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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. フェイク 心の中でじわりと泣ける傑作。ジョニー・デップ、アル・パチーノ両人とも絶品の演技を見せる。特にアル・パチーノのラストの切なさは彼しかありえないほどの名演。「ドニー、お前だから許せる」って最後のセリフが深く心に突き刺さる。10点(2003-05-28 02:01:44) 2. BROTHER 今までの北野映画における暴力性と叙情的な感性をバランスよく兼ね備えた傑作。更にセンスを増した映像美と監督の「間」に美しい音楽が流れ込む。完成度の高さは北野映画の中でも随一だと思う。残念だったのは、劇場に今作を観に行った時、ラストのオマー・エプスが「F*CK」を連呼するシーンで観客の数人がその意図を理解せずに笑っていたこと。あまりの感性の低さに同じ日本人として恥ずかしく、腹が立った。9点(2003-06-05 15:09:28) 3. ファイト・クラブ こういう確信犯的なストーリー展開はとても好きで面白かった。ブラッド・ピットはこういう変な役が似合うと思う。エドワード・ノートンの個性も大爆発であらゆる面で楽しめる映画だ。もう1度見たい。9点(2003-05-29 13:32:59) 4. ブラック・レイン 久しぶりに観てこの映画の面白さを再発見することができた。衛星放送で流れていたので何気なく観始めたら強烈に引き込まれてしまった。どうやらずうっと前の初見時にはこの映画の素晴らしさをいまひとつ把握できていなかったらしい。まず日本の舞台に大阪を選んだことが見事だ。あの乱雑で多国籍感を漂わせつつ、一目で日本だと分からせる場所は大阪をおいて他にないだろう。そしてそこで繰り広げられる男たちの戦いとドラマを生み出す役者陣が揃いも揃って渋い。日米それぞれの役者が実に深みのある男臭さを演じ出している。特に松田優作は文字通り命を賭して日本の俳優魂を見せつけてくれている。9点(2003-05-29 01:25:49)(良:1票) 5. フェイス/オフ 映画史上最も美しい銃撃戦を見せるアクション映画の大傑作。ストーリーもアクションシーンも申し分ない迫力。見事。9点(2003-05-28 13:11:55) 6. フォレスト・ガンプ/一期一会 やはり面白い。感動はそれほどあったもんじゃないけど、ストーリーの魅力がずば抜けていると思う。この奇想天外な話に抜群にフィットした演出と演技がこの映画の完成度を高いものにしていると思う。9点(2003-05-26 18:25:37) 7. ブロウ 栄光と混乱の中を成り上がり生き抜いた男の儚く、切ないラストが痛く染み渡る。ジョニー・デップの新たな傑作だと思う。9点(2003-05-25 01:39:05) 8. ふしぎの国のアリス(1951) 幼少時に何度も観た映画。子供の頃には少し「怖い」と感じるくらいこの映画はアダルトな空気に満ちている。有名なキャロルの小説をとても秀逸なアニメに昇華させている。子供の頃にはなんとなく楽しんで見ていたシーンも今観るとかなりシュールで味わい深い面白さを感じる。8点(2003-06-30 15:44:16) 9. PLANET OF THE APES/猿の惑星 猿の造型も良く、アクションシーンの迫力も凄かったので非常に楽しめた。もちろんものすごく有名な映画のリメイクなわけだからそれほどの衝撃はないと思うけど、娯楽映画として純粋に面白かったと思う。ラストのオチも個人的には好きだった。8点(2003-06-06 22:19:45) 10. プリティ・リーグ 事実としての題材がユニークで良いだけに結構面白い映画に仕上がっていると思う。スポーツ映画としてはベストの作品だと思っている。8点(2003-06-03 12:03:16) 11. フロム・ヘル 想像以上に深みのある話で面白かった。あの時代のロンドンのくらーい異世界のような感じが映像的に美しく描かれていたし、ジョニー・デップのさすがの演技にも納得。なんといってもラストが予想外に切なくてよかった。8点(2003-05-24 21:51:33) 12. プライベート・ライアン 最初に見たときは、冒頭の上陸シーンのリアルな迫力という部分しか印象はなく、ストーリーにしてもなんてくだらない話だろうと思うにとどまった。しかし、再度見て、あの愚かな作戦こそが戦争の愚かさを象徴するものだと気付いて一転、深みを感じた。やっぱスピルバーグは偉大ですよ。8点(2003-05-24 17:42:18) 13. プレッジ 映画はサスペンスのように展開していくが、テーマは冷酷な運命に縛られた男の悲壮な行く末で観るものを釘付けにする秀作だった。「クロッシング・ガード」でも感じたが、ショーン・ペンはジャック・ニコルソンの味わい深さを内面的にも外面的にも引き出すのが相当巧い。それはやはり、ペンがジャック・ニコルソンのことを心底尊敬し敬愛しているからこその業だと思う。7点(2003-06-09 14:23:07) 14. プレデター シュワルツェネッガーアクションとSFアクションとモンスターアクションがほどよく混ざり合った佳作だと思う。見えない敵に対するシュワちゃんの奮闘ぶりが見せる。あのプレデターの中身はジャン=クロード・ヴァン・ダムだという話が……。7点(2003-06-03 11:44:42) 15. ブロークン・アロー 純粋なアクション映画として面白かった。「フェイス/オフ」ほどの完成度はないけど、アクション性や爽快感は極めて高く楽しめる。「フェイス~」の悪役時のトラヴォルタのイメージは明らかにこの映画からきている。7点(2003-06-02 20:20:19) 16. ブレーキ・ダウン なかなか上質のサスペンスアクションに仕上がっている。「激突!」を彷彿とさせる。普通に車を運転していることが怖くなる。7点(2003-05-28 12:46:43) 17. フレンチ・キス とにかくメグ・ライアンがカワイイ。ラブコメ女王魂大爆発って感じ。素直に楽しめる映画だった。7点(2003-05-27 15:17:15) 18. フランケンシュタイン(1994) 正直、とても怖かったけど、同時にとても切なく悲しい話だった。全体の殺伐感と焦燥感がこの話の雰囲気をよくあらわしている。7点(2003-05-26 19:27:30) 19. フォー・ルームス 小気味いい小話がつづられていて、楽しく見れた。ティム・ロスのおとぼけぶりが痛快だった。6点(2003-07-02 18:29:54) 20. プリティ・ウーマン 面白い映画だと思うけど安っぽい感じもする。この後に似たような雰囲気の映画が量産されていることがこの作品に対しての尊敬を集めることになっているが、安っぽさを植えつけられる結果にもなっていると思う。6点(2003-06-04 18:50:13)
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