい、すごすぎる、と思いましたが、若い人が無防備にこれを見ることには弊害もあるのではないか、と、私はそれがコワカッタです。 そういう心がまえで観たほうがいいのでは、と思うけど、余計なおせっかいかな。 多くの人がそれを強調していますが、確かに単なる暴力映画というわけではないので、暴力もの苦手、という人こそ観てみたらよいのではないかと思います。7点(2003-09-22 13:21:16)《改行有》 23. ブロードキャスト・ニュース ストーリーはかなり面白いです。TVの世界を映画で描く“皮肉”も刺激的。でも、今の時代感覚で見ると、仕事はできるけど情緒不安定でよく泣く主人公に、ヘキエキ。似たキャラでも、最近はたとえばTVの「アリー・・」のように、女も気分屋だけど男もね、というふうに、女ばかり一方的に「こまったちゃん」扱いする表現はなくなってきていると思います。私の持論ですが、どんなにいい映画であっても、90年頃を境に、私たちの価値観やライフスタイルが変わってきていますから、80年代以前の作品には、どこか違和感を感じてしまうことが多いと思います。古い年代に制作された映画のほうが賞賛を集めることが多いのは、単にそれを目にした人が多い、つまり分母が多いから、それを気に入った人も、相対的に多いだけだと思うんです。本作も、かつては高評価だったかもしれませんが、まあふつうに面白い、といった作品でした。そろそろ賞味期限切れ気味か。 7点(2003-06-14 13:23:02) 24. フラッド モーガン・フリーマンはかなりこの悪役を気に入って出演したらしいんですが、途中でキャラを変えられちゃったらしいですね。ご当人もそれは残念だったらしいし、元のままだったほうが、私達観客にとってももっとイイ映画になったでしょう。ザンネンです。でもそこに目をつぶれば、けっこう面白かったと思うんですけど。 <追記:皆様のレビューを読んでいて気づいたことが。スレーターが期待はずれでガッカリ、という方もがいらっしゃるのでは? 彼の出演作は、「告発」以前、それ以後でずいぶん違うように思われます。一言で言えば前半のほうが多彩で多芸。ところが後半、つまり最近はパッとしません。暴力事件などの報道もされていますよね。私は「マンハッタン花物語」で思いきりがっかりし、スレーター低迷!を強く感じていました。だから、何も期待せずに本作を見て、むしろかつてのスレーターの雰囲気がやや戻ったな、くらいに感じました。ところが、前半期のスレーターのカッコよさやキレのよさがバッチリ記憶に焼きついている皆様には、まったく満足できないレベルだったのではないでしょうか? これから見る方は、はっきり言ってかつての彼の輝きはかなり薄れた、ということを覚悟の上でご覧になったほうがよろしいかと・・。> 7点(2003-04-05 18:45:09)(良:1票) 25. ファミリー・ツリー ジョージ・クルーニー扮する父親はすっかりショボイおやじになり果てていて、そこはやっぱりさすが役者だなあと思うのですが、どうもストーリーに無理が感じられて、イマイチでした。ハワイを舞台にした映画ってあまり覚えがなく新鮮だったので、そこは楽しめましたが、ハワイ独特の明るい旋律がこれでもかとばかり流れるのは、深刻なストーリーとのミスマッチもあって、やりすぎな感じ。もっとも、演出も深刻さを避けるタッチなのですが、そのために、どんなメッセージを観客に伝えたいのかが、不明瞭。この監督の作品では、「サイドウェイ」や「アバウト・シュミット」などのほうが、そこはかとなく言いたいことが伝わってくるから、好みです。キャストのうちでは、長女とそのボーイフレンドが面白かったかな。二人のキャラと演技に限って言えば、8点献上します。[試写会(字幕)] 6点(2012-04-11 10:51:04) 26. ブロークバック・マウンテン 何度も見ました。キャスティングいいと思う。ゲイの生きづらさもふつう以上によく描けているし、通俗的表現、情緒におぼれない描き方も秀逸だと思う。だけど何かが物足りない。「愛」のやりきれなさを描いているし、そこが評価されている本作に対して「そここそが物足りない」と言ったら不遜かと思うけど、実感はそこ。いい表情、ショットはたくさんあるけどリー監督が初期に作った「ウェディング・バンケット」などほかの作品のような切実さが私には迫ってこない。なぜなんだろう。これまでの作品から彼はてっきり真性のゲイなんだと思っていたらお子さん2人いるんですってね。私はヘテロセクシャルだからそこを批判するのはフェアじゃない気もしちゃうんだけど、彼に子どもがいると知ったら、本作はバイセクシャルの言い訳のような気がしてならないんですよね。改めて、私って純愛至上主義なのかもなあ、と思い知った次第。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-14 22:33:44) 27. プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 テンポがいい、キャスティングがいい、飽きさせないというのはごリッパ。メリルの演技力の幅広さにも感服。異なる価値観や生き方の板ばさみになって葛藤する女の子の成長物語としてもいいし、あと味もさわやか。だけどねえ。現実にあんな上司や同僚と仕事することになったら、確実に心身がおかしくなって、数ヵ月どころか、1ヵ月ともつはずありません。もちろん、いわゆるギョーカイというところが、生き馬の目を射抜くような場所である、ということをデフォルメしているだけと受け取ればいいんでしょうけど、「はーあ、何もそんな思いまでして、シゴキに耐えていくことないじゃん」と思ったり、かと思えば、「ありゃりゃ、出張先でばっくれちゃったり、会社の備品?をポイしちゃったりって、アンタ、ジャーナリストになりたい云々以前に、大人のすることじゃないでしょうよ」と呆れちゃいました。なのに、憧れの会社に就職するにあたって、あのオニ編集長の推薦がもらえたですって!? ふーん、ホンモノのギョーカイがそんなに甘くできてるわけないじゃんか!! ま、オシャレな雰囲気は休日の気分転換にはもってこいだったですけどね。[映画館(字幕)] 6点(2006-12-13 21:19:18) 28. ファミリー・ゲーム/双子の天使 《ネタバレ》 復縁なんてぜーったいにありえない元・夫婦もいるわけだから、それを思うと手放しで賞賛するのはちょっと・・と思ってしまいますが、子どもの心は本当によく描けていると思いました。若い独身の内にこそ見ておくのがいいかもしれませんね。6点(2004-07-11 21:59:49) 29. ブルース・オールマイティ うーん、微妙ですねえ。テガタク笑わせてくれるし、カワイイし、ホロッともくるんだけど、ジム・キャリーってばこんなに小さくまとまってきてしまっていいの?とも思います。キリスト教ネタが多すぎて、コンサバ層にコビをうってんじゃないの?とちょっと疑惑が・・。はじけすぎのジムに、わーウルサイ、いい加減にしろ、と思ってたこともあるのに、観客ってワガママですね!(あ、私が特に、かしら?・・失礼しました!)6点(2004-06-06 10:58:46) 30. ブロンクス物語/愛につつまれた街 デ・ニーロ監督作品という先入観がじゃまして、期待しすぎてしまったかもしれない。見た当時、ごくオーソドックスで、予定調和的な作品に、少しがっかりしたことを覚えている。再見するとすれば今度は1作品として冷静に見られるだろうと思うけれど・・。6点(2004-03-22 10:23:27) 31. プリティ・ウーマン 飛行機の中で字幕なしで見ました。細かい点はよくわからなかったからかな、私はギア、ロバーツ、2人とも苦手なんですが、画面から漂う雰囲気には好感を持ちました。その後、TVで部分的に見直しただけなんで、もし細部まで全部セリフを知って見た場合、感想がかわってしまうかもしれない。プロットがプロットであるだけに(基本的に売買春を肯定する気はもちろんないんで)そこは微妙なんですが、但しこのヒットはものすごく納得ものでした。どなたかがどこかのレビューで書いておられたけど、「徹底してるかどうか」は私の中でも、大きな採点基準。「描きたい世界」にブレがないかどうかということは、とても大事なことだと思います。その意味であまりケチをつけにくい映画だと思っていたんですけど、まあやはり映画の好き嫌いは人それぞれですねえ。(といっても、これはほっといても多くの人が見る作品でしょ、と思うから、7点以上をつける気にはならないですが。) 6点(2003-12-15 12:55:35) 32. プリティ・ブライド ずいぶん前のレビューですが、【ちっちゃいこ】さんのご意見が妥当かな。「中途半端な感じ。もっとおきらくストーリに徹するか、内面をほじくったストーリにするかすればよかったのかな」という、ね。私は主役2人が苦手ですが、カップルとしてのバランスはやっぱりいいと思うから、もっとテンポよくタンタンタ~ンと(ちょうどエンドタイトルロールのようにね)、「バカっぽく」「かわいく」もっていってくれたら、あんがいオオバケしたかも。「結婚」に関するウジウジモヤモヤ、というプロットは、やりようによっちゃもっと面白くなったでしょうに、惜しかった・・。それにしても、「プリティ」なんて、あたかもシリーズであるかのような邦題をつけずに、内容をそのまま表した「ランナウェイ・ブライド」だったら、ここまで酷評されないでしょ、と思うと、本作のファンの人には本当に気の毒だなあ、またまたの配給会社のバカさかげんは、罪つくりだなあ・・と思いますなあ。 6点(2003-12-12 18:00:07) 33. フロム・ダスク・ティル・ドーン 考えてみたら「夕闇から夜明けまで」って、イミシンなタイトルだったんですねー。このサイトの高得点だけ見てレビューは読まずにビデオを借りたので、かーなりぶっとびました。グロイのが苦手な人だったら、怒っていたかも!? それにしても、ジョージ・クルーニーってあれだけのイケメンなのに選ぶ作品が面白すぎ。タランティーノの頭の中も覗いてみたいもんだが、ジョージもなかなかクセモノですね。6点(2003-10-13 11:05:35) 34. ブルースチール(1990) コワイ、という点ではかなりの一級品。 女性が主人公のハードボイルドとして、男性が見たときにチャチくないだろう、という点も、かなりなもの。 余計な修飾のない、恐怖という一点に集中していく緊張感も、なかなか。 だけど、女性心理をてだまにとられている感じがして、決してあとあじのいい映画ではなかった。 女性監督作品には思えないけどなあ・・と思っていたら、この人ってかつてジェームズ・キャメロン夫人だった人なんですねえ・・知らんかった・・。それでこの作風だったのか・・わかったようなわからないような・・(^_^;)。 ストーリーを聞いて、見たくないという人には「そうしたほうがいいかも」と言うでしょう。でも逆に、「見たい」という人には、とめません。 それは、ひとえに、ジェイミー・リー・カーチスという女優がステキだから。そこに、2点おまけ。 彼女の作品でなかったら、4点くらいです。6点(2003-06-13 18:17:48)《改行有》 35. フライトプラン まあほかの多くのレビュワーさんたちの意見と共通してると思いますが、え~!?この映画は何が言いたいの?と不思議。登場人物の設定や描き方は主張ありげだから、ストーリーより、観客はこの作品全体から何を読み取ればいいの?という方向へ関心が行ってしまう。なのに、あのオチですからねえ、消化不良です。脚本もキャスティングもずさんだし、ジョディーが金切り声を挙げているばかりで、サスペンスにも集中できないし。すべて中途半端。せめて、たくらんだ側の俳優にもっと魅力があれば娯楽作品として何とかなかったかも!?でも、ハリウッドのこういう巨大映画って、もうええかげんにせえ、と思ってしまいます。公開前には、ちょっと期待してたんですが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-19 11:12:30) 36. ファニー・レディ 「ファニー・ガール」の続編ですが、いまいち。よかった最初の作品にまでケチがついてしまった感じがします。作らなければよかったのにね。5点(2004-04-07 08:10:00) 37. 15ミニッツ 何にも印象に残らず、観たことすら忘れてしまっていた作品。2回目に見たら、題材やキャスティングを考えると、もっといい映画になり得たのでは?と思った。[ビデオ(字幕)] 5点(2004-02-07 17:43:33) 38. フォエバー・フレンズ うーん・・。どうしてここまで予定調和的で、お涙頂戴にしなきゃいけないのかしら・・。原題はまあいいなと思うのと、私も【あろえりーな】さんの言っていた、階段を2人で上がるシーンはいい描き方だなあと少しグッときたので、この2つに5点です。[映画館(字幕)] 5点(2003-12-17 13:16:51) 39. ブルワース アラはかなりあっても面白いとこある、という作品には6点、と思っているんですが、そこには届かなかった。残念ながら、の5点です。[映画館(字幕)] 5点(2003-12-10 01:24:54) 40. ブリジット・ジョーンズの日記 原題のDiaryは、日々という意味では? この邦題、興行的には成功したのかもしれないけれど、ニュアンスを正しく伝えてない、という意味で、どうなのかな~と思う。[映画館(字幕)] 5点(2003-11-03 15:18:59)
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