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プロフィール |
コメント数 |
58 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. ブギーマン(2005)
確かに他のホラー映画に比べて恐いという類の作品ではないし、ストーリーだけ気にするならば、退屈なのかもしれない。しかし、この作品には、サム・ライミの撮り続けてきたホラー映画、その技術が集約されている。終始こだわり続けた斜めの構図は、緊張を生む古典的な技術であるし、映像が高速回転するのを見てしまえば、『死霊のはらわた2』の名シーンを思い出さずにはいられない。ワンカット、コマ落としで家屋を駆け回る遊び心にしても、カメラのピント合わせの遊びひとつとっても、ホラーを撮り続けてきた製作への自信にみなぎっている。そういった過去の技術を堪能した後、ラストは現代のゴーストハウスの得意とするCGでたたみかける。正直、特別面白い訳でもないけど、ここまでの評価の低さは…煮えくりかえるよ…はらわた。[DVD(字幕)] 6点(2007-03-16 17:36:52)(良:1票)
2. ブラッド・シンプル ザ・スリラー
コーエン兄弟のデビュー作ってコメディじゃなかったんやな。ってかセンス良い~やっぱり。結構しっかり作りこまれたストーリーと気の利いた演出はまさにコーエン節って感じやもんな。アスファルトを力無く擦るシャベルの不快な金属音も、時間が経つにつれて気持ち悪く腐敗していく魚も、したたり落ちる水滴のカットも、ラストの光と影の使い方も、細かい演出がいちいち怖い。キューブリックの『シャイニング』も勿論すごかったけど、この低予算ぶりと、リアリティーある演出の細かさだけで勝負してるこの作品ってすごいと思うわ。さすが。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-19 03:06:54)
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