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プロフィール |
コメント数 |
115 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
2014年12月に投稿を始めてから8年が過ぎました。
「映画評論家になれるのでは?!」と思える素晴らしい言葉を綴られる先輩レビュアーさん達に憧れつつも、私には、あのような文章を書けそうもありません。私の場合、少年時代に気に入り、DVDなどで観直しても好きであり続けている映画を中心に、まだピュアだった(?)少年時代の気持ちや、当時の状況を思い出しながら書きたいと思います。大人になってから観た映画も少しずつ追加しています。
レビューの文面は長くなりがちですが…最後まで私の拙文を読んで下さる皆様に感謝申し上げます。 |
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1. ブラックホール(1979)
《ネタバレ》 この映画は、ロードショー公開当時、映画館で見ました。映画が始まるまでの間、周りの席からは「ブラックホールというのはね…」と一緒に来ていた相手に対し科学的な説明をしている声が聞こえていたものです。さて、上映が始まり、ジョン・バリーによるテーマ曲は素晴らしく、期待が膨らみましたが…ふたを開けてみると「大人向けの科学映画という体裁で宣伝しながら、実は子供向けのアドベンチャーもの」でした。中学生だった私は割り切って楽しめましたが、上記の科学的な説明をしていた観客からは口々に不平不満の声があがったのは言うまでもありません…。
後で知りましたが、この作品は、ウォルト・ディズニー亡き後、どん底にあった当時のディズニープロダクションが、新機軸を見出そうと試行錯誤していた頃の作品だったようです。現在のディズニー映画では考えられませんが、このような「生みの苦しみ」で喘いでいた時期を乗り越えての現在の隆盛があるのだという意味で、ディズニー映画史上、一見の価値があるかな?…と思われます。[映画館(字幕)] 5点(2015-02-08 10:13:12)《改行有》
2. 故郷への長い道/スター・トレック4
《ネタバレ》 3作目のレビューにも明記しましたが、当時、2作目・3作目は、ファンには好評でも、それ以外の観客からは低い評価を受けていました。こうした【身内受け】的な面を打開すべく作られたのが当作品でした。狙いは的中し、ファン以外の観客からも幅広い支持を受けて大ヒットを記録しました。
さて、日本で、この映画に好意的になれるかは、テーマを【反・捕鯨】と捉えるか【自然保護がテーマであって、たまたま対象が鯨である】と捉えるかにかかっているのではないか…と思います。私は後者として映画館で観ました。そして、未来人であるキャラクター達が、現代のアメリカに来て、習慣の違いで笑わせるという【タイムスリップ】ものの要素をふんだんに盛り込み、役者さん達もとても楽しそうに演技していたのが印象的でした。また、もともとスタートレックは、TVシリーズの製作動機に「SFという設定で、現代社会の問題を提起する」という面があり、その意味で、この映画もスタートレックらしい、原点に立ち戻った作品と言えるのではないか…と思っています。
さて、採点ですが、ある種、【番外編】的な作品ではあるものの、ファンだけに留まらない、作品としての多様性を示唆してくれたことに敬意を表し、10点を献上させていただきます。[DVD(字幕)] 10点(2015-01-12 16:05:12)《改行有》
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